2013年釣行記(46)-FF
2013/08/07
場所:SKM-R 釣果:ナシ 同行者:単独
場所によっては1時間に100mm以上の豪雨で激甚災害になったりしているのに、東京や神奈川では殆ど雨が降らず、ホームにしているSKM-Rの流れも徐々に細くなって来ている。
そんな中、月曜日の夜にSKM-R付近の天気予報をチェックすると、何と火曜日の夜の時間帯に傘マークが3つも並んでいるではないか!
であれば、雨後の増水時を狙うしかない。
と云うことで、定例の火曜日釣行を1日遅らせて水曜日の今日の釣行・・・。
釣り場の駐車スペースには5:30頃到着。
付近の地面は濡れているので、降ったことは間違いがなさそう。問題はその量だが、橋の上から溪を眺めると、水量が増えている様には見えない。
早速ウェーダーを穿いて入渓したが、増水している処か、前回よりも少し減水している見える。
どうも、期待に反して、お湿り程度だった様だ。
しかし、ウェーダーを穿いてしまった以上、このまま黙って引き上げることが出来ないのは悲しい釣り人の性。
釣れないことを覚悟しながらキャスティングを始めてしまった。
今回は、減水のために岩陰や底にベッタリと貼り付いていて、なかなか出てこようとしない溪魚に刺激を与えようと、この溪には少し大きめの13番のフライを結んで、ここと思われるポイントではシツコク何度も何度も流してみたが、案の定、全く無反応。
最初のアタリがあったのは休憩ポイントの直ぐ下。
前回もアタリがあった所と殆ど同じ場所で、普段であれば見過ごしてしまう様な小さな釜。それまでのMKカディスを何投かしたが全く気配がなかったので、パラシュートに替えた途端、パシャッと出て呉れた。
今回は、休憩ポイントを過ぎてからは散発的にアタリはあった。
特に、小生が好んで入る流程では最大のプールで3度もアタリがあったのは、ある意味で特筆ものだった。
ここは、水深があり誰でも狙いたくなる程の如何にも大物が潜んでいるのではないかと云った雰囲気プンプンのポイントなので、この溪に通いだした頃には何度もフライを流したことはあるが、一度もアタリを見たことがなかったポイント。
恐らく、誰もが狙いたくなるポイントであるが故に、溪魚もスレきっている上に、恐らくはここに潜む溪魚の多くは餌師に抜かれてしまっているだろうし、残っている溪魚をドライ・フライで底から引っ張り出すのは、これもかなり難しいだろう。ミノーやスプーンで狙えば面白いかも知れないが、ミノーやスプーンが使えるのは、このコースではここしかない。その為にタックルを複数持って来るのは大変過ぎる。
と云う訳で、普段はスルーするだけだったが、今回フト試してみる気になった。
そして、第一投目。流れに乗ったフライが目の前2m程の所に差し掛かって来た時、パシャッとアタリ。続いての二投目、同じ流れに乗せると、先程よりは少し遠めの所でまたまたアタリ。
これも合わせ損なったが、はずみで背後の木の枝にフライが引っ掛かってしまい、その針を外そうとバタバタしてしまったので溪魚に警戒心を持たせてしまったのだろう。その後はアタリが出なくなってしまった。
そこで位置を岸伝いに移動して、フライをダウン・クロス気味に流れに乗せると先程よりも大きなバシャッと云うアタリ。
これも合わせ切れなかったが、このポイントでこんなにアタリが出ることはなかっただけに、些かビックリした次第。
雨不足のため減水しているので、少しでも水深のあるここに集まって来ているのかも知れないが、アプローチの仕方や立ち位置を工夫して、再度、攻めてみる必要がありそうだ。
その後は、脱溪点までアタリらしいアタリはなかったが、通算すると10回程はアタリを見ることが出来た。
ただ、その内1匹でも針掛かりさせられなかったのは、残念無念の一言でやはり肩から先の問題だろう(泣)
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