※ カテゴリー別アーカイブ:釣行記 ※

2023年釣行記(59) – AJ&TC

2023年 Ajing Touching 釣行記

日 時:10月06日(金) 15:50~22:00
潮回り:小潮
(↑↓)
場 所:KMI’s
釣 果:アジ x 22、タチウオ x 2、カマス x 1
同行者:KMIさん

10月に入って、ようやく朝晩は過ごし易い時期になった。とは云え、昼間は少し動けば汗が滲む程で、こうなると釣り場に来て行く服装をどうするか迷ってしまう。
この日の夜は、北風4mとの予報が出ており、体感的にはかなり寒くなる筈だが、そうかと云って、冬の服装にするのは早過ぎる気がする。と云う訳で、Tシャツの上に長袖シャツを着て、更にウィンドブレーカーを重ねることにした。

現地には、15:30頃に到着。
このKMI’sは、50m程の小さな釣り場なので許容量がないため、いつも混み具合が気になるのだが、この日は、入り口に先行者の姿があるだけ。と云う訳で、迷うことなくお気に入りの最奥に釣り座を構えた。

今回も、前回と同様、明るい時間帯はでジグ・サビキ、暗くなってからは刀狩りベイト・アジングを楽しむ積もりで、持ち込んだSephia S809M/FSoareGame改の2本のロッドに、リールをセットしラインを通すなど、準備に掛かった。
そして、ジグ・サビキの準備が終わった所で、入り口を見た所、カラスがウロウロとして居るだけでアングラーの姿が消えており、KMI’sの小さな岸壁は小生の貸し切り。独りじゃ寂しいなぁと思っている所に、KMIさんが来るとの知らせがあって、一安心。

15:50頃、Sephia S809M/F18gのメタル・ジグSeriaで購入したサビキをセットして、キャスティングを開始。

今回は前回よりも6.0g重たいメタル・ジグを使って、前回よりも更に沖目を狙ったのだが、全く反応が返って来ない。
ありゃ~、どうしたんだ~・・・。
と云う訳で、いつもと同じ様に蟹の横這い釣法に移った。しかし、反応がないまゝ入り口に到達してしまった。入り口では広く扇状に探ってみたが、ウンともスンとも音沙汰がない。仕方がないので、最奥に戻ろうとした時、一人のアングラーが登場。アナゴ狙いのOHHSさんと仰るこの御仁と入れ替わって、小生は元の場所に戻って、ジグ・サビキを再開。

この日最初の獲物をゲットしたのは16:45のこと。サイスは10cm程の豆アジで、この娘はノータッチ・リリースしたのだが、結局、ジグ・サビキを開始して1時間程も経っていた。
前回の初ゲットも16:38で、それまでは反応がなかったことを考えると、ジグ・サビキは、どうやら16:30頃からの開始が合理的の様な印象。

17:00を回った頃(?)、FJKWさんと仰る若者アングラーが登場し、中央付近に釣り座を構えて準備を始め、小生はその様子を横目でチラチラと見ながらキャスティングを繰り返し、17:0417:09に立て続けに良型アジをゲット。この日は、小生にはお持ち帰りの予定がなかったので、この2匹は、入り口OHHSさんに進呈。

17:30頃(?)、KMIさんが登場して来て、小生の隣りに釣り座を構えた。KMIさんと小生は、毎週KMI’sに来てはいるのだが、来る日がズレていて、こうして隣り合ってアジングをするのは、7月14日以来約3ヶ月振り。

OHHSさんに進呈した2匹を掛けてから以降は、反応がなくなってしまった。どうやら、ジグ・サビキに反応があるのは、前回もそうだったが、日没時刻までで、周囲が薄暗くなって来ると移動してしまう様な印象を持った。

と云う訳で、18:00頃、ジグ単に切り替え、ベイト・アジングを開始することにした。
この日のタックルは、SoareGame改のロッドに月下美人AirTWのリールの組み合わせ。と云うのは、最近は、SaltyStage改のロッドとAldebaran BFS XGのリールの組み合わせが続いたので、タックルを替えて比較してみようと思った次第。

そして、ベイト・アジングに切り替えて直ぐに豆アジをゲット。その後も順調に数を伸ばして、早くも18:39にはつ抜けを達成。しかし、前回よりも豆アジの数が多い。

19:00を回った所で、快適波止タチウオテンヤSS2Sを結んで刀狩りに切り替えてみた。しかし、反応が返って来る気配が感じられず、19:40頃、ベイト・アジングに復帰。そして、以降、21:00前にアジングを止めるまでの約1時間は、15分程の反応のない時間帯が2度あったものゝ、総じて退屈しない程度の間隔で反応が続き、今回もベイト・アジングを楽しむことが出来た。

