2019年釣行記(08) – LEG
2019/01/28
日 時:01月28日(月) 3:00~5:30
潮回り:小潮(↑)
場 所:SOFKZK
釣 果:ナシ
同行者:単独
ウネリが高くて泣く泣く引き揚げざるを得なかった前回のSOFKZKの続きをする積りだった。しかし、月曜日の早朝の数時間を除いては、とても釣りが出来そうにもない程の強い風が吹く予報が出ている。
と云う訳で、一週間前の前回と同じ様に、月曜日の早朝にヤリイカを狙うことにした。
2:45頃、現地の駐車場に到着。駐車場には湘南ナンバーの軽四のバンが2台とまっているので、先行者が居るかも知れないが、何とかなるだろう。
車を止めて釣り支度を始めた所、意外にも波音が聞こえて来る。
前回の二の舞になるかも知れないと思いつゝ急な磯道を下って行くと益々波音は大きくなり、ゴロタ浜の波打ち際はサラシが広がり、夜目にもハッキリと白く見える。
前回の大潮と違って今回は小潮で潮位が低いので、釣りは出来るかも・・。
一縷の望みを抱いて、磯の先端に向かって進むと辺り一面水浸し。しかし、ウネリが這い上がって来る様子は見えない。
不安な気持ちのまゝ先端にまで来て見ると、一人のアングラーがロッドをシャクッている後ろ姿が見えて来た。心配した先行者は、小田原から来たと云うこの若者エギンガー一人だけで、小生は腰掛け岩の付近に道具を置いて、支度に掛かった。
その若者エギンガーによると、22:00頃一旦来たが、その時はウネリが高くて、とても磯に入れる状態ではなかったので、時間を置いて2:00頃から釣り始めた。しかし、アタリはないとのこと。
道理で辺り一面が水浸しになっている事情は分かったが、それがヤリイカの寄りにどの様に影響するのか・・・・・・?
Sephia S806ML-Sに邪道エギのV1に冷凍ササミを巻き留めて3:00過ぎにキャスティングを開始。
今回も20カウントから始めたが、気配がない。そこで例によって25カウント、30カウントと徐々に深くして行ったが、前回と違って音沙汰がない。若者エギンガーも色々と立ち位置を替えているので、アタリはないのだろう。
時折、足許近くまで這い上がって来ることがあったウネリも、徐々に収まって来たので、状況の変化に期待するものがあったが、これは空振り。
4:00過ぎになって、若者エギンガーは諦めて引き揚げて行き、小生独り居残りキャスティングを続けたが、この頃には気持ちは風前の灯火。
4:30頃、別の若者エギンガーが登場して来たので、気持ちの持ち直しは出来たが、相変わらずヤリイカからのコンタクトはないまゝ。その内、収まっていた筈のウネリが又々高くなって来て、直ぐ足許まで這い上がって来る始末。
こうなっては、キャスティングを続ける気持ちは胡散霧消。
5:30頃になって、遂に諦めて帰り支度を始めたが、益々ウネリが高くなって来て、磯の根元に辿り着くまでに、2度くるぶしの所まで波に洗われてしまった。
そして、ヒーヒー云いながら急坂を上って駐車場に辿り着いた頃には波音がズシンと腹に響いて来る程になり、残して来たエギンガーが心配になって来た。
駐車場には、来た時に見掛けなかったご当地ナンバーの白の乗用車があるので、恐らくこの磯に慣れている地元のアングラーだとは思うが、様子を見に行こうか・・・と考えながら後片付けをしていると、磯道にヘッドライトの灯りが見えて、ヤレヤレ。
駐車場に戻って来たそのエギンガーに声を掛けると、磯に居る時には判らなかったが、3年程前に初めてこの磯に入った時に色々と声を掛けて呉れた地元の若者で、どうやら小生のことを、横浜から来るオッチャンで覚えてくれているらしい。