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2019年釣行記(80) – MK

2019年 Mekking 釣行記

日 時:12月16日(月) 09:45~15:00
潮回り:中潮(↓↑)
場 所:HRTK
釣 果:メッキ x 45、クロダイ x 1
同行者:単独、(YTさん、ISBSさん、MTさん)

実は、今週、HRTKメッキを狙うのは17日の火曜日に予定していた。しかし、天気予報によると、その火曜日は生憎の雨模様とのこと。天気予報と云えば、当たって欲しい時には外れ、外れて欲しい時には当たるのが常で、この法則に従えば、火曜日は予報通りの雨になる公算が大。となると、釣行を順延するか、前倒すしかないが、YTさん情報によると、先週末から爆釣状態になっているとのこと。しかし、冷たい雨が降るとメッキの着き場も変わってしまう惧れがあるとのこと、となると、前倒して月曜日に行くしかないが、月曜日は眼の術後の検診予定が入っている。
検診をキャンセルするかどうか迷ったが、今シーズンもそうだが、2011年の暮れ以来、メッキ狙いでは余り楽しい思いをしていない。幸い、眼の調子は良好なので、検診日を2~3日ずらしても問題はないだろうと、検診をドタキャンしてHRTKに行くことにした。

08:45頃、自宅を出発。この日も高速を使用したので、1時間足らずの09:30頃に現地に到着。
直ぐに道具を手に釣り場に向かった所で、岸壁を俯瞰すると、投げサビキをしている地元のオッチャンが4~5人見えるが、幸い狙っていた北端には、誰の姿も見えない。

09:45頃、BL-702ML/MKのロッドに7gSoare Metal Shot TGでキャスティングを開始。
昨日も、束釣りをしたアングラーが居たとのことだったが、今日は、どうか?
期待と不安が入り混じる瞬間だが、2投、3投しても反応はない。
アレーッ。今日も外れたか・・・・。

絶好調の情報に、ひょっとすると1投目から来るかも知れないと思っていただけに、一瞬不安が頭を過ぎった次の瞬間、グンとアタリ。サイズは20cm内外ともう一つだが、ボーズ逃れのローニンで時刻は09:55頃。
今日は、型は望めないかも知れないが、数を楽しめればと後続を狙った。
2匹目は、その5分後、サイズも一回り大きい、これもローニン
その後もコツコツとアタッて来るが、中々針掛かりさせられず、針掛かりしてもバレてしまうことが多かった。そこで、コツコツと感じるとリーリングせずにスラックを出したまゝ小さくロッド・ティップを動かしてジグを躍らせた後、ラインを張って様子を窺い、重さを感じたらメバルのプラッキングと同じ様にスウィープする方法に改めた。
すると、バラすことも殆どなくなって調子が上がって来ると同時に
アタッて来る間隔も徐々に短くり、一時は入れ掛かり状態になって、実釣開始1時間足らずで20匹超。しかも、全てが25cm近くの良型ローニンばかり。
こんな状態が、10:45頃まで続いたが、徐々に間遠くなってしまったので、この1時間程の間が、この日の事実上のハイライト。

それでも、11:00少し前に登場して来たYTさんは、ポツリポツリと掛けていたが、ISBSさんが登場して来た12:00過ぎには、あれ程の饗宴があったことが嘘の様に静かな釣り場に変わってしまった。そして、最後にMTさんが登場して来た頃には、忘れた頃に来る単発のアタリを拾うこれまでの様な釣りに戻ってしまった。

14:30頃になって、YTさん時々眩暈がすると云って一足早く引き揚げて行き、残った3人は並んでキャスティングを繰り返したが、中々釣果が伸びない。
そうこうする内、MTさんが掛けたメッキワラサがライズして来たり、岸壁の中央付近で大きくロッドを曲げワラサと格闘している地元のオッチャンまで出て来て、どうやらワラサが入って来た様子。

こうなるとメッキは何処かに散って行ってしまうのだろう。アタリもサッパリなくなり、しかも、良型ローニンの強い引きのためか、右腕が攣る様になって来たので、15:00頃、ISBSさんMTさんを残してStopFishingとした。

結局、この日は結果的には竜頭蛇尾。とは云え、2011年暮れ以来の爆釣で楽しい一日だった。出来れば切りの良い50匹まで釣果を伸ばしたかったが、これは贅沢だと云うものだろう。