21:00頃、餌でタチウオを狙っていたFJKWさんの所に、仕掛けを回収して来る途中でコンタクトがあったとのこと。
この声を聞いて、以降は刀狩りに特化することにして、ケミホタルも新しいものに取り替え、キャスティングを再開。

立ち位置はアジングの時と同じ最奥のまま、出来るだけ広く探りたいので隣りのKMIさんの邪魔にならない範囲で扇状にキャストしたが、やはり、音沙汰がない。昨年の実績ポイントである入口には、OHHSさんが竿を出しているので移動する訳にも行かず、我慢してキャスティングを繰り返していると、突然、コンと反応が返って来た。
オッ、来た~!!
と思わず大きな声を出してリーリングを始めた所、タチウオにしては力強さがない。何が来たんだろうと思いつゝ抜き上げた獲物は、30cm程のカマス

これにはがっかりしたが、気を取り直してキャスティングを続けていると、今度はガツガツと感じる反応があり、煽ったロッドが根掛りした様にガツンと止まった。

これこそ、待ちに待っていたタチウオ独特の引きで、この瞬間が堪らない。

抜き上げた獲物は、尻尾が仲間に喰われていて情けない魚体だったが、太さは指4本の良型サイズで、時刻は21:15のこと。

この1匹に気を良くして、この日は22:00まで延長することにして、キャスティングを継続したが、まだ、群れが小さいと見えて、音沙汰がない。

このまゝ時間切れになるかと思いながらキャスティングを繰り返していたが、21:50頃、岸壁から5m程の距離まで戻って来たテンヤをピック・アップしようとした瞬間、グンとロッドを引っ手繰る様なアタリ。次のキャスティングのことを考えて気を抜いていたので、些か泡を喰ったが、無事、抜き上げに成功して、指3.5本を追加。

久し振りに味わうタチウオの強い引きを、更に楽しみたくて、その後もキャスティングを続けたが、腰の痛みが強くなって来たので、22:00過ぎ、残業をすると云うKMIさんを置いて、一足早くStopFishingとした。

この日は、アジングでは、ロッドとリールの組み合わせをSoareGame改月下美人AirTWに替えてみたのだが、これまでよりも、飛距離が出ていた様に思う。小生としては、SaltyStage改のロッドとAldebaran BFS XGのリールの組み合わせをメインにする積もりだったのだが・・・・・。
次回は、SaltyStage改のロッドに月下美人AirTWのリールを組み合わせてみようと思う。

また、刀狩りの結果だが、FJKWさんも2匹、ものにしたとのことなので、ようやく湾奥にも回って来たと云っても良いだろう。
とは云え、まだまだ走りなので、好不調の波はあるだろうが、大いに楽しみにしたいので、これから先、当分の間はアジング刀狩りで忙しくなりそう。

**************************************************

16:45 1匹目 豆    18:56 11匹目    20:43 21匹目
17:04 2匹目      19:03 12匹目    20:49 22匹目
17:09 3匹目      19:47 13匹目
17:11 4匹目 豆    19:51 14匹目
18:04 5匹目 豆    19:55 15匹目
18:08 6匹目      19:58 16匹目
18:12 7匹目      20:17 17匹目
18:19 8匹目 豆    20:21 18匹目
18:25 9匹目 豆    20:25 19匹目
18:39 10匹目      20:28 20匹目

2023年釣行記(58) – AJ

2023年 Ajing 釣行記

日 時:10月02日(月) 16:00~22:00
潮回り:中潮
(↑↓)
場 所:KMI’s
釣 果:アジ x 30
同行者:単独、(YROさん)

予報では、南東or東南東の風が2mとのこと。東寄りの風はKMI’sでは向かい風になるが、風速が弱いので問題にする程ではないだろう。

現地到着は、15:50頃。
岸壁に出てみると、釣り人は前回も見掛けたクロダイ狙いのヘチ釣り師と若いルアー・マンの二人だけしか見えずガラガラ状態。しかし、小生の好きな最奥にはそのルアー・マンが入っているので、入り口に一旦道具を置いて、様子を確認するためにに行ってみた所、このルアー・マンは以前にも会ったことのあるアングラーで、先方にも小生の記憶があった様子。この日の状況を訊ねつゝ予定を尋ねると、18:00頃に引き揚げるとのことだったので、その後に入らせて貰うことにした。

