2024年釣行記(86) – MB

2024年 Mebaring 釣行記

日 時:12月30日(月) 17:00~21:50
潮回り:大潮
(↓)
場 所:MHR-KGN
海水温 : N.A.
釣 果:メバル x 7、カサゴ x 3
同行者:単独

前回はKMI’sアジに年末の挨拶をしたので、MHR-KGNメバルに挨拶をしなければ、片手落ちというもの。と云う訳で、晦日の30日に挨拶に行く積りにしていた。所が、風は南西の2m/sと絶好の条件だが、この日は大潮の潮回りで、メバリングをする時間帯は下げ潮に当たっており20:00頃には60cm程度にまで下がってしまう。となると、実釣時間は精々3時間程度しかないため、どうするか迷っていたが、新調したSaltyStage Prototype XMBS-762ULSSを試したい気持ちの方が強くて、結局、出掛けることにした。

16:30頃、現地に到着。
正月休みに入っているためか、アングラーは少し多めな印象だが、心做しか餌釣り師よりもルアー・マンの方が多い様に見える。風は殆んど吹いておらず、海も穏やかで釣りには持って来い。

今回は、実釣時間も限られているため、2kmもある長い釣り場のへの字カーブ付近の極々短い区間だけをジックリと狙う算段で、45番スポット付近に急行して準備に入った。

今回使用するロッドは、前述の通りSaltyStage Prototype XMBS-762ULSS
最近は、アジングにしてもメバリングにしてもベイト・リールを使っているのだが、1.0gのJHをある程度の距離を飛ばすとなると、小生の技量では、やはり飛ばし浮きを使う必要が出て来る。しかし、こうなると、ジグ単とは違って操作感に乏しくなり、釣りの面白さが半減することになる。
と云うことから、前々回のメバル調査ではスピニング・ロッドの6㌳のTenryu改を引っ張り出したのだが、もう少し距離が欲しかったので、前回は7㌳半のSoareBB S76UL-Tにしてみた。すると距離は出る様になったが、先重り感が強くて、もう一つ気に入らない。
その様な背景ではあったが、特に新しくロッドを揃える意図はなく、何となくネットを徘徊していた。そして目に付いたのがSaltyStage Prototype XMBS-762ULSSだった。このロッドは、清水トモ氏AbuGrcia在籍時に監修したSaltyStage Prototypeのシリーズの中の1本であり、昨年同シリーズのアジング用のロッドであるXAJSー552ULT-STベイト・ロッドに改造して愛用していることもあって、気がついたらポチッとしていた。

そのXMBS-762ULSSを手に、16:50頃、キャスティングを開始。
所が、全く、飛距離が出ていないのに、びっくり。このロッドのスペック表には、ルアー・ウェイト 0.2~8gと記載されているにも拘らず、1.0gのJHでも、ベイト・ロッドでキャストした程度の距離しか出ておらず、新調したことを後悔した程。

最終的には、ラインとリーダーの結び目がガイドに干渉して距離が出ていないことが分かったので、リーダーを短く切り詰めて結び目を巻き込まない様にした結果、距離の問題は解決出来た。

と云う訳で、ようやく落ち着いてメバリングに集中出来る様になったが、何も反応が返って来ない。45番スポット付近は、前回、反応が多かっただけに期待をしたが、気配も全く伝わって来ない。
釣り納めでボーズは避けたい。しかし、こればっかりは相手があることなのでどうしようもなく、ご機嫌が良くなることを祈るしかない。

この日、最初の反応があったのは49番スポット付近。
少しづつ立ち位置をずらし、プラグにしたりワームを替えたりもしたが、何も反応がないので、JHを0.5gに軽くしてみた。すると、モゾモゾとした違和感があって、惚け顔のカサゴが来てくれた。時刻は17:27のことだった。
本命の可愛娘ちゃんではないが、兎にも角にも、XMBS-762ULSS鱗付けは目出度く完了。
これまでの傾向から、カサゴが続いて反応して来ると思ったが、どうやら単独行動中だったと見えて、その後の反応がない。
可怪しいなぁ・・・。どうしたんだろう・・・・?
と思いつゝキャスティングを繰り返していると、テトラ帯と岸壁の中間付近でコツ。そして、海面でバシャバシャと暴れている獲物を抜き上げて、ライトを照らして正体を確かめてみると、ライトに浮かんだのは紛れもなく円らな瞳の可愛娘ちゃん
サイズは17cm程の平均的なものだったが、カサゴだとばかり思っていたので、殊の外、嬉しい1匹だった。

その後は、45番スポット50番スポットの間をウロウロとして、ポツリポツリと拾ったが、これまでとは様変わりで、カサゴは来ずに全て可愛娘ちゃんばかり。しかも、JHを0.8gや1.0gにすると反応がなく、0.5gに戻すと反応して来ると云った具合。

試しに、プラグも使ってみたが、FinluckMinnow30S以外は見向きもしなかった。因みに、6匹目7匹目はこのプラグで獲ったものだが、反応はあったが掛けられなかったものや、途中でバレたものもあったことを考えると、この日の活性は、余り高くはなかったと云うことだろう。

19:117匹目をゲットした後は、可愛娘ちゃんの反応が遠くなり、入れ替わってカサゴが替わりに来る様になって、19:3719:42に続けて獲ったが、その頃から西寄りの風が吹き出して来てしまった。
こうなると、体感気温はグッと下がり、一気に寒くなってしまった。しかも、潮位はかなり低くなっており、釣り難くなっていたこともあって、釣りを続ける気持ちは雲散霧消。めぼしいポイントを叩きながら戻って、20:50頃、StopFishingとした。

と云う訳で、2024年の釣り納めボーズを喰らうこともなく無事終了し、新年を迎えることになった。

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17:27 1匹目 49番スポット付近
17:39 1匹目 48番スポット付近
17:41 2匹目  ↓
18:27 3匹目 49番スポット付近
18:31 4匹目  ↓
18:45 5匹目 48番スポット付近
18:54 6匹目 49番スポット付近
19:11 7匹目 48番スポット付近
19:37 2匹目 47番スポット付近
19:42 3匹目 48番スポット付近

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