2019年釣行記(77) – MK

2019年 Mekking 釣行記

日 時:12月09日(月) 11:10~15:30
潮回り:中潮(↑↓)
場 所:HRTK
釣 果:メッキ x 4
同行者:単独、(YTさん、AKWさん、Dr.TJさん、ISBSさん)

10:00頃、自宅を出発、現地到着は11:00頃。
実は、到着直前に橋の上から釣り場の岸壁を見た所、生憎、入りたかった南端には人影が見える。となると、本命場所には入れないので、何処に入ろうかと考えながら道具を手に岸壁に向かった。所が、月曜日だと云うのに岸壁には大勢のアングラーが竿を出しており、入れそうにもない。仕方がないので、橋脚下にしようかと考えていると、二人の若者アングラーが引き揚げて来るのに出会った。ひょっとするとと期待しながら、南端を見ると人影がなくなっている。
これはラッキー!!
迷わず南端に急行したのは云うまでもない。

11:15頃、BL-702ML/MKのロッドに7gのSoare Metal Shot TGでキャスティングを開始。所が、釣り座を確保出来てホッとしたのも束の間で、思った以上に左から右の横風になる北風が強く吹き抜けて行く。しかも、潮の流れも左から右で、ルアーがアッという間に流されてしまってやり難いことこの上もない。
これは困ったと思いながら、ルアーが通せるコースを探していると、ニコニコしながらYTさんが登場。風も強いし、アタリもないよと状況を伝え、場所を譲って入って貰った途端、1投目でメッキを掛けている。
同じコースは小生も流したのに小生のルアーには見向きもせず、YTさんのルアーには反応を見せるとは・・・・。これが湘南の達人たる所以か。

しかし、そのYTさんをもってしても追加は叶わず、YTさんの登場後程なく姿を見せたAKWさんと3人で入れ替わり立ち代りしてキャスティングを続けたが、サッパリ反応がない。

12:00頃(?)、YTさんAKWさんメッキを求めて、岸壁の北端に移動して行き、小生は居残り。

キャストする方向やルアーを色々と替えてみたが、全く効果がない。
北端に移動して行った二人の様子が気になるが、帰って来る様子もない。
釣れていれば、連絡があるだろうと思いながら、キャスティングを続けたが、もうその頃には惰性でやっている様なもの。

13:00(?)、ようやく二人が戻って来たが、AKWさんはロッドを置いて来ており、アタリはあるとのこと。
そこで、南端でやると云うYTさんを置いて、AKWさんと連れ立って、北端に移動。すると、そこにはDr.TJさんの姿があり、訊けばISBSさんは対岸の突堤に居ると云う。果たして、対岸の突堤の先端には赤い上着を着たISBSさんがロッドを曲げて取り込んでいる最中。

北端に立つと、強い北風がまともに吹き付けて来て、寒さが一段ときつく感じられるが、釣れるなら何とか我慢が出来ると云うもの。
気分を新たにキャスティングを始めたが、なかなかアタリが出ない。

そこで隣りのAKWさんがルアーを回収している間に、出来るだけ北寄りにキャスティング。
すると、これが功を奏して、13:40過ぎにやっとこの日最初の獲物をゲット。サイズは20cm強だが、嬉しいローニン

その後は、気持ちが切れ掛かって来る程の間を置いてだが、アタリがあって、何とか3匹を追加。

15:00頃、AKWさん寒い寒いと云いながら、一足早く引き揚げて行き、その約30分後に5匹目をばらした所で、小生とYTさんStopFishingとし、Dr.TJさんを残して帰路に着いた。

兎にも角にも、この日は前日とは気象条件が正反対。どんよりとした曇り空に強い北風で、最悪の条件。こんな条件の日でも爆ることもあるが、この日は悪い方に作用した模様で、独りだったら匙を投げていただろう。
尚、対岸のISBSさんは好調にロッドを曲げており、サイズも良かった由で、ISBSさんの独り勝ちと云った所。

2019年釣行記(76) – MK

2019年 Mekking 釣行記

日 時:12月06日(金) 06:30~14:00
潮回り:長潮(↑↓)
場 所:HRTK
釣 果:メッキ x 4
同行者:YTさん、(Dr.TJさん、ISBSさん)

前回は、小生が諦めて引き揚げた後にメッキの群れが回って来て、残ったYTさんISBSさんは楽しい思いをしたとのことで、悔しい思いをさせられた。小生にも何とかそんなチャンスに巡って来ないかと思っている所にYTさんから昨日も爆釣したヨとの連絡。
こんな連絡を貰ったからには、ジッとしている訳には行かない。小生も是非肖りたいと期待に胸を膨らませて行くことにした。