この日のラインナップは、ジグ・サビキ刀狩りエギングと非常に欲張った使い方の出来るSephia S809M/Fジグ単用のSlatyStage改の2本。その内、Sephiaを先発に選んで、先ずはジグ・サビキでこの日の釣りを始めることにした。

16:00頃、キャスティングを開始。
ジグ・サビキに使っている錘は、前回と同じ12gのメタル・ジグだが、ロッドが長いので、かなり飛距離が出る。しかし、予報と違って右から左へ南風が強く吹いている上、潮も右から左に早くて、着底する頃には随分と流されてしまう。Sephia S809M/Fは本来的にはエギング用のロッドなので、20g超の錘でも問題なくキャスト出来るが、生憎、持って来ていないので仕方がない。12gで何とか誤魔化すしかない。

出来る限り斜め右前方の風上に向かってキャストして、アジからの反応を待ったが、音沙汰がない。そこで、いつもの様に蟹の横這い釣法で居場所を探すことにして、徐々に入り口方面に移動した。しかし、何処に居るのか見付けられず、最奥ルアー・マンの隣りに戻って蟹の横ばい釣法をやり直すことにした。

そして、やり直しに入って2投目か3投目で、コンと明確な反応があり、合わせも決まって遣り取りを始めたが、エギングロッドのSephiaをかなり曲げる程の強い引きがあって、ビックリ。
抜き上げた獲物は、22~23cmの良型アジだが、ジグ単用の短いロッドで釣った時よりも引きが強い様に感じた。恐らく、ロッドが長いので、弱い力でもトルクが強く掛かるせいだろうと思うが、結構、面白い。
時刻は、16:38のことで、周囲にはまだアジが居る筈だとキャスティングを繰り返していると、16:45に同サイズのアジをゲット。

丁度、この2匹目と遣り取りをしている所に、黒い自転車を転がして登場して来たアングラーが目に入って来た。この岸壁に通いだしてから何年にもなるが、自転車を転がして入釣して来るアングラーを初めて見たので、珍しいものを見る様に見ていると、その自転車の主はニコニコと親しげに話し掛けて来る。
うん、誰だろう・・・?
よくよく目を凝らして顔を見ると、そのアングラーは、驚いたことに孤島に通っていた頃に知り合ったYROさんで、会うのは何年振りのことだろう。

そして、16:55に3匹目をYROさんの目の前で釣り上げたのを最後に、ピタリと反応が消えてしまった。

そこで、時間的には、タチウオ調査には持って来いのゴールデン・タイムなので、刀狩りをすることにして準備に入った。
所が、ここで大きなミスが・・・・。
実は、この日の午前中に快適波止タチウオテンヤSS2S(11g)の針を研いだのだが、バッカンの何処にもそのテンヤが見付からず、あるのは軽めの3S(8g)。風がなければ、3S(8g)テンヤの出番だが、これ程横風が強い状況では、2S(11g)を使いたい。しかし、忘れて来たものは仕方がない。3S(8g)テンヤでキャスティングを繰り返して調査を行ったが、もう一つ思った様にテンヤを通すことが出来ない。

18:00少し前にルアー・マンが引き揚げて行ったので、刀狩りは風が収まってから再開することにして、ジグ単でのベイト・アジングに切り替えた。

最初は、これまでと同じ様に1gのJHを結んでみたが、早い潮に流されてしまって、どうしようもない。そこで、手持ちの中では最も重たい1.3gのJHに替えたのだが、多少良くなった程度だったので、岸壁とほゞ平行になる位の角度で潮上にキャストしてみた。するとかなり良い具合になった。
よし、これで行こう!!
と思った時、ラインがおかしな動きをしたので、反射的に合わせを入れると、明らかな生命体の反応が返って来て、ジグ単での1匹目をゲット。サイズは17~18cm程度だったが、既にお土産サイズを3匹確保しているので、この娘はリリース。以降、20cm超のみをお持ち帰りすることにして、キャスティングを繰り返した。

この1匹を皮切りに、以降、途切れることなく反応が返って来て、前回よりも30分以上も早くい18:35頃につ抜けを達成する程。この調子は、19:00前まで続いていたが、19:00頃からコンタクトが間遠くなったので、若干、風が弱くなったこともあって、19:30頃からタチウオ調査を再開した。

結局、タチウオ調査は小一時間程の間集中して行ったが、一度も反応が返って来ることはなかったため、20:00過ぎになってベイト・アジングを再開。

すると、アジの群れは戻って来ていて、入れ掛かりとは云えないものゝ反応が続き、21:11に30匹目をゲットしたのを機にこの日のアジングを終了し、21:15頃から再々度タチウオ調査をした後、22:00頃、StopFishingとした。

