2009年釣行記(18)
2009/06/01
潮回り:小潮 場所:烏帽子群礁 釣果:750g X 1 同行者:単独
写真は前回撮り忘れた大平から見た烏帽子岩。岩の向こう側には青空が広がって見えるが、反対側は、雲が黒く低く垂れ込め、今にも降り出しそうな空だった。
こんなことは滅多にないことだが、30分程寝過ごしてしまった。
実はこの所横目に見るだけで素通りばかりしていたDKNに、久し振りに乗る積りだった。
ここは最近通り掛に見るといつも車が止まっているので、乗るなら早めに出ようと考えていたのに、起床しなければならない時刻前に何度か目を覚ましてはいたのだが、肝心のその時刻は白河夜船。 気が付いたら、いつもより寝過ごしていたと云うお粗末。
そんな訳で、今回は近場の烏帽子群礁に行くことにして、たつみ釣具店のHPを覘いて見ると、昨日はエギで10杯と記載がある。 期待充分!!!!
3:00過ぎに出発。 若干時間を潰す積りでゆっくりと走り店に着いたのは4:00一寸過ぎ。
早速、渡礁を申し込むと、今日はお客さんが少ないから何処でも選り取り身取り見取りだよ。でも、昨日のウネリが少し残っているので、場合によっては大場所限定の渡しになるかも知れないとのこと。 確かに記録簿には2名の先行者の氏名があるだけで、小生は3人目。 客が少ない理由はこの辺かと思ったが、既に瀬渡し料金4,200円也を支払ってしまっていたので、客が少なければ場所が限定されても大丈夫だろうと自らを納得させて船着場で出船時刻を待っていると、次から次に釣り客が現れ、最終的には20人近くになった。
当初、安兵衛に渡ろうと思ったいたのだが、今日はこの磯は駄目とのことなので、前回と同じ大平に渡った。 ここには7名。 内、3名はエギンガー、2名はヤエン、1名はアジ、残る1名はオーソドックスなメジナと半数以上はアオリイカ狙い。
強めの向かい風だがアオリ狙いの5名は、揃って陸地に向かっての藻場狙い。
空はどんよりと黒い雲が垂れ込め今にも降り出しそうな雰囲気で、日は差さず風も冷たくてレインウェアの上着を羽織って丁度良い位。 暑いよりはずっと快適な釣りが出切る筈なのだが、海は波立ち、しかもエギは風に押し戻されて全然飛ばず、エギングには最悪な状態。
加えて、イカからの信号も感じられず、まともに吹き付けてくる風に嫌気がさし、風を背に受けられる沖側に向かったが、こちら側は大きなうねりが打ち寄せて来ており、波飛沫は背丈よりも高く舞い上がり、とてもエギングが出来る状態ではなく、またスゴスゴと戻って来る始末。
普段であれば、諦めてStopFishingにしている所だが、海を泳いで帰る訳にも行かず仕方がなく風に向かってキャストを繰り返していた8:00頃、シャクッた後風に吹かれてバタバタしているラインがスーッと走るあたりに反射的に身体が反応し、これまでにない手応えで挙がって来たのがこれ。
最近は、ちいさなアオリしか相手にして来なかったので、久し振りに味合う本格的なグィーングィーンの引き。
産卵期にしては型がいま一つだが、まぁ合格点だろう。
しかし、後にも先にもこの一回切りで、10:00頃には腰が痛くて休み休みのキャスティングで時間潰し。
沖磯に渡っての釣りも釣れていれば何の問題もない所だが、釣れない時にどうするか?
上がりたくても上がれない・・・これが問題。
結局、小生ともう一人のエギンガーが早上がりをした12:00頃時点で、ヤエン師はあたり4回あったがヤエンが藻に掛かって取り込めず釣果なく、もう一人のエギンガーはあたりもなく、早上がりの二人だけが釣果があったと云う次第。