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2007年釣行記(26)

2007年

潮回り:小潮  場所:MNDR-KMNKC  釣果:アカイカX2 同行者:単独

先週の同じ木曜日は、折角、有給休暇を取ったにも拘らず不本意な結果に終わってしまったので、そのリベンジにと、又々有給休暇を取って釣行した。まぁ、そろそろシーズン・オフに近付きつゝあるのも理由の一つであることは確かだが。
平日なので暗い内に場所取りをする必要もなかろうと、午前2時に起床する積りでいたのが、何と目が覚めたのは3時少し前。遊びに行くのに寝過ごすなんて事は滅多にある訳ではないが、この時はどうしたことか目覚し音にも全く気が付かなかった。
慌てて支度をして家を飛び出し、MNDRの駐車場に着いたのは日出時刻の4:30を廻った頃。
駐車場には既に6台程が止まっている。全部が釣り目的とは限らないが、目指すTKURは無理だろうと判断して、KMNKCに行くことにした。ここは初めてだったが、こんなこともあろうかと思って先週の帰りに磯に下りる経路は下見をしておいたので何とかなるだろう・・・。
自動車道路脇の木の根元から藪の中の細い踏み分け道に入り、暫くして道沿いに張られたロープを頼りに急坂を降り着くと、一寸した踊り場に突き当たった。所が、この辺りには、空き缶やペットボトル、レジ袋に入ったゴミが一面に散乱していて、目を覆いたくなる程。
何故、釣り人は自分達が遊ぶ場所をこんなにも汚して平気なんだろうか? 日本には旅の恥はかき捨てとの古言があるが、そんな気持ちでゴミを捨てて帰るのだろうか、腹立たしいと云うよりも悲しくなって来る。
この踊り場から先は垂直の岩場。岩の凹凸が適当な足場にもなり、ここにもロープが張られているので慎重に降りれば問題はない。と云うものの、何しろ釣り道具を一式――デイ・バッグを背負い、腰にはウェスト・バッグ、肩にはクーラーを掛け、更には釣り竿を片手に――持っての行軍、結構来る。
何とか磯に降り立った時点で汗ビッショリ。
磯そのものは海面から高過ぎず低過ぎず、丁度小生好みの高さだが、向きが少し東に寄っている様で、朝日が右前方からまともに差して来る。これじゃ、夏場は暑くて釣りにならないだろう。
第一投の時刻は5:00。
風は左から右。暑さ凌ぎには丁度良い位。
二投・三投。
時折、カジメが掛って来るがアオリからの信号はないまゝ時間だけが過ぎ、時間の経過と共に風は徐々に強さを増し、6:00頃からは時折ウサギが飛び始める始末。正面に向かってキャストしても、40カウントを数える頃には斜め右45度にまでラインが流されて来る。これではエギの着底も覚束ない。
ポイントを替え様にも、あの崖をよじ登って後更に移動することを考えると、どうしても二の足を踏んでしまう。決心も付かないまゝ、風を背に受けられる様に右向きにキャストを続けていると、風に煽られているラインの動きが何となく変。
少し竿先を持ち上げて聞いて見ると、幽かな生命体の反応がある。軽く合わせて、上がってきたのは小振りのアカイカ。
30分位後にもう一杯追加した所で、風は益々強くなり、この磯を諦めることにした。
帰りは、来た道を引き返す訳だが、これは、来る時に輪を掛けて大変だった。何しろ重力に逆らってこの身体を引き揚げなければならない。自動車道路にまで辿り着いた時には、息も絶え絶え・・・・。荷物を全て道端に下ろして、暫く動けずにいた。
へとへとに疲れた身体を引き摺って、やっとの思いで駐車場に戻ったが、時計を見れば未だ9時前。時間も充分残っているし、このまゝ帰るのも勿体無い。少し休んでBNBURの様子を見ることにした。運が良ければ風裏で竿が出せるかも知れない。
BNBURでは、風はソコソコあるが立ち位置によっては背に受けられるかも知れないと淡い期待を胸に道具を担いで砂利浜を抜け磯にまで来ると、
暑い!!暑い!!
それでも、磯の先端では少し強めの風が吹いていて少しは凌げるが、チョット陸側に入ると風は後ろの崖に遮られて全く吹いて来ず、まるで真夏の太陽にジリジリと焼かれる様で、熱射病になりそう。
我慢をして2・3投した所で、ウネリと暑さに耐え切れず、StopFishing!!!
所で、筋肉痛がしている。帰宅した時に太腿や右腕に幽かな痛みを感じていたが、一夜明けると、かなり強くなっている。あの崖の昇り降りが原因だと云う事ははっきりしているが、不思議なのは、何故その日の内に痛くなったのだろうかと云うことだ。
この歳になると、筋肉痛の理由が判らなくなる程、原因となる運動との間に日数が経っているのが普通なのだ。にも拘らず、今回は直後から痛みを感じている。
ヒョットすると、若返った???? てなことはあり得ないが・・・・。