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2018年釣行記(55) – TC

2018年 Touching 釣行記

日 時:9月6(木) 17:00~20:00
潮回り:中潮(↓)

場 所:UMKZ-P
釣 果:カマス × 1
同行者:単独

当初は、前回の孤島での惨めな結果の憂さを晴らすべく、DKKでのアジングを予定していた。所が、直前になってAKTさんから、昨夜入った知り合いの二人は惨敗だったとの情報が入って来た。こうなると、江戸の敵を長崎でと思っていたのに、返り討ちになる公算が大。
と云う訳で、急遽予定を変更してタチウオを狙うことにした。陸っぱりタチウオは、前回YGWさんと行ったUMB-FPUMKZ-Pで出来るが、どちらにするか? 釣り場としてはUMB-FPの方が好きだが、南南西の風では右斜め後ろから受けることになる。風の強さがそれ程でもなければ、全く問題はないが、この夜は6~7mと強く吹くとのこと。そうなると、斜め後ろからと云えども、やり難そう。と云うことで消去法で残ったUMKZ-Pに行くことにした。

自宅を15:45頃出発。釣り場の駐車場には17:10頃到着。
駐車場から見える岸壁には、等間隔で沢山のアングラーが長いロッドを振っているのが見える。
直ぐに道具を車から降ろして、入れそうな場所を探しながら、左手方向に進んだが、どう云う訳か間隔の広さが微妙で、割って入るには少々勇気が要る。そのまゝ歩を進めて、何とか心持広くなっている場所に入ることにして、左右の先行者に断りを入れると、左側のアングラーは、にっこり笑ってどうぞ。対して右側はダンマリ。
そんな右側のアングラーは無視して釣り支度を始めることにした。

今回は、タチウオ狙いに特化する積りなので、持ち込んだロッドはSephia S809M/Fの1本だけ。
17:20頃、日没時刻前で未だ明るいので、先ずはJigparaの20gをセットして、キャスティングを開始。20gの軽いジグでも、背後からの強い風に乗って遥か彼方にまで飛んで行き、これだけでも、1gの極軽いJHを使うアジングとは違って爽快感がある。

この釣り場も結構根掛かりリスクが高いので、様子見のため10カウント数えた所から、リフト&フォールを始めることにして、半分程回収した所、プルプルとした感触が伝わって来た。反射的に合わせを入れたが、魚が乗ったのか乗っていないのか何とも頼りのない抵抗感。
ゴミでも掛けたか?と思いつつ揚げてみると30cm程のカマスが、ジグのトレブルフックをガッチリと咥えていた。
ノッケから外道とは運が良いのか悪いのか・・・・

このカマスは、気持ちの良い挨拶を返してくれた左側のアングラーにプレゼントして、キャスティングを継続。しかし、本命からのコンタクトはない。そこでボトム付近を狙うことにして20カウントまで沈めた所、警戒をしていた筈の根掛かりをしてしまい、ジグは敢え無く殉職

FGノットでライン・システムを組み直し、ワームを使ったテンヤで再開したが、一向に音沙汰がない。

そうこうする内、陽も沈み周囲が暗くなって来て、いつガツンと来てもおかしくないゴールデンタイムの到来。この頃になると、右にも左にも赤や緑の電気浮子の灯りが一際鮮やかに見えて来る。その浮子の動きでタチウオが回って来たか様子が判るので、浮子の様子を見ながらアクションを加えていると、右側二人先のアウングラーの赤い浮子がユラユラと海中に沈んでいくのが見て取れた。

回って来た!!

期待も新たに集中してキャスティングを続けたが、やはりアタリがない。
その内、又々右側二人先のアウングラーの浮子が引っ張り込まれて2匹目を抜き揚げた。それから間もなく3匹目。
不思議なことに、小生の左右のアングラーの浮子に動きはなく、勿論、小生のワームも見向きもされず、どう云う訳か彼の所にアタリが集中している。

左のアングラーが様子を聞いた所、餌はサンマだとのこと。
早速、彼は近くのスーパーにサンマを買いに行き、餌を付け替えた所、直ぐに結果が出で、尻尾を噛み切られて体長は短くなっているが、指3本程をゲット。

19:30頃から降り出した雨は、一向に弱まる気配を見せず、予報を信じて雨具の用意のなかった小生の背中はビッショリと濡れ、餌釣りの浮子にも動きがなくなったので、20:00頃、StopFishingとし、今回もモヤモヤした気持ちを抱いたまゝ帰路に着いた。

所で、左側のアングラーによれば、ワインドなどで出るのは夕方の一時期だけで、暗くなってからは餌にしか来ないとのこと。昨年、UMB-FPで逢ったRED君も同じことを云っていたことを考えると、この界隈では強い傾向として認識されていることなのだろう。