2014年釣行記(43)-SF・AJ

2014年 Ajing SaltLure 釣行記

潮回り:中潮 場所:MHRC-GNPK,UMB-FP 釣果:アジ x 1 同行者:単独

およそ一週間振りの更新となるが、実は9日の火曜日にも釣行はしていた。場所は横須賀のうみかぜ公園でこれまでも何度か調査したことはあるポイント。残念ながらアジの釣果は一度もなかったので、アジングのポイントとしては小生の頭からは消してしまっていた。
所が、この日は南風が5mと強く吹く予報だったので、南風に強い釣り場としてのうみかぜ公園を考え、アジが駄目でもタチウオなら可能性がある筈と狙いの比重をタチウオにおいて、敢えて行くことにした。勿論、タチウオの地合いを過ぎた夜になってからはアジをとの助平な魂胆を持っていた。
そして、結果はタチウオアジも出せず、肩を落としてスゴスゴと引き揚げたのだが、ボーズよりも更に面白くないことがあった。
面白くないことなので、こと細かく書く積りはないが・・・・。

思い出すだけでも腹が立って来るが、小生より後に入って来た地元の常連釣り師のまるで自分の釣り場であるがの如く思い違いしている様な振舞・・・・。同じ様なことは熱海の網代漁港でも経験し、以来網代に行くことはなくなったが、このうみかぜ公園も今後は行くことはないだろう。
小生が行かなくなればそれだけ地元以外から来る釣り師の数が減る訳で、そうすることは地元の常連釣り師の思う壺かも知れないが、楽しみを求めて行っても不愉快な思いを持ち帰ることになってしまうのは本末転倒だし・・・・。

と云う訳で、今回は夕間詰めにMHRC-GNPKタチウオを狙って夜になってから会場をUMB-FPに移してアジングに切り替える予定で15:00過ぎに自宅を出発。
第一会場のMHRC-GNPKには17:00頃到着。

タチウオ用の大きくて重いクーラーを肩に岸壁に来てみると、タチウオが出ている情報があるせいか平日にも拘らずほゞ等間隔でアングラーが入っている。少しでも空いている場所はないかと岸壁沿いを歩き、二つ目の駐禁の看板の少し手前に何とか割り込ませて貰ってサーベル・フィッシング(SF)を開始。

SFは今回で2度目で、ロッドはこの所出番がなかったエギング・ロッドを流用した。
しかし、アオリイカを追い掛けている頃には、平気で振っていたエギング・ロッドがズシリと重たく感じられて仕方がない。これまでアジング用の極めて軽いロッドばかりを振っていたので、殊更に重たく感じるのだろうと思うが、歳のせいかも?

時間的にはタチウオの活性が上がる夕暮れ時なので、期待を胸にキャスティングを続けたが、この日は群れの寄りが悪かったのか1度もアタリがなく、目撃出来たのは岸壁全体で1本だけ。
18:30頃には、タチウオを諦めて第二会場のUMB-FPに移動することにした。

UMB-FPでは連休前の金曜日の夜と云うこともあってか、沢山の電気浮子の赤や緑の光が等間隔に波間にユラユラと揺れていて、果たして入れる場所はあるのか・・・・
岸壁を進み、第一街灯まで来て何とか少し空いている場所を見付け、先行者に断わって釣り座としたが、この先行者はどうぞ!良いですヨ!と云いながら釣り座をずらして間隔を少し拡げてくれた。うみかぜ公園の常連とは正反対の何とも気持ちの良い対応

この先行者は、夕間詰めにタチウオを1本だが釣り上げた由で、アタリがなくなったのでアジに切り替えた所だとのこと。

早速、軽いTenryu改Pinky0.2号1gのJHでキャスティングを開始した。
早くもその第一投目でクンとしたアタリがあり、運よく合わせも決まったのだが、これは抜き揚げる際にポチャンと海に帰って行ってしまった。
良し、行ける!と思ったがその後はアタリがない。

棚を替え、ルアーのアクションを替えして、何とかアジの関心を引こうとあれこれしている内に、小生の左側に移動した先行者が、ポツリポツリとアジを拾い始めた。
見ていると、仕掛けを投入してからアタリがあるまでジーッと待っており、赤いLEDの光が海中に引き込まれて行ってから一呼吸置いて合わせると、アジが掛かって来ていると云った具合。仕掛けはウキフカセ。アタリがあるポイントも岸壁から5m程の極近場で、コマセは全く使わずエサはアオイソメとのこと。

いつもはアタリがないとアジが寄って来ていないと思っていたが、隣りでコンスタントにアジを釣り上げている以上直ぐ近くにアジが来ていることだけは確実で、これならアジングでも何とかなる筈・・・・・
しかし、ルアーには一向にアタリが出ず、先行者の好調な釣りを指を咥えて見ているだけ。

釣果の1匹は、その先行者が釣ったアジをクーラーに入れ、餌を交換するために釣り座をはずしている隙に、彼のポイントにルアーを通して掛けたもの。それ以外にはアタリらしいアタリが1度だけあったのみで、結局、口を使わせることが出来ないまゝ21:30を廻ってしまった。

意気消沈しながら帰り支度を始めた小生に向かって、有難うございましたと先行者は一足早く帰って行った。
タチウオも釣れず隣りでアジを好調に釣り上げられて、面白くない釣行であったが、気持ちの良い先行者のお蔭で、何かしらスッキリとした気分でStopFishingとすることが出来た。

さて、今こうして、釣り場での様子を思い起してこのブログを書いている訳だが、ふと気が付いたことがある・・・・。
現場でアジに口を使わせるべく色々と工夫した筈だが、JHの重さを軽くしてルアーをフワフワと漂わせる様な釣り方をしていなかったことに気が付いた。
先行者のエサは浮子に吊り下げられて海中をフワフワと漂っていた筈で、この日のアジはこの様な動きにしか反応しなかったのかも知れない。にも拘わらず、小生はその点に全く思い至らずJHは1gのまゝ変わらずズーット通していた。
果たして、これが正解かどうかは分からないが、試してみる価値は充分ある訳で、今となっては遅すぎた感はあるが、現場ではもう少し冷静になる必要があると感じた次第。

“2014年釣行記(43)-SF・AJ” への2件のフィードバック

  1. tono より:

    お久しぶりです、私の地元横須賀で大変不愉快な思いをされたようで残念です。先日私も以前一緒に行った外房で波止の先端に、荷物を置いて場所を占領していたアングラーに嫌な思いをして帰ってきました。マナーの悪い人と同じにならないように譲り合いの気持ちが大切ですね。

    • mizoken より:

      ご無沙汰しています。
      お元気そうで、何よりです。

      何処にでも居ますネ、勘違いをしている常連の輩が・・・・。
      釣り場で常連と思しき釣り師が居たら、出来るだけこちらから話しかけているんですが、あの時の輩は後から入って来たにも拘らず、話しかけても返事もせず、人の正面を越えて反対側にまでキャストして、明らかに小生が邪魔だと云わんばかりの態度で。

      こんな奴ばかりでなく、色々と釣り場の状況を教えて呉れる常連さんも沢山いるんですがネ~。

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