最近のアジングで特に感じていることだが、ベイト・アジングを始めてから、ラインの動きでアタリを取ることが、格段に増えている。特にロッドを6ftのEmeraldas改より短いSoareGame改SaltyStage改を使う様になって、その傾向が強まった様に思う。
例えば、この日は近年にない程の爆釣を楽しんだ訳だが、釣果の1/3~1/2は、ラインの動きに違和感を感じたもので、以前の様にチク、コツと云った手許に感じるアタリを待っていては、到底、爆釣とはならなかっただろうと思う。

スピニング・リールでやっている時は取れなかったアタリが、ベイト・リールに替えてから何故取れる様になったのか、その理由は定かではないが、兎にも角にも左手で扱うベイト・アジングをする様になってからであることは、はっきりとしている。

物珍しさから始めたベイト・アジングだが、怪我の功名とは云え、引き出しが一つ増えた訳で、これからも大いに楽しみたいと思う。

所で、タチウオ調査の結果については、一度も反応を感じることはなく不調に終わった。
情報では、近隣の釣り場で出ている所もある様なので、時間の問題だろうが、早くその日が来て欲しいものだと思う。

***************************************************

16:38 1匹目    18:36 11匹目    20:36 21匹目
16:45 2匹目    18:42 12匹目    20:39 22匹目
16:55 3匹目    18:50 13匹目 R   20:51 23匹目
18:01 4匹目 R   18:53 14匹目 R   20:53 24匹目 R
18:08 5匹目    19:16 15匹目    20:57 25匹目 R
18:11 6匹目 R   19:24 16匹目 R   20:58 26匹目 R
18:13 7匹目    20:11 17匹目 R   21:01 27匹目
18:21 8匹目 R   20:14 18匹目 R   21:03 28匹目
18:27 9匹目    20:18 19匹目 R   21:06 29匹目
18:34 10匹目 R   20:21 20匹目    21:11 30匹目

2023年釣行記(57) – AJ

2023年 Ajing 釣行記

日 時:09月28日(木) 16:40~21:40
潮回り:大潮
(↓)
場 所:KMI’s
釣 果:アジ x 24、サバ x 2
同行者:単独、(IKOKさん)

予報では、21:00頃からは風向きが変わって西or北西の風になるが、それまでの時間帯は南南西の風が3~4mとのことで、KMI’sでのアジングにとっては良い条件。となると、道楽部屋でじっとしていることなど出来る筈もない。と云う訳で、前回に続いてKMI’sに行くことにした。

現地到着は、16:00頃。
早速、重たいクーラーやバッカンを持って狭い獣道を通って岸壁に出てみると、先行者はクロダイ狙いのヘチ釣り師と、かご釣り師の二人しか居ない。様子を尋ねるためにかご釣り師に近付くと、最奥に陣取っているその釣り師は顔見知りの年配者で、丁度、引き揚げる所とのこと。となれば、迷うことはない。入れ替わりに彼の後に入らせて貰うことにした。

今回のラインナップは前回と同じで、ジグ・サビキ&エギング用SephiaSS S76ML-Sジグ単用SlatyStage改の2本。

カゴ釣り師と色々と釣り談義をしながらだったので、準備に手間取り、12gのメタル・ジグ2本針の自作サビキをセットしたSephiaSSを手にキャスティングを始めたのは、16:30頃だった。

前回は、強い向かい風のために飛距離が出ず、そのせいか、釣果が伸びなかったが、今回は斜め右後ろからの追い風になるので、ロッドがそれ程長くはないSephiaSSであっても、結構、飛んでくれる。
これなら、期待出来る。直ぐにでも反応があるだろうと思ったが、案に相違して音沙汰がない。そこで、蟹の横這い釣法アジが屯しているポイントを探したが、岸壁を往復したにも拘らず、今回は全く無反応。
アジが駄目なら、イカはどうか・・・・・・。
サビキエギに替えてエギングをすることにした。

17:00頃に、カゴ釣り師が引き揚げて行き、へち釣り師の姿はいつの間にか消えており、一人残った小生は岸壁をウロウロとして、緑のアイシャドウをした可愛娘ちゃんを探し回ったが、何処に居るのか見付からない。
イカの場合はアジ程頻繁にコンタクトがある訳ではないので、簡単に諦めることなく粘ることが肝要なのだが、年齢的なものか、最近は少しでも反応がないと厭になって来る。アオリイカを夢中になって追い掛けていた頃には、一晩中、エギをキャストし続けてもボーズで終わることは茶飯事だった。それでも飽きることはなく、翌週には又ロッドを担いでイソイソと出掛けるのが常だった。
小生にも、そんな時期があったのだが・・・・・。

