※ カテゴリー別アーカイブ:Touching ※

2023年釣行記(62) – AJ&TC

2023年 Ajing Touching 釣行記

日 時:10月16日(月) 17:00~22:40
潮回り:大潮
(↑↓)
場 所:KMI’s
釣 果:アジ x 21、タチウオ x 0
同行者:単独、(IKOKさん)

久し振りに南or南南西2mとのKMI’sでの釣りには持って来いの予報に、喜び勇んで出掛けることにした。

現地には16:30頃に到着。
直ぐにクーラーやバッカンなどをキャリヤーに積んで岸壁に出て見ると、先行者は最奥に若者が二人、中央にルアーマンが一人の3人だけだったので、迷わず空いてる入り口に釣り座を構えることにした。

いつもの様にSephia S809M/FSlatyStage改の二本のロッドを竿袋から出して云々、準備に入った。しかし、時間的にはサビキへの反応がなくなる17:00間近なので、ジグ・サビキをせずに刀狩りから始めることにした。

この日の風は、予報が当たって右から左の微風だったので、いつもの快適波止タチウオテンヤSS2S(11g)ではなく軽い4S(6g)を結んで、17:00過ぎにキャスティングを開始した。

この時期の日没時刻は17:05なので、徐々に光量が減って来て、如何にもと云った雰囲気になって来たが、タチウオからのコンタクトはない。元々、タチウオは群れをなして回遊する魚なので、回遊がなければ反応がないのは当然のことなのだが、歳のせいか、その時をじっくりと待つのが不得手になってしまっている。
この時も、テンヤをキャストしながらもアジの様子が気になって仕方がない。暫く我慢をしていたが、結局、17:30頃にSaltyStage改に手を出してしまった。
すると、その1投目でコツッ。
サイズは15cm程度だったので、即、海にお帰り頂いたが、アジの活性は高そう。
このまゝベイト・アジングを続けようか・・・と一瞬考えたが、土産にするならアジよりもタチウオの土産の方が喜ばれそうなので、ベイト・アジングの誘惑を振り切って、Sephia S809M/Fを手に刀狩りに専念することにした。

タチウオからのコンタクトは相変わらずないが、きっと反応して来る筈と自分自信を叱咤激励しながらキャストを繰り返している小生の背後を通って一人のアングラーが登場して来た。後で判ったことだが、彼はまんだむさんことFJKWさんと仰るアングラーで、中央付近に釣り座を構えて釣りを始めた。

タチウオの反応を待ってキャスティングを繰り返しながら、波間に漂っているFJKWさんの電気ウキを見ていると、何とLEDの赤い灯りがズブズブと沈んで行っている。しかも、浮かび上がって来ない。
アレーッ、もう、来たの?
そして、次に目にした光景は、FJKWさんタチウオを抜き上げている場面。
小生は、長い時間、キャスティングを繰り返していたが反応なし。にも拘わらず、1投目からタチウオをものにするとは・・・・。

小生も負けじと、18:20頃までの約1時間程、脇目を振らずにキャスティングを繰り返したが、コッ、モゾと云ったお触りを数回感じることはあったが、所謂、喰いアタリは1度もない。

結局、諦めて18:20頃にアジングに切り替えた。

小生がアジングに切り替えた頃(?)、IKOKさんが登場し、隣りに釣り座を構えてエギングを始め、程なくしてアオリイカをゲット。エギングは小生の海釣りの原点なので、そんな場面を目にしては堪らない。大いに気持ちが動いたが、タチウオアジそしてアオリイカ三兎も追うのは、やり過ぎだと、自分を諌めてアジングを続けた。
すると、18:26豆アジを皮切りに調子良く反応が続いて、早くも19:00前にはつ抜けを達成。一段落付いた所で、タチウオへの思いが強くなり、又々刀狩りに手を出したが、気配もないので直ぐにアジングに復帰。

小生がタチウオに手を出している間に、アジの群れは何処かに行ってしまったのでは?と思ったが、直ぐに反応が返って来て、19:15に11匹目をカウント。そして、19:31までの約15分間は、ほゞ入れ掛かり状態となって、9匹をゲット。

