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2021年釣行記(51) – TC

2021年 Touching 釣行記

日 時:09月13日(月) 18:00~21:00
潮回り:小潮(↑↓)
場 所:A’s P
釣 果:タチウオ x 0
同行者:単独、(INUEさん)

この所、アジングが続いてアジの在庫補充も出来たので、しばらくの間はアジのお持ち帰りする必要はなくなった。そこで、ターゲットを別のものにしたいと思うのだが、この時期に、アジを除いて小生が狙う範囲で考えられるのは、タチウオ位しかない。と云っても、コロナのために小生のお気に入りのUMB-FPは閉鎖されている。と云う訳で、A’s Pでの刀狩りを調査することにした。幸い、湾奥でもチラホラと釣果が出始めた情報があるので、運が良ければ顔を見ることが出来るかも知れない・・・・
そして、当日になって、準備を整えた所で予報をチェックすると、東寄りの風が5~6mと強く吹くとなっている。テンヤの引き釣りなので何とかなるかも知れないが、無理をせずに、翌日にしょうかと一旦は考えたが、生憎、翌日の夜には雨が降るとなっているので、日延は出来そうにもない。
仕方がないので、時間が進むにつれて風が弱まって来るとの予報を頼りに決行することにした。

17:45頃、現地に到着。
予報通り強い風が吹いているが、それでもアングラーの姿がちらほら見える。刀狩りでは初めての場所なので、ポイントが判らない。生憎、突堤ではベスト・ポイントと云われている角には先行者の姿があるので、取り敢えず航路側を向いて始めることにした。

今回もタックルは、Sephia S809M/Fのロッドにドジョウを巻いた快適テンヤSSSSサイズUMB-FPでは実績のある組み合わせで、18:00頃、キャスティングを開始。
しかし、風は斜め右からの強く吹き付けて来ているが、潮は左から右に流れていて、やり難いことこの上ない。先ずはセオリー通りボトム付近を探ることにしが、20カウント前後で着底してしまう。もう少し水深があるかと思っていたが、少々意外な印象だった。

キャストする方向やレンジを替えて見たが、さっぱり音沙汰がない。

18:30頃、角の様子を窺ってみると見ると、どうやらアングラーは居なくなった様子。そこで、場所を移動。兎にも角にも、ベスト・ポイントに入れたので、ここで粘ることにして、キャスティングを再開。
すると、18:45頃、岸壁から5mほどの所で、コツンとアタリがあった。残念ながらこのアタリには手が出なかったので、そのまゝリーリングを続けて追い喰いを待ったが、これは空振り。キャストし直して同じコースを通したが、これも外れ。

19:00を回った頃、若者達が引き揚げて行き、広い岸壁でロッドを振っているのは小生だけの様子に、何となく落ち着かなくなったが、それから程なくして、一人、二人とヘチ釣り師が増えて来て、気が付くと5~6人にもなっている。やはりA’s Pの様なだだっ広い釣り場では、狙うターゲットが違っても、他に釣り人の姿がある方が、程度問題とは云え、安心出来る。

予報通り、20:00頃から、風は徐々に収まって来たが、タチウオからのコンタクトはないまゝ。この日は21:00までは調査をする積りで来ていたので、飽きが来た気持ちを奮い立たせて、粘ってみたものゝ、アタリらしきものは19:00前の一度切り。

21:00になった所で、予定通り調査を終了したが、前回のアジングで釣り座を構えた辺りでチラチラとライトが見えていたので、様子を見に行くと、見覚えのある白い車が止まっている。
その車の主はINUEさんで、19:00頃に来たとのこと。
INUEさんとは6月の初め以来3ヶ月振りの再会で、お元気な様子に嬉しくなり、傍に座って色々と話しをしながら2時間程見学をさせて貰って、23:00過ぎにお別れをして帰宅した。

今回のタチウオ調査では、結果が出なかったが、現地で会った若者アングラーは指4本サイズを釣り上げた場面を見たと云っていたので、居ることは間違えのない所だろう。ただ、群れが小さかったのか、又は、回って来るタイミングに合わなかったのか・・・・。一度だけの調査で結論を出すのは早計だろうし、何度か試す必要があるだろう。
とは云え、タチウオを狙っているアングラーが、他に見えず、ただ独りしか居ない状況で、しかも、今回の様にその主が判らないアタリが一度しかない状況を考えると、その気持も萎えそうになる。
例え、バラしたとしても、一度でも姿を目にしていれば、気持ちも全く違って来るのだが・・・・。