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2007年釣行記(23)

2007年

潮回り:若潮  場所:MNDR-TKUR  釣果:700gX1 同行者:
単独

先日来、南下してきた寒気の影響で、アチラコチラの地域で激しい雷雨があり、横浜でも昨日の日曜日は午前中に激しい雷雨があった。
しかし、WEBの天気予報では、今日は回復に向かうとあったので大丈夫だろうと、先週と同じポイントに向かって午前2時に出発。
西湘バイパスの吹流しはどれもだらりと垂れ下がっていて、取り敢えず風は心配なさそうだが、未だ寒気が残っているせいなのか何やら雲行きは怪しい。
駐車場には予定通りの午前3時半に到着した。しかし、既に3台も駐車している。
出遅れたか!!と急いで準備をして海岸が見通せる所まで道路を下ったが、幸いにもポイント付近には灯りが見えない。
ヤレヤレ・・・・。しかし、何処に入ったんだろう?????
先週T氏が入った磯の先端に釣り座を構えた。
小生が入った所は足場が良いのだが、至る所コマセの残りで汚れている。
最近、エギンガーのマナーが悪いと良く云われているけれども、エギンガーばかりではない。もう少しマナーに気をつけて貰いたいものだ。
仕方がなく洗い流したが、量が多くしかも岩にこびり付いていて中々流せない。
折角のゴールデン・タイムが・・・・と、程々にして釣りを開始。
満潮から3時間程経過しているので、ほゞ平均潮位だろうと思うが、先週よりはかなり低い。更にこれから干潮に向かってドンドンと引いて行くので、この低い潮位がどう影響するのか?
若干、不安に思いつつキャスティングの開始。
ヘッド・ランプが必要でなくなった頃、幽かな違和感。軽く合わせて見たが、ロッドを通して伝わって来るのは、単なる重さだけ。
タコ? 海草?
7?8m先に浮かんだのは、エギと同じ位のサイズのアカイカ(?)。
こんなのでも、一人前に逆噴射をして必死の抵抗を見せる。
余りにも可愛いので、ノータッチ・リリース。
その後は雰囲気のないまゝに時間が経過し、5時を回った頃、背後から声を掛けられ振り向くと、二人連れが隣に入れさせて呉れとのこと。隣と云っても、先週小生が乗った場所で3?4m程離れた所。メジナであれば当方には全く影響がないと思い快く入って頂く。
待望のアタリはその直後。手前まで寄って来たエギをソロソロ回収しようと思いながらテンション・ホールをさせていると、エギをソ?ッと抱き込む様なジワーッと重くなるアタリ。
上がってきたのは500?600g位のオス(帰宅後検量で700g)。

記録写真を撮りクラーに回収して、ふと目をやると・・・・・、何と活きアジを用意しているではないか?
メジナじゃない!!! アオリだ!!!
しかも仕掛けには浮子がない。と云うことはアジを自由に泳がせるヤエン師・・・・・・・

後から来てこんなに近くで泳がせをされては堪らんと思ったが後の祭り。
しかも、更に悪いことに第一投目からドラグがジージー鳴り、流石に最初のアタリは根に逃げ込まれてバラシていたが、第二投目には1.5kgはある大物を仕留める好調振り。
次いでもう一人は横に走られて、小生の正面を横切って反対側にまでラインを延ばされる始末。これもキロ超。
見ていると投入の度にアタリがある様子。
本物と偽者の違いか、こっちは苦労してやっと一杯取ったと云うのに・・・・
こうなると、ヤエンが気になって自分の釣に集中出来ない。
こんな時に限って、大型のアタリがある。
漫然とシャクッていると、ロッドがガツンと止まりドラグがジー・ジー・・・・。
キタ?ッ!!!!!
慌ててリールを巻き始めた所で、フッと軽くなり痛恨のバラシ。回収したエギにはゲソも付いていなかったので、きっとエギを抱いただけでカンナが刺さっていなかったのだろう。集中力の切れた状態での突然のアタリに、泡を食ってしまって追いアワセを入れなかったのが敗因。
その後、エギを替えシャクリを替え・・・とやって見たが、二度とアタリは出ず、逆に低く垂れ込めた雲から雨が降り出し、午前7時過ぎに異例の早上がり。