所が、良かったのはここまでで、それまでが夢の中の出来事だったと思える程の激変振りで、ピタリと反応がなくなってしまった。
そこで、小休止に入って、夕食のパンを齧って気分転換を図り、20:00過ぎにアジングを再開したが、全く反応がない。隣りのIKOKさんも盛んに首を振っている。

そうこうする内、IKOKさんがポツリポツリとアジを掛け始めた。訊くと沖目のボトムとのこと。
どうやら水位が下がって、付き場が沖目に移動した模様だが、小生は余り得手としていない釣り方なので、この時点で気持ちは下降線に入ったが、StopFishingにするには、早過ぎる。そのまゝアジングを続けた所、20:2420:25に立て続けに反応があって、久し振りにアジをゲット。
入れ掛りの再現かと期待をしたが、それっきり・・・・。

それでも、夢よもう一度!とキャスティングを続けたが、梨の礫に終わり、21:20過ぎに一旦はStopFishingとして、片付けに入ろうとした。しかし、次回のためにFJKWさんの釣り方を勉強させて貰おうと、隣りに立って色々と伺っている内に、何やらやりたい気持ちがムクムクと頭をもたげて来た。

この頃になると、風はすっかりなくなり、海はベッタリと凪いでしまって、釣れる雰囲気はなくなってしまったが、改めてSephia S809M/Fを持ち出して刀狩りを再開することにした。

そして、先行者が引き揚げていった最奥をチェックし、次に中央付近をチェックしたが、反応はなく、結局、元の入り口に戻って、扇状にキャストし続けた。
しかし、反応が返って来ない。そこで、テンヤを使い慣れた2S(11g)に替えてみた。すると、ゴン・・・・・。これは残念ながら合せ切れずに空振り。近くにウロウロしている筈だと、気合を込めてキャスティングを繰り返したが、それっきり。

結局、小生には珍しく長時間残業をして頑張ったが、タチウオからの反応は1度だけに終わり、精も根も尽き果てて、22:40StopFishingとした。

この日は老骨に鞭打って頑張ったが、その甲斐なくタチウオボーズ。しかし、アジについては、19:30過ぎまでの短い時間に限って云えば、絶好調。しかも、20cm超の良型が殆んどで、夢の様に楽しい釣りだった。
この楽しさがあるからこそ、釣れなくても釣れなくても、夢よもう一度とばかりにロッドを担いで釣りに出掛けるんだろう。

***************************************************
17:28 1匹目 R    19:15 11匹目    20:25 21匹目
18:26 2匹目 豆   19:18 12匹目
18:31 3匹目     19:20 13匹目
18:35 4匹目     19:22 14匹目
18:37 5匹目 R    19:24 15匹目 R
18:42 6匹目     19:25 16匹目 R
18:44 7匹目 R    19:27 17匹目 R
18:46 8匹目     19:29 18匹目
18:47 9匹目 豆   19:31 19匹目 R
18:51 10匹目     20:24 20匹目

2023年釣行記(61) – AJ&TC

2023年 Ajing Touching 釣行記

日 時:10月13日(金) 16:30~22:15
潮回り:大潮
(↓)
場 所:KMI’s
釣 果:アジ x 11、タチウオ x 0
同行者:ICNHさん、KMIさん

前回に続いて、今回もKMI’sでのアジング刀狩り

16:10頃、現地に到着し、岸壁に出てみると、入り口にアングラーが一人だけ。この所、最奥での釣りが続いていたので、今回は入り口に釣り座を構える積りでいたので、若干、気落ちしたが、已むを得ない。これまでと同じ様に最奥に釣り座を構えることにした。

予報では、東北東の風が3mの予想が出ていたが、岸壁の際に立ってみると、予報とは違って南寄りの風。しかも、かなり強く吹いている。KMI’sでは南寄りの風は右手から左手への横風になるので、やり難いが、準備に取り掛かった。