いつもは、行き帰りの渋滞を避けるために、朝早くまだ暗い内に自宅を出発して、昼頃に引き上げるパターンなのだが、前回はこれが裏目に出た格好だった。同じ轍を又踏む訳には行かないので、今回はパターンを変えて、昼頃から夕方まで釣りをすることにした。

と云う訳で、10:00過ぎに自宅を出発。途中、YTさんから少し早めに釣り場に行くとの連絡が入ったので、こちらも時間を稼ぐために、高速を使ったこともあって、現地到着は11:00過ぎ。

直ぐに道具を持って、岸壁に向かったが、思いの外北風が強くどんよりと曇っていて全体的に暗い雰囲気。爆釣したと云う昨日は、快晴で明るかったので条件としては正反対で、若干不安を覚えた。

岸壁の先端では既にYTさんがロッドを振っており、YTさんの隣りに赤いウェアのISBSさん、そして岸壁の東向きにDr.TJさんがキャスティングをしていた。
挨拶がてら様子を訊ねると、余り芳しくないとの返事。しかし、湘南の達人YTさんの弁では潮が下げに入ってからだろうとのことで、その言葉に期待して準備に入った。

今回は、いつものBL-702ML/MKに加えて遠投用にS803ULT30を持ち込んだ。11:30頃、その内S803ULT30を先発に選び、Soare Metal Shot TG 10gを結んでキャスティングを開始。
やはり、昨日と今日とで正反対の天候が災いをしてメッキの活性が下がったのか、先行の皆さんが云う通りコンタクトは全くない。それよりも左から右への横風になる強い北風でラインが吹けてしまい、更に同じ様に左から右へ流れる潮の影響で、思ったコースをトレース出来ない。メッキの活性が高ければ、多少コースが外れていても追い掛けて来ることもあるだろうが、それも低い活性では余り期待出来そうにもない。

岸壁の先端は、一度に掛かれる人数は精々4人まで。この日の様に波が高く、時折大きな波が来てシブキが高く上がる状況では3人が良い所だろう。
と云う訳で、代わる代わる釣り座を交代しながらキャスティングを続けたが、ポツリポツリと来るだけで調子が上がらない。

この日、小生が初めて掛けたのは12:30頃。
メタル・ジグでもプラグでもアタリが出せないので、物は試しと手に入れたばかりのFakie Dog CB-PPを投げてみた。
するとその2投目か3投目で、海面を割って出てくれたのが、このギンガメ。サイズは20cm程だが、ボーズ逃れの嬉しい1匹。

フライ・フィッシングでは、ドライ・フライで出なければ仕方がないと割り切って、シーズンを問わずドライしか投げないのだが、メッキでのトップは今シーズンになって始めたばかり。どっちにしても、ターゲットの魚がフライやプラグに襲い掛かって来る瞬間が見えるので、より面白く興奮もの。
その後も後続を期待してFakie Dog CB-PPを投げ続けたが、メッキを連れて来たのはこれが最初で最後で、最終的には足許の岩と岩の切れ目に挟まって殉職してしまった。

満潮時刻の13:00を過ぎ、潮が下げに入っても状況は変わらず、それでもDr.TJさんISBSさんはポツリポツリとロッドを曲げていたが、小生はアタリが出せず仕舞い。
YTさんは、他の3人の釣りを後ろから見ていて、アクションの付け方やキャストする方向などを説明している方が、釣っている時間よりもむしろ長い位。にも拘らず、アタリがないからと諦めて空けた釣り座に入って、1匹、2匹と掛けており、流石湘南の達人と異名を取っているだけのことはあると痛感させられた次第。

結局、この日は15:00を回っても状況は変わらず、強い北風に吹かれ続けて一段と寒さが感じられる様になって来た所で、岸壁を諦めて、橋脚下をチェックすることに。
橋脚下は、前回と同じ様に水色も余り良いとは云えず、もう一つ雰囲気もない。何投かしてそれを確認した所で、16:00頃StopFishingとした。

2019年釣行記(74) – MK

2019年 Mekking 釣行記

日 時:11月29日(金) 06:30~14:00
潮回り:中潮(↓↑)
場 所:HRTK
釣 果:メッキ x 5
同行者:単独(ISBSさん、YTさん)