結局、緑のアイシャドウをした可愛娘ちゃんを諦めて、ジグ単アジを狙うことにした。
ジグ・サビキで狙った沖目は駄目だったが、足許はどうか・・・。
17:40頃、ロッドをSlatyStage改に持ち替えてアジングを開始。
すると、2投目か3投目のことだったと思うが、ラインの動きに違和感があったので、軽くロッドを煽って合わせを入れると、生命体の反応が返って来た。
抜き上げた獲物は、20cm程の良型の本命アジ。時刻は、日没を過ぎたばかりの17:44で、周囲はマダマダ明るい時間帯。
これは幸先が良いぞ!!と後続を期待したが、残念ながら迷子アジだったと見えて、その後は梨の礫

良型とは云え1匹だけじゃ、夫婦喧嘩の元。せめて、もう1匹!!
とキャスティングを繰り返したが反応がない。

やっとの思いで、2匹目を獲ったのは、それから約20分後の18:05。この2匹目も20cmを超える良型で、これで、お土産の確保に成功。
最低限のノルマが達成出来た所で、この後は、楽しむだけとキャスティングを続けた。すると、この2匹目を皮切りに、退屈しない程度の間隔で反応があって、これまでにない程のハイペースでカウンターの数が増えて行き、19:11には早くもつ抜けを達成

19:30頃(?)、フト入り口方向に目をやると、何やら白いライトの光が見える。全く気が付かなかったが、どうやらアジンガーの様子。
誰だろう?
こんな時刻に、入り口に釣り座を構えるのはIKOKさんしか居ないだろう。
そんな事を考えながら、キャスティングを繰り返していた。
これより少し前頃からだったと思うが、潮の流れが左から右に一気に早くなって、1gのJHではアッという間にされてどうしようも無くなった。そこで、手持ちの中では最も重たい1.3のJHに替えたのだが、それでも流されてしまう。
これじゃ、駄目だろうと半ば諦めたのだが、意外にも反応があって、良型アジがロッドを大きく曲げてくれる。

20:00頃、入り口のアジンガーの様子を見に行くと、やはりそのアングラーはIKOKさんで、少し前にアオリイカをゲットしたが、アジは不調だとのこと。
そこで、最奥はアジの反応が良いので、移動しては如何と伝えて、元の場所に戻ってアジングを続行。少し時間を空けたので、アジが散ってしまったかも知れないと心配したが、全くの杞憂で、その後もポツリポツリと反応があって、退屈することもない。

20:30頃、IKOKさんが移動して来て小生の隣りに釣り座を構え、小生は緑のアイシャドウをした可愛娘ちゃんを求めてエギングをすることにした。
すると間もなく、IKOKさんが良型アジをものにし始めた。エギに1度でも反応があれば、エギングに集中出来るのだが、IKOKさんのリールのドラグ音が気になって仕方がない。
直ぐにロッドを持ち替えて、21:00頃まで良型アジと遊び、21:00になった所で、アジング用のタックルを片付け、以降、StopFishingとする21:40頃まで、エギングに集中した。

結局、この日のアジは、終始活性が高い状態が続いており、途中でエギングをしたり、あるいはマイクロ・メタル・ジグを試して遊ぶこともせず、アジングに特化していれば、これまでにない程の釣果を出せたのではないかと思う。
また、お土産の確保が出来た時点で、20cm以下はリリースすることにし、最終的に10匹のアジをリリースしたのだが、リリース・サイズとは云え、10cm程の所謂豆アジは1~2匹のみで、表層近くを狙った場合に来るだけ。全体としては、17cm以上の型揃いと云っても良い位で、久し振りに楽しく満足出来る一晩だった。

******************************************************

17:44 1匹目      19:17 11匹目     20:33 21匹目
18:05 2匹目      19:18 12匹目 R    20:42 22匹目 R
18:07 3匹目      19:21 13匹目     20:48 23匹目
18:22 4匹目      19:26 14匹目     20:51 24匹目
18:39 5匹目 R     19:36 15匹目
18:42 6匹目      19:38 16匹目 R
18:47 7匹目 R     19:44 17匹目
18:52 8匹目 R     19:46 18匹目 R
19:09 9匹目 R     20:25 19匹目
19:11 10匹目 R     20:30 20匹目 R