今回もタックルのラインナップは前回同様、Sephia S809M/FSlatyStage改の二本立て。

16:30頃、先ずはSephiaを手にジグ・サビキで、この日の釣りを開始。
ジグ・サビキの経験は、これまでに数回しかないが、実績があるポイントは入り口で、最奥では豆アジを1匹しか釣ったことがない。と云う訳で、特にジグ・サビキでは入り口に入りたかったが、先行者が居るため諦めるしかなく、最奥でキャスティングを繰り返した。
しかし、小さな釣り場なので入り口からそれ程距離がある訳ではない上、時間的にもアジが動き始めている筈の16:30頃。何とかなるだろうと思ったが、反応は全くない。それでもキャストを続けていれば、チャンスは回って来るだろうと強いて楽観的に考えたが、ウンともスンとも音沙汰がない。

17:00頃、入り口の先行者の姿がなくなっていることに気が付いた。しかし、今更移動する気にもなれず、ジグ・サビキを諦めて、刀狩りの準備を始めた。すると、丁度そのタイミングで金曜日の男ICNHさんがニコニコと笑いながら登場。
ICNHさんは、小生の隣りの中央寄りに釣り座を構え、折角の夕間詰めなので、タチウオを狙うと云って、入り口に移動して行った。

小生もICNHさんに倣ってタチウオの様子を探ってみたが気配がないため、ジグ単でのアジングに変更。
実は、前日に入釣した仲間の4時間頑張って、アジボーズだったとの情報があったので、どうやらアジの調子は下降線に入ったのではないかと少々心配をしていた。
しかし、その心配は杞憂で、ジグ単開始早々の17:37にこの日の幕開けの1匹をゲット。サイズも、充分お持ち帰りに叶う20cm強で、一安心。

その約10分後に、2匹目をゲットしたが、その後はピタリと反応が消えてしまい、3匹目を獲ったのは約30分も経った18:12
この30分の間には、反応が全くなかったので、やはり、下降線に入ったと見るべきだろうと考えたが、それから10分足らずの間に3匹を追加。これまでであれば、多少の浮き沈みはあるにしろこの調子が続いており、この時は、これで持ち直したと喜んだものゝ、その後はまたダンマリ状態に戻ってしまった。

アジの反応がなくなった所で、再度、刀狩りに挑戦。
風は相変わらず右手から左手の横風だが、快適波止タチウオテンヤSS2S(11g)を軽い4S(6g)に替えて沈下スピードを落としてみたが、これにも反応がなく、早々に諦めて、又々ジグ単に復帰。
そして、7匹目をゲットした19:41から19:57の間に4匹を追加し、つ抜けを達成。

どうやら小さな群れが回遊していて、通り掛かった時だけパタパタと反応がある印象。とは云え、隣りのICNHさんは、間遠いながらもにポツリポツリと掛けているので、やはり肩から先の問題だろう。

20:00頃につ抜けを達成した所で、反応がなくなったので、再々度刀狩りに復帰したが、はやり空振り。そこで、ジグ単に戻って20:47に11匹目をゲットした所で、この様な釣り方では、正に二兎を追う者で、両方共中途半端に終ってしまうと考え直して刀狩りに集中することにした。

それからの1時間以上もの間、丁度風も弱くなり、静かになった海に向かって、キャスティングを繰り返したが、1度だけゴンゴンと反応があったものゝ針掛かりさせられず、追い喰いもないまゝに終わってしまった。
結局、この日の刀狩りは、タチウオかどうかはっきりとしないがコンと感じる反応を含めて、コンタクトがあったのは2回だけで、まだ本調子には至っていない様子。

この日は、KMIさんICNHさんと一緒だったこともあって、時間が経つのを忘れていたが、時刻は22:00をかなり回っており、釣果も余り望めないので、StopFishingとした。
そして、明日は研修があるから・・・・と云いながら21:30頃(?)までロッドを振っていたICNHさんと連れ立って、残業をすると云うKMIさんを残して、帰路に着いた。