関東地方でこの時期に1mm以上の雨が7日連続して降ったのは50年振りとのことで、ようやく金曜日になって晴れるとのこと。しかし、北風が3~4mと若干強目で、海辺になるともう少し強くなることも充分考えられる。
色々と考えてみたものゝ、条件は余り良くないが、久し振りにお天道様の下で遊びたかったので、HRTKでのメッキを狙うことにした。

自宅を05:00頃出発し、昼間なら1時間半から2時間は掛かる所、渋滞もなく信号の巡り合わせも良かったので、現地には06:00過ぎに到着。

直ぐにロッドやバッグを手に岸壁に出た所、車を止めた場所では余り感じなかった北風が、やはり強めに吹いている。
風の強さがそれ程でもなければ、正面から受けることになる北端の方が良いかも知れないが、この強さでは寒さを一層強く感じることになって仕舞う。幸い、先行者は居ないので、暫く南側でやって、駄目なら北側に移動することにした。

06:30頃、BL-702ML/MKのロッドに7gのSoare Metal Shot TGでキャスティングを開始。
左から右に吹く北風に加えて、潮の流れも左から右に強く、風上に向かってキャストしても瞬く間に流されてしまって、どうしようもない。そこで10gのSoare Metal Shot TGに替えたが、これでも覚束ない。と云っても、それ以上重たいジグを持ち合わせていないので、どうしようもない。10gで続けることにした。

何時ものことながら、全く気配が感じられない。
陽が昇ったばかりで、メッキは未だ動いていないのかも知れない

10分経ち、20分経ち、30分経って陽が昇り切ってゴールデン・タイムに入って来ている筈なのに、一向に音沙汰がない。
ひょっとするとメッキは表層近くにいるのかも知れないとカウントを5にしてアクションを加えた所、グンッとロッドに重さが伝わって来て、魚が掛かった。しかし、アタリの出方からメッキではないことは確実。
また、ボラか・・・?
前回の様に60cmも超える様なボラだったら、どうしようか?

何回かやり取りの後、海面に顔を出したのは30cm程のボラで、尻ビレ付近のスレ掛かり。何とか抜き揚げてリリースしたが、次にキャストしようとしてジグがないことに気が付いた。どうやらやり取りをしている最中に飛んで行った模様。

代わりのジグをセットして、キャスティングを続けたが何事も起きないまゝ。
居れば何か感じる筈なのに、何も感じないのはおかしい。水が白っぽく濁っているせいで、ルアーに気が付いていないのかも知れない。
そこで、駄目で元々SaltDegree SD-50Sのプラグに替えてみた。

しかし、軽いプラグでは風上に向かってキャストしても、全く飛ばせない。そこで、正面にキャストして、潮に乗せて流す様にしてみた。
すると、BINGO!!
コツンとこの日初めてのコンタクトがあった。残念ながら、これは空振りだったが、続いて同じ様に流すと、又々、コツン。
抜き揚げたのは21~22cm位のギンガメで、嬉しいボーズ逃れの1匹。
実釣開始後1時間以内の07:15頃のことで、小生にしてはまぁまぁのスタート。

その直後のキャストでも同じ様なアタリで、サイズは20cm位だが、2匹目のギンガメをゲット。これで気を良くして爆釣を夢見たが、その後はスカ。

ひょっとしてメッキは沈んだのかも知れない・・・・・と思ってジグに替えた見たが、全く反応がない。そこで、またプラグに戻すとコン。そして、又音沙汰のない時間が来て・・・・。
と云ったことの繰り返しで、どうやら群れが小さい様子だが、08:00過ぎまでに5匹ゲット、2バラシで兎に角楽しむことは出来た。
所が、その後はサッパリと音沙汰がなくなって仕舞って・・・。

11:00頃、YTさんから陣中見舞いの電話着信があり、状況を説明している中で、岸壁の南端に出られるルートがあることを教えて頂いた。
そのルートを辿って南端に出て見ると、成る程、如何にもメッキが屯しそうな様子。08:00以降はアタリがない状況だったので、自然と期待は膨らみ、北風に乗せて遠投を繰り返したが、梨の礫

実釣を開始して5~6時間となって、疲れも出て来ていたので、橋脚下をチェエクしてから引き揚げようと考え、後ろを振り向くと一人のアングラーがこちらに向かって来るのが目に入って来た。その出で立ちからメッキ狙いであることは間違えのない所で、誰だろうと目を凝らすと、その主はISBSさん
そこで、引き揚げることは棚上げにして、ISBSさんと並んでロッドを振ることにした。しかし、相変わらずアタリを出せない小生を横にして、ISBSさんは何と30分程の間で3匹も・・・・。

