2011年釣行記(35)-FF
2011/07/16
FlyFishing 場所:KR-R 釣果:山女 x 1 同行者:単独
距離的には前回のSKM-Rとそれ程変わる訳ではないが、高い料金の東名を使わず一般道を走るため、時間距離は遠くに感じる。
暑さ対策のため、ペット・ボトルで凍らせた麦茶をクーラーに入れ、その他に2本のペット・ボトルを用意して、3:00に出発。
現地には5:00少し前に到着。
例によって、一旦、入渓地点の橋まで行って先行者が居ないことを確認してから、駐車スペースに戻って支度を開始して、渓に降り立ったのは5:15頃。
この所、雨はそれ程降っていない筈だが、水量はそれ程減っている様には見えず、水際の雑草も倒れていないので、平水位と云って良いだろう。 しかし、何となく濁りが入っている様に見えた。
兎に角、今シーズン初めてのKR-R。 期待一杯でのファースト・キャストは5:15頃。
昨年、この渓流に通う様になって感じたことだが、北海道に比べて蜘蛛の生息数が桁違いに多いのではないだろうか?
蜘蛛巣が至る所に張り巡らされている。
蜘蛛巣が多い、と云うことは、その付近は飛来する昆虫の数が多いと云う証であり、昆虫の飛来が多いと云うことは、渓流に流される昆虫の数も多くなり、流される昆虫を狙って渓魚が集まっている筈であり、それは取りも直さずアングラーが狙うべきポイントである、と云う三段論法が成立する筈なのだが・・・・。
実際には、邪魔なことこの上ない。
仕方がないので、先ず空キャストをしてフライに蜘蛛の巣を絡めて取っ払うのだが、今度はフライやリーダーに絡まった蜘蛛の糸を取り除くのが、これ又難事。
蜘蛛の糸は、伸縮性もあってその細さの割には非常に丈夫で強く、容易に引き切ることが出来ない。 しかもベタベタと粘着性があるので、フライやリーダーから取り除いた糸が今度は指に纏わりついて・・・・。
こんなことをポイント毎に繰り返したので、時間が掛かって仕方がない。
やっとのことで休憩ポイントの鉄骨堰堤に辿り着いたのは8:15頃で、いつもの倍近い3時間近くも掛かってしまった。
その上、ポイントの付近で蜘蛛の巣取り除き作業をしたので、渓魚に警戒心を与えてしまったのかも知れない。
入渓してからここまでの間でのアタリはたった2度だけ。