所で、この日の22:00頃だったと思うが、突然やって来た5~6人のアジンガーの一団を見てビックリ。このKMI’sアジングをするアングラーは、殆ど顔見知りで、例え顔見知りではなくても、行き帰りには挨拶をするのがほゞ習慣化しているのだが、この連中は挨拶をすることもなく、それぞれ釣りの準備を始めていた。
何処から来た連中だろうと思ったが、小生の車の後ろに駐車している2台の車を見ると、どうやら千葉からの遠征組の様子。千葉には沢山の釣り場があるだろうに、何もKMI’sの様な湾奥の小さな釣り場にまで大挙して来なくてもと思うが・・・。小生もアングラーの端くれ、魚を釣りたい気持ちは良く解るし、この様な連中が来ることを拒む訳ではないが、是非、この釣り場を大切にして貰いたい。
最近は、何処の釣り場でも、訪れるアングラーが増えるに伴って、ゴミ、禁止区域への立ち入り等マナーが問題視されて、挙句の果てに釣り禁止になるケースが増えている。
この釣り場が、この様な憂き目に合わない様に、是非とも心して欲しいと切に願う次第。

*************************************
17:37 1匹目
17:46 2匹目 R
18:12 3匹目 R
18:19 4匹目
18:23 5匹目
18:25 6匹目 豆
19:41 7匹目
19:47 8匹目
19:50 9匹目
19:57 10匹目
20:47 11匹目

2023年釣行記(60) – AJ&TC

2023年 Ajing Touching 釣行記

日 時:10月10日(火) 16:30~20:30
潮回り:若潮
(↓)
場 所:KMI’s
釣 果:アジ x 5、タチウオ x 0
同行者:SMTさん、KMIさん

月曜日の9日は、スポーツの日の祝日なので、翌火曜日の10日に釣行する積りでいたが、予報では、ゴールデン・タイムの18:00台と19:00台には傘マークが付いており、しかも、4mの北風が夜を通して吹くとのこと。加えて、前日(9日)に降った冷たい大雨の影響も気になり、釣行するかどうか迷っていた。
そんな所に、KMIさんから行くよ!との連絡があり、背中を押された格好で行くことにしたが、やはり雨が気になる。そこで、雨が降って来たら、早上がりすることにしたのだが、自宅を出る直前にチェックした予報では、傘マークは消え降水確率も40%に下っていたので、勇気凛々。すっかりその気になって車に乗り込んだ。

現地到着は、16:00頃。
同じタイミングで到着したSMTさんと連れ立って岸壁に出てみると、最奥にアングラーが一人だけ。しかも、そのアングラーは帰り支度をしている最中だったので、最奥SMTさん、小生はその中央寄りの隣りに釣り座を構えることにして、準備に取り掛かった。

今回のラインナップは前回と同じで、ジグ・サビキ刀狩り用のSephia S809M/Fジグ単用のSlatyStage改の2本。

16:30頃、Sephiaを先発にジグ・サビキでこの日の釣りを開始したが、岸壁の際に立ってみると、北風4mとの予報とは違って風は微風で、良い方に外れてくれた。しかし、北の空には不気味に感じる程の黒雲が広がっていて、直ぐにでも雨が降り出しそうな雰囲気があり、この点は気懸かり。

これまでのジグ・サビキで、釣れ始める時刻は16:30頃だったので、反応は直ぐに返って来るだろうと高を括っていたのだが、反応はなく気配も感じられない。そこで、途中で寄り道をせずに入り口に移動。
すると、これが大正解で、移動後の2投目か3投目の16:45にこの日の第一号をゲット。サイズも20cm程で、これはSMTさんに進呈。
そして、直後の16:48に2匹目。これは15cm位だったので、即リリース。更に、16:5316:57に夫々20cm超が追加出来て、滑り出しは至極順調だった。
しかし、これまでと同様、日没時刻を過ぎて周囲の光量が減って来ると、反応が消えてしまった。

17:00を回った頃(?)、KMIさんが登場して来て、雨を避けたいので、樹の下でやると云って、中央に釣り座を構え、小生は、17:40頃、ジグ単に切り替えることにした。
そして、小生がジグ単でのアジングを始めて程なくして、ポツリ、ポツリと雨粒が落ちて来た。当初は雨が降り出したら上がる積もりで来ていたのだが、これでは、余りにも実釣時間が短過ぎる。KMIさん情報では、1時間もしない内に雨は上がるだろうとのことだったので、レイン・ウェアを来ていない小生は、釣りをせずに樹の下で雨宿りをしてやり過ごすことにした。