2023年釣行記(56) – AJ

2023年 Ajing 釣行記

日 時:09月25日(月) 16:40~21:40
潮回り:若潮
(↓)
場 所:KMI’s
釣 果:アジ x 10(ジグ・サビキ分3匹を含む)
同行者:単独

予報では、北東ないし北北東の風が3mとのこと。となるとKMI’sでは斜め左前方からの風になるので、少々やり難い。しかし、改造が終わったSlatyStage Prototypeの試し釣りのために、出掛けることにした。

実は、このSlatyStage Prototypeの改造についての経緯は、7月14日の2023年釣行記(40)-AJに記載した通りだが、購入して1度しか使っていないロッドを改造するのには、やはり躊躇する気持ちがあって、中々手を付けられず、約2ヶ月間たゞ眺めているだけだった。しかし、前回(19日)のKMI’sアジングからの帰宅後、フト、改造に着手する気持ちになり、翌日から作業に取り掛かった。そして、金曜日(22日)に改造の終わったSlatyStage改を携えてKMI’sに行く積りにしていたが、生憎、その日は雨だったため自宅に居るしかなく、その目論見は果たせなかった。

と云う訳で、少々、風の条件は良くないが、敢えて釣行することにした次第。

現地には16:15頃、到着。
早速、岸壁に出てみると、アングラーは最奥に一人しか見えない。しかし、Dバッグを背中にしたその御仁は、ロッドを出さずに海を眺めているだけ。
あれっ、釣りじゃないのかな・・・?と思いつゝ声を掛けると、タチウオ調査に来たのだけど、どうですかねぇ?とのこと。
暫く、港湾関係者と云うこの御仁と釣り談義をしながら、釣りの準備に入った。

今回持ち込んだロッドは、本命のSlatyStage改と、SephiaSS S76ML-Sの2本。SephiaSSは、新仔アオリイカを狙う場合があり得ることを考えて持ち込んだエギング・ロッドだが、明るい時間帯はジグ・サビキをする予定。

16:40頃、SephiaSSを手に自作のサビキ(2本針)、12gのメタル・ジグを組み合わせて、キャスティングを開始。風はかなり強めに正面から吹いて来ており、ロッドが若干短くなったこともあって、もう一つ飛距離が出ない。
奥から入口に向かって蟹の横這い釣法アジの居場所を探したが、一向に反応が返って来ない。やはり、距離を出さなければ駄目かなぁと思いつゝ移動を繰り返し、結局、終点の入り口に到達。

ここで駄目なら、エギングに切り替えるか・・と思っていると、この日最初の反応がプルプルと伝わって来て、この日、最初の獲物をゲット。
時刻は、日没前のまだ明るい17:20頃で、サイズも18cm程のお土産サイズ。
この状態が続けば良いのになぁと後続を狙ったが、サビキの投入ポイントが少しでもズレてしまうと、反応がないので、かなりシビアな状況と云えるが、ポイントが外れなければ反応はソコソコ返って来る。そこで、そのポイントを重点的に狙うのだが、合わせのタイミングがズレて空振りだったり、針掛かりさせた場合でも、回収してくる途中で外れることが多くて、結構ストレスが掛かって来る。結局、アジのアタリを楽しむことはソコソコ出来たが、手にした獲物は3匹だけ。

日没時刻の17:35を過ぎ、徐々に周囲の光量が減って来た所で、ロッドをSlatyStage改に持ち替えてジグ単に変更。

風は、相変わらず正面から吹いて来ているが、1gのJHでも問題なくキャストすることが出来る。風が弱くなった時を見計らって、軽くして0.8gのJHにしてみたが、これも問題なし。恐らく、SoareGame改よりも柔らかいことが良い方向に働いているのだろう。その点では、SlatyStage Prototypeを改造した甲斐はあったと云っても良いと云え、残るは、感度とアジを掛けた際の面白さの2点だが、これは実際に釣ってみないと判らない。

SlatyStage改で記念すべき最初の1匹を掛けたのは、18:00頃。この時は、ラインの動きの違和感を取ったので、ロッドの感度のチェックは出来なかったが、10cm超の豆アジでも結構ロッドが曲がっており、それなりに楽しめた。とは云え、たった1匹では、そう断じるにも無理があるので、続けて釣りたい所だが・・・・。

ジグ単で2匹目を獲ったのは、それから約30分後の18:30を回った頃。
この時はコツッと感じる反応で、20cm強の最近のKMI’sでは良型と云って良いサイズであり、ロッドは良く曲がってくれていた。

