※ 月別アーカイブ:5月2007 ※

2007年釣行記(21)

2007年

潮回り:中潮  場所:MNDR-OHM  釣果:450gX1, 1850gX1 同行者:ガクちゃん

先週の釣行の際下見をしておいたABRTBの磯に入る積りにしていたが、天気予報では5m前後の向かい風が吹くとのこと。これでは、チョット苦しいものがある。
さてどうしようと考えていると、ガクちゃんから、土曜日の26日にMNDRのKMNKCでキロを含んで4杯の釣果があり、28日の月曜日にも同場所に入るとのメール。
風の具合は、1m前後とABRTBよりは条件が良さそう。
と云うことで、今回はABRTBではなくMNDRに行くことにした。
MNDRではKMNKCでガクちゃん竿を並べたかったのだが、ここには入った経験がなく、しかも、ガイドによるとロープ下り箇所もあるとのこと。最近骨折した左の足首にピリッとした痛みが走ることが多くて無理は出来ないと、ここは諦めて、以前から気になっていたOHMに入ることにした。
セットしておいた携帯で2時に一旦目が覚めたが、眠たさに負けてグズグズとしたため、出発したのは予定を少し遅れて2時半頃。明るくなり始める4時頃から4?5時間の朝マヅメの釣りとすれば、駐車場から現場までの徒歩時間を考慮して3時半頃には着いておきたかったのだが、着いたのは、既に明るくなり始めた4時頃。早速道具を車から出し、民家の横の細い踏み分け道を下り、目的の磯に着いたのは4時半頃。
早速、準備をしてキャスティングの開始。
風は斜め左前方からの東寄りで、多少の釣り難さはあるが、さほどでもない。
2投。3投。異常なし
4投目か5投目で、カーブ・ホールをさせていると、コツン
ここに入る前からキット来るだろうと、確信めいたものがあったのだが、これでボーズはないと一安心。抜き上げて見ると400g位のメス。であれば、近くにオスがウロウロしているに違いないと上げたメスを足元に置いたまま、キャスティングをしたがこのメスは単独行動をしていた様だ。
これをスカリに収容して、扇状に探っていたがその後1時間ほどの間は音沙汰なしの状態が続く。
少し場所を移動しようかと考えながら、正面に向かって大遠投。
着底を待ってシャクリ、少しテンションを掛けた上体でホールさせていると、ロッドにもたれる感じが伝わって来た。
???????
切れ藻?
コンビニ袋?

と訝しく思いながら合わせて見ると、いきなりドラグがジーッとなりロッドがグングンとお辞儀をしている。
さっきとは全く違う重たい引き。ドラグを少し締めラインを巻き上げると、ジーッと巻き上げた分だけラインが引っ張り出される。そんなことを繰返しながら徐々に距離を詰め、およそ30m付近でいきなり海面に浮上って来た。
こうなると、ジェット噴射の勢いも半減。
何度も墨を吐きながら足元に来たアオリ・・・・、デカ?イ!!!
足元に生えているヒジキに絡まれない様に慎重にギャフを打ちをし、スカリに収容すると大き過ぎて斜めにしか入らない。
窮屈な姿勢でアオリには申し訳ないが、その状態で釣りを続行して10?15分経った頃、そのアオリが盛んに墨を吐き出し怒り狂っている。デカイだけにその量も半端じゃない。足元の海面に大量の黒い雲が広がり出し、その雲の中に何やら黄色地に黒い模様がある平たく長いものが、チラリと見えた。
ウツボだ!!!
と慌ててスカリを引き揚げ事無きを得たが、もう少し気が着くのが遅ければ、折角のアオリも喰われていたかも知れない。

そんな状況なので、〆ざるを得ずその前に胴長を測ると36cm
並べたメスが何とも小さく見える。
その後、KMNKCから移動して来たガクちゃんが300?400g位の食べ頃サイズをゲットしたのを最後にアオリからの信号は完全になくなり、午後2時過ぎ、もう少し頑張ると云うガクちゃんを残して、小生はStopFishing。
帰宅後、計量して見ると何と1850g
現地で量ると、ヒョットすると2kgギリギリかも・・・・。
どちらにしても、自己記録が達成出来た1日だった。