幸い、雨は小一時間程で上がったので、アジングを再開。
しかし、アジからの音沙汰がない。にも拘わらず、僅か4m程しか離れていない隣りのSMTさんは順調にロッドを曲げている。こんなにも極端な状況になるのには、探るレンジ、アクションの付け方等々原因がある筈だが、小生は全く判らない。

そこで、取り敢えずアジングを中断して、Sephiaにセットしていたサビキ快適波止タチウオテンヤSS2S(11g)に替えて刀狩りをすることにした。
この頃から、北風が少し強く吹き始めたが、11gのテンヤなので、何とかなる。扇状にキャストして居場所を探したが、気配がない。
小生は、刀狩りでは表層を狙うことを基本としているのだが、昨夜の雨で海水温が下ったため、タチウオのレンジが下っているかも知れないと考えて、少し、テンヤを沈めて見た。すると間もなくして、ガツンと待望の反応が返って来た。しかし、これは、残念ながら合わせ切れず空振りに終わってしまった。とは云え、タチウオは近くに来ているので、ゲットするのは時間の問題と張り切ったものゝ、その後は梨の礫

小生が、刀狩りをしている間も、隣りのSMTさんは、引っ切りなしにドラグをジーッと鳴らして、一時は入れ掛かりにしている。タチウオの反応があれば別だが、そんな様子を見ては堪らない。アジングに切り替えたが、状況は変わっておらず小生には反応が感じられない。

結局、ジグ単で最初のアジをゲットしたのは18:31のことで、サビキ分と合わせてようやく5匹の釣果。群れが小生の所にも回って来たのかと喜んだが、どうやら迷子のアジだったと見えて、その後は元の木阿弥

それでもアジングを続けたが、反応が返って来ることがないまゝ時間が経ち、その内、悪いことに北風が非常に強く吹き出して来た。自宅を出る前に見た予報では北風4m、現地で見た予報では3mとなっているのに、その様な生易しい風ではなく、猛烈な爆風。風上にキャストしたテンヤは、ヘナヘナと戻って来るし、風を横から受けてキャストすると右手方向に流れながら落ちて行く。それでも、タチウオが近くに居れば反応して来るだろうと頑張ってみたものゝ、どうしようもない程。

この爆風に堪らず、20:00を回った頃、十二分にアジングを堪能したSMTさんが、帰り支度を始めた。そんな様子を目にして、それまで何とか持ち堪えていた小生の気持ちも、遂に切れてしまって、20:30頃、諦めてStopFishingとした。

この日は、SMTさんが30匹以上、KMIさんが20匹以上の釣果に対して、小生は僅か5匹だけ。降雨中は、ロッドを振らなかったことや刀狩りに時間を割いたため、アジングをしている時間が彼らよりも少なかったこともあるだろうが、その差が大き過ぎる。
小生にしては珍しく苦手にしているには負けることなく粘ったが、には負けた格好で、フラストレーションが溜まる一晩だった。

2023年釣行記(59) – AJ&TC

2023年 Ajing Touching 釣行記

日 時:10月06日(金) 15:50~22:00
潮回り:小潮
(↑↓)
場 所:KMI’s
釣 果:アジ x 22、タチウオ x 2、カマス x 1
同行者:KMIさん

10月に入って、ようやく朝晩は過ごし易い時期になった。とは云え、昼間は少し動けば汗が滲む程で、こうなると釣り場に来て行く服装をどうするか迷ってしまう。
この日の夜は、北風4mとの予報が出ており、体感的にはかなり寒くなる筈だが、そうかと云って、冬の服装にするのは早過ぎる気がする。と云う訳で、Tシャツの上に長袖シャツを着て、更にウィンドブレーカーを重ねることにした。

現地には、15:30頃に到着。
このKMI’sは、50m程の小さな釣り場なので許容量がないため、いつも混み具合が気になるのだが、この日は、入り口に先行者の姿があるだけ。と云う訳で、迷うことなくお気に入りの最奥に釣り座を構えた。