しかし、3匹目は約1時間後の19:25頃と云う様に、反応は忘れた頃に単発であるだけで、ロッド云々よりも専ら釣ることに神経を使っていた印象。

だが、タチウオ調査に来たと云う先行者とお喋りをしながらアジングをしていたそれからの約1時間は、この日のハイライトだったかも知れない。結果としては、豆アジが3匹しか獲れなかったものゝ、反応は結構頻繁にあった。針の番手を落として小さなものにすれば、恐らく数を伸ばせたかも知れないが、この時間帯だけは退屈することがなかった。

20:30頃、先行者が引き揚げて行き、岸壁は小生の貸切状態になったが、大量のゴミが流れて来て、とてもアジングをすることは出来なくなった。そこでSephiaSSを持ち出して、久し振りのエギングを試みたのだが、イカからの挨拶はない。

その後は、ゴミが足許に溜まっている間は、エギングで時間を潰し、ゴミがなくなってからアジングに戻るなどしていたが、この日は、ゴミが右や左に行ったり来たりで、完全に流れ去ることはなく、アジングにしろエギングにしろもう一つ落ち着かない。
それでも、獲物から何かしらの反応があれば、まだ我慢も出来るが、何も音沙汰がない時間が続くと、眼の前を行ったり来たりしているゴミが殊更に鬱陶しく感じて来る。

21:00を回った頃、アジからの反応もないので、ソロソロ引き揚げようかなどと考え始めた時、思い掛けずコツとコンタクトがあって、久し振りにアジの引きを楽しんだが、これは抜き上げに失敗して、ポチャン。
しかし、その直後の21:10頃、豆アジをゲット。

時間的には引き揚げるタイミングだが、折角、反応が返って来る状況になったので、もう少し頑張ってみることにした。
所が、間の悪いことに又々ゴミが流れて来た。折角のチャンスだからとゴミが流れ去るのを待つことにしたが、一向に流れて行く気配がない。

結局、21:40頃、諦めてStopFishingとした。

今回、改造が終わったばかりのSlatyStage改での初めての実釣だったが、兎に角、豆アジとは云えウロコ付けは無事完了。アジを掛けた際のロッドの曲がり具合も良く、0.8gのJHでも問題なくキャスト出来た。残るは感度だが、ロッドが柔らかいためか、手に感じるアタリの輪郭が少しボヤケている様な印象で、若干、鈍さを感じた。
もう少し、使い込んで見る積りだが、場合によってはお気に入りのSoareGame改をベイト用に改造し直すことも考えようと思う。

2023年釣行記(55) – AJ

2023年 Ajing 釣行記

日 時:09月19日(火) 16:30~21:00
潮回り:中潮
(↑↓)
場 所:KMI’s
釣 果:アジ x 7(ジグ・サビキ分を含む)
同行者:単独、(IKOKさん)

この所、UMB-FPに通って刀狩りに精を出していたのだが、今シーズンは絶不調で全く釣果が出ない日が続いていた。そんな所に、仲間からKMI’sで豆アジが中心ながらも、20cmクラスの良型が混じる様になって来たとの情報が入って来た。と云う訳で、忘れかけていた魚を掛ける感触を楽しみたくて、久し振りにKMI’sに行くことにした。所が、18日の月曜日は、国を挙げての敬老の日。小生は、土曜・日曜や祝祭日の釣行は控えることにしているので、翌日の19日の火曜日に順延することにした。

16:10過ぎに現地に到着。
小さな釣り場なので、いつも混み具合が気になるのだが、幸運なことにこの日の先行者は最奥に若者が一人だけ。マゴチを狙っていると云うその若者は、夜釣りの支度をしていないので、ジグ単でのアジングは彼が引き揚げた後から始めることにして、それまではジグ・サビキで広範囲を探ろうと考え、背後の机に道具を置いて、釣りの準備に取り掛かった。

この日持ち込んだロッドは、ジギ・サビキ用のSoare30 S803ULT30ジグ単用のSoareGame改の2本。
前回のジグ・サビキではSephia S809M/Fに18.75gの5号のナス型錘りの組み合わせだったのだが、獲物のサイズに対して少し強過ぎる印象だった。そこで、今回は、少しライトな組み合わせにするために、ロッドをSoare30 S803ULT30に替えて10gのメタル・ジグを組み合わせて、16:30頃、キャスティングを開始。

