※ 月別アーカイブ:3月2017 ※

2017年釣行記(16) – EG

2017年 Eging 釣行記

日 時:3月7日(火)
潮回り:長潮(↓)

場 所:SOFKZK
釣 果:ナシ

同行者:単独

釣り場を決める条件は、小生の場合は、雨と風で、予報に傘マークが付いていると九分九厘釣行することはあり得ない。次に風だが、4~5か所の風の具合をチェックして、その中で最も条件の良さそうな場所を選んでいる。

そして今回はSOFKZKの風の具合が、西南西が2mと最も良かった。しかも風の弱い時間帯は、日付が変わってから8:00頃までの短時間の間だけ。元々そんなに長い時間釣りをする気はないので、これはかえって好都合。
と云う訳で、SOFKZKに行くことにしたが、SOFKZKは、何年か振りでエギングに復帰する気にしてくれた所で、今シーズンはこれまでに5回出撃している。しかし、予報とは違って強い風のために、竿も出せずにスゴスゴと引き揚げざるを得なかったことが、実に3回。逆に云うと、100km走って5回も行ったのに、2回しかまともに釣りをさせて貰っていない、曰く因縁の釣り場

今回こそは予報が当たってくれるだろう・・・・。
根拠のない期待を胸に、24:15頃自宅を出発。前回と同じでそれ程飛ばした訳ではないのに、SOFKZKの駐車場に着いたのは、2時間後の2:20頃。
しかし、流石にこの時間帯は交通量も少なく、非常にスムーズに走れたにも拘わらず、今回に限っては100kmの道程が遥か遠くに感じて、途中で運転するのに億劫さを覚えた。人一倍運転好きな小生が、運転することに嫌気を感じることなど、かつて一度もなかったことで、これも年齢的なものだろうか?

SOFKZKの駐車場には、3台の車が止まっていたが、内1台は、釣りが終わった所と見えて小生と入れ違いに出て行った。残った2台の内1台八王子ナンバーのレンタカーなので、釣り人か?
準備のため車外に出てみた所、北風が思いの外強く吹いている。予報では西南西なので、吹いて来るとすれば、山側からの横風になる筈なのに・・・。
しかし、釣り場は崖下になるので、北風であれば背中側の崖に遮られて釣りには影響はない。

雨上がりで湿った磯道を下ってポイントに入ったが、先行者の姿は見えず釣り場は小生の貸し切り。
海は多少波立ってはいるが、前回程でもなく、釣りに支障はない。しかし、月は既に西の山蔭に沈んでいて、漆黒とまでは行かないが、それでも少し不気味に感じる位に暗い。
ガイドにラインを通し、磯の先端に立ってキャスティングを始めたのは2:45頃。その頃になると、風向きが北から予報通りの西南西に変わったが、予報とは違って、南向きにはキャスト出来ない程結構強く吹き付けて来ている。

2投、3投・・・・・。音沙汰なし。

緑のアイシャドウの可愛娘ちゃんからは何もコンタクトがないまゝキャスティングを繰り返し、1時間強経った頃。4:00の時報と共に風向きが急に北東に変わった。風向きが反対に変わる際には、一旦殆ど吹かなくなるのが普通だが、この時は、何の前触れもなくいきなり変わったので少なからず面食らった次第。
悪いことに、このポイントは東寄りの風に吹かれると直ぐに波が立ち、前下がりの形状のために容易に這い上がって来るので、油断がならない。
この時も、風が強くならないことを祈ったが、弱くなるどころか徐々に強くなり、それに連れて波が高くなり始め、時々足許まで這い上がって来る様になってしまった。

予報が変わったのかと思いチェックした所、2:00時点の予報で、この時刻は西南西が1mとなっている。たった2時間で、これ程までに劇的に変わるものなのだろうか?

