※ 月別アーカイブ:9月2017 ※

2017年釣行記(56) – AJ

2017年 Ajing 釣行記

日 時:9月10日(日)~11日(月)
潮回り:中潮(↑↓↑)

場 所:孤島
釣 果:アジ X 27、カサゴ X 3

同行者:INEさん、YGWさん、(IWIさん)

今シーズンに入ってから孤島にはシーズン初めの4月に何度か行った切りで、5月以降は孤島’ばかり。
アジングをする場所を孤島にするか孤島’にするかは、主として風向きによって決めており、南寄りの場合は孤島’にしているので、ここ半年ばかりの間は、少なくとも小生が釣行する際は南寄りの風ばかりだったと云うことになる。
この日も夜通し南風が吹く予報なので、基本的には孤島’にする所だが、季節が進み秋から冬になると、北寄りの風が吹き出すので、ソロソロ孤島の様子を見ておく必要もあった。加えて、久し振りにコラボするINEさんYGWさん孤島に行くとのことだったので、付き合って孤島に行くことにした。

16:00少し前、3人揃って現地に到着。
流石に日曜日のことだけあって、岸壁は子供連れのアングラーも多くて満員状態。と云っても我々は夜の釣りなので、殆どのアングラーが引き揚げて行った後にゆっくりと釣り座を決めれば良い
取り敢えず、道具を建物の陰に置いて周囲の様子をチェックすると、駐車場で強く吹いていた風は、海に向かって突き出している岸壁では、更に強く感じる程。しかも、予報通りの南寄りとあっては、右から左の横風になるため、やり難くて仕方がなく、キャスティングをする前にも拘わらず、孤島’の二文字が頭にチラチラと浮かんで来る始末。しかし、一向に気にしていない二人の様子に、小生も漸く踏ん切りが付いた次第。

17:00頃になり、子供連れや餌釣りのアングラーが帰り支度を始めたので、空きを待っていた我々を含むアジンガーは、夫々釣り座を確保。
最も航路側にINEさん、その陸側隣りに小生、更にYGWさんYGWさんの隣りには4~5人のアジンガーグループがずらりと並び、今宵のテリトリーが確定してアジングゲームの開始。

今回、持ち込んだアジング用ロッドはEmeraldas改8320#1Bの2本。加えて、若干フライング気味ではあるが、タチウオが回って来ていないかチェックするために、ワインディング用に増強したEarly+81Mの3本。

キャスティングを開始したのは、17:00過ぎ。先発は、Emeraldas改に横風対策として若干重めの1.3gのJHを組み合わせたもの。
風は右から左、潮の流れも右から左でやり難いが、こればっかりは仕方がない。セオリー通り風上に向かってキャスティングをして何回目かのこと、コツとハッキリとしたアタリに合わせが決まると、右に左に走り回る強い引きでドラグがジーッ・ジーッ。
それを近くで見ていたグループの一人が玉網で掬ってくれたのは、丸々と太った尺アジ。
のっけから、尺アジとは・・・・・。
ほくそ笑みながら、良くよくそのアジを見ると、残念ながらゼイゴの付き方が一寸違うマルアジでこれにはガッカリ。
と云っても、強い引きを楽しめたので、文句は云えない。
そして、針を外そうと少し後ろに置いているトングの所まで引っ張って行こうとしていると、頭上でパキッと渇いた音。思わず、見やるとチタンのティップがだらりとぶら下がっている(涙)

釣り始めたばかりの段階で、ロッドを損傷させてしまうのは、ショックが大きい。だからと云って引き揚げる訳にも行かず、泣きたい気持ちをぐっと抑えてロッドを8320#1Bに持ち替えてアジングを続行。

その直ぐ後の17:50頃、モゾとしたアタリで抜き揚げたのは、23cm程の紛れもないマアジで、ロッドを折ったことは別として、幸先の良いスタート。

18:00頃、家族連れ、餌釣りや一部のアジンガーが引き揚げて行ったのと入れ違いに2~3人のアジンガーが登場。
その内の一人が小生の名を呼ぶので振り返ると、久し振りに会うIWIさん。
月曜日を翌日に控えた日曜日なので、昼間はいざ知らず夜間は空いていると思っていたが、この時点でのアジンガーは総勢12人程と表側は入る余地がない程の満員状態。
IWIさんはどうするだろうと心配だったが、混雑している表側を避けて裏側に釣り座を構えた様子。