12:00を回った頃、結局、小生は一度もアタリを感じることがないまゝ、橋脚下をチェックしてから引き揚げることにしてISBSさんに別れを告げて、橋脚下に向かった。

橋脚下は、岸壁よりも濁りの白さが濃い様に見え、メッキが出る雰囲気は感じられなかった。と云って、何もしない訳には行かないので、7gのSoare Metal Shot TGでチェックしているとモゾッ。アタリの出方からメッキではないことはほゞハッキリとしているが、思わず反射的に手が動き・・・・。
重たくトルクが強い力で底に向かって突っ込んで行こうとする引きに、ドラグがジーッと鳴って、掛かったのは、良型のボラ黒鯛か・・・。近くには他のアングラーも居ないので、玉網を借りることが出来そうにもない。
魚を弱らせて浮かせても、取込みまでは無理だろう
などと考えながら、やり取りをしていたが、一段と強い引きにドラグが追い付かず遂にプツン。リーダーがスナップの結び目の所で切れていた。

13:00頃、これを機に、引き揚げようと車に戻り帰り支度を始めた所に、YTさんから電話着信。今、南端に到着してISBSさんと並んで始めた所とのこと。
折角来てくれたのだからと又々道具を手に岸壁に南端に向かい、そこで小一時間程湘南の達人の釣りを見学して、帰路に着いたが、結局、この日の釣果は08:00頃までの5匹だけ。現場に居た8時間程の内、5~6時間は全く気配も感じられず仕舞いの修業状態だった。

所で、この日は後日談があって・・・・・。
釣りでは良く聞くあるある話しで、釣り宿の女将が、昨日はよく釣れたのにと云った類いの話だが、帰宅後のYTさんからの連絡では、小生が引き揚げた後、YTさんISBSさんのみならず、この日初めてメッキを釣ると云う若者二人も爆釣したとのこと。
この日のみならず、行く積りになっていながら、行かなかった日に限って、メッキの寄りが良かったりと、どうも歯車が噛み合っていない様だ。

どうすれば噛み合うのか?
これまでは、行き帰りの渋滞を避けるために、早朝に家を出て日り頃には引き揚げるパターンだった。その為に、この日は例外だったが、午後の釣りは殆どしたことがない。
次回は、試しに、ゆっくりと家を出て午後の釣りに注力して見ようかと考えている。しかし、そんな時に限って、午前中は爆釣だったが、午後はサッパリになったりするんじゃないかと・・・。
それを避けるには、早朝から夕方までやるしかないか・・・。しかし、それでは、後期高齢者一歩手前の歳では、身体が持たないし。

2019年釣行記(72) – MK

2019年 Mekking 釣行記

日 時:11月22日(金) 06:00~08:20
潮回り:若潮(↓↑)
場 所:HRTK
釣 果:メッキ x 2
同行者:単独

11月も中旬を過ぎたので、そろそろHRTKでもメッキが出始めているのではないかと思って、YTさんに連絡を取ると、随分前から釣れているとのこと。
こんな情報を聞いたからには、家でジッとしている訳には行かない。天気も良く絶好の釣り日和なので、直ぐにでも出撃したい所だが、生憎、前日の水曜日は、カミさん孝行のために富士五湖方面に紅葉狩りドライブに行ったので、その疲れが残っている。無理をすれば何とかなるが、木曜日の釣りは自重する方が良かろう。
となると、釣出来るのは翌日の金曜日になるが、予報では、金曜日は10:00頃から雨が降り出すとのことで、長時間の釣りは出来そうにもない。が、上手く行けば、4時間位は出来る筈と踏んで金曜日に釣行することにした。

04:30頃、自宅を出発。所が、車を走らせて間もなくしてフロント・ウィンドウにポツポツと雨粒が付きだした。予報では10:00頃から降り出した雨は、ほゞ一日中降り続くとあったので、少々早過ぎるきらいはあるが、どちらにしても回復することは考えられない。引き返そうか、どうしようかと迷っている内、幸いにも、いつの間にか雨は止んだので、そのまゝ目的地に向かった。

