2007年釣行記(3)
2007/01/22
潮回り:中潮 場所:赤沢 釣果:ナシ 同行者:単独
普通なら、こんな天候の時には釣行することはない。
暖冬だと云っても冬だから当然寒いし、しかも雨は降っている。更に風も強い。
釣行する条件としては最悪に近い。
でも、敢えて行って来た。
ブログ仲間でアオリ仲間のtokeiさんが、1.4kgの初釣果を物にしたのに刺激されたのかも知れない。
兎に角、前回、慣れっこになっているとは云え、ボーズの結果に意気消沈して家に帰り、事態の打開を図るべく次回は伊東以南の釣り場を探そうと考えていた。
偶然だが、ガクちゃんさんも同じ様に考えていたとのこと(探査結果は、どうだったんでしょうか?)。
従って、今回は釣よりも場所の下見の意味合いが強いので、多少の雨風は問題外。
と云いつつ、状況が良ければ少しの時間でもシャクれるものなら・・・と当然下心は持っていた。
と云う訳で、家を出るのは比較的遅かった。
午前3時に起床して、途中の江之浦、福浦、網代もスッ飛ばして、現地には5時半過ぎに到着。
到着したが雨は降り続いていたし、何よりも暗くて周囲の様子が見えない。
6時半頃に漸く薄っすらと明るくなる頃まで、暫く車の中で時間潰しをして、車外に出ると、雨は相変わらずシトシト降り続いている。
しかし、この程度であれば、幾ら雨の嫌いな小生でも我慢出来るし、予報では快方に向かっている。
道具を担いで防波堤の先端に行くと、
ワオーッ!! 一面墨跡だらけ!!
本当の所、墨は流しておいて欲しい。
しかし、初めての場所なので一つも墨跡がなければ、期待出来ないと判断してしまうのだろう。
でも、墨跡があると何故か釣れそうな気がする。
加えて、天候が悪いからか、月曜日だからか、それとも釣れなくなったからか、誰もおらず完全貸切状態。
これでは、如何にも心置きなく釣って下さいと云われている様なもの(?)。
風は、右から、左から、正面から、後ろから・・・。
要するに風向きが一定せず、グルグルと回っていて、やり難いことこの上なし。
うねりも強く、正面に見える磯場に白い波飛沫が高く上がるのが見える。
しかし、何しろ、独り占めだし、これ以上南下する気持ちも既に失せて・・・。
ここまで来ると水の透明度も違う。雨雲が低く垂れ込んでいて、何やら薄暗いのにそれでも10m程先の根が黒っぽく見える。
1時間・・・・・・。異常なし!!!
歳と共に根気がなくなっていて、普段であればモチベーションが下がって来てもおかしくないが、これだけの墨跡もあるのだから、
兎に角、今日は粘ろう!!!
と自分に云い聴かせ・・・・。
2時間・・・・・・。異常なし!!!
風は相変わらずだけど、雨は上がったし、日は差していないけど、寒くもない。釣の条件が徐々に整って来た。
4時間・・・・・・。異常なし!!!
下手な鉄砲も数撃ちゃ当たる、って・・・。
小生の鉄砲は銃身が曲がってる????
ソロソロ弾薬も切れ掛かって来た時、港内側から一列横隊の泡がブクブク。
防波堤の上から眺めると、4?5名程の黒い人影が見える。
ダイビング・スクールがある事は知っていたけれど、真冬の月曜日にも開校しているとは考えもしなかった。
これで、とうとう気持ちが切れてしまって、StopFishing。