暫く、様子を見ていたが弱まる気配も感じられなかったので、4:30頃StopFishingとして、駐車場に戻った。所が、そこでは不思議なことに無風状態で、強い北東の風が吹いているなど信じられない位。
周囲の木々を見ても枝が揺れていないので、収まったのかも知れない。
折角、来たのにこのまゝ引き揚げるのは、勿体無い。戻ろうかとも思ったが、それも億劫!!
前回は、風が収まるのを待って車で休んで時間潰しをしたが、今回はその気も起きず帰途に着いた次第。

それでも、やはり海の様子は気になるので、帰る道すがら車窓から海の様子を見たが、ウサギが飛んでいる様子もない。はやり待っていれば良かったと思っても後の祭り。
西湘バイパスを走っている時、ラジオから西湘には強風注意報が出ていると流れて来たのに、道路端の吹き流しはだらりと垂れ下がっていて、予報と実際が正反対なのには、開いた口が塞がらなかった。

SOFKZKには、これで都合6回通ったことになるが、満足に釣りが出来たのはたった2回のみ。予報を頼りに条件の良さそうな時を選んでいるのに、こんな結果では、100kmも走って行くにはリスクが高過ぎる。
粘ることが出来れば結果が出るだけに残念だが、SOFKZKに行くのは暫く控えようと思う。

2017年釣行記(15) – MB

2017年 Mebaring 釣行記

日 時:3月4日(土)
潮回り:小潮(↑)

場 所:MHR-KGN
釣 果:メバル X 5、カサゴ X 2

同行者:単独

前回、このMHR-KGNでは、折角の爆釣のチャンスを雨に祟られてフイにしてしまい、モヤモヤした気分が晴れずにいたので、間を置かず、出来るだけ早い機会に再度行きたいと様子を窺っていた所、土曜日の夜は南風が弱い予報となっている。
しかし、毎日が日曜日の小生は、原則として土・日・祝祭日の釣行は控える様にしているので、出来れば別の日にしたい所だが、今回は、そう云ってはおられないと、敢えて出撃することにした。

16:00過ぎに自宅を出発、今回も高速を使ったので、現地到着は17:15頃。
土曜日なので、駐車スペースがあるか心配だったが、意外にも駐車している車の数が少なく、難なくいつもの場所に止めることが出来た。
未だ陽も高いので、ゆっくりと支度を整えて岸壁に出てみると、予報通り弱い南風が吹いているが、釣りには全く影響はない。潮位は前回よりもかなり低く、岸壁に平行して入れられているテトラ帯が頭を出している。しかし、見渡す所、岸壁には土曜日だと云うのに釣り人の姿が見えず、これは嬉しい誤算。

今回もFalcon改を携えて、前回と同じ場所に急行。
このポイントでは、テトラ帯と岸壁の間に入れられたテトラが海面から頭を出している場合は、根掛かりを少しでも防ぐために0.3gのJHを使うのだが、JHも前回に倣って0.5gをチョイス。

最初のキャスティングは17:30頃。日没時刻前のまだ明るい時間帯であり、前回の最初のアタリは18:00少し前のことだったので、こんなに早い時間からコンタクトがある筈はないと思っていたが、果たして、その通り。
ひょっとしたら・・・と云う甘い期待がない訳ではなかったが、これは想定内のことで、暗くなればアタッて来る筈とこの時点では、まだまだ余裕しゃくしゃくだったが・・・・・・。

時間が経ち、前回、最初のアタリがあった18:00になっても、全く音沙汰なし。
18:15・・・・・。
18:30・・・・・。
時間の経過と共に周囲の暗さは増して来ているのに、一向に挨拶に来る気配が感じられず、静かなままで、去年の不調時の雰囲気と同じ。前回が良くて復調したかと喜んだだけに、真逆の様相が信じられない。
おかしい・・・・。
どうしたんだ?
ワームを色々と替えた見たが変化なく、キャスティングを始めて1時間程しか経っていないのに、早くもボ-ズの一言が脳裏にチラリチラリと浮かんで来る。
何とか打開しなければ・・・。
そこで、最後の手段とばかりに、JHを0.3gと軽くすると同時にワームを汁系代表のガルプに替えてキャストし、軽くリフト&フォールを繰り返して、JHが足許まで来た時に、何となく違和感を感じた。

根掛かりかも知れないと思い、ラインを張って様子を窺って見た所、固い感触は伝わって来ないので、根掛かりではなさそう。
そこで、合わせを入れると、やっと生命体の感触があり、本命の可愛娘ちゃん
時計を見ると、18:45頃のことで、前回より丁度1時間遅れのこと。

これで、ボーズはなくなったが、後続がない。
そこで、蟹の横這い釣法で移動しながら探ろうと思ったが、入釣した時にはいなかったアングラーの姿がそこかしこに入っていて、それも儘ならず、仕方がないので、狭い範囲を行ったり来たり。

