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2007年釣行記(18)

2007年

潮回り:中潮  場所:SMD-KR  釣果:500g X 1(スミイカ) 同行者:ナシ


休業パターンが世間様とは違っており7日、8日も休みだったので、7日に釣行する予定で天気予報をチェックすると、心配していた雨は7日の未明には上がり、風はと云うと・・・、南伊豆方面は6?10m/sに対して東伊豆方面は1?2m/sとなっている。
これだけ風が強ければ第一候補崎のSMDは無理。次善の策として、前回大物を採り損なったKTSSRTに入り駄目ならATGW、OKWと転戦するこにした。
釣れなければ一日中やることになるかも知れないと家人に云い残して出発したのが7日の午前0時半。
西湘バイパスの吹流しはダラリと垂れ下がっており、風はなさそう。
所が、SAについて小用を足しているとド?ン・ド?ンと地響きの様な音が聞こえて来る。
ウン?????
建物から外に出て海を眺めると、大きなウネリが次から次に押寄せ波飛沫を高く上げているのが、夜目にもはっきりと見える。風はなくなっているので、こんなにもウネリがあるとは思いもしなかったが、昨日の子嵐の影響が残っているのだろう。
心配しながらKTSSRTに着き、防波堤の様子を見ると、案の定、テトラに押寄せた波が飛沫を高く上げ防波堤を洗っている。
君子危うきに近寄らず
直ぐに引き返してOKWまで戻ってキャスティングを開始したが、大きなウネリで海底付近の海水も激しく掻き回されているのだろう。エギは安定せず、キャスト毎に根掛りしてしまい、釣りにならない。
そこで、考えた。
ウネリは激しいが風は全くない。ヒョットするとSMDの風も余り強くはないだろうし、湾内なのでウネリの影響も少ないだろう
と幽かな期待を持って南下することにした。
SMDでは、案の定期待通りで、遠くの沖堤でウネリが白く高い波飛沫を上げているのは見えるものゝ、風は殆ど感じられない。
これなら何とかなるだろう
前回より少し岸寄りに釣座を構えて、早速キャスティングを開始。
ラインは風に煽られることもなく、殆ど真っ直ぐに気持ち良く伸びている。しかし、波のアタリは頻繁にあってもアオリからの信号は皆無。それどころか、時折見せる一際大きな上下動で、足元の海面がグッグ?と盛り上り今にも防波堤を超えそうになることもしばしばあり、何となく不気味な感じさえして来る始末。
そこで再度、当初から入りたかった地磯に転戦することにした。ここはモンスターが出ることで有名であるし、何よりも湾奥を向くことになるので、ウネリの影響は更に少ない筈との読みだった。その読みは見事に当ったのだが、目的の出っ張りには既に先行者が入っていた。
その隣の出っ張りに入り、キャストを繰返したが、イカからの信号はなく、まったりした時間が過ぎ殆ど望み薄となった頃に、やっとスミイカが悪い目つきをして上がって来た。
そろそろ嫌気がして来た頃にtokeiさんより連絡。
何処もウネリが大きく釣りにならないと状況を説明し、兎に角、ITHで落ち合うことに決定し来て見ると、あのウネリが嘘と思える位に、波もなく風もなく絶好のエギング日和。
期待に胸を膨らませ、せめて一杯だけでもと並んでキャスティングを繰返したが女神様の微笑みはなく、潮も動いていないのでATMに移動。
しかし、ATMではウネリが強くてテトラ側には出られず、港内に向かっての釣りとなったが、その頃には疲れもピークに達しており、申し訳程度にキャスティングをしただけで、StopFising。
家に帰り着いたのが、午後10時頃。約20時間の釣行であった。
只、そこでYaGiさんにお目に掛れたのが、今回の最大の釣果だった。