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2019年釣行記(28) – MB

2019年 Mebaring 釣行記

日 時:05月05日(日)~06日(月) 23:30~04:00
潮回り:大潮(↑)
場 所:MHR-KGN
釣 果:メバル x 4
同行者:単独

平成から令和に元号が変わって、初めての釣行。
史上初の十連休なので、ジッと拙宅に籠っていようと思っていたが、一週間も経つとモゾモゾと虫が動き出す始末で、安直な所でMHR-KGNに行くことにした。

この日の潮回りは新月の大潮で、いつもの様に夕方から夜更けに掛けての釣りでは、下げ潮を釣ることになる。小生は余り潮回りを気にする方ではないが、水深のないMHR-KGNでは、潮が低過ぎると釣り難い。
と云う訳で、夜中過ぎからの上げ潮を狙うことにして、22:30頃に自宅を出発。現地には23:30頃に到着。

早速、支度を整えて岸壁に出て見ると、丁度干潮時刻に当たっており、潮位がかなり低くてテトラ帯が点々と見える。潮汐表によれば、潮位は70cmとのことだが、少し入釣が早過ぎた様だ。

今回も、最近、可愛娘ちゃんの反応が良い凸部の角の86番スポット付近からキャスティングを開始。
いつもは保険にジグ単用のロッドも持ち込むのだが、今回はプラグ縛りに徹するため、1本しか持ち込んでいないNSL-S702UL/BFのロッドに、プラグは潮位の低さを考えてGracy SFをチョイス。
しかし、可愛娘ちゃんからのコンタクトはなく、キャストの度に針に千切れた海藻が掛かって来て、五月蠅くて仕方がない。暫く、我慢をしてキャストを続けていたが、MHR-KGN可愛娘ちゃんはスレ易い印象があるので、程々にしておかないと、折角のポイントを潰す結果になり兼ねない。
と云う訳で、24:00頃、凸部の反対側の角の111番スポット付近に移動し、頃合いを見て戻って来ることに。

111番スポット付近は前回も良型を獲ったポイントなので、期待をしたが、音沙汰がない。そこでテトラ帯の切れ目、切れ目を狙って蟹の横這い釣法で探ったが、ウンともスンとも反応がない。
この頃になると、東寄りの風が強くなったり、スーッと弱くなって無風状態になったりで、どうにも落ち着かない。

コンタクトがないまゝ時間が経ち、25:00を回った頃、潮位も幾分上がって来たこともあったので、86番スポット付近に向かって歩いていると、何やら冷たいものが顔に当たって来た。予報には傘マークがなかったので、全く考えもしなかったが、空には黒い雲が広がっている。

雨は、小生の最も苦手にしているものの一つなので、引き揚げることも考えた。しかし、幸か不幸か、雨は霧の様に細かいものなので、びしょ濡れになることはなさそう。
雨は気になるが、この日はまだ一度もアタリがない。このまゝ引き揚げる訳には行かないとプラグをBEAGLE SSに替えて、キャスティングを続けていると、この日初めてのコンタクト。
反射的な合わせは決まったものゝ、残念ながら、これは針掛かりした感触だけ。しかし、実釣開始後2時間経って漸く感じる生命体の反応で、希望の灯りが点ったと云うもの。これに気を良くして、キャスティングを続けていると、この日2度目のアタリ。これも無念なことに、やり取りを始めてリーリングに入った途端にバラしてしまった。

2度もバラシてしまったので、3度目はないだろうと思いつゝキャスティングを続けていると、悪いことに徐々に雨脚が強くなって来て、ウィンド・ブレーカーに落ちる雨音がパラパラと聞こえて来る様になって来た。
こうなると釣り所ではなくなってしまう。已むを得ず引き揚げることにして、岸壁を戻り始めた。所が、途中の60番スポット付近が気になったので、未練のキャスティングをしていると、いつの間にか雨脚が弱くなり、その内、すっかり上がってしまった。しかも、風も吹き止み、釣りをするには持って来いに状況に変わってしまった。

そこで、60番スポット付近から86番スポット付近に向けて、可愛娘ちゃんを探しながら戻ることに。

そして、スポット番号の確認を失念してしまったのだが、2:00頃に、やっとの思いでこの日最初の可愛娘ちゃんをゲット。
体長15cm程のロリと云っても良いサイズだが、苦労してやっと手に出来た嬉しい獲物。
と云っても、ワームより良型が来ることが多いので、最近、プラッギングばかりしているのだが、サイズの面では不満の残る所。

