2013年釣行記(62)-AJ
2013/11/06
潮回り:中潮 場所:孤島 釣果:アジ x 21,サバ x 1 同行者:単独(海猿さん)
微かなコツッとしたアタリにタイミング良く反応出来た瞬間にティップに伝わる魚の重さを感じたあの醍醐味・・・・。
ある意味で小生の釣りの原点であるヘラブナ釣りに通じるものがあって、釣りの面白さに甲乙を付ける気はサラサラないけれど、非常に面白くて少々嵌り気味。
面白いのは面白いのだが、小生がアタリを出せずに四苦八苦しているのに、アジングの師匠たる空読さん他の皆さんは、ポツリポツリながらも釣果を延ばしているのを目の当たりにして、腕の差を痛感させられるのは当然だとしても、やはり口惜しい思いは残る。
と云う訳で、先週のアジングでは小生自身の記録としては悪くはない釣果だったが、諸先輩方に少しでも近付くためには、場数を踏んで勉強する以外にない・・・・と、下手な言い訳を見付けてまたまた孤島に行くことにした。
現場の駐車場には前回より早目の15:20頃。
前回は週末直前のウィークデイだったので混雑していたのも解るが、今回は週の真ん中のウィークデイ・・・・。にも拘わらず、駐車場はほぼ満杯で、止む無く遠くのゲートの外に止めざるを得ない程。
堤防に到着すると、車の多さに比例する様に沢山のアングラーが竿を並べていて、独りゆっくりとアジングの勉強をしようと思った目論見は見事に外れた格好。仕方なく、周囲の様子を見ながらゆっくりと支度をして、堤防の中央付近の外側に空いた場所を見付けて、16:20頃、キャスティングを開始。
風は左前方からかなり強めに吹き付けて来ているので、0.2号のナツメ錘で自作した1.4g程のシンカーに0.3gのJHを使ったスプリット・ショット。このシステムは実績もなくて余り得意ではないが、引き出しの数を増やしておく良い機会だと敢えて使って見ることにした。
キャストして見ると潮の流れが左から右にかなり強くて、瞬く間にラインが右に張って行き潮の重さがジワーッと伝わって来る。錘をもう少し重くする必要があるのでは?と思いながら、少しロッド煽ってみると潮がさらに重たくなった様な・・・。念のため手首を返して合わせてみると、グンと魚が走り出し、上がって来たのが25cm程の良型アジ。
これを皮切りにほぼ入れ掛かりの状態で、今夜の爆釣を確信したのだが・・・・。
日没時刻を過ぎ殆どのアングラーが引き揚げて行き堤防に残ったのは小生を含めて3名のアジンガーと埼玉から来たと云うエサ釣りの二人、その他2名と漸く静かな釣り場になった。これで落ち着いた釣りが出来ると期待したのも束の間、暗さが増してゴールデン・タイムに突入した頃から潮の動きがパッタリと止まり、と同時にアタリも全くなくなってしまった。
20:30頃、アジンガーの一人が引き揚げて行き、結局アジンガーは小生と赤いパーカーを着た二人だけになってしまった。
そしてそのパーカーのアジンガーのタックルを拝見すると、持参された5本のロッドの内4本が自作ロッドだとのこと。しかも、その内の1本のティップが白っぽく見える。
メタル・トップですか?
と訊ねると、正にその通りで記憶合金を使っているとのこと。
であれば、空読さんとも親交のある海猿さんではないか?
これがBINGO!!!
その後も潮の動きは一向に良くならず、まったりと動かないままで、流石の海猿さんも苦戦されている様子。当然、アジング初心者の小生は何をすれば良いのか全く分からず明け方まで五里霧中状態だった。
それでもアジンガーの数が少なくて一人当たりの割り当て数が多くなったのが幸いして、5:00頃に丁度30cmの良型をまぐれで掛けたのを含めて前回より多い21匹の釣果だった。
所で、堤防で手にさせて貰った海猿さんの自作ロッドの軽さとバランスの良さが頭から離れず、気が付けばロッドビルディングをキーワードに色々と検索しており、何となく嵌ってしまいそうな予感が・・・・。
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