05:40頃、現地に到着。早速、まだ暗い中、BL-702ML/MKを手に岸壁に出て、釣り支度中の若者アングラーに声を掛けて、岸壁の海側の先端に向かった。

7gのSoare Metal Shot TGでキャスティングを開始したのは、06:00少し前。
所が、左から右への北風が強く吹いていて、7gでもジグの沈みが良くない。そこで、手持ちの中では最も重たい10gのジグに替えて、メッキの居場所を探すことにした。

1投、2投、3投・・・・。
夜の明け切る前で、メッキ達は目覚めていないのか、それとも、寄って来ていないのか判らないが、コンタクトがない。

陽が昇れば、状況は変わって来る筈・・・・。
しかし、何も変化がない。
沖目を探ろうと正面にキャストしても、強い北風と早い潮の流れでラインが引っ張られて、ジグが手前に寄って来てしまう。潮が上げ始めれば、潮の流れも幾分穏やかになって、少しは良くなるかも知れないが、それにはもう少し時間が掛かる上、予報では10:00頃には雨が降り出す筈なので、余り時間的な余裕もない。

そこで、海側の先端は一旦置いて、反対側の先端に移動することにした。
こちら側は、北風を正面から受けることになるので距離は出ないが、横風に遊ばれるよりは良いだろう・・・・
確かに、ジグの操作はし易くなったので、残るはメッキ達の寄り具合。
期待しながら、キャスティングを続けていると、ジワーッと重くなったので、根掛かりかと思いながらロッドを立てた所、グーッと引き込む様な動きがあって、明らかに生命体が掛かった感触が伝わって来た。
魚が掛かったことは確かだが、その主は首を振る様子もなく、只々太いトルクでグイグイを引っ張る動きで、ドラグがジリジリと出て行く。ひょっとするとエイかも知れない。何度かやり取りをして、何とか海面に浮かして確認すると、その主は大きなボラ。抜き揚げる訳にも行かず、ここで無理をすると、一つしか持ち合わせていない10gのSoare Metal Shot TGを奉納することになってしまう。
先行者の若者が玉網を持っていたことを思い出したので、ソロリソロリとその彼の所まで曳航して、玉網で獲って貰うことが出来たが、岸壁に揚げたボラは、手尺ながら60cm超の大物。

その後、又、メッキを求めてキャスティングを続けたが、一向に気配が感じられない。
実釣開始1時間程経った07:00頃。強い北風と早い潮流のために気持ちは切れ掛かってしまい、半ば諦めながら岸壁の際を垂直にチョンチョンとリフト&フォールを繰り返していると、ググーンとジグを引っ手繰るアタリ。

思わず合わせを入れると、底に向かってロッドを絞り込む感触に、本命のメッキであることを確信。抜き揚げたのは20cm程だが、嬉しい口開けの1匹。

メッキをこの様な壁際で掛けると、その後をチェイスして来る何匹かを見ることが多いのだが、この時は単独行動をしていた様子。

その後は、元の木阿弥でコンタクトはサッパリ感じられないまゝ。
そうこうする内、北風は益々強さを増して来て、ウカウカすると身体を持って行かれそうになる程。しかも、風を避けるために被ったフードにパラパラと雨粒が当たる音がしだして、踏んだり蹴ったりの状態。

そんな中、地元のオッチャンが登場して来て長いロッドで投げサビキを始めた。キャスティングを続けながら、その様子をそれとなく見ていたが、ロッドを曲げている様子がない。
どうも、この日のメッキが屯しているポイントは、別の場所であるらしい。

08:00を回って、時間的に潮は上げに転じた筈だが、潮の流れは緩まない。それどころか、パラパラと小さかった雨音はポツポツと大きな音になり、本降りの様相に変わって来た。
そこで、海側の先端付近で少しやってから引き揚げることにした。

移動してから何投目か・・・。
風上に向かって斜め左45°にキャストしたジグが、風と潮に流されて斜め右45°から壁近くにまで戻って来た所で、ググーンとしたアタリがあって、23~24cm位の良型メッキが上がって来た。

これに気を良くして、粘ってキャスティングを続けたが、気が付くと身体の左側はビッショリと雨に濡れている。
時間的には、上げ潮が効き始める頃なので、もっと粘りたかったが、風は一向に弱まる気配を見せず、雨も本降りの様相を濃くして来ていては、釣り続ける気も雲散霧消となり、08:20頃、StopFishingとした。

この日は、生憎、雨風に祟られて釣果が全く伸びずに終わったが、ボーズでなかっただけでも、ラッキーと云うべきだろう。
次回は、もっと条件の良い日に来たいと思った次第。

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