その後、15cm程のロリを2匹、20cm弱を1匹追加した所で、4:00頃になって、又々、霧雨が降り出して来た。
アタリは間遠くて拾う様な釣りにしかならないが、何とか可愛娘ちゃんの顔が拝めるようになって来たので、もう少し粘りたい気持ちもあった。しかし、歩き疲れて踵の痛みが強くなって来ており、例え粘っても、劇的に状況が好転するとも思えないので、雨の降り出しを機にStopFishingとして車に戻った。
そして、後片付けをしていると、雨粒がポツポツと大きくなって来たと思った次の瞬間にはザーッと降り出して来て、粘っていなくて良かったと思いながら帰路に着いた次第。

2019年釣行記(26) – MB

2019年 Mebaring 釣行記

日 時:04月25日(木) 18:30~23:45
潮回り:中潮(↑↓)
場 所:MHR-KGN
釣 果:メバル x 5
同行者:tommyさん

今回は1年振りでtommyさんとのコラボ釣行。
彼は、文字通り病膏盲で、退職後にnorthwoodsと云う会社を立ち上げて、フライフィッシング用のタイイングツールやアクセサリーの企画、設計開発、 生産を行っておられる程フライフィッシングに傾倒されており、小生のフライフィッシングの師匠筋にあたる御仁。
そう云う訳で、tommyさんは滅多に海釣りをすることはないが、年に1~2度位の割でメバリングにお付き合い頂いており、何度か都合が合わずに流れた後、平成の終わりに近付いたこのタイミングでコラボすることになった。

tommyさんには拙宅まで来て頂き、タックルを小生の車に積み替え17:30頃、自宅を出発。現地には18:30頃に到着。

今回は、tommyさん円らな瞳の可愛娘ちゃんと遊んで貰うことが主目的なので、凸部の手前の76番スポット付近にから始めることにした。と云うのは、これまで実績が高く好んで入っていた凸部の先は、ここ何回かの結果から余り期待が出来ず、寧ろ76~86番スポット付近の方が反応が良かったことから、この様に判断した次第。

日没時刻を過ぎて薄暗くなって来た中、tommyさんと並んで岸壁を歩いたのだが、いつもは一人で歩いているので、距離が遠くに感じられる道程も、気の合った仲間と喋りながら歩くと、アッと云う間に着いて仕舞う。

可愛娘ちゃんを釣るのはtommyさんに任せて、小生は左手キャスティングの練習をする積りで、19:00過ぎ、NSL-S702UL/BFのロッドにBEAGLE SSの組み合わせで、キャスティングを開始。
所が、キャストの都度、ラインとリーダーの結束部分がガイドに当たるショックが伝わって来る。実は、昨日見た動画で、フィネス・ベイト・フィッシングにはロング・リーダーがお勧めとあったので、それに習って今回はリーダーを二ひろにして来たのが原因で、ショックと云っても軽いものなので、気にする必要はないのかも知れない。しかし、左手でロッドを扱うことに慣れていない身には、バックラッシュの原因となりそうな要素は出来るだけ排除しておく方が賢明だろうと、リーダーを短く詰めることにした。

そして、リーダーを詰め終わっての第一投。リーリングを始めた所BEAGLE SSが泳いでいる気配が伝わって来ない。
アレッ、どうした・・・・。
何が原因なのか、全く分からないが、回収し終えたラインは見事に高切れしており、下ろしたばかりのBEAGLE SS可愛娘ちゃんと一度もまみえることもなく、海の藻屑と化してしまった(合掌)

仕方がなくFGノットでリーダーを結束し直した所で、tommyさんの様子を見ると、ヘッドランプの灯りを頼りにまだ何かの作業の最中で、キャスティングは一度もしていないとのこと。
訊けば、ラインとリーダの結束が上手く行かないとのことで、小生には考えられないことだが、最初からラインとリーダーの結束を現場で行う積りだった由。

