2009年釣行記(20)
2009/06/08
潮回り:大潮 場所:SZK 釣果:350gX1, 500gX1, 600gX2, 700gX1, 750Gx1 同行者:単独
以前から下田方面の釣り場に行きたいと思っていた。 実は、Passatに乗っていた頃は何度も通った所だが、片道170kmの長距離に軽では疲れてしまうので一寸無理かも知れないと敬遠していた。
幾らリフレッシュするとは云え、睡眠不足の状態での釣りはやはり体力的には疲れるので、いつもは、翌日の仕事を考えて、釣りの時間帯は未明から精々10:00頃にしている。 だが、火曜日の休暇が取れることになって、下田方面への遠征が可能となった。
否、下田方面への遠征を決めたから、火曜日の休暇を取ったと云うのが正直な所。
11:00過ぎに出発。 目的地には2:30に到着した。 駐車場には5・6台の先行車があったが、初めての場所でもあり暗い内に動き回るのは危険ゆえ、
時間を潰そうとリクライニングを倒して横になった・・・・・。 次に気が付いた時は、すっかりと夜は明けてしまって、周囲の車には誰も残っていない(笑)
慌てて支度をしていると、パトカーがゆっくりと入って来て、運転しているお巡りさんと目が合ってしまった。 そこで、無視をすると、いつかの様に職質を受けるかも知れないと、愛想を良くしたのが悪かったのか、暫く談笑せざるを得ない羽目になってしまった。
じゃ、頑張って下さいとの声に送られて釣り場に急いだが、入りたかった突堤には2人のエギンガーが盛んにシャクッテいる。 仕方がないので地磯に歩を進めたがここにも2人のエギンガー。
聞けば焼津からの遠征だと云う。
その2人をパスして先に進むと、メジナ師が釣り座を構えており、深い切れ込みが入っていてその先には岸沿いには進めそうもない。
そのメジナ師に挨拶をして手前のテッパリに釣り座を構えさせて貰う。 目の前には小さな磯が点在し、思わず溜息が出そうな位に風光明媚な景色が広がっている。 水の透明度も素晴らしく高くて、余り高さのない場所からも根のある所とない所がハッキリと判る。
風は左から右。 満潮から下げに入った潮も同じ方向に流れている様で、正面にキャストしたエギが斜め右45度位の角度から上がって来る。
5:40頃。 流れを計算して少し左手にキャストしたエギが正面に来た頃、少し力のないクィーン・クィーンで上がって来たのがこれ。
これも、産卵期とは思えない位のサイズで、リリースしようかとも考えたが、初めての場所での最初の釣果なので、キープさせて貰うことにした。
ふとメジナ師の方に目をやると、先程まで見えていた姿が見えなくなっている。 如何したのだろうかと様子を見に行くと餌取ばかりだからと休憩されていたので、色々とこの付近の様子を教えて頂く内、小生と同じ横浜からの釣行との由。
師の休憩の隙を狙ってキャストさせて貰って2投目。 直ぐ手前まで来たエギを回収しようか如何しようかと考えている所に、ティップをクッと抑えるアタリで
来たのがこれ。 距離が余りなかったので引きを楽しむことは出来なかったが、久し振りに良型と云えるサイズ。 6:30頃のことだった。
その後は風が強くなり釣り難くなって来たので、風裏に移動しようと一旦車に戻り、クーラーを担いで砂利道を歩いて目指す磯付近にまで来て見ると、目も眩む様な高さを降りて行かなければならない。
踏み跡はついているし、岩場にしても真鶴とは違ってゴツゴツとしているので足場も手掛かりも確保出来るので、行こうと思えば行けると思ったが、ここは自重して突堤に向かうことにした。
突堤での風は背中からのフォローで、軽くキャストするだけで、エギは面白い様に飛んで行くので、ここでは不精をして突堤に腰を掛けてのエギング。 腰が直ぐに痛くなるので、これは助かった。
9:00少し前に突堤での1杯。 やはりグィーン・グィーンの引きは気持ちが良い。その直後にも1杯。
両方ともラインの変化で取っもの。
10:00頃になり、疲れて来たことと眠くなって来たこともあって、ここは一旦引き上げて仮眠をとることにした。
14:00過ぎになって、再開。
幸いなことに突堤には一人だけ。 その人は余り釣れなかったのか、竿は既に畳んでおり、余った餌をパラパラと海に撒き寄って来る小魚の様子を眺めているだけだった。
14:30頃、挨拶をして隣に入って直ぐに、再開後最初の1杯が来たが、その後は泣かず飛ばず。
フォローとは云え、時折強く吹いて来る風に嫌気が差して来てソロソロ引き上げ様と考え出した16:45頃、風を避けるために突堤の下に下りての第2投目。
エギが手前の根に差し掛かった途端に来た1杯を最後に、今日はStopFishing
風戸明媚な景色の中で、6杯もの釣果・・・小生にとっては爆釣・・・・、満足すべき一日だった。
でも・・・・、やっぱり疲れた!!!