IWIさんの登場から暫くして、アタリがポツポツ出始め、22:00頃にはツ抜けを達成。その後24:00頃までの2時間程はアタリがなくなり、これまでと同じ様に、これから先は修業の時間帯かと覚悟した。しかし、日付が変わった頃から、またアタリが復活し、25匹を超えた3:00頃にはアジングを止めてワインディングに切り替えた。
アジ様のサイズは、20~23cmが中心で25cmを超えるものは2割強だった。季節が進むに連れて、サイズも良くなっている様で10月・11月が楽しみ。

この日は、強弱はあったが、終始右から左に強目の風だったので、小生は1.2~1.3gで通した。これは海面からの高さがある孤島では、空中部分のラインの量が多くなるので、風の影響を強く受ける。その影響を少しでも避けるべく、出来る限りラインを張り気味にしたかったので、重めのJHを選択したのだが、これが良かったのか、アタリはコンと比較的ハッキリとしたものが多かった。隣りのYGWさんはアタリが小さいと云っていたが、彼のJHは1gだったので、JHの重さがアタリの出方に影響があったのかも知れない。
どちらにしても、今日の条件では1.2~1.3gの釣りが、小生には合っていたと云うことだろう。

左隣りのINEさんは、小生とは2m程しか離れていないのにも拘らず、潮の動きがまるで違っている様で、狙ったポイントにJHを通すのに難儀されており、アタリも余りない様子。
堪らずアジ様を求めてあちらこちら徘徊していたが、YGWさんと場所を交換してからは、コンスタントに釣り上げていたので、はやり潮の動きは、無視できない程の重要な要素と云うことだろう。

また、遅れて来たIWIさんは、裏側では芳しくなかったが、20:30頃に引き揚げて行った表側の若者の後に場所を移動してからは、良かったとのことで、皆それぞれに満足出来る結果だったのはご同慶の至りと云った所。

タチウオ調査は・・・・・・。
時刻の記憶はないのだが、ある時、目の前で魚がライズしたことがあった。目の良くない小生には、その主は判らなかったが、グループで来ていたアジンガーの一人がタチオウだと云う。
それならばとワインディングを始めた所、その何投目かで、テンションがふっと抜ける様な違和感が伝わって来た。そこで、念のために合わせを入れると、ガツン。
今季初のタチウオをゲット・・・。
強い引きを楽しみつゝリーリングを始めていると、フッとロッドが軽くなって無念のバラシ。その後ワインディングを続けたが、残念ながらタチオウからのコンタクトはそれっ切りに終わってしまった。

2回目のアタリは、アジ様からのアタリが遠退いたので、退屈しのぎにワインディングをした時のこと。2:00か3:00頃のことだったと思う。
シャクッたロッドがガツンと止まるワインディングならでのアタリがあり、その直後にグーンとロッドを力強く絞り込む引きにタチウオであることを確信。
今度こそ獲ったと思ったが、途中でラインが切れる感触で、これも敢え無くバラシ。ラインを回収してみるとワイヤーリーダーの上から切断されている。タチウオなら良くあることだが、走りだっただけに、これはものにしたかった。
とは云え、2度もアタリがあったので、これからの孤島でのアジングには、タチウオ用は欠くことが出来ないタックルになりそう。

2017年釣行記(55) – AJ

2017年 Ajing 釣行記

日 時:9月5日(火)
潮回り:大潮(↓↑)

場 所:HGS-OGSM
釣 果:アジ X 16、カサゴ X 1

同行者:単独

近年にない不順な天候が続き、釣りに行きたくても行けなかったので、8月の釣行は4回止まり。
9月に入ったので、少しは天候が良くなるだろうと期待したが、これも外れて中々釣行出来ず、漸く9月に入って初めて釣行出来ることになった。
従来であれば、当然の様に孤島付近に出張る所だが、久々の釣行にも拘わらず今回は徹夜が出来ない。そこで今回はFKGW女史が時々行っているHGS-OGSMに行くことにした。