兎にも角にもtommyさんのライン・システムも完成し、少し離れた位置で其々にキャスティングをし始めたが、全く可愛娘ちゃんの気配が感じられない。
そこで、tommyさんには凸部の角近くの86番スポット付近でやる様に伝え、小生は逆方向に戻った所で左手キャスティングの練習をすることにした。
時刻は定かではないが、左手キャスティングを繰り返していると、右手の闇中からドラグ音らしい音が聞こえて来たので、目を向けるとヘッドランプの灯りが白く光っている。
近付いてみるとtommyさんが良型の可愛娘ちゃんを撮影している所で、訊けばアタリは3回あったとのこと。獲れなかったアタリの内の1回は、大物を予感させる強いアタリだったとのことで、獲れなかったことを悔しがっていた。
とは云え、1年振りのメバリングで、良型を手に出来たことで喜んでいたし、小生も一安心と肩の荷を降ろせた次第。

このMHR-KGNでは同じポイントで何匹もメバルが出ることは少ない上、獲れなかったアタリが2度もあったとのことなので、場を休める必要があることをtommyさんに伝えて、元のポイントに戻ったが、小生には1度もコンタクトがない。

今回は左手キャスティングの練習だと割り切って考えてはいるものゝ、出来れば1匹位は何とかしたい。tommyさんに様子を訊ねると、以降はアタリがないとのことなので、凸部の先に移動することを提案。
そして、角の111番スポット付近に先着したので、物試しのキャストをして軽いバックラッシュを解いていると、いきなりグッグンとBEAGLE SSを引っ手繰る様なアタリ。

慌てて合わせを入れて抜き揚げたのは、22cm程のグラマーな可愛娘ちゃん
時刻は21:20頃のことで、実釣開始後約3時間にして、この日初めてのアタリで何とかボーズを逃れることが出来たが、釣れちゃった感満載で、もう一つも二つも物足りない結果だった。

その後も、小生は暫く111番スポット付近で粘ったが、アタリは続かない。
そこで、凸部の先に移動して、保険に持って来ていたTenryu改0.5gのJHでワームに替えてみた所、小さなアタリがある。これまでコンタクトがなかったので、アタリがあるだけでも嬉しくなるが、針掛かりさせられない。何度か空振りした後、何とか針掛かりさせ抜き揚げたのは、ネンブツダイサイズのロリコン・メバル。やはり、ワームにすると良型が口を使うよりも早くロリが来てしまう様だ。

このポイントで、ロリを2匹、17cmクラスを1匹追加した所で、音沙汰もなくなったので、目ぼしいポイントをチェックしながら戻ることに。

そして、先ず、凸部の角の88番スポット付近。ここはtommyさんが良型をものにした立ち位置とは逆サイドから狙うことになり、凸部の先で暫く遊んだので、場も充分に休んだ筈で、上手くすれば夢よもう一度が叶うかも知れないと考えた。しかし、事はそう上手く行く筈もなく、見事に空振り。

その後、狙うポイント、狙うポイントも悉く外して、60番スポット付近に到達。このポイントは、かつては好きで通っており、最近でも、場合によってだが、2匹、3匹と良型が出ることもあった上、時刻も23:00を回っているので、最後の頼み。
tommyさんにはキャストする方向などを説明して、キャストして貰い、小生は逆方向にキャストしていると、皮肉にも小生の方に答えが出て、この日一番の23cm程の良型をBEAGLE SSで掛けた所で、この日のメバリングは事実上の終わりで、23:45頃、StopFishingとして帰路に着いた。

2019年釣行記(25) – MB

2019年 Mebaring 釣行記

日 時:04月23日(火) 18:00~22:45
潮回り:中潮(↑↓)
場 所:MHR-KGN
釣 果:メバル x 18
同行者:単独

この所MHR-KGNでのメバリングが続いており、しかも、最近は釣果が伸びていないこともあって、些か食傷気味になって来た。だからと云って、年寄りが独りで安全に釣りを楽しめる場所は、それ程ある訳ではないので、今回も又MHR-KGNに出撃することにした。
しかし、仕事が忙しくて、釣りに行きたくても行けない現役諸兄に云わせると、行けるだけマシで、贅沢な悩みだと云うことになるのだろうが・・・・・。

17:00頃に自宅を出発し、現地到着は18:00頃。

実は、最近になって、右の手首と肘に時々ピリッとした痛みが出る頻度が高くなって来た。原因は、加齢による肉体的な衰えもさることながら、釣りによる負担の掛け過ぎだろう。だからと云って、釣りがしたくて勤続延長の要請を断って強引に退職した人間にとっては、釣りを控えることなど到底考えられる訳がない。であれば、症状が酷くなって、右手が使えなくなった場合を考え、左手でのキャスティングやリーリングの練習をしておく必要がある。
と云う訳で、これまでも何度か、今日は左手しか使わないぞと固く心に決めて釣りに臨んだことがあった。しかし、スピニングリールではどうしてもラインをリリースするタイミングが掴めず上手くキャスティングが出来ない。しかも、リールのハンドルを回すのもカクカクとぎこちなく、ストレスが溜まる一方で、いつの間にか元に戻して右手を使っていた。