今回も、前回と同様、明るい時間帯はでジグ・サビキ、暗くなってからは刀狩りベイト・アジングを楽しむ積もりで、持ち込んだSephia S809M/FSoareGame改の2本のロッドに、リールをセットしラインを通すなど、準備に掛かった。
そして、ジグ・サビキの準備が終わった所で、入り口を見た所、カラスがウロウロとして居るだけでアングラーの姿が消えており、KMI’sの小さな岸壁は小生の貸し切り。独りじゃ寂しいなぁと思っている所に、KMIさんが来るとの知らせがあって、一安心。

15:50頃、Sephia S809M/F18gのメタル・ジグSeriaで購入したサビキをセットして、キャスティングを開始。

今回は前回よりも6.0g重たいメタル・ジグを使って、前回よりも更に沖目を狙ったのだが、全く反応が返って来ない。
ありゃ~、どうしたんだ~・・・。
と云う訳で、いつもと同じ様に蟹の横這い釣法に移った。しかし、反応がないまゝ入り口に到達してしまった。入り口では広く扇状に探ってみたが、ウンともスンとも音沙汰がない。仕方がないので、最奥に戻ろうとした時、一人のアングラーが登場。アナゴ狙いのOHHSさんと仰るこの御仁と入れ替わって、小生は元の場所に戻って、ジグ・サビキを再開。

この日最初の獲物をゲットしたのは16:45のこと。サイスは10cm程の豆アジで、この娘はノータッチ・リリースしたのだが、結局、ジグ・サビキを開始して1時間程も経っていた。
前回の初ゲットも16:38で、それまでは反応がなかったことを考えると、ジグ・サビキは、どうやら16:30頃からの開始が合理的の様な印象。

17:00を回った頃(?)、FJKWさんと仰る若者アングラーが登場し、中央付近に釣り座を構えて準備を始め、小生はその様子を横目でチラチラと見ながらキャスティングを繰り返し、17:0417:09に立て続けに良型アジをゲット。この日は、小生にはお持ち帰りの予定がなかったので、この2匹は、入り口OHHSさんに進呈。

17:30頃(?)、KMIさんが登場して来て、小生の隣りに釣り座を構えた。KMIさんと小生は、毎週KMI’sに来てはいるのだが、来る日がズレていて、こうして隣り合ってアジングをするのは、7月14日以来約3ヶ月振り。

OHHSさんに進呈した2匹を掛けてから以降は、反応がなくなってしまった。どうやら、ジグ・サビキに反応があるのは、前回もそうだったが、日没時刻までで、周囲が薄暗くなって来ると移動してしまう様な印象を持った。

と云う訳で、18:00頃、ジグ単に切り替え、ベイト・アジングを開始することにした。
この日のタックルは、SoareGame改のロッドに月下美人AirTWのリールの組み合わせ。と云うのは、最近は、SaltyStage改のロッドとAldebaran BFS XGのリールの組み合わせが続いたので、タックルを替えて比較してみようと思った次第。

そして、ベイト・アジングに切り替えて直ぐに豆アジをゲット。その後も順調に数を伸ばして、早くも18:39にはつ抜けを達成。しかし、前回よりも豆アジの数が多い。

19:00を回った所で、快適波止タチウオテンヤSS2Sを結んで刀狩りに切り替えてみた。しかし、反応が返って来る気配が感じられず、19:40頃、ベイト・アジングに復帰。そして、以降、21:00前にアジングを止めるまでの約1時間は、15分程の反応のない時間帯が2度あったものゝ、総じて退屈しない程度の間隔で反応が続き、今回もベイト・アジングを楽しむことが出来た。

21:00頃、餌でタチウオを狙っていたFJKWさんの所に、仕掛けを回収して来る途中でコンタクトがあったとのこと。
この声を聞いて、以降は刀狩りに特化することにして、ケミホタルも新しいものに取り替え、キャスティングを再開。

立ち位置はアジングの時と同じ最奥のまま、出来るだけ広く探りたいので隣りのKMIさんの邪魔にならない範囲で扇状にキャストしたが、やはり、音沙汰がない。昨年の実績ポイントである入口には、OHHSさんが竿を出しているので移動する訳にも行かず、我慢してキャスティングを繰り返していると、突然、コンと反応が返って来た。
オッ、来た~!!
と思わず大きな声を出してリーリングを始めた所、タチウオにしては力強さがない。何が来たんだろうと思いつゝ抜き上げた獲物は、30cm程のカマス

