2015年釣行記(59)- AJ
2015/10/30
潮回り:中潮 場所:孤島 釣果:アジ X 2、タチウオ X 16 同行者:SGMRさん(ゆりおさん、KRHRさん、英寿さん)
9月中旬から9回連続して釣行している孤島での釣果は、初回の16匹が最高で、毎回毎回、行く度に今度こそはと期待するのだが、その後は鳴かず飛ばず。
にも拘らず、性懲りもなく今回も孤島でのアジング。しかし、今回は秘策が・・・・・。
孤島には15:00過ぎに到着。
幸いにも、ベストポジションはがら空きなので、先端側から、小生、SGMRさん、KRHRさん、ゆりおさんの順に釣り座を決めて、横浜アジングの開始。
風は予報と違って右から左の南寄りが強目でやり難いが、これにめげる様では、孤島でのアジングは成立しない。
ここは我慢をしてやるしかないが、例によってアジからのコンタクトは感じられず、今回も厳しい修行になりそうな予感が・・・・・。
17:00過ぎ、最近孤島で何度か会っている中田英寿似の若者が登場して、小生の左手に釣り座を構えた。この若者もSGMRさんが認める程の手練れ。
と云うことは、強目の横風に加えて上級者に左右を挟まれてしまい、小生に取って状況は悪い方向に・・・?
悪い予想は当たるもので、左右の二人はポツポツをアタリを取り出しても、小生は置いてきぼり。上級者に張り合う気持ちはサラサラないが、知らず知らずの内に煽られてペースが乱れてしまって、益々アタリが出せない蟻地獄にすっぽりと嵌ってしまった格好(涙)
小生が出した最初の1匹は、日没時刻の16:50から1時間半も経った18:15頃の豆。
この時期に南蛮漬けサイズとは、少々納得が出来ない点はあるが、ボーズ逃れの嬉しい一匹。
しかし、後続がない。群れで回遊している筈なのに、ここではまるで単独で回遊しているのではないかと思ってしまう程。
それでも、何とかしようと頑張って19:30頃までに1匹を追加したものゝ、アタリが続いて来る気配は微塵もない。
そこで、絶不調のアジングを諦めて、秘策を出すことに・・・・。
実は、アジが駄目ならタチウオを狙う積りでワインド用の仕掛けをしっかりとバッグに忍び込ませていた。そこで、そのワインド用の仕掛けを持ち出して、タチウオ狙いに目標を変更したのだが、これがビンゴの大正解!!!
昔、愛用していたエギング・ロッドのSAMURAI BLADE 86 Inheriterにワインド用の仕掛けをセットして、その第一投目。
アクションを付けながらリーリングを繰り返し半分ほど回収した頃、いきなりロッドがガツンッと止まり、ギューンとロッドを絞り込む強烈な引。突然のことなので、些か慌てたが、何とかランディングに成功して、生涯二匹目のタチウオをゲット。
その後は、2投か3投に1回の割で、ガツンと来るアタリがあり、当然取れなかったりバラしたりすることもあったが、活性の高さはアジとは正反対。スレてアタリが遠くなっても、時間を置けばまた復活することが多い程の高活性。
20:30頃、アジンガー三人が登場して来たが、最近の不調の情報のためか金曜日の夜にも拘わらず総勢8名しかおらず、いつもの半分程度。そして、この日も一向に調子は上向かず、全体を見渡してもアジはポツリ・ポツリの状況で、アジンガーは四苦八苦の状況。
そんな中、タチウオ狙いの小生は只一人ジージーッとドラグを鳴らして、注目の的。
前回か前々回来た時の様にタチウオが水面下でギラリギラリと光ったり、海面を割ってライズするなど派手さはなくどちらかと云えば静かな海だったが、そこかしこにタチウオが群れている様な印象を持った。フィッシュ・イーターであるタチウオがこれだけ沢山群れていると、そのベイトにもなるアジが身を潜めてワームを追わなくなることもあり得るかも知れない。
最近のアジングが不調である原因の一つではないだろうか?
それにしても、アジングが静の釣りなら、タチウオ狙いのワインディングは動の釣り。繊細で緻密なアジングに対して、豪快で大胆なワインディングと、その対称性がいたく興味深く感じられた。
今回も、本命のアジは例によって不発に終わってしまい、それはそれで悔しいが、秘策のタチウオ狙いでは、夜明け前に3本追加して合計16本の釣果。SGMRさん他4名の仲間達に2本ずつ進呈しても、充分余りある程の釣果だった。
と云う訳で、久し振りに満ち足りた気持ちを持って5:30頃、StopFishingとした。