所が、昔、嵌っていたバスフィッシングでベイトリールを使う場合は、キャスティングこそ右手を使っていたが、ロッド操作は左手で行っていた上、ハンドルもスムーズに回していたことを思い出した。
そこで、最近流行り出したと云うソルトのベイトフィネスフィッシングを試して見ようと考え、MalorCraftNSL-S702UL/BFAbuGarciaREVO ALC-BF7を導入した。

前置きが長くなったが、この様な事情で、今回持ち込んだロッドはNSL-S702UL/BF、バックラッシュでREVO ALC-BF7が使えなくなった時の保険にTenryu改の2本。

岸壁に出て見ると、風は予報通りの弱い南風。海は波も静かで潮位もソコソコ高くメバル狙いのプラッギングには良い条件。と云っても、今回は左手によるキャスティングの練習が主目的なので、釣果は要らないと云えば嘘になるが、NSL-S702UL/BFREVO ALC-BF7の入魂が出来れば恩の字と云った所。

と云う訳で、18:20頃、への字カーブ付近からキャスティングを開始。
ルアーはZIPBAITSRigge35SSをチョイス。NSL-S702UL/BFの扱えるルアーの負荷は1.5~5gなので、自重が2.2gのこのルアーであれば充分にその範囲内だが、思った程も飛距離が出ない。丁度、テトラ帯と岸壁の中間に入れられているテトラ付近に、着水の波紋が広がっている。
アリャー、これじゃベイトフィネスのプラッギングは成立せんぞ!!
投資したロッドやリールは無駄になるかも・・・・・。
飛ばそうとして、力を入れるとバックラッシュしてしまうし、しかも、ラインは0.2号の細番手のPEなので、一旦、バックラッシュさせてしまうと解くのは難しくそれこそ命取りになってしまう。そんな事態に備えてTenryu改も持っては来ているのだが、出来れば初心貫徹NSL-S702UL/BFだけで済ませたい。

今日は可愛娘ちゃんに会うのが目的じゃない。ベイトのキャスティングに慣れるのが目的だから・・・・。
と云っても、キャスティングの練習だけが目的だとすると、40kmも走って来る必要はなく、近くのFRYでも充分練習は出来る。にも拘わらず、MHR-KGNを選んだのは、釣果も欲しいとする卑しい気持ちの表れで、Tenryu改に替えて仕舞おうと云う誘惑の陰が徐々に大きくなって来る。
それでも、自分自身を宥めすかして、恐る恐るマグネットブレーキを緩めながら距離を伸ばそうとしたが、余り効果がある様には見えず、ストレスが徐々に溜まって来る始末。と云っても、明るい内はスプールの回転が見えるため、バックラッシュし掛かっても直ぐに対応が出来るので大事に至らなかった。しかし、暗くなると全てが手探り状態になってしまうので、バックラッシュのリスクが高くなる。そこで、サミングを早目早目にすることになり、益々飛距離が落ちる結果になる。

飛距離も出せず、可愛娘ちゃんからのコンタクトもないストレスを抱えたまゝ凸部の先にまで行ってみたが気配がないので、引き返して海が広い88番スポット付近から戻りながらキャスティングの練習をすることに。

そして気分転換にプラグをBEAGLE SSに替えて、努めてゆっくりとリーリングをしていると、何かが触った様な気配が伝わって来た。この時は、アレッと思っただけで合わせもしなかったが、次のキャスティングで同じ様な違和感があったので、念のために合わせを入れてみると、思い掛けなく生命体の反応が伝わって来た。
時刻は19:40頃のことで、抜き揚げたのは20cm程のグラマーな可愛娘ちゃんで、NSL-S702UL/BFREVO ALC-BF7の入魂が成った次第。

 この頃から、漸く距離が少し出る様になったので、気分を新たに可愛娘ちゃんを釣ることに軸足を置いてキャスティングを続けたが、思う様な結果が出ない。そこで、キャスティングの練習を兼ねて、重さの違う色々なプラグを投げてみた所、単発ながら何とか4匹を掛けることが出来た。