これにはがっかりしたが、気を取り直してキャスティングを続けていると、今度はガツガツと感じる反応があり、煽ったロッドが根掛りした様にガツンと止まった。

これこそ、待ちに待っていたタチウオ独特の引きで、この瞬間が堪らない。

抜き上げた獲物は、尻尾が仲間に喰われていて情けない魚体だったが、太さは指4本の良型サイズで、時刻は21:15のこと。

この1匹に気を良くして、この日は22:00まで延長することにして、キャスティングを継続したが、まだ、群れが小さいと見えて、音沙汰がない。

このまゝ時間切れになるかと思いながらキャスティングを繰り返していたが、21:50頃、岸壁から5m程の距離まで戻って来たテンヤをピック・アップしようとした瞬間、グンとロッドを引っ手繰る様なアタリ。次のキャスティングのことを考えて気を抜いていたので、些か泡を喰ったが、無事、抜き上げに成功して、指3.5本を追加。

久し振りに味わうタチウオの強い引きを、更に楽しみたくて、その後もキャスティングを続けたが、腰の痛みが強くなって来たので、22:00過ぎ、残業をすると云うKMIさんを置いて、一足早くStopFishingとした。

この日は、アジングでは、ロッドとリールの組み合わせをSoareGame改月下美人AirTWに替えてみたのだが、これまでよりも、飛距離が出ていた様に思う。小生としては、SaltyStage改のロッドとAldebaran BFS XGのリールの組み合わせをメインにする積もりだったのだが・・・・・。
次回は、SaltyStage改のロッドに月下美人AirTWのリールを組み合わせてみようと思う。

また、刀狩りの結果だが、FJKWさんも2匹、ものにしたとのことなので、ようやく湾奥にも回って来たと云っても良いだろう。
とは云え、まだまだ走りなので、好不調の波はあるだろうが、大いに楽しみにしたいので、これから先、当分の間はアジング刀狩りで忙しくなりそう。

**************************************************

16:45 1匹目 豆    18:56 11匹目    20:43 21匹目
17:04 2匹目      19:03 12匹目    20:49 22匹目
17:09 3匹目      19:47 13匹目
17:11 4匹目 豆    19:51 14匹目
18:04 5匹目 豆    19:55 15匹目
18:08 6匹目      19:58 16匹目
18:12 7匹目      20:17 17匹目
18:19 8匹目 豆    20:21 18匹目
18:25 9匹目 豆    20:25 19匹目
18:39 10匹目      20:28 20匹目

2023年釣行記(54) – TC

2023年 Touching 釣行記

日 時:09月13日(水) 17:30~21:10
潮回り:大潮
(↓)
場 所:UMB-FP
釣 果:タチウオ x 0
同行者:単独

小生の様な高齢者にとって、運転免許証の更新を申請するための第一関門である高齢者講習等が、昨日(12日)、無事終わって、運転技能検査受検結果証明書認知機能検査結果通知書高齢者講習終了証明書の三点セットを手にすることが出来た。この3通を獲得するために、昨日は午後からの半日を潰し、7,500円の手数料を支払い時間的金銭的なコストを掛けた訳だが、免許更新の申請書に添付しなければ、門前払いを喰らうことになるので、仕方がない。
これで若い方々と同じスタート・ラインに立てたと云うことになり、残すは、2024年早々の更新手続きだが、無事更新することが出来れば、81歳までの3年間も、釣りを楽しむことが出来る。

と云う訳で、免許更新のための山を一つ越えた所で、今週前半の釣行を13日の水曜日にすることにした。

ターゲットは、今回もUMB-FPでのタチウオ
今年は、どう云う訳かタチウオだけではなく大サバも全く不調で、ファミリー・アングラーにとって絶好の獲物であるアジイワシを多点掛けしている場面も目にしたことがない。餌となるアジイワシが寄って来ていないので、その捕食者であるタチウオサバが回って来ていないと云う方が正解かも知れないが、何れにしても釣果が出ていないことだけは確実。
こんな状況なので、狙いを替えるべきかも知れないが、夏枯れのこの時期、何処に行っても、状況は大同小異。寧ろ、前々回のUMB-FPで、小生や他のアングラーが苦戦している中、一人で釣果を上げていたお隣りさんを目撃した結果、釣り方次第では釣果を揚げられることを実感させられた。そこで、そのお隣りさんに教えて貰った釣り方を試してみたい気持ちが強くて、前回、強風を押してUMB-FPに来たのだが、風のせいか、完全に空振り。であれば、次回は風の弱い時に試してみたい・・・・・

