2016年釣行記(65) – MK
2016/11/10
潮回り:若潮(↓↑)
場 所:YNGSM
釣 果:メッキ x 2、ヒラセイゴ x 2、ダツ x 多数
同行者:単独
明日の金曜日の孤島は、傘マークが付いており風も北東乃至北北東が4mの予報が出されている。前回は4mの予報にも拘わらず、少々無理をして行ってみた所、幸運にも風が収まり楽しい釣りが出来た。だからと云って、今回も同じ様に風が収まるとは限らない。寧ろ、予報より強く吹く可能性の方が高い。更には、傘マークが付いているとあっては、人一倍濡れるのが嫌いな小生には致命傷に近いものがある。
と云う訳で、金曜日の孤島行きは諦めて、YNGSMでメッキと遊ぶことにした。しかし、メッキ仲間の情報では、今シーズンはメッキの数が少ないとのことで、遊んで貰えない可能性の方が高いが・・・・・。
5:00過ぎに自宅を出発。国道1号線を一路西進し、現地の駐車場に到着したのは、丁度日の出時刻の6:10頃。
直ぐに支度を整えて釣り場に急ぎ、先ずは井桁突堤のチェック。
風は北からやゝ強目で、水は少し濁りが入っている程度で、条件としては悪くはない。
2投、3投、4投と立ち位置を替えながらキャスティングを繰り返したが、メッキ釣りでは税金のダツからのコンタクトもなく、釣れそうな雰囲気がない。
そこで、石積み突堤を遠望すると、人影が3人程見えるが、小生の好きな先端部には誰も入っていない。
ならば、と干潮間近で顔を出したサーフをショートカットして、先端部に急行。先端部に着いて見ると、台風23号の影響だろうと思うが、井桁突堤では気が付かなかったウネリがあって、時々大きく波シブキを上げている。
そのウネリを掻い潜ってキャスティングをしていたが、メッキからのコンタクトを感じるどころか、波シブキを頭から被りそうになる始末。濡れるのは厭なので、波シブキを避けられる西向きに立ち位置を替え、その一投目。
ルアーが足許から5m程の所に差し掛かった瞬間、いきなりガツンとこの日最初のコンタクトがあり、合せも決まって、
よし来たぁ!!
内心ニタリとしながらやり取りを始めた途端、薄っすらと茶色っぽく見える根の陰に入られてしまって、獲れず仕舞い。
それから、2~3投目。今度は少し沖目でガツン。ロッドに重さを感じてリーリングを始めた途端、フッと軽くなって無念のバラシ。
両方ともヒラを打つ白く丸い影が見えたので、アタリの主は本命のメッキであるのは間違えのない所だと思うが・・・・・。
正体を見届けてやろうとキャスティングを続けたが、掛かって来るのは税金のダツばかり。
ダツが掛かると鋭い歯でルアーに傷は付くしリーダーはボロボロになるので、立ち位置を色々と替えてダツを避けながら、メッキからのコンタクトを探ったが、結局、メッキからのアタリはないまゝ。
8:00過ぎになって、石積み突堤を諦めてサーフから導流堤をチェックすることにして移動。
サーフは元々余り好きではないが、今回は、兎に角、ひたすら打ちまくることにして、キャストしては5m程移動し、5m程移動してはキャストすることを繰り返していると、8:30頃、ブルンブルンと生命体の反応が伝わって来た。
アタリの出方からダツではないことは判ったが、メッキのアタリにしては一寸違う様な・・・・。
所が、ルアーを咥えて来たのは17cm位のメッキ。11月の上旬も過ぎようとしているこの時期にしては、小さ過ぎるサイズだが、メッキはメッキ。
やっと、ボーズを逃れられた!!
2匹目は・・・・・とキャスティングする腕にも力が入ったが、メッキはそれきりで、ヒラ・セイゴが2匹来てくれただけ。
導流堤をチェックしたが、時期的に未だ早く、全く気配もない。
早々に諦めて、サーフを引き返しながらチェックし、再度、井桁突堤に戻り付いたのは10:00少し前。
潮も上げに入り、朝とは条件が違っているので、駄目で元々と風に乗せて遠投。
アクションを付けながらリーリングをしていると、ガツンとアタリがあって揚がって来たのは20cm強のギンガメ。
更に追加を狙って左角から斜めに遠投し、リーリングをしていると少し大きめの波が盛り上がって来ているのが目に入って来た。波シブキを被るのを避けるために立ち位置を替えようと後ろを向いた瞬間に、ググンとアタリ。しかし、不意を突かれた格好で合わせることも出来ず、残念ながらこれはアタリを感じただけ。
それでも何とか追加したいとキャスティングを続けていると、10:20頃、YTさんが、小生が来ているのを知って陣中見舞いのために、わざわざ顔を出してくれた。一時は、外出することさえ出来ない程体調が悪かったことを考えれば、こうして会いに来てくれるまでに回復した訳で、メッキが釣れたことも嬉しかったが、それ以上に嬉しいことだった。
YTさんは10:45頃、引き揚げて行き、小生は11:00までメッキの追加を狙ったが、結局、この日はメッキ2匹、ヒラ・セイゴ2匹、ダツは数知れずの結果だった。