20:30頃、バックラッシュが発生。それまでも、何度かバックラッシュはしていたが、何れも軽いもので何とかラインを解いて難を逃れていた。しかし、この時のバックラッシュは重症で、どうにもならない。
仕方がなく予備のTenryu改を持ち出して、ワームでのメバリングに切り替えた所、プラグよりもワームに対する反応の方が良い。特に76番スポット付近では、23cm位の良型やネンブツダイ紛いのロリを含めて、4匹をゲットし、21:00過ぎにツ抜けを達成。

その後は、いつもとは逆方向へ戻りながらの蟹の横這い釣法でポツリポツリと拾ってへの字カーブに達した所で、歩き疲れて踵に痛みが出て来たのを機に、22:45頃、StopFishingとして帰路に着いた。

今回は、何年か振りでベイトリールを使った釣りをしたが、余りの飛距離の出なさに、当初は、これではベイトフィネスフィッシングは小生には無理かも知れないと思った。
そもそも、左手を使ったベイトフィネスフィッシングをする気になった切っ掛けは、右手首や肘の痛みから来るストレスを解消しようとしたものだが、今度は飛距離のなさ故に、別の意味のストレスを抱えることになってしまった。
しかしながら、今回、2時間程キャスティングを続けた結果、少し飛距離も伸びて来たので、もう少し続けてみる必要はありそうに思えた次第。

2019年釣行記(24) – MB

2019年 Mebaring 釣行記

日 時:04月16日(火) 23:30~01:45
潮回り:中潮(↑)
場 所:MHR-KGN
釣 果:メバル x 3
同行者:単独

前回は、潮位が低い時間帯の釣りで結果が思わしくなかったので、今回は高い時間帯に入ろうと考えた。所が、生憎、この時期は夕方から21:00過ぎにかけては下げ潮で潮位が低く、ある程度高くなって来るのは夜中からになる。

と云う訳で、実釣時間帯を23:30頃から2~3時間と考えて、自宅を22:15頃、出発。現地到着は23:15頃。
流石にこの時間帯になると駐車中の車は2台とガラガラ状態。

直ぐにTenryu改を手に岸壁に出て見ると、思いの外潮位が高くなっておらず、前回の引き上げ時よりも低い様に見える。
もう少し、入釣するのを遅らせた方が良かったかも知れない。しかし、大潮の直前の中潮なので、直ぐに高くなって来る筈。
と思いながら、凸部の角の111番スポットに向かったが、途中で見掛けたアングラーは一人だけで、この長い岸壁はほゞ貸し切り状態。

風は予報通り南から弱く吹いており、海は油を流した様なべた凪状態。凪を釣れと云われているメバルだが、余りにも静か過ぎる印象。しかし、これもアングラーのない物強請りで、荒れ気味が良い時もあれば、凪が良い時もある。兎に角やって見なければ分らないと、23:20頃、Rigge 35SSをパイロットに選んで、期待のメバリングを開始。

2投、3投したが、全く反応がない。そこでMHR-KGNでは実績の高いFinluckMinnow30Sに替えたが、これでも音沙汰がない。
円らな瞳の可愛娘ちゃんは居るのか居ないのか?
居ても口を使わないのか?

そこで、保険のためにバッグに入れて来た0.5gのJHに替えてみた所、直ぐに答が出てコン。
残念ながら、今日はプラグではなくワームの日かも知れない。

時刻は23:30頃のことなので、実釣開始後それ程時間も経過しておらず、この分で行けば、楽しいメバリングが出来るのではと思ったが、後続がない。

幸い釣り場は貸切状態なので、誰に遠慮をすることもなく、キャストする方向もルアーを泳がせるルートも自由に出来る。可愛娘ちゃん達が屯している場所を探して、蟹の横這い釣法で探ってみたが、一向に見付からない。

この日の2匹目をゲットしたのは、1匹目を出して1時間後の24:30頃のこと。
その間、凸部の先の129番スポットまでの間を2往復もして、ワームやプラグを色々と取り換えて可愛娘ちゃんの気を引こうとしたが、アタリがあったのは1度あるかないかの状況。しかも、1度アタリがあったポイントを2度、3度と通しても見向きもしない位にナーバスになっている様子。最後には禁じ手とも云われている汁系ワームまで動員したが、これも奏功せず仕舞いで、完全にお手上げ。
こうなうると、実釣時間1時間余りで、ヤル気は急降下してしまい、暖かい布団の中が恋しくなって来る。

