2024年釣行記(63) – AJ&EG
2024/10/04
日 時:10月04日(金) 17:00~22:00
潮回り:大潮(↓)
場 所:KMI’s
釣 果:アジ x 18、サバ x 8
同行者:単独、(ICNH、HRD、KMI各氏)
光陰矢の如しとは良く云ったもので、今年も残す所、3ヶ月・・・・。
この3ヶ月で、更に15回の釣行を重ねれば、今年も又目出度くエイジ・シュート達成となる訳で、何となくゴールが視界に入って来た。しかし、ここで気を緩めて病気を患うのはもっての外。酷暑・猛暑を乗り切った勢いのまゝ、風邪などに気を付けて見事達成しようと思っている。
今回は、KMI’sで欲張ってアオリイカとアジの2本立て。
アオリイカは、小生が20年前に淡水系の釣りから海釣りに転向する切っ掛けとなった獲物で、当時はアオリイカの独特な引きを求めて伊豆半島の先端や西伊豆まで、毎週の様に通っていた。しかし、歳を取るに連れて遠征するのが億劫になり、最近はすっかりご無沙汰していた。所が、2~3年前から、このKMI’sでIKOKさんが新仔ながらアオリイカを掛ける様になってから、やはり思い入れのあるアオリイカのことなので、自然に気になっていた。とは云え、小生にとってのアオリイカは500~800gの所謂食べ頃サイズが対象で、新仔サイズは対象外。
しかしながら、年々、遠征をしたり近場であっても地磯に入ることがなくなり、自ずとアオリイカから遠ざかる結果になって仕舞い、このまゝだと、あのアオリイカの独特な引きを味わうことが、この先、ないかも知れないと思う様になり、そして新仔サイズでも・・・と趣旨替えをすることにした。
KMI’s到着は、16:30頃。
早速釣り場の岸壁に出てみると、残念なことに最奥と水道前に年配の餌釣り師が入っている。今日は、最奥は諦めなければならないか・・・と思いつゝが、様子を訊ねると、顔見知りのその二人組みは朝からやっているが全然駄目。サバしか来ない。18:00頃には引き揚げるとのこと。
と云う訳で、アジングは彼らが引き揚げた後にすることにして、それまでの間はエギングでアオリイカを狙うことにして、準備に取り掛かった。
今回、エギング用に持ち込んだロッドはSaltyStyle SSQC-742LT-BF-KRで、このロッドに3号のエギを組み合わせて、17:00頃、キャスティングを開始。
久し振りのエギングでしかも左手で扱うベイト・ロッドでの操作なので、シャクリ方が覚束ない。兎に角、慣れるしかないとキャスティングを繰り返している所にICNHさんが、ニコニコと笑いながら登場。
ICNHさんもエギングでこの日の釣りを始める様子で、長めのロッドを持って空いている入り口に立ってキャスティングを始めた。すると、直ぐに何やら騒ぎ出したので、目をやると、何ということかロッドが大きく曲がっている。
嘘だろと思いつゝICNHさんの傍に寄って様子を見ていると、やがて海面に姿を表したのは、紛れもないアオリイカ。しかも、見た所300~400g程のこの時期としては良型と云ってサイズに、ICNHさんはしてやったりと得意満面。一方の小生は、後から入って来て、先に釣り上げるとは何事ぞ!!と切歯扼腕。
しかし、釣りの世界では良くあることで見返すには、小生も緑のアイシャドウをしたアオリイカを釣る以外にないが・・・・。
結局、アオリイカを釣る代わりに3号のエギを、ラインの高切れですっ飛ばしただけに終わってしまった。
17:30頃になって、二人組みが片付けに入ったので、小生はアジングの準備に取り掛かった。
丁度、その頃HRDさんが登場して来て、最奥から小生、HRDさんそしてICNHさんと並んでアジングをすることになった。
今回のロッドは、G-TECのXSC-59ST-Pro。
このロッドは2023年04月に最初のロットが発売されたが、僅か4分で完売となった程の人気ロッドで、当然、小生は入手叶わず、以降、数度に渡って発売、完売を繰り返していたもの。この様な状況では入手することは出来ないと諦めて、同じトモ清水氏がAbuGrcia時代に手掛けたSaltyStage Prototypeをベイト・ロッドに改造して使っていた。
そんな所に、XSC-59ST-Proの何回目かのロットの発売の情報があり、注文受付開始時刻よりも1時間程遅れていたが、駄目元でアクセスシてみた。すると、今回は完売になっておらず、ようやく手に入れることが出来たもの。
と云う訳で、憧れのロッドを携えてのアジング・・・・・。
