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2019年釣行記(73) – LEG

2019年 Eging 釣行記

日 時:11月26日(火) 16:30~21:30
潮回り:大潮(↓)
場 所:FRY
釣 果:ミミイカ x 1、ヒイカ x 1、スミイカ x 1
同行者:単独

実は昨日、HRTKメッキを狙う積りにしていた所、YTさんから潮が白っぽく濁っているから、止めておいた方が良いとの連絡を頂いた。釣り場の海の様子を直接見て来た結果である上、何よりも湘南の達人と云われているYTさんの云うことなので、ここは素直に助言に従うことにした。
と云っても、釣りに行きたい気持ちには変わりがなく、代わりの釣りを考えることにした。
時期的には、そろそろメバルも視野に入って来るので、風向きが南寄りであればMHR-KGNでメバル調査をしようと考えたが、予報では、生憎、週の前半は何処も北寄りの風が4~5mと少々強目。となると北風を正面から受けるMHR-KGNは却下せざるを得ず、北風に強い釣り場を条件にすればFRYでのヒイカが第一候補になる。FRYには2週間程前にヒイカ調査に行ったが、マナーの良くないアングラーのために釣りを楽しむことが出来ず早々に諦めた経緯がある。しかし、最近はタチウオが釣れなくなって来ているとのことなので、夜釣りをするアングラーも減って来ており、不愉快な思いをすることもないだろう
と云う訳で、前回失敗したFRYでのヒイカ調査をすることにした。

15:30頃、自宅を出発。現地には16:00頃、到着。
前回は満車状態で、車を止める場所を見付けるのに苦労したが、今回は引き揚げて行ったとみられる空きがあって、すんなりと駐車することが出来た。とは云え、駐車中の車の数はかなり多く、やはり釣り場は混雑している模様。

道具を手に岸壁に出て見ると、やはり、沢山のアングラーが長いロッドを出している。アングラーとアングラーとの間隔は広いとは云えないが、狭くもなく、前回隣りに割り込んで来たバカ犬連れのカップルならいざ知らず、割って入るには躊躇する位の微妙な距離。
どうしようかと思ったが、2番街灯付近で、思い切って先行者の若者に声を掛けて、何とか釣り座を確保。

前回と同じ様にNSL-S702UL/BFに2gのナツメ錘を使ったライト・キャロNaory RH 1.5Sのエギを組み合わせて、16:30頃、キャスティングを開始。
風は、予報通り北風が背後から吹いて来るが、建物や植栽に遮られているためか、それ程強くはなく、時折、回り込んだ風が左から右に抜けていく程度。

昨年の今頃は、退屈しない程度に釣れていたのだが、今年はどうも開幕が遅れている様子で、余り情報が入って来ないが、果たしてどうか?
期待を込めて1投、2投・・・・。キャスティングを繰り返したが、やはり、違和感はない。
その内、又々、根掛かりで高切れさせる始末。前回も同じ様に高切れさせてしまい、学習効果のないことに、出るのは溜息ばかり・・・・。
日没時刻を過ぎてゴールデン・タイムに差し掛かっているので、焦りながらシステムを組み直して、ライト・キャロに替えてエギ単で再開。しかし、この頃から潮の流れが左から右に早くなって来た。こうなると、潮上となる斜め左に向かってキャストしたい所だが、先行者が居るので、エギを重ためのアオリーQ RS ヒイカSPに替えて、キャスティングを継続。

しかし、何も違和感がない。
ヒイカは居るのか居ないのか?
居てもエギに手を出さないのか?
エギに手を出しているのに、小生が感じ取れないだけなのか?

去年YGWさんに教えて貰ったことを思い出しながら探ったが、何も変化を感じ取ることが出来ず、実釣開始1時間程しか経っていないのに、徐々に諦めの気持ちが強くなって来る始末。
YGWさんが居れば、何かヒントをくれる筈なのに・・・・。

そんなことを考えながら、シャクリを繰り返して足許まで来たエギを回収しようとリールのハンドルを回していると、これまでよりも若干重い様な・・。
そして、手許に戻ったエギをチェックすると、何やら得体の知れない物がカンナに掛かっている。最初は、海牛の子供か何かかと思って、そのまゝ触れずに海に帰って貰おうとしたが、上手くカンナから外れてくれない。仕方がないので、気持ちが悪いのを我慢して指に摘まもうとした所、小さな腕らしきものがウネウネとしているのが見えた。

去年もヒイカ狙いの外道としてYGWさんが良く掛けていたミミイカで、本命ではないが、兎に角、軟体動物が動き出したのかも知れない

期待に胸脹らませてキャストすると、今度は待望のヒイカ。時刻は17:30頃のこと。
残念ながら、ラインの変化に注意をしていた筈なのに、変化は全く判らずシャクッたら乗っていたものだが、ヒイカが寄って来ていることが分かり、その点がことの他嬉しかった。

次は、ラインの変化を見逃すまいと集中していたが判らず、シャクッたら乗っていたと云うこともなく、時間がドンドント過ぎて行くばかり。

海面に浮かんでいるタチウオ狙いの電気浮子の赤い光りが、海中に沈んで行く様子もなく、岸壁全体が静かな状態。

20:30頃。左隣りの若者達が引き揚げて行ったので、やっと潮上に向かってキャスト出来ると喜んだが、赤い電気浮子が二つ小生の左斜め前にプカプカ浮かんでいて、やはり潮上に向かってキャスト出来ない。潮に流されて来たのかと思ったのだが、何と、3番街灯直下のアングラーが、斜め右に向かってキャストしていることが判ってガッカリ。

21:00頃、1番街灯下が空いたので、その場所に移動してヒイカを狙ったが何事も起きず、結局、30分程キャスティングしただけでStopFishingとした。

所で、餌釣りをするアングラーのマナーだが・・・。
小生は専らルアー釣りばかりで、同時に複数のロッドを出すことは全くない。しかし、エサ師の場合は2本、多い人で4本ものロッドを出しているのを良く目にする。小生も釣り師の端くれなので、常に爆釣することを夢見ているし、エサ師が複数のロッドを並べて少しでもチャンスを広げたいとする気持ちは良く解る。
しかし、近くに他のアングラーの姿がないのであれば、遠慮することなく思う存分ロッドを並べて爆釣すれば良いが、他に釣り師がいる場合は、少しは遠慮すべきだし、気を使うべきだろう。
この夜も後からやって来て、間隔が空いているので入ろうとしたアングラーが、海に浮かんでいる赤い光りを見て諦めて移動して行った場面を、2度3度と目にした。
マナーの良いエサ師も大勢いることは、重々承知しているし、眉をひそめたくなる様なマナーのエサ師は一握りだろうと思うが、辺り一面にコマセを巻きこぼしたまゝ帰って行くエサ師も問題だが、釣り場を独り占めにしようとするエサ師も又、困りものだと強く思った次第。