2024年釣行記(84) – MB
2024/12/23
日 時:12月23日(月) 17:00~21:50
潮回り:小潮(↑)
場 所:MHR-KGN
海水温 : N.A.
釣 果:メバル x 3、カサゴ x 16
同行者:単独
前回のメバル調査では、本命のメバルが6匹に対して外道のカサゴが30匹の結果で、総数の面では爆釣と云える。しかし、カサゴの中にメバルが混じっている様な有り様では、従来のメバルの中にカサゴが混じるのが通常の状態であるMHR-KGNに通い詰めている小生としては、納得し難いものがある。
と云う訳で、前回に続いて今季3度目のメバル調査に行くことにした。
現地到着は、16:40頃。
早速岸壁に出てみると、風は、予報では南南西の3m/sとのことだったが、体感的にはもう少し強い印象。しかし、斜め左後ろから吹いて来る風なので、MHR-KGNのメバリングには好都合。
先行者の数は前回程ではないが、それでも一定の間隔で長いロッドを振っているため、アングラーの途切れる所まで進んで、39番スポット付近からキャスティングを始めることにした。
今回もロッドは前回、前々回と同じTenryu改。このロッドに0.5gのJHを組み合わせて、17:00頃、調査を開始した。
時間的には、日没後30分程経過したばかりの夕間詰めの時間帯なので、反応があるかも知れないと期待をしたが、音沙汰はない。
そこで、蟹の横這い釣法で移動しながら円らな瞳の可愛娘ちゃんの居場所を探したが見付けられず、30分も経たない内にへの字カーブに到達してしまった。
この付近は、前回の調査時にはカサゴの入れ掛かり状態になったポイントだが、今回はメバルが来てくれと願いながらキャスティングを繰り返した。しかし、そんな願いも虚しく、17:28にこの日最初にロッドを曲げてくれたのは、やはり惚け顔のカサゴで、これには思わず苦笑いをしてしまった。そして、8分後の17:36に来たのもやはりカサゴ。前回は入れ掛かりを演じたが、今回は間遠くて反応が続かない。それどころか、前回よりも潮位が低いこともあってか、根掛りの連発で、釣りを始めて1時間程の間に、4~5回も仕掛けを作り直す羽目になっていた。
そんな状態に若干嫌気が差して来た頃、予備のロッドに替えてみることを思い付き、18:00過ぎに一旦車に戻ることにした。
そして、18:15頃、予備のSoareBB S76UL-Tを手にして18番スポット付近から調査を再開した。
このロッドは、ベイト・ロッドに改造する予定で手に入れた中古品なのだが、結局、改造することなく眠らせていたもので、このまゝ死蔵しておくのは勿体ないので、予備として車のトランクに入れていたもの。
と云う訳で、実釣に使用するのは今回が始めてなのだが、手にして感じた印象は、先重り感が強く鈍重に思えたこと。これまで6㌳の自作ロッドを使っていて、いきなり45cmも長い7㌳半のロッドに替えたため、殊更に強くそう感じたのかも知れないが、これでは微かな反応を取るのは無理だろうと思えた。
更には、JHの操作感が全く感じられなかったこと。これは先重り感が強いためだが、JHを0.5gから0.8gに替え、更に1.0g、1.2gも試し、結果的には1.0gのJHに落ち着いた訳だが、それでも操作感には乏しかった。ジグ単の釣りの面白さは、JHを自ら操作して魚に口を使わせることにあるので、極端には操作感がなければジグ単の釣りの意味がないと云うことになる。と云う訳で、ロッドを替えなければ良かったと後悔したが、又、車に戻るのは億劫なので、そのまゝ使い続けることにした。
そして、18:35に34番スポット付近で3匹目のカサゴをゲットし、18:52に46番スポット付近で追加。この時の反応は、余りにも微かなものだったため、少しでも雑音があると見逃して仕舞いそうなもので、SoareBB S76UL-Tでも判るんだと思った。