そして、13日の水曜日の予報を見ると、南や南南東の風が1mと極めて弱い予想になっており、願ったり叶ったり。性懲りもなく又々UMB-FPでの刀狩りをすることにした次第。

現地駐車場には、17:00少し前に到着。
やはり状況は変わらず悪いまゝと見えて、駐車場はガラガラで3~4分程度が埋まっているだけ。

直ぐに道具をキャリヤーに積み込んで、今回は中央付近から奥でロッドを振る積もりで岸壁を歩き始めた。と云うのは、今シーズンのUMB-FPでは、第一ボラード付近から手前でしかロッドを振っていない。昨年の経験から、寧ろ、狙っている場所なので、ラッキーと云うべきだろうが、結果が伴っていない。しかも、最悪のパーフェクト・ゲームの連続。
と云う訳で、奥に行こうと思っていたのだが、第一スロープ第一ボラードの間の中央付近に、空いている場所があった。こうなると、奥に行こうと云う気持ちは雲散霧消し、当然の様にその場所に釣り座を構えることにした。

今回持ち込んだロッドは、Sephia S806ML-SSoare S803ULT30の2本。そしてSephia S806ML-Sには快適テンヤSSSSSS(6g)を結び、Soare S803ULT30にはワームを使ったノー・シンカー・リグを結んで準備完了。

17:30頃、Sephia S806ML-Sを先発に選んでキャスティングを開始。
すると、略同じタイミングで隣りのサビキ釣りの若者カップルが、豆アジをポツリポツリと釣り上げ始めたのが目に入って来た。これまで余り見なかった光景に
ベイトが寄って来ている!!
今日は良いかも・・・・
と自然に期待が膨らんで来る。

日没時刻の17:52を過ぎ、徐々に光量が減って来てゴールデン・タイムに入って来たが、最近のUMB-FPを象徴する様に、餌釣り師の電気ウキが全然見えない。
それでも、釣り方によっては反応がある筈と、何時もよりフォールの時間を長めに取るなどお隣りさんの云っていたことを意識してキャスティングを繰り返したが、何も変化がない。

19:00頃になり、ようやく電気ウキの灯りが波間に漂い出したが、左手に3ツ見えるだけで、賑やかだった昨年のことを考えると雲泥の差。そのウキが海中に引き込まれる様子もない。

その内、
回って来るだろう・・・。
回って来い。
回って来てくれ。

願いも虚しく、コツリとも反応がない。
一度だけ違和感があったので、寄って来たかと期待したが、隣りのアングラーのラインと交差していたのがその原因で、ガックリ。

20:00を過ぎても、状況には全く変化が感じられず、気持ちを切らさずにキャスティングを続けるだけでも精一杯。
そして、20:30を回った頃には、惰性でロッドを振っているだけ。
こんな時にコンタクトがあっても、空振りに終わってしまうだろうが、機械的にキャストしリフト&フォールを繰り返しているのみ。

そして、21:00を回った頃、交通事故の様なアタリもないまゝ4時間近くの間、ロッドを振り続けた結果、精神的にも肉体的にも疲れ果てゝStopFishingとした。

今シーズンは、UMB-FP刀狩りをしたのは今回を含めて6回。その内、釣果があったのは8月中旬の2回のみ。何れも1匹のみの貧果で、8月下旬から今回までは空振り続き。恐らく、このまゝシーズンを終えてしまうことになるだろう。
また、昨年のKMI’sでは、10月に入ってからタチウオの釣果が出始めたので、UMB-FPが全滅状態の今シーズンは、これからのKMI’sに期待をせざるを得ない状況だが、果たして、どの様な結果になるのか、楽しみであり、心配でもある。

« 古い記事 新しい記事 »