2025年釣行記(34) – MB

2025年 Mebaring 釣行記

日 時:06月05日(木) 18:50~21:30
潮回り:長潮
(↑) 90→115cm
場 所:MHR-KGN
海水温 : n.a.
釣 果:メバル x 3
同行者:YTさん、(ISBSさん)

前回のMHR-KGNでのメバリングツ抜けを達成したものゝ、もう一つ納得感に乏しいものだったので、潮位が余り高くはない時間帯の釣りになるが、連続して行くことにした。

18:40頃、到着。
先着していたYTさんは既に準備を終えていたので、急いで準備を整えて二人並んで岸壁に降り立った。
この日の潮回りは18:29に干潮となる長潮で、潮位は潮汐表によると僅か90cm程。最近は潮位の高い時ばかりを狙って来ていたので、テトラ帯が点々と帯をなしている光景は何処か新鮮に見える。
風は予報通り背後からの南風だが、それ程強く吹いておらず、寧ろ心地良く感じる位で、湾奥のKMI’sとは違って水も透き通っていて雰囲気は抜群に良い。

今回のタックルは、SoareXR改々0.8gのJHを組み合わせたジグ単
これは繁茂していた海藻が消えてなくなっていたので、海藻に巻かれる心配もなくなったこと、また、可愛娘ちゃん達はテトラ帯と岸壁の間に居るとのISBS情報だったので、従来のタックルに戻したもの。

18:50頃、15番スポット付近からこの日のメバリングを開始。
日没時刻を過ぎたばかりのまだまだ明るい時間帯のため、先ずは0.8gのJHの飛距離を確認。と云っても小生には着水点が見えないので、隣りのYTさんに見て貰った所、テトラ帯までは届いているとのこと。出来ればもう少し距離が欲しいが、取り敢えずこのまま続けることにした。

そして、キャスティングを何度か続けている内に、ロッドを振り切った際にブルブルとした嫌な感触が伝わって来る様になって来た。アレッ、どうしたと思いつゝ何度かキャストしてみたが症状は治まらない。これまでに経験したことがなかったが、ひょっとしたらガイドが壊れたのかも知れないと思いつゝ、ガイドをチェックしラインの通り具合を確認したが、特に問題はない。あるいは、ラインとリーダーの結束部分がガイドに干渉しているのかと、リーダーを短くして結束部分がガイドを通らない様にもしたが、ブルブルは止まらない。
この日は予備のロッドも持って来ていないので、困ったことになったと思ったがどうしようもない。そこで、試しにプラグをキャストしてみることにした。プラグであればジグ単よりも重さがあるので、ひょっとしたら・・・と藁にも縋るき持ちだったが、キャストしてみるとアラ、不思議!! ブルブルもなくスルスルとラインが抜けて行く。
さっきのブルブルは何だったんだろうとは思ったが、ここでジグ単に戻して同じ症状が出るのも嫌だったので、そのまゝプラグで通すことにした。

プラグにしたことによりキャスト時のトラブルはなくなったが、反応が感じられない。日没時刻を過ぎて周囲の暗さが増して来て、直ぐに反応が返って来ても良い雰囲気になって来たが、ウンともスンとも応えがない。ジグ単メバリングをしている隣りのYTさんはロリ・サイズながらも本命を抜き上げているので、可愛娘ちゃんは居るのは確かだが、どうやらプラグには関心がないと見える。とは云え、軽いジグ単に戻すのは不安がある。

1時間近くの間、我慢をしてプラグをキャストし続けたが、チクリとも反応がない。一度でも反応が返って来れば、気持ちの持ち様も変わって来るのだが、これでは仕方がない。
我慢が出来ずとうとうジグ単に替えることにした。
そして、キャストしてみると、アレ~ッ!!何も問題がない。
狐につままれた気分だったが、ここで原因を究明するよりは可愛娘ちゃんの顔を見る方が先決だとキャスティングを続けた。

にも拘らず、何も反応は返って来ない。
途中でYTさんに様子を訊ねると釣れてるよ!との返事。ここまでの間で、小生には一度も反応が感じられず、些か焦る気持ちはあったが、努めて平静な気持ちを保ってキャスティングを繰り返した。

そして 実釣を開始して1時間以上も経過した20:08に、この日初めて感じる反応が返って来て、漸く、口開けのメバルをゲット。しかし、サイズは最近殆んど目にすることのなかった15cm位のロリで、これにはビックリ。
ロリでもメバルはメバルだが、これでは余りにも手応えがない。お父さんかお母さんを呼んで来る様にと優しく云い聞かせて海に帰って貰った。

兎にも角にも、これでボーズ逃れが出来たと一安心して、次の獲物を狙ったが、又々、音無しの時間に突入。海藻がなくなって極々小さな違和感であっても感じ取れる状況になっているにも拘らず、何も変化がない。
そこで、先に進んで行ったYTさんを追い掛けて行き、59番スポット付近で合流。すると小生の到着に合わせる様にしてロッド曲げて沖に居るよ!!とニコニコ。
そこで、沖目を狙うために1.0gの錘0.5gのJHを組み合わせたスプリット・ショットに替えてキャストすると、見事に的中し、20:45に20cmの可愛娘ちゃんをものにすることが出来た。
所が、その後はこのスプリット・ショットで沖目を狙っても、梨の礫しか返って来ない。蟹の横這い釣法可愛娘ちゃんを探し回ったが、小生には見付け出すことが出来ず、結局、かつてはお気に入りポイントだった71番スポット付近まで足を伸ばして折り返しに入った。

その頃には、余りにも反応がないことに嫌気も差していたが、ここで切り上げる訳にも行かず惰性のキャスティングを繰り返して、21:17にこの日3匹目をゲット。
しかし、サイズは15cm内外のロリ。時間が掛かっても良型が穫れるならまだ我慢も出来るが、これでは労多くして効少し。今風に云うならタイパが極めて悪くガックリすると同時に気持ちも切れて、21:30頃には事実上のStopFishingとし、その後はYTさんの釣りを見学する側に回った。

所で、YTさんによれば、この日はただ巻きが良くて、動かすのは良くなかったとのこと。
しかし、小生はただ巻きの釣りが極めて苦手で、ただ巻きをしていても気が付くといつの間にかロッドを持つ手が軽く動いて小さくリフト&フォールを繰り返していつのが常。
この日も老いの一徹と云うか馬鹿の一つ覚えで小さなリフト&フォールばかりを繰り返していて、ただ巻きをすることなど露程にも考えていなかった。湘南の達人と異名を取るYTさんとの腕の差は大きいので、ただ巻きをしたからと云ってこの日のYTさん程の釣果が出せるとは云えないが、少なくとも3匹と云う貧果では終わらなかったかも知れない。

次回は、ただ巻きをテーマにしてMHR-KGNメバリングに挑んでみようと思う。

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