そして、その2投目。
キャストして着底を待ってから、ラインを張って軽くシャクリを入れてカーブ・フォールをさせていると思い掛けずプルプルと反応が返って来た。直ぐに軽く合わせを入れて回収に掛かったが、もう一つ手応えがない。それもその筈で、針掛かりしていたのは、10cmにも満たない極小豆アジ。初っ端から本命をゲット出来たのは、幸先が良いと云えるのかも知れないが、これでは小さ過ぎる。お父さんかお母さんを呼んで来て!とそのまゝリリースしようとしたが、背後で目をランランと光らせて釣り人が釣り上げた獲物を狙っている黒猫の目力に負けてプレゼント。

豆の中に良型が混じるとの情報なので、我慢をして豆アジと遊ぶしかないと割り切ることにして、キャスティングを繰り返したが、後続がない。
群れている筈なのに、どうして・・・・・。
二人しか居ない岸壁を蟹の横這い釣法で、アジの居場所を探したが、たまに感じるアタリは全て単発で、しかも、針掛かりさせても回収する途中でフッと軽くなってバレてしまう。この様なことの繰り返しばかりで、一向に豆アジと遊ぶことも出来ず、寧ろ、遊ばれていると云った方が正解だろう。

そうこうする内、時間が経ち日没時刻を回った所でジグ・サビキを止めてジグ単をすることにして、支度に掛かった。因みにジグ・サビキでの結果は豆アジが2匹だけと、何とも寂しい限り。

18:00頃、マゴチ狙いの若者が良型カマスを獲って意気揚々と引き揚げて行き、岸壁は小生の独り占め。

沖目を狙うジグ・サビキは駄目だったが、足許を狙うジグ単はかえって良いかも知れない。
敢えて楽観的に考えてキャスティングを始めたが、1ヶ月振りの釣り場で最近の様子が分っていないことや、潮が澄み過ぎていることもあって、反応が返って来る様には、もう一つ感じられない。何をしても、やっていることに自信が持てず疑心暗鬼
その様な状態が続いていたので、ジグ単に切り替えて30分程経った頃には、今日は駄目かも知れないと早くも弱気の虫がノソノソと動き出す始末。

この日、初めての反応があったのは18:35頃。
岸壁の間際で海中に伸びているラインの動きに、確信はないものゝ何となく違和感を感じた。そこで、念のため、軽くロッドを煽ってみると、生命反応が返って来たと云う訳で、8月4日以来1ヶ月半振りにジグ単アジを掛けた。
しかし、サイズはジグ・サビキで掛けたアジと同じ豆アジで、正直な所、嬉しさよりもがっかりする気持ちの方が大きかった。
とは云え、釣れちゃった感の強いジグ・サビキと違って、こちらから積極的に合わせに行って掛けたものなので、釣った感があって、やはりジグ単のアジングは面白いと改めて感じた。

そして、
18:39 2匹目
18:57 3匹目
19:01 4匹目
とまずまずのペースで釣れ、この調子で豆アジと遊んでいる内に、お土産サイズも来るだろうと思ったが、その後はパッタリと反応が消えてしまった。

19:40頃、IKOKさんが登場。
調子が良い時ならいざ知らず、今回の様に釣れていない時に、唯一人黙々とロッドを振っているのは、如何にも寂しい。そんな所に仲間がやって来たので、勇気凛々。気分も新たにアジングに打ち込めると云うもの。

IKOKさんは、小生の隣りに釣り座を構えてエギングを開始。昨年もこの頃から新仔ながらアオリイカを獲っていたので、ソロソロ時期じゃないかと試してみるとのこと。
そして、暫くしてから見事にシリヤケイカを掛けた後、入り口に場所移動して行った。

小生は、元の場所でアジングを続けたが、ロッドを引っ手繰る様な大きなアタリなども忘れた頃にあったが、豆アジと見えて針掛かりさせられず、空振りしたり、あるいは抜き上げに失敗してポロリと落としたり。
今回は、一応豆アジ対策として、針の小さなジグヘッドも持参してはいるが、混じって来るかも知れないお土産サイズを確実に取り込みたいと考え、針のサイズは落としていないのだが、サイズを落とすべきかetc悩みながらキャスティングを繰り返し、5匹目の豆アジを抜き上げたのは、4匹目を獲ってからかれこれ1時間後の19:54。

その後は、忘れた頃の反応もなくなってしまい、21:00過ぎ、疲れ果ててIKOKさんより一足早くStopFishingとした。

と云う訳で、今回もストレスが溜まる釣りになってしまったが、忘れかけていた魚とのやり取りが、何とか出来ただけでも救いだったと云うべきだろう。

« 古い記事 新しい記事 »