そこで、戻りながら、これまでロッドを出したことにない88~60番スポットをチェックしてみることに。
そして83番スポット付近で、FinluckMinnow30Sで23cm良型をゲット。この時は、その直後にもアタリがあった。残念ながらこれは軽いショックと共にフック・アウトしてしまったが、この日連続してアタリがあったのは、後にも先にもこの1回だけ。

そして、55番スポット付近で、海面から頭を出しているテトラをタイトに狙い過ぎて、Beagle SSを殉職させてしまったと同時に気持ちも切れてしまって、01:45頃、StopFishingとして帰路に着いた。

2019年釣行記(23) – MB

2019年 Mebaring 釣行記

日 時:04月13日(土) 18:00~22:30
潮回り:小潮(↑)
場 所:MHR-KGN
釣 果:メバル x 15
同行者:単独

雨や風の条件が整わず、週末の土曜日になって漸く南風が3m。
時期的には4月も中旬に差し掛かって来たので、ソロソロ孤島でのアジング開幕も考えたい所。しかし、週末なのでシーズンが始まったばかりとは云え、孤島は混み合うだろう。
と云う訳で、週末でも混み合うことのないMHR-KGNでのメバリングをすることにして、17:00頃、自宅を出発し、現地到着は18:00を回った頃。

今回のプランは、干潮からのスタートになるため、潮位が低い内はジグ単、潮位が高くなって来たらプラグに替える予定。
そのため、どちらにも対応出来るTenryu改を手に岸壁に出て、釣り場の状況を確認すると、風は予報通り背後からの弱い南風で好条件。時間的には干潮時刻から30分程経った頃なので潮位は低く、テトラ帯が海面から姿を現しており、テトラ帯とテトラ帯の切れ目には、繁茂した海藻が海面に漂っている。

日没時刻前のまだ明るい海を眺めながら、凸部の先に向かい、18:20頃、111番スポット付近に到着。直ぐに、0.5gのJHでキャスティングを開始したが、音沙汰がない。

18:30を回り、漸く周囲の光量が落ちて来てゴールデン・タイムに入った所で、待ちに待ったコツと小さな反応が出て来た。これで円らな瞳の可愛娘ちゃんが居ることは判ったが、どうにも合わせるタイミングが掴めない。何度か空振りが続いたり、掛かったと思ったらプルプルとした感触だけで、バレてしまったりで、どうにもいつもとは勝手が違って、乗せられない。

18:40頃、小さなアタリに何とか合わせが決まり、魚が掛かった感触もあったので、今度こそ大丈夫だろうとリーリングを始めたが、全く引きが感じられない。
アレ、又、バラした?
と思いつゝリーリングをしていると、空中をヒラヒラと小さな魚が上がって来た。良くよく見ると、まるでネンブツダイの様な10cmソコソコの可愛娘ちゃん
10cm程度と云っても本命には違いなく、取り敢えずボーズは回避出来たと云えるが、これにはガッカリ。しかも、2度、3度と空振りをしていると、直ぐにスレてしまって、アタリがなくなってしまう。

そこで蟹の横這い釣法で隣りのテトラ帯の切れ目に移動して、探ってみたが、アタリは間遠く中々続いて来ない。たまに来るアタリを取っても、来るのは判で押した様に同じサイズのロリータばかりで、面白みが全くない。

潮位が低いから良いサイズの可愛娘ちゃんは、まだ寄って来ていないのかも知れない。
そこで、少し遠目を狙ってキャストすると、海藻に掛かってしまう。
海藻にも可愛娘ちゃんは絡んでいる筈で、海藻からジグを外した時のイレギュラーな動きに反応して来たことも、以前はあったが、今シーズンは前回も今回もない。

20:10頃、ツ抜けと成ったので、一応、様にはなったと云えるが、その内容に至っては寂しい限りで、内8匹がネンブツダイサイズで、15cm位が2匹だけ。
釣れなければ、サイズは小さくても良いから、来て欲しい。
小さなものばかりだと、少しは大きいのが欲しい。
と身勝手なことを考えるアングラーの性で、潮位が少し上がって来た21:00過ぎからサイズ・アップを狙ってプラグに替えたが、忘れた頃に掛かって来るのはロリータばかり。

21:30を回った頃、凸部の先を諦めて、戻りながらチェックすることにしたが、悉く空振りで、もう一つ満足感のないまゝ22:30頃、StopFishingとした。

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