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2018年釣行記(58) – MK

2018年 Mekking 釣行記

日 時:9月20(木) 7:00~11:30
潮回り:若潮(↑)

場 所:YNGSM
釣 果:メッキ × 2
同行者:YTさん、AKWさん

YNGSMでメッキが出始めたとの連絡をYTさんから頂いたので、早速、21日の金曜日に出撃する積りで準備に入った。しかし、木曜日の夜から金曜日に掛けては、生憎の雨模様で、雨の降らない時間帯は、木曜日の午前中だけ。午前中と云っても、その後の予報では、天気の崩れが早くなりそうなので、10:00か11:00頃には降り出しそう。
と云う訳で、木曜日の午前中、雨が降り出すまでの短時間になるが、出撃することにした。

6:30頃、現地に到着。
早速、ウェーダーを穿き、Soare S709ULTを手に釣り場に向かった。
台風21号の影響で石積みはかなりダメージを受けたとのことだが、今シーズンの幕開け会場に選んだ井桁は、ジェットスキーや太い木が打ち上げられていることを除いて、大きく崩れておらず、一安心。

小生は、メッキと云えばこのYNGSMでの経験しかなく、2011年の大爆釣を除いては余り良い釣りをした記憶がない。昨年も同じ様にメッキが余り釣れず、キス釣りでお茶を濁した記憶があるが、今年はどうだろう。期待と不安が綯い交ぜになった気持ちを胸にキャスティングを始めたのは7:00頃。

風は、北寄りで時折少々強目に吹いて来るが、釣りには殆ど影響はない。水は青くて綺麗だが、気のせいか白っぽく濁りが入っている様にも見える。

西向き、南向きと立ち位置を少しづつ動かしながらキャスティングを続け、メッキからのコントクトを待ったが何も変化がない。周囲を見回しても、ボラが跳ねる様子もなく、海面付近で輪を描いているダツも見えず、海鵜が飛んで来ることもなく、生命感が全く感じられない。

このまゝ粘っても駄目かも知れない
早々に井桁を諦めてサーフに行って見ることにした。サーフの釣りは、実の所、余り好きではないのだが、この時は自然な流れでサーフに移動していた。

サーフではキャスティングをしてメッキの反応を探り、なければ少し移動してキャスティングをしてメッキを探し・・・を繰り返すので、小生は蟹の横這い釣法と称しているのだが、少しづつ移動をしてサーフの中央手前にまで来た時に、ブルブルと反応があった。
魚が居る!!
と云っても、その主が本命のメッキなのか外道の魚なのかは判らない。しかし、この日初めて感じた反応なので、少し同じ場所で粘って見ることにしたが、これが正解だった。何度かキャスティングを繰り返していると、今度は、魚の重さがロッドの乗った感触がハッキリと伝わって来て、
獲った!!!
所が、次の瞬間フッと重みが消えてしまって敢え無くフックアウト。同じ様なバラシが2回続いた所で、ルアーをそれまでのSaltDgreeからバッグに忍ばせていたメバル用のTerrierに変更することにした。
Terrierはリップレスのシンペンなので、動きはSaltDegreeとは全く違っているため、仮に黙って海に帰って行った魚がメッキだとすると、SaltDegreeの動きにスレたメッキに効くのではないかと考えた。

すると直ぐに答が出て、今シーズン初めてのメッキを獲ることが出来た。時刻は入釣して丁度1時間後の8:00頃のこと。
サイズは18cm程度で少し物足りなさは残るが、それでも開幕戦から答えを出すことが出来て、嬉しい1匹。

所が、好事魔多し。このメッキの写真を撮ろうとした時、頭上でパキッと乾いた聞き覚えのある音がした。
Soare S709ULTは、昨年の1月、アオリイカを掛けた際に折ってしまい、修理をして使っていたのだが、今回も全く同じ場所で見事に折れていた。
折角、1匹掛けた所なのに、このまゝ引き揚げる訳にも行かず、片道15分、往復30分も掛かってしまうが、スペアロッドのSoare S610S30を取りに車まで戻ることにした。

そして、Soare S610S30を手に改めて井桁に向かって歩いている所に、YTさんがニコニコと登場。以前は家を出ることも出来ない程体調を崩して苦しんでいたことを考えると、短い時間であっても、釣りが出来る所まで回復したYTさんの様子を見るだけでも、今日、YNGSMに来た甲斐があると云うもの。

暫く、YTさん井桁でキャスティングを続けたが、何も反応がないので、又々サーフに移動して、蟹の横這い釣法を再開。
すると、9:00頃か9:30頃だったのか定かではないが、先程とほゞ同じサーフの中央手前付近で、ルアーがブレイクに差し掛かった瞬間にググンとルアーを引っ手繰る様なアタリ。やはり20cmに満たないサイズだが、メッキの追加に成功。この時のルアー7Dgree

その後、10:00を回った頃、AKWさんが合流して、3人揃って井桁からサーフ、そして導流堤にまで足を延ばしたが、AKWさんフグを2~3匹掛け、YTさんが2~3度バラシただけで、小生には梨の礫

11:00頃、それまでは降ったり止んだりを繰り返していた雨が、本降りとなって来たのに堪らず、雨支度をして来たAKWさんを残して、YTさんと二人、未練のキャスティングを繰り返しながらサーフを戻りStopFishingとした。

今回、Soare S709ULTを折ってしまったことは計算外だったが、シーズンの開幕戦でメッキを2匹も獲れたのは、望外の喜びで、これから暫くの間は、夜のアジやタチウオと、昼間のメッキの2本建てで行こうと思う。