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2017年釣行記(14) – MB

2017年 Mebaring 釣行記

日 時:3月1日(水)
潮回り:中潮(↑)

場 所:MHR-KGN
釣 果:メバル X 12

同行者:単独

この所、イカばかり追い掛けていたので、久し振りにつぶらな瞳の可愛娘ちゃんに会いたくて、磯に入ることを考えていた。
所が、天候は下り坂で夜遅くから雨が降る予報になっている。重装備で磯に入って降られるのは辛いので、目先を替えて手軽に入れるMHR-KGNで遊ぶことに方針変更。

MHR-KGNは今年の初釣りの場で、その時は僅か3匹の釣果に終わってしまったが、今回はどうか・・・・・。

16:00頃、自宅を出発。高速を使ったので、現地には17:00過ぎに到着。
早速、タックルの準備を整えて岸壁に出てみると、風は殆どなく海はのっぺり。満潮時刻を間近に控えて潮位も高く、テトラ帯の殆どが水没していて海原が広く見える。

キャスティングを始めたのは17:30頃。いつもなら、岸壁の入り口から釣り始めることはないのだが、今回は様子見のため岸壁に乗って直ぐにFalcon改のロッドに0.5gのJHの組み合わせでスタート。

潮位は160cm程もあるのに、所々、海藻が海面にまで届いている場所が見えるので、JHが掛からない様、キャストする方向に注意しながら探って見たが、コツリとも触って来ない。
このMHR-KGNは、残照がある時間帯よりも暗くなってからアタッて来る傾向が強いので、これはある意味で織り込み済みだが、それでも何もコンタクトが感じられないのは、やはり不安になって来る。
初釣りの二の舞か・・・・・?

少しづつ場所を移動しながら様子を窺ったが、埒が明かないので、への字カーブの先にワープ。
こちらは海藻が海面に届いている様子はないので、キャストはし易いが、目の前にテトラが沈んでいるので、根掛かりが怖い。

この日最初のアタリを感じたのは、17:50頃。

キャストして5カウントまで沈めた所で、軽くリフト&フォールを繰り返しながらリーリングしていると、コンと軽いアタリ。
反射的に合わせを入れ、ロッドを絞り込む魚の引きを久し振りに味わいながら抜き揚げたのは、MHR-KGNでは良型に属する21cm位のマッチョ。

そして、それから10分も経たない18:00直前にはフォールしているJHを吸い込む様なアタリで23cmと、幸先の良いスタートを決めることが出来た。
MHR-KGNでは、同じ場所で何匹も続いて来ることは余りない。そこで、蟹の横這い釣法をしようと思ったが、念のため再度同じ場所から同じポイントにキャストすると、又もやコン。結局、この場所で4匹をゲットした所で、3m横移動。

そこでも、キャストして糸ふけを取りラインを張ると、もうワームを咥えていることも何度かある程、いつになく高活性なつぶらな瞳の可愛娘ちゃんに気を良くして遊んでいるといると、予報では22:00以降に降り出すことになっていた雨がポツリポツリと降り出して来た。好事魔多しとは正にこのこと。

折角のチャンスを逃す手はないと雨に打たれながら粘って7匹を追加した所で、試しにワームをFinluckMinnow30Sに替えてみると、プラグにも反応が良い。
雨が少しでも弱くなることを祈りつつFinluckMinnow30Sをキャストし、1匹を掛けた所で、願いも空しく雨音がする位の本降りになって来た。
最初から、今回の釣りは雨が降り出して来るまでの積りで、雨具の用意はしていない上、10年以上も着続けている小生の防寒着には撥水性能が残っている筈もなく、とても凌ぐことなど出来る訳もない。

結局、18:30頃、涙をのんでStopFishingとしたが、最初の1匹を揚げてから30分足らずのごく短時間で12匹は、出来過ぎと云える。しかし、雨の降り出しが予報通りであったら、自己記録を更新出来たかも知れず、返す返すも残念無念な釣行結果だった。