キャスティング開始は、17:45頃。初めて手にするロッドだが、1.2gのJHをキャストしてみるとSaltyStage改に良く似たフィーリングで、何の違和感もなく直ぐに馴染むことが出来た。こうなると、敢えて新しく導入する必要はなかったかも知れないと少し後悔の気持ちが出来たが、試しに一段軽い1.0gのJHにしてみた。すると、SaltyStage改よりもスムーズなキャスティングが出来る。そこで、潮の流れが早くてやり難さはあったが、使い続けることにした。
そして、待望の反応を感じたのは17:55のこと。微かにモゾとした違和感に合わせが決まって抜き上げた獲物は、20cmに僅かに届かなかったものゝ、湾奥のこのKMI’sでは良型と云って良いサイズ。
と云う訳で、XSC-59ST-Proの鱗付は呆気なく終了してしまった。
その後、2匹目、3匹目と4匹目までは、まぁまぁのペースで反応が返って来たが、4匹目を18:15に掛けてからは、ピタリと反応がなくなってしまった。
ならば、アオリイカはどうか?とアオリ調査に切り替えたが、音沙汰はない。
アオリイカはタチウオと同じ様に何の前触れもなく突然反応して来るので、油断が出来ない。滅多にない千載一遇のチャンスを逃さないためにも、休む訳には行かないとキャスティングを繰り返したが、結局、梨の礫。
小一時間程の間エギングを続けたがアオリイカを諦めて又アジングに戻ることにした。そして、10分程経った19:30にようやくこの日の5匹目をゲット。これからの約40分間が、この日のハイライトで、入れ掛かりとは云えないものゝ、退屈しない程度の間隔で反応が返って来て、20:03につ抜けを達成し、更に20:07に11匹目をゲット。逆算すると、6分間に1匹の割合だったので、ペースとしては悪くはない。
しかし、20:16に12匹目をものにした頃から、徐々に反応が間遠くなって、21:11に18匹目をゲットしてからは、ピタリと気配が消えてしまった。
そこで、アジが駄目ならアオリがあるさとばかりに、22:00までの約40分間はエギングに集中することにして、ひたすらエギを投げ続けた。しかし、この日はアオリイカのご機嫌が良くなかったのか、近くに寄って来ていなかったのか、それらしい反応は全くなく、結局、予定の22:00を廻った所で、小生のみ一足早くStopFishingとした。
所で、この日初めて使用したXSC-59ST-Proだが、今回は潮の流れや強めの風が吹いていたため、0.8gのJHを試さなかった。しかし、1.0gのJHではSaltyStage改よりも良い感触だったので、次回は、状況次第だが、0.8gのJHを試してみようと思う。SaltyStage改でも0.8gのJHを扱うことは出来ていたが、やはり、キャストするには少々気を使わければならない。XSC-59ST-Proでは、この点が少しでも緩和されるのではないかと期待をしている。
また、この日のアジは、19cm以下は全くおらず、掛かれば20cm超の良型ばかりで、数はそれ程伸ばせなかったが、強い引きを充分楽しむことが出来、謂わば量より質と云った所。
いつもであれば、釣れても豆アジばかりになる夏枯れの時期がある筈だが、今シーズンはその様なこともなく、このまゝこの好調さが続けば・・・・と思うのは小生ばかりではないだろう。
次にアオリイカについてだが、この日初めて左手で扱うベイト・ロッドでエギングをやってみた。しかし、心配していた通り左手でのシャクリには、もう一つの感がある。とは云え、慣れれば少しは様(サマ)になって来るだろう。
様になれば釣れると云う保証もなく、ある意味で運次第だが、ここは我慢をして左手シャクリを続けるべきだろうか?
それとも、右手で操作するスピニング・ロッドのお出ましを願うべきだろうか?
出来れば、ベイト・ロッドでアオリイカをものにしたいと願っているのだが・・・・。
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17:55 | 1匹目 | 20:07 | 11匹目 |
17:59 | 2匹目 | 20:16 | 12匹目 |
18:03 | 3匹目 | 20:20 | 13匹目 |
18:15 | 4匹目 | 20:30 | 14匹目 |
19:30 | 5匹目 | 20:40 | 15匹目 |
19:35 | 6匹目 | 21:06 | 16匹目 |
19:46 | 7匹目 | 21:08 | 17匹目 |
19:50 | 8匹目 | 21:11 | 18匹目 |
19:53 | 9匹目 | ||
20:03 | 10匹目 |
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