21:00頃になってそのポイントを放棄するまでに、メバルを4匹、カサゴを2匹掛けたが、メバルのアタリは、どれも目の前に落ちて来たワームを嫌々咥えたのではないかと思える程モゾとしたハッキリとしないものばかりで、唯一、駐車スペース近くに戻った所で掛けた1匹だけがコンとハッキリしたメバルらしいアタリだった。

結局、この日は22:00頃まで粘ったものゝ、前回とは程遠い内容・結果に打ちのめされてStopFishingとした。

尚、帰りは高速ではなく一般道を使ったのは当然と云えば当然・・・・・。

2017年釣行記(14) – MB

2017年 Mebaring 釣行記

日 時:3月1日(水)
潮回り:中潮(↑)

場 所:MHR-KGN
釣 果:メバル X 12

同行者:単独

この所、イカばかり追い掛けていたので、久し振りにつぶらな瞳の可愛娘ちゃんに会いたくて、磯に入ることを考えていた。
所が、天候は下り坂で夜遅くから雨が降る予報になっている。重装備で磯に入って降られるのは辛いので、目先を替えて手軽に入れるMHR-KGNで遊ぶことに方針変更。

MHR-KGNは今年の初釣りの場で、その時は僅か3匹の釣果に終わってしまったが、今回はどうか・・・・・。

16:00頃、自宅を出発。高速を使ったので、現地には17:00過ぎに到着。
早速、タックルの準備を整えて岸壁に出てみると、風は殆どなく海はのっぺり。満潮時刻を間近に控えて潮位も高く、テトラ帯の殆どが水没していて海原が広く見える。

キャスティングを始めたのは17:30頃。いつもなら、岸壁の入り口から釣り始めることはないのだが、今回は様子見のため岸壁に乗って直ぐにFalcon改のロッドに0.5gのJHの組み合わせでスタート。

潮位は160cm程もあるのに、所々、海藻が海面にまで届いている場所が見えるので、JHが掛からない様、キャストする方向に注意しながら探って見たが、コツリとも触って来ない。
このMHR-KGNは、残照がある時間帯よりも暗くなってからアタッて来る傾向が強いので、これはある意味で織り込み済みだが、それでも何もコンタクトが感じられないのは、やはり不安になって来る。
初釣りの二の舞か・・・・・?

少しづつ場所を移動しながら様子を窺ったが、埒が明かないので、への字カーブの先にワープ。
こちらは海藻が海面に届いている様子はないので、キャストはし易いが、目の前にテトラが沈んでいるので、根掛かりが怖い。

この日最初のアタリを感じたのは、17:50頃。

キャストして5カウントまで沈めた所で、軽くリフト&フォールを繰り返しながらリーリングしていると、コンと軽いアタリ。
反射的に合わせを入れ、ロッドを絞り込む魚の引きを久し振りに味わいながら抜き揚げたのは、MHR-KGNでは良型に属する21cm位のマッチョ。

そして、それから10分も経たない18:00直前にはフォールしているJHを吸い込む様なアタリで23cmと、幸先の良いスタートを決めることが出来た。
MHR-KGNでは、同じ場所で何匹も続いて来ることは余りない。そこで、蟹の横這い釣法をしようと思ったが、念のため再度同じ場所から同じポイントにキャストすると、又もやコン。結局、この場所で4匹をゲットした所で、3m横移動。

そこでも、キャストして糸ふけを取りラインを張ると、もうワームを咥えていることも何度かある程、いつになく高活性なつぶらな瞳の可愛娘ちゃんに気を良くして遊んでいるといると、予報では22:00以降に降り出すことになっていた雨がポツリポツリと降り出して来た。好事魔多しとは正にこのこと。

折角のチャンスを逃す手はないと雨に打たれながら粘って7匹を追加した所で、試しにワームをFinluckMinnow30Sに替えてみると、プラグにも反応が良い。
雨が少しでも弱くなることを祈りつつFinluckMinnow30Sをキャストし、1匹を掛けた所で、願いも空しく雨音がする位の本降りになって来た。
最初から、今回の釣りは雨が降り出して来るまでの積りで、雨具の用意はしていない上、10年以上も着続けている小生の防寒着には撥水性能が残っている筈もなく、とても凌ぐことなど出来る訳もない。

結局、18:30頃、涙をのんでStopFishingとしたが、最初の1匹を揚げてから30分足らずのごく短時間で12匹は、出来過ぎと云える。しかし、雨の降り出しが予報通りであったら、自己記録を更新出来たかも知れず、返す返すも残念無念な釣行結果だった。

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