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2010年釣行記(29)

2010年 釣行記

潮回り:大潮  場所:KTGHM, KWUS  釣果:ナシ  同行者:単独

WorldCupの決勝トーナメント進出を決定する日本vsデンマーク戦を観るか観ずに釣行するか大いに迷ったが、前回、雨に降られて途中降板となって何となく物足りなさを感じていたエギングを選んで釣行することにした。

ポイントの駐車場には4:00に到着。
ラジオでサッカーの実況を聴きながら支度をして釣り座とする岩に乗っての第一投目は4:10。
ここは駐車場とは道路を挟んだ反対側にある磯で、アプローチするのにものゝ2分と誠に高齢者向き。 雑誌の記事にある様にこれでアオリが出て呉れれば申し分はないのだが、ここでシャクッているエギンガーは見た事がない。
たゞ、記事の内容を自分の目で確認しておくのも悪くはないと考え、時間的には大潮の満潮から下げに入った所で潮位は高いので、2時間程シャクッて様子を確認してから、潮位が下がった所で先日と同じ磯に移動しようとの魂胆だった。

201006010R.JPG
風もなく、波もなく・・・・・・。
日の出時刻が近付き、日本の2点先制を祝っている様な見事な朝焼けが広がり、これでアオリからの挨拶があればエギンガー冥利に付きると云うもの。

ここは水深3m程しかない地形なので、シャロータイプのエギを右に左にと扇状にキャストしたが、時折海藻が掛かって来るだけ。 予想通りと云うか期待ははかなく泡と消え掛かった5:20頃、日本が3:1でデンマークに快勝して決勝トーナメント進出が決まった。

時間的には少々早かったが、先日の磯に移動することにして一旦撤収。 車に戻ってヘッド・ライトを片付け、サングラスを掛けて海岸沿いを5分程歩いて潮溜まりを抜ける地点にまで来たが、やはり潮位が高くて渡れそうにもない。
10分程時間を潰した所で意を決して渡りを開始した所、途中で足が滑りドボン!!・・・・・する寸前で危うく踏み止まって事なきを得た。
ヤレヤレ!!

前回と同じ様に先ず左手の海藻帯をシャロータイプのエギで攻めて見るが、今回も不発。 正面、右と扇状に展開しても、音沙汰がない。 正面にはシーカヤックを操って釣りをしている御仁も見えるので、アオリからの信号が来るのも時間の問題だろう、と思いつつキャスティングを繰返しながら、ふと足許を見ると・・・・・・。

何と、ニゴリが入っていて青く澄んだいつもの様子とは随分と違っている。
これじゃ、無理だろうと思いつゝ、エギを派手目に替え少しでもアオリの目に付く様に工夫した積りだが、次第にこちらのモチベーションが落ちて来て、遂に6:30頃、半島の反対側に場所替えすることに決定。

BBURの駐車場から階段を下りて行くと、波音が下から大きく響いて来る。 KTGHMでは全く思いもしなかったが、こちら側はウネリが入っている。
海岸にまで降りた所で、直ぐ左手の磯にエギンガーが独りシャクッているのが見えた。 声を掛けて様子を訊こうと思ったが、少し距離があるので声も通らないだろうとそのまゝ通過してその先の磯に渡って2投、3投。 しかし、ここでは風が真横から吹いて来て、ラインが大きく吹けてしまう。 左手に見えるKWUSには人気場所なのに人影が見えないので、直ぐにKWUSに移動して、風を背に受けられる地点に釣り座を構えて、キャスティング。
風もありウネリもあって少しやり難いが、海の透明度は高く足許を色々な小魚が塊になって右に左にウロウロしているのが見え、やはり気持が良い。
が、しかし・・・・、アオリから挨拶がありそうな雰囲気は全くなく、日は高く昇ってしまい暑くて仕方がない。

201006011R.JPG
いつも憧れていた半島の先端に行って見ることにした。 昔は渡船があった様だが、今では大潮の干潮時にしか行けない磯なので場荒れは少ない筈だが、駄目で元々、兎に角様子を知っていて損はないと考えた。
所が、これが大きな間違い
海岸から直線距離では300m程しかないのだが、一抱えも二抱えもある大きな岩を避け、海苔で滑り易い岩を慎重に越えて行くので、大変な難儀。 しかも、あれ程吹いていた風が、ピタリと止んで、足許からモヤ~ッと熱気が上がって来て頭から海水を浴びた様にびっしょり。

やっとの思いで先端に達したのだが、ロッドを出せそうな所では、定置網が入っていて漁船が操業していたり、釣り船が直ぐ近くで釣りをさせていたりで、結局、何もすることも出来ず、来たルートを引き返す羽目に・・・・・。
この往復が、辛かった!!!
息も絶え絶えに駐車場に戻って来たのは、10:00頃。 写真を撮ったのが9:00頃だったので、途中で休んだにしろ1:001時間もも掛かってしまった。

前回、釣り度楽さんやMさんから、最近の釣果に対してお褒めの言葉を頂いたが、早くも馬脚を現した格好になってしまった。
マァ、これも実力だから仕方がないけれど・・・・・・!!