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2007年釣行記(1)

2007年

潮回り:中潮  場所:江の浦・福浦・網代  釣果:ナシ 同行者:単独

元旦には、カミさんや娘が初詣に行った留守に釣行するチャンスはあったのだが、結局テレビを見ながらウトウトと怠惰な時間を過ごしてしまい、気がついたら正月休みは終わり。
と云う訳で、今日が初釣りなのだが・・・・。
どうも天候が良くない。予報では、発達した低気圧が通り過ぎた名残か風が強いとある。しかも、風の強さは、伊豆半島の南に行く程強くなっている傾向にあり、江の浦か福浦辺りでしか、釣りになるポイントはなさそう。そんな感じだった。
状況はこんなだったが、だいごろうさんが云っている通り行かなきゃ釣れない
その言葉に押される様に家を出たのが午後3時少し前。夕間詰めから10時頃までの積りだった。
国道134号線に出て相模川に差し掛かり、海を見ると・・・。
結構大きな波が打寄せて来ている。この時点で、モチベーションは半分程度にまで下がってしまった。上り方面は渋滞が激しく延々と車列が続いている。引き返すにはそんな渋滞地獄を2箇所も通過しなくてはならず、仕方がないのでそのまま車を走らせ、江之浦に到着したのが夕方4時半頃。
車を降りて見ると、風は思った程ではない。これならばと期待したものの、防波堤の上では強い風が吹いており、ウネリも相当に残っている。
車の所に戻って、果たしてどうしたものかと暫し沈思黙考。
と、隣に駐車していたブルーのロードスターのトランクがパカンと開いた。ロードスターは昔乗っていたこともあって懐かしかったこともあるが、何よりもあの小さなトランクに釣り道具をよく積み込んだものだと感心して見るともなく見ていると、その主が降りて来た。声を掛けると福浦は向かい風で釣りにならないので、こちらに転戦して来たとのこと。
となると迷うことはない。今年の運試しは江之浦に決まった。
準備をしながら、件の氏と色々と話しをして見ると、何と何とこの男の道楽の部屋を訪れて下さっている方と判明。こんな詰まらない釣行記をと思うと汗顔の至りだが、ボーズ続きの結果が返って皆さんの親近感を呼んでいるのかも知れない。
氏はテトラ帯、小生は防波堤の先端に陣取ってキャスティングの開始。かなり強めの風が斜め左後ろから右前方に吹き抜けていて、軽くキャストしたエギが気持ちの良い位に飛んで行く。これはこれでストレスの解消になるのだが、如何せん目的はアオリ釣り。
日が暮れて辺りが暗くなっても、アオリからの音信はなく、徐々に気持ちが萎え出した頃、氏が近付いて来てロッドが折れたとのこと。ロッドが折れる位のアオリを掛けたのであれば納得も出来様が、キャストした拍子にバキッと来たとのこと。慰める言葉も見付からない。
氏が予備のロッドに取り替えている間に、風を避けられる防波堤の根元付近に移動して見たが、雰囲気は全くなし。ついに移動を決心。
福浦に着き防波堤に行くと、やはり向かい風が強い。それでも2?3投して見たが、エギが風に戻されて来る。早々に諦めて網代に向かったものの、網代でも天気予報通り風が強い。その風を背負うポイントには赤い浮子きが・・・。
で、結局、江之浦に戻り9時頃まで粘って見たが、新年の幕開けはボーズで終わってしまった。
ブルーのロードスターの方へ
先日は有難うございました。小生はご覧の通りでしたが、初釣りの結果は如何でしたか?
これを機にお付合い頂ければと思っております。
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