2013年釣行記(47)-FF
2013/08/09
場所:SKM-R 釣果:チビメ X 1 同行者:単独
前回釣行した際、この溪に通いだして初めて3回もアタリが出たプールが気になって、中一日しかおいていないが行ってみることにした。
釣り場には前回よりも若干遅い5:45頃到着。
早速支度をして入渓したが、やはり減水は一段と進んでいる様で、流れが更に弱くなっている。ここまで水量がないと先ず期待は出来ないが、来た以上はやるっきゃない・・・。
6:00頃から実釣開始。
前回アタリがあったポイントでも、流れが弱くてまるで止水での釣りの様で、キャストする気にもならずパスの連続。と云う訳で、休憩ポイントには7:30頃に到着してしまった。
目的のプールの少し下にある釜でのこと。
いつもならゴーゴーと水が流れ落ちていて、そこを越えるにもシブキを浴びながら岩を伝って行かなければならず、釜の底には一抱えもある岩が重なりあっていて、絶好ポイント。これまでも来る度に、フライを流すことは流したが、何故か実績を得た記憶は殆どない。
そんなポイントでも、水量が減っているのでチョロチョロ程度の貧相な落ち込みしかないが、念のため・・・・。
9:15頃、左右からチョロチョロと流れ落ちた少ない水が集まり適度な速さになって流れている所にフライを流すと、パシャッと小さなアタリで、針に掛かって来たのが12cm程の可愛いチビメ。
目的のプールには9:30頃到達。
前回は、溪の両岸から背後に張り出している木々の枝にフライを引っ掛けて失敗してしまったので、今回はその枝を避けられるよう出来るだけ右岸寄りにポジションを取るべく慎重にアプローチをした。
そして、プールを見渡してみると、前回と違って水の流れは小さな滝となって水が落ち込んでいる付近に少し見えるだけで、水の落ち込み付近から少し離れた所では殆ど見えなくなっている。
試しにキャストして見るとフライは殆ど動かずに水面にユラユラと漂っているだけ。
加えて、前回足元が見えない位に濁っていた水の透明度が、今回は高くなっていて底の岩まで手に取るように見える。
と云うか、前回少し濁りが入っていたのが余りあることではなく、寧ろ今回の様に透明度が高い方が通常の状態。
水流がなく透明度が高いとなると、フライを見切るのも早いだろうし、警戒心も一層強くなる筈なので、これは難しい!!
案の定、何度かフライを流してみたが、今回は全くアタリなしで、早々に諦めた。
脱溪点付近で一度だけ少し大きめのアタリがあったが、合わせ切れず、10:15頃、StopFishingとした。
たった1日だけ間を置いただけなのに、ここまで減水が進むとは思いもしなかった。この調子で降雨がなければ溪全体がチョロチョロとした流れになってしまうことだろう。
少しでも雨が降ってくれることを願うばかりだが、秋の台風シーズンに期待するしかないのだろうか?
流れが弱くなればなる程ミドロが増えて来て溪魚が棲む環境としては最悪の状況になってしまうだろう。
雨が降り溪の状況が好転するまで、当分の間はFFを休もうと思っているが、溪魚達はそれまで元気で居て呉れるだろうか?