2015年釣行記(56)- AJ
2015/10/20
潮回り:小潮 場所:孤島 釣果:アジ X 11、タチ X 1 同行者:単独
10月に入ってから、雨や風のために釣行のペースがガクンと落ちて、2日、9日、13日と3回しか釣行出来ておらず、今回が4回目。先週の金曜日も雨のため家から出ず、週が替わったこの日はどうか・・・・・?
天気予報では、風は南だが1m程度と極弱く、日付が変わる頃に北風に変わって、明け方近くでは4m程になるとのこと。4mの風は、少々厳しいが、と云って釣行を見送ると、週一釣行が定着してしまいエイジ・シュートが遠退いてしまう。
と云う訳で、孤島に行くことにした。
孤島には15:00過ぎに到着。
現場には若者アジンガーが一人、老夫婦の投げサビキ師2人、カップルの黒鯛師2人の5人だけで、思いの外アングラーの数が少ない。
そのアジンガーは、小生が最も好きなクラック付近でロッドを振っているので、小生は少し陸側に寄った所に釣り座を構えた。
予報通り風は南寄りだが、ここでは微風と云っても良い程弱く、海は波もなく穏やかだが、水が茶色に濁っているのが気に掛かる所。
キャスティングの開始は15:20頃。
明るい内は当然としても、17:00の日没時刻を過ぎてからも、アジからのコンタクトはない。
やはり茶色く濁った潮のせいか・・・・・。
17:40頃、この日初めての微かな違和感に反射的に腕が動いて合わせが決まり、ロッドを通して生命体の反応が伝わって来て、揚がって来たのは、少々小振りだがボーズ逃れの嬉しい一匹。
その後、間を置かず2匹目を掛けたが、この所、18:00頃までに2匹を揚げるものの、その後は鳴かず飛ばずで、明け方にまた少し揚げるパターンが続いている。今回は、その様なことにはならない様にと念じつつキャスティングを続得たが、案の定、アタリが続かない・・・・・。
20:30頃になって、先行者たちが引き揚げて行き、孤島には小生独りで居残り。この孤島を独り占めに出来るのは嬉しいが、アジが遊んでくれないことには、これまでにないほど厳しい修業の場になることは目に見えているので、何とかアジが回って来てくれることを願うばかり。
しかし、風も波もなく釣りには絶好の条件だが、アジもいなければシャレにならないが、先週にはあれ程いた泳ぎ回っていたベイトの姿も見えず、海全体に生命感が感じられない。
2匹目のアジを掛けてから約3時間後の21:40頃、SGMRさんから、成田に着いたとのメール着信。このメールを皮切りに何度かやり取りをして気分転換を図って、仕切り直しをしたが、状況を変えるには至らず、アジからのコンタクトはないまま。
日付が変わって1時間程経った頃の25:00頃、突然、忘れていたコンタクトがコッとあって待望のアジ。そして、間を置かず後続のアタリがあって、やっとアジが回って来てくれた様子。
これから1時間半程の間に、8匹の追加に成功。
10分に1匹のペースなので悪くない。さぁ、これから独りで爆釣か・・・と思った途端、正に好事魔多しで、それまでの微風が突然強く吹き出して来てしまった。しかも、横風になる東寄りで、ラインが吹けてしまってどうしようもなくなってしまった。
3:00頃になり、急に海面がザワザワと騒がしくなって、あちらこちらでギラリと銀色に輝くタチウオがベイトを追い回し始め出した。実は、この光景は、前回、前々回も目撃していたので、チャンスがあればタチウオも狙って見ようと思っていた。
風は強くてアジングにはし難いが、タチウオなら問題がないので、早速持って来ていたタチウオ用のタックルをセットしてキャスティング。それまでは精々2gのJHを短いロッドだったのに、10倍も重いルアーを9フィート近くの長いロッドでキャスティングするのは、大変!!
最初は、ワインディングで攻めたが、あれ程騒いでいるタチウオは見向きもしない。そこで、バイブレーションに替えて、足許まで引いて来ると、いきなりガツン・・・・。
生まれて初めて獲ったタチウオで、写真で見る通りの獰猛な顔つきに、年甲斐もなく興奮してしまった次第。
この後は、タチウオが騒ぎ出したらバイブレーション、大人しくなったらアジングに切り替えてキャスティングを続けたが、アジを1匹追加しただけで、タチウオの追加は成らず、5:30頃、StopFishingとした。
それにしても、日付が変わるまでの、7時間近くにも及ぶアタリもないブランクの時間帯にも、気持ちを切らすことなくキャスティングが続けられたことが、自分でも意外な気がした次第。