19:00を廻った頃から、風向きが変わって左から右への横風になり、強さも増して益々SoareBBではやり難くなってしまった。そこで、71番スポット付近をチェックし、その結果次第では早上がりをする積りでワープした。所が残念ながら、先行者が入っており、しかも、もう1本の長いロッドを岸壁に平行に寝かせているため、入れない。
仕方がないので、戻りながら目ぼしいポイントを叩くことにしたが、正面に向かってキャストしても、強い横風に流されてしまうため、何処に着水するか風任せになってしまい、下手をするとテトラ帯を釣ることにもなる。
結局、斜め右にキャストが出来る49番スポット付近にまで戻って来てしまった。斜めにキャストは出来るが、ラインは風を孕んで大きく膨らんでいて操作感は皆無のため、メバリングをしている感覚はなく、ただ、キャストしているだけ。
それでも、19:11に5匹目のカサゴを拾い、風と格闘し続けて19:43に6匹目のカサゴを48番スポット付近で掛けて、この日の調査を終わるつもりになったが、への字カーブの曲がり角の45番スポット付近であれば、風を背中から受けられるのではないかと思い至った。そこで、実際に立ってみるとテトラ帯と岸壁の間を狙えば、何とかなりそうな様子だったので、キャストしてみた。
すると、20:01の7匹目のカサゴを皮切りに、反応が続く様になり、20:02、20:04と立て続けにカサゴがロッドを曲げてくれ、その頃には本命のメバルのことは忘れていた程だった。
そして、強い西風が息をつく様に弱くなった隙を狙って、沖に向かってキャストした所、比較的浅い層で反応があり、忘れていた本命の円らな瞳の可愛娘ちゃんが姿を見せてくれた。時刻は、20:11のことでサイズは20cmに少し掛ける位。
前回も20:00を廻った頃から可愛娘ちゃんが動き出した印象があったので後続を期待したが、残念ながらカサゴが続き、忘れた頃の20:38に2匹目の可愛娘ちゃんをゲット。この可愛娘ちゃんも沖向きの比較的浅いレンジで来たので、ワームの他にもRigge Slim 60SSやTOTO42S、FinluckMinnow30Sなどのプラグを引っ張り出して、30分程の間、表層から中層付近も流してみたが、見向きもされなかった。仕方ないので、又々ワームに戻して21:16、21:28、21:29とカサゴに遊んで貰い、引き揚げる途中の42番スポット付近で、21:40にこの日3匹目となる可愛娘ちゃんをゲット。
その後は、弱くなっていた西風が、又々強くなって来たのを機に、21:50頃、StopFishingとした。
それにしても、前回や今回の結果を見る限り、メバルの数が極端に減り、入れ替わってカサゴが増えた印象で、MHR-KGNを癒やしの場として通い詰めていたメバリンガーとしては、何とも寂しい限り。
しかし、前回も今回も20:00を過ぎてからメバルが釣れだしたことを考えると、時間帯を選べばメバリングが成立することもあり得、新しいメバルの釣り場を見付けるまでは、もう暫く通うことになるだろう。
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17:28 | 1匹目 | 46番 | 20:19 | 10匹目 | 45番 |
17:36 | 2匹目 | 47番 | 20:24 | 11匹目 | ↓ |
18:35 | 3匹目 | 34番 | 20:32 | 12匹目 | ↓ |
18:52 | 4匹目 | 46番 | 20:35 | 13匹目 | ↓ |
19:11 | 5匹目 | 49番 | 20:38 | 2匹目 | ↓ |
19:43 | 6匹目 | 48番 | 21:16 | 14匹目 | 46番 |
20:01 | 7匹目 | 45番 | 21:28 | 15匹目 | 45番 |
20:02 | 8匹目 | ↓ | 21:29 | 16匹目 | ↓ |
20:04 | 9匹目 | ↓ | 21:40 | 3匹目 | 42番 |
20:11 | 1匹目 | ↓ |
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