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2021年釣行記(49) – AJ

2021年 Ajing 釣行記

日 時:09月07日(火) 18:00~21:30
潮回り:大潮(↓)
場 所:A’s P
釣 果:アジ x 12、 サバ x 1
同行者:単独

雨模様の日々が続いていたので、9月に入って初めての釣行。

先月の後半のDKKアジングではアタリ一つないパーフェクト・ゲームを2回連続に喰らってしまい、そればかりでなくUMB-FPでの刀狩りでも、何とかボーズを逃れるのが精一杯の状況が続いていたため、8月は全体として低調な結果だった。そのために、拙宅の冷蔵庫には、アジタチウオも在庫がなくなっていたので、ソロソロ獲物を持ち帰らなければ、カミさんの表情が険しくなってしまいそう・・・・。
と云う訳で、少しでも釣果が期待出来る確率が高いA’s Pアジングをすることにした。

17:45頃、現地に到着。
予報では北東の風が4mと少々強めに吹く行くとのことだった。しかし、現地から10kmも離れていない拙宅付近では、それ程強くは吹いていないため、釣りには支障がないだろうと軽く考えていたが、現地ではとても4mとは思えない程強く吹き抜けていた。それでも何人かのアングラーが竿を振っていたものゝ、流石に軽いジグを扱うアジンガーの姿は見えない。

どうしようかと考えながら、暫くの間、バシャバシャと波立っている海を眺めていたが、とても釣りにはなりそうにもない。そこで、翌日の水曜日に出直そうと考え、念の為、天気予報をチェックした所、翌日は夕方から雨になり、翌々日の木曜日も雨模様となっている。となると、出直しは出来ず、週末まで釣りはお預けになってしまう。
折角、現地にまで来ているのに、ロッドも振らずに引き揚げるのは勿体ないし、駄目で元々と、兎に角、アジングを始めることにした。
今回持ち込んだロッドは、Soare改8320#1Bの2本だが、左から右への強い横風を考えて、先発は8320#1Bとし1.2gのJHを結んで、18:00頃、キャスティングを開始した。

強い風に吹き寄せられて岸壁に当たった波が高く飛沫を上げ、その飛沫が左から右への風に吹かれて細かい霧となって降って来る上、ラインが大きく右手の方向に膨らんでやり難くて仕方がない。風の影響が出来るだけ少なくなる様に、横風が吹く際のセオリー通り、斜め左にキャストしても、ラインに引っ張られて、中々、JHが沈んで行かない。しかし、幸いにも、釣り場には小生以外にアングラーはいない。他人を気にすることなく、思い通りに色々と試すことが出来るので、岸壁に殆ど平行になる程極端な方向にキャストしてみた。そうすれば、何とかなりそう。

この日、最初のコンタクトがあったのは18:40頃。モゾモゾとした違和感に思わず反応した結果だったが、これは抜き上げに失敗。小一時間経った頃のことで、波風が激しいから、今日は厳しいかな・・・と思い始めた時のことだったので、アジが居ることが判って一安心。
そして、それから程なくして、今度は回収しようとリールを巻き始めた途端引っ手繰る様な強いアタリがあり、合わせもバッチリと決まった所で、やり取りを始めた。所が、思いの外引きが強く、魚体が見えるまでは黒鯛かも知れないと思った程だったが、抜き上げたその主は中型のサバ

その後はコンタクトがなくなったので、風に任せてドリフトさせる積りでJHを軽くしたが、風が強過ぎて何をしているかさっぱり判らない。そこで、逆に、底釣りに徹するためにJHを1.8gと重たいものに替えてみた。

すると、これが正解だった様で、反応が出る様になり、19:10頃、この日最初の本命をゲット。サイズは22cm程で、まぁまぁサイズ。
しかし、1匹では、老夫婦二人分とは云え、食卓に乗せるには全然足りない。
最低でも、もう1匹・・・・。
久し振りの獲物に喜びながら、後続を期待したが、アタリが遠い。

どうやら、この日のアジはピンスポットに着いている様で、JHを通すコースによって反応の有無がハッキリとしている。しかし、風の影響で、そのコースにJHを通すのが難しい。しかも、そのコースに入ったからと行って必ずコンタクトがある訳ではなく、そのコースを通らなければ反応がないと云った極めて極端な状況。
そんな状況下、ポツリポツリと退屈しない程度の間隔でアタリがあって、21:00頃にはつ抜けを達成。

しかし、休みなく吹き続けて来る風に、薄手のウィンドブレーカーを羽織っても、寒さは凌ぎ切れず、相変わらず降って来る飛沫の霧雨に嫌気も差して来たので、21:30頃、StopFishingとした。

今回は6月25日以来、久し振りのA’s Pでのアジングで、23~24cmを中心としたアジを12匹と、小生としては好釣果の結果だった。
とは云え、風さえなければ、もう少し長い時間愉しめた筈で、その点は残念な気もするが、強い風に諦めて竿も出さずに引き揚げなくて良かった・・・!