HGS-OGSMは3年程前に何回か来たことはあるが、
1)猫が異様に多いこと、
2)釣り場がお世辞にも綺麗とは云えないこと、
3)そして何よりも釣果がなかったこと
が理由で、それ以来来ることはなかった。しかし、前回のUMKZ-Pでのタチウオ狙いも不発に終わってしまったので、再度、覗いてみる気になったもの。

現地到着を17:00頃に予定して16:00過ぎに自宅を出発。夜中ならいざ知らず昼間のこの時間帯では、渋滞があって到着時刻が覚束ないので、奮発して高速を使ったこともあって、17:00少し前には着いてしまった。

早速、道具を担いで岸壁に出てみると、平日の火曜日だと云うのに、満員状態。特に小生が入りたかった南端は、びっしりとアングラーが並んで、5~6mもあろうかと云う長いロッドを振り回していて、入り込む隙もない。
だからと云って、高速道路代を払って来ている以上、このまゝ踵を返す訳には行かない。
様子だけでも見ておこう。
東向きの少し空いた場所に道具を降ろして、観天望気よろしく様子を窺っていると、投げサビキをしている小柄なアングラーと目が合った。そこで、これ幸いと話し掛けた所、小生と同じ年金生活者とのことで、ここには良く来ている由。お蔭で、色々と様子を教えて貰うことが出来たのはラッキーだった。

彼の弁によると、地元の常連たちは18:00頃には引き揚げて行く筈とのことなので、待つことにしたが、こう云う時に限って思い通りには事が運ばないもので、彼等が引き揚げて行ったのは、日没時刻も過ぎ周囲が暗くなって来た18:30を廻った頃のこと。
結局、小生がキャスティングを始められたのは、18:40頃で、1時間半も待っていたことになる。

今回、持ち込んだロッドはEmeraldas改8320#1BSoare Xtune S709ULTの3本。Soareはジグサビキをしようと思って持ち込んだものだが、常連さんは100mも飛ばしているとのことだったので、結局出番はなし。

先発は、東寄りで強目の風を考慮してEmeraldas改1.3gのJHの組み合わせにしたが、岸壁の南端では横風になってやり難い。しかも、潮の重さが全く感じられない。JHを更に重くするか・・・考えていると東向きに空きが出来たので、即、移動。
そして、その直後の19:00頃、モゾとした違和感で、待望のアジ様をゲット。型は、もう一つだがHGS-OGSMでの嬉しい初獲物。

これを皮切りにパタパタとテンポ良く2匹目、3匹目と釣り上げた所で、隣りのベストポジションの角でタチウオを狙っていたアングラーは、アジングを初めて目にした様で、凄いですネと感心しきり。

19:40頃、そのアングラーはタチウオのアタリがないと引き揚げて行ったので、小生は、彼が居たベストポジに秘密兵器をセットしてアジングを継続。

20:00頃を廻った頃、パターンが決まって4匹連続ゲット。
調子が出て来てこれからだと思った途端、好事魔多しの例え通りで、風が更に強く、しかも斜め左後ろからの南寄りに変わって、思った様にJHを沈めることが出来なくなってしまって、ペースは大幅にダウン。

それでも退屈しない程度の間隔でアタリがあるので、引き揚げる切っ掛けが掴めずダラダラと続けていると、24:00直前になっていきなりの強い雨が降って来て、やっと踏ん切りが付いた次第。

この日のアタリは、風の影響で微かな違和感を感じることが出来なかったのかも知れないが、比較的ハッキリしたものばかり。また、アジ様の型は孤島に比べて一回りは小さく、この点では不満はあるものゝ、掛ける楽しみは充分に味わえるので、風が弱い状況で、どの様なアタリを感じられるのか確かめたいと思った。
また、今回は、現地到着が早過ぎたきらいがり、1時間半も空き待ちになってしまったので、地元の常連が引き揚げて行った後に来る方が良いのかも知れない。しかし、タチウオが出始めると、夜になっても混雑状況は変わらないとのことなので、アジングとしては期間限定の釣り場だと思うのが良いだろう。

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