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2019年釣行記(74) – MK

2019年 Mekking 釣行記

日 時:11月29日(金) 06:30~14:00
潮回り:中潮(↓↑)
場 所:HRTK
釣 果:メッキ x 5
同行者:単独(ISBSさん、YTさん)

関東地方でこの時期に1mm以上の雨が7日連続して降ったのは50年振りとのことで、ようやく金曜日になって晴れるとのこと。しかし、北風が3~4mと若干強目で、海辺になるともう少し強くなることも充分考えられる。
色々と考えてみたものゝ、条件は余り良くないが、久し振りにお天道様の下で遊びたかったので、HRTKでのメッキを狙うことにした。

自宅を05:00頃出発し、昼間なら1時間半から2時間は掛かる所、渋滞もなく信号の巡り合わせも良かったので、現地には06:00過ぎに到着。

直ぐにロッドやバッグを手に岸壁に出た所、車を止めた場所では余り感じなかった北風が、やはり強めに吹いている。
風の強さがそれ程でもなければ、正面から受けることになる北端の方が良いかも知れないが、この強さでは寒さを一層強く感じることになって仕舞う。幸い、先行者は居ないので、暫く南側でやって、駄目なら北側に移動することにした。

06:30頃、BL-702ML/MKのロッドに7gのSoare Metal Shot TGでキャスティングを開始。
左から右に吹く北風に加えて、潮の流れも左から右に強く、風上に向かってキャストしても瞬く間に流されてしまって、どうしようもない。そこで10gのSoare Metal Shot TGに替えたが、これでも覚束ない。と云っても、それ以上重たいジグを持ち合わせていないので、どうしようもない。10gで続けることにした。

何時ものことながら、全く気配が感じられない。
陽が昇ったばかりで、メッキは未だ動いていないのかも知れない

10分経ち、20分経ち、30分経って陽が昇り切ってゴールデン・タイムに入って来ている筈なのに、一向に音沙汰がない。
ひょっとするとメッキは表層近くにいるのかも知れないとカウントを5にしてアクションを加えた所、グンッとロッドに重さが伝わって来て、魚が掛かった。しかし、アタリの出方からメッキではないことは確実。
また、ボラか・・・?
前回の様に60cmも超える様なボラだったら、どうしようか?

何回かやり取りの後、海面に顔を出したのは30cm程のボラで、尻ビレ付近のスレ掛かり。何とか抜き揚げてリリースしたが、次にキャストしようとしてジグがないことに気が付いた。どうやらやり取りをしている最中に飛んで行った模様。

代わりのジグをセットして、キャスティングを続けたが何事も起きないまゝ。
居れば何か感じる筈なのに、何も感じないのはおかしい。水が白っぽく濁っているせいで、ルアーに気が付いていないのかも知れない。
そこで、駄目で元々SaltDegree SD-50Sのプラグに替えてみた。

しかし、軽いプラグでは風上に向かってキャストしても、全く飛ばせない。そこで、正面にキャストして、潮に乗せて流す様にしてみた。
すると、BINGO!!
コツンとこの日初めてのコンタクトがあった。残念ながら、これは空振りだったが、続いて同じ様に流すと、又々、コツン。
抜き揚げたのは21~22cm位のギンガメで、嬉しいボーズ逃れの1匹。
実釣開始後1時間以内の07:15頃のことで、小生にしてはまぁまぁのスタート。

その直後のキャストでも同じ様なアタリで、サイズは20cm位だが、2匹目のギンガメをゲット。これで気を良くして爆釣を夢見たが、その後はスカ。

ひょっとしてメッキは沈んだのかも知れない・・・・・と思ってジグに替えた見たが、全く反応がない。そこで、またプラグに戻すとコン。そして、又音沙汰のない時間が来て・・・・。
と云ったことの繰り返しで、どうやら群れが小さい様子だが、08:00過ぎまでに5匹ゲット、2バラシで兎に角楽しむことは出来た。
所が、その後はサッパリと音沙汰がなくなって仕舞って・・・。

11:00頃、YTさんから陣中見舞いの電話着信があり、状況を説明している中で、岸壁の南端に出られるルートがあることを教えて頂いた。
そのルートを辿って南端に出て見ると、成る程、如何にもメッキが屯しそうな様子。08:00以降はアタリがない状況だったので、自然と期待は膨らみ、北風に乗せて遠投を繰り返したが、梨の礫

実釣を開始して5~6時間となって、疲れも出て来ていたので、橋脚下をチェエクしてから引き揚げようと考え、後ろを振り向くと一人のアングラーがこちらに向かって来るのが目に入って来た。その出で立ちからメッキ狙いであることは間違えのない所で、誰だろうと目を凝らすと、その主はISBSさん
そこで、引き揚げることは棚上げにして、ISBSさんと並んでロッドを振ることにした。しかし、相変わらずアタリを出せない小生を横にして、ISBSさんは何と30分程の間で3匹も・・・・。

12:00を回った頃、結局、小生は一度もアタリを感じることがないまゝ、橋脚下をチェックしてから引き揚げることにしてISBSさんに別れを告げて、橋脚下に向かった。

橋脚下は、岸壁よりも濁りの白さが濃い様に見え、メッキが出る雰囲気は感じられなかった。と云って、何もしない訳には行かないので、7gのSoare Metal Shot TGでチェックしているとモゾッ。アタリの出方からメッキではないことはほゞハッキリとしているが、思わず反射的に手が動き・・・・。
重たくトルクが強い力で底に向かって突っ込んで行こうとする引きに、ドラグがジーッと鳴って、掛かったのは、良型のボラ黒鯛か・・・。近くには他のアングラーも居ないので、玉網を借りることが出来そうにもない。
魚を弱らせて浮かせても、取込みまでは無理だろう
などと考えながら、やり取りをしていたが、一段と強い引きにドラグが追い付かず遂にプツン。リーダーがスナップの結び目の所で切れていた。

13:00頃、これを機に、引き揚げようと車に戻り帰り支度を始めた所に、YTさんから電話着信。今、南端に到着してISBSさんと並んで始めた所とのこと。
折角来てくれたのだからと又々道具を手に岸壁に南端に向かい、そこで小一時間程湘南の達人の釣りを見学して、帰路に着いたが、結局、この日の釣果は08:00頃までの5匹だけ。現場に居た8時間程の内、5~6時間は全く気配も感じられず仕舞いの修業状態だった。

所で、この日は後日談があって・・・・・。
釣りでは良く聞くあるある話しで、釣り宿の女将が、昨日はよく釣れたのにと云った類いの話だが、帰宅後のYTさんからの連絡では、小生が引き揚げた後、YTさんISBSさんのみならず、この日初めてメッキを釣ると云う若者二人も爆釣したとのこと。
この日のみならず、行く積りになっていながら、行かなかった日に限って、メッキの寄りが良かったりと、どうも歯車が噛み合っていない様だ。

どうすれば噛み合うのか?
これまでは、行き帰りの渋滞を避けるために、早朝に家を出て日り頃には引き揚げるパターンだった。その為に、この日は例外だったが、午後の釣りは殆どしたことがない。
次回は、試しに、ゆっくりと家を出て午後の釣りに注力して見ようかと考えている。しかし、そんな時に限って、午前中は爆釣だったが、午後はサッパリになったりするんじゃないかと・・・。
それを避けるには、早朝から夕方までやるしかないか・・・。しかし、それでは、後期高齢者一歩手前の歳では、身体が持たないし。