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2007年釣行記(14)

2007年

潮回り:大潮  場所:SMD  釣果:ナシ 同行者:ナシ

ガクちゃんSAMURAI777さん山梨のイカ釣師さんから頂いた情報で判断すると、やはり南方面だろう。
現地到着は午前4時頃として、1時に出発すれば御の字だと思っていたが、先週寝過ごしたことが頭に残っていたためか、12時過ぎに目が覚めてしまった。
ここで2度寝をすると先週の二の舞になるので、取敢えず起き出して、ゆっくりと支度をして0時40分に出発した。
細かい雨がフロント・グラスに当る。天気予報では夜半から午前中は曇り、雨は午後からだと云っていたので、天候の変化が早くなったのかと心配したが、兎に角、行って見よう・・・・。
雨は、霧雨の様でしかも降ったり止んだりの状態。 風も殆どなく、西湘バイパスに設置されている吹流しは殆ど垂れ下がっている。
幸運にも、雨は伊豆半島に入った頃には上がって来たものの、今度は逆に風が強くなって来た。
一難去って又一難
道路端にある幟(のぼり)の旗がバタバタとはためいているし、時折ハンドルにも横風を感じる位になって来た。
SAMUARI777さんから情報を頂いたKTSSRTに到着。
所が、防波堤ではほゞ真正面からの風。テトラに押し寄せて来た波が時折、防波堤に這い上がって来る程。これでは無理とSMDまで足を伸ばすことにした。
今回はKTSSRT等に寄り道をしたにも拘らず、道中は至極順調で途中のコンビニ等で時間調整をする程だったが、SMDには3時半過ぎに到着した。
ここは山陰になっているので風も幾分かは遮られるのではないかと期待していたが、車を止めてドアを開けようとすると、一瞬風に煽られる位の風の強風。1台しかない先行車のナンバー・プレートは相模になっているのでこれも遠征組。やはりこの様な悪天候の中、地元の人達は敬遠しているのかも知れない。
一旦、様子伺いに防波堤にまで脚を運んで見ると、この強風の中エギンガーが只一人シャクッている。恐らく、相模ナンバーの持ち主だろう。挨拶をして状況を尋ねると、未だ魚信はないとのこと。
車に戻り、さて道具を出すか?と思案したが、明るくなるまでチョット休もう。
シートを倒して目を瞑ると、時折、風の音がゴーッと聞こえて、車体がグラグラと揺れる程。
日が出てくる頃には風も弱まっているかも知れない等と考えている内に、ウツラウツラとしていた。
明るくなり周囲の景色が見える様になって来た頃、別の車が止まった。その音で、我に帰り支度をして防波堤に向かうと、先のエギンガーの他に先週も見掛けた地元エギンガーが一人。
防波堤の1/3程の所に釣座を構えてラインをガイドにラインを通していると、カップルのエギンガーが登場。彼らは小生の沖側に、その後、エギンガーの二人組み、餌師、カゴ師が次々に続いて来る。本当に好きな連中はこんな風等全く気にもならないのだろうか?
時折吹き付けて来る突風で海面に生じた小波が一斉に沖に向かって広がって行く。背中側になる港内の海面は三角に波立ち、その波頭が白く崩れている。それでも、風は沖に向かっているエギンガーの斜め左後ろからなので、キャストは何とか出来るが、ラインがフケにフケて底が取れそうにもない。
これまでの小生であれば、こんな状況で竿を出すことなど考えられもしなかった。が、この日は何を気迷ったのか、9時頃までは頑張って見ようと、4号のエギを車に取りに戻ったり、シンカーを巻いて重くしたりと、色々と工夫して見た。
ガクちゃんが1.7kgを出したと云う6時半頃、沖から1/3程の所に入った二人組みの所で、ギャフの黄色い柄が立っているのが目に入って来た。
それから程なくして、カップル・エギンガーの男性にも来た。
なる程、朝の地合か?????
この強風でも釣れる時は釣れる・・・。
段々こっちに近付いて来た。
次は小生の番だとシャクル腕にも力が入る・・・・。

と思ったが、イカ様達は、それ以上浅場には移動して来ない様子で、小生の所から防波堤の岸寄り側は、異常ナシの状態が続いている。
そうこうする内に、8時頃から雨がポツリポツリと降り出した。と云っても、レイン・ウェアを着る程のことはない。
但し、風向きが左から右の真横に変わり、益々状況が悪くなって来たので、今日はStopFishingとした。
いつもの帰りは虚しい思いを胸に帰り道の運転をしているのだが、今日は、違った。
何の根拠も無いが、
次は何とか釣れるのではないか?。
そんな思いがしてならない。

で、帰り道、次回は休暇を取って平日に来ようと決めていた。