2017年釣行記(44) – AJ
2017/07/07
日 時:7月7日(金)~7月8日(土)
潮回り:大潮(↓↑)
場 所:孤島’
釣 果:アジ x 7、カサゴ x 20α
同行者:FKGW女史、(SGMR、KI、HSMT、THY、KRHR各氏)
金曜日の孤島方面はかなり混み合うので、出来れば避けて別な場所で・・。
と云う訳で、TKISでカマスを狙うか、南端でメトイカにするか色々と考えた末に、南端でメトイカ狙いをすることにして準備を進めている所に、悪魔、否、この場合はFKGW女史からなので悪女と云うべきか・・・、是非、孤島方面に行きたいとのお誘い。
小生は現役を退いて8年にもなる高齢者だが、まだ、この歳になっても、若干とは云え男の部分が辛うじて残っているので、女性からのお誘いには弱い。散々迷ったが、結局、孤島付近でのメトイカを調査することが出来れば一石二鳥と、至って自分の都合の良い落とし処を思い付いて孤島‘に行くことにした。
FKGW女史は、訊けば現地には16:00頃に入る予定とのこと。
この時期の日没時刻は19:00頃なので、早過ぎるきらいはあるが、希望の場所に釣り座を確保するためには止むを得ない。時刻を合わせて16:00少し前に現場に到着。幸い、先行者の姿はなく、我々が一番乗り。
さて、何処に釣り座を構えるか・・・・?
少し迷ったが、第二Vゾーン付近は遅れてやって来るSGMRさんのお気に入りの場所なので、我々が入っているのを見れば、やはり余り良い気持ちはしないだろうと遠慮することにし、また、第一Vゾーン付近は久し振りに孤島’にやって来るHSMTさん達が入りたがるだろう・・・・。
結局、一番乗りを果たしたにも拘らず、後から来る人達のために場所取りをしてあげた様なもので、FKGW女史と第三Vゾーンを挟んでこの夜のアジングをすることにした。
風は、右から左の横風になる南東の風で、少々強目。潮は、気持ちを萎えさせる程真っ茶色で、条件は余り良さそうにない。
それにもめげずクーラーに腰を掛けてキャスティングを始めたFKGW女史に対して、小生は、日陰に座って少し陽が陰るを待つことにしてボーッと時間稼ぎ。
17:00少し前になり、いつの間にか潮の色が変わって綺麗になっているのに気が付き、小生もキャスティングを開始。
今回は、8320#1Bの他に最近余り出番のないEmeraldas改、Falcon改の3本のロッドを持ち込んだ。Falcon改は最近でこそMHR-KGNでのメバリング位しか出る幕がなくなってしまったが、小生のアジング用改造ロッドの第1号で、房総の漁港で面白いアジングをさせて貰った記憶がある。Emeraldas改はメバリングにも使うことがなかったが、メトイカのライトエギングに使えれば無駄にはならないと考えた次第。
と云う訳で、先発はFalcon改に1.3gのJH。
小生のキャスティング開始に前後して、SGMRさんとKIさんの二人が登場。案の定、二人は当然の様に第二Vゾーンを挟む様にして釣り座を構えた。
前回、前々回と夕方の暗くなる前の時間帯に良い型をあげたので、今回も来る筈・・・・・・。
しかし、期待に反して、コツリとも来ない。
ひょっとすると、暗くなってから来る様にパターンが変わったのかも・・?
時間は暗くなってからの方が長いので、かえってその方が都合が良い。
18:00前になり、HSMTさん、KRHRさんともう一人のアングラーが登場して来て、流石に土曜日を控えた金曜日でアングラーの数が多い。都合7人のアジンガーがずらりと並んでロッドを振ることになったが、孤島の場合程間隔を詰めなくても良いのは救い。
陽が沈み周囲が徐々に暗くなっても、相変わらずアジ様からのコンタクトはなく、コツッとロッドを曲げてくれるのは赤い色のカサゴばかりで、こんな筈では・・・、こんな筈では・・・の繰り返し。
余りにもアタリがないのに、いい加減厭になって来た20:00少し前、やっと来てくれた本命のアジ様は17cm程の可愛いサイズ。
小さいながらもアジはアジ。
これでボーズを逃れることが出来、一安心したが、本当の所はもう少し良いサイズのアジ様をテンポ良く釣りたい所。
しかし、そんな希望とは裏腹に、アタッて来るのはカサゴばかり。せめてもう少しサイズが良ければ、お土産に出来るのに、リリースサイズばかりでは、集中力を保つのは難しく、そうなると根掛かりの頻発に繋がり、益々集中力がなくなる負のスパイラル。
22:00過ぎの干潮時刻を回り、潮が動きだせば状況も変わるのではと自分自身を奮い立たせても、掛かって来るのはカサゴ、そして、また、カサゴ。
気分転換にメトイカの調査をしてみたが、こんな精神状態では小さな変化を捉えることも出来ず、これも空振り・・・・・・。
前回、良かった朝間詰めに最後の期待を掛けたが、これにも応えがなく4:30頃にはStopFishingとするため、片付けを始めていた。
Vゾーンを挟んで反対側に入ったFKGW女史は、いつもの様に集中力を切らすこともなく、キャスティングを続けた結果12匹の釣果。
小生も、彼女を見倣ってもっと粘る気持ちをもってすれば、結果も違ったものになったかも知れないが、小生にはとても出来ない芸当で、ここは素直に脱帽するしかないだろう。