※ カテゴリー別アーカイブ:Touching ※

2022年釣行記(56) – AJ&TC

2022年 Ajing Touching 釣行記

日 時:10月19日(水) 17:20~22:20
潮回り:小潮(↓↑)
場 所:DKK
釣 果:アジ x 10、タチウオ x 3
同行者:KMIさん、HRDさん

10月になったと云うのに、秋晴れは何処に行ってしまったのか、曇りや雨の毎日で、ここに来てようやく雨の心配のない空模様になるとのこと。雨に濡れると溶けてしまう体質の小生にとっては、願ってもないことだが、残念ながら、風は東北東からの3m程とのこと。強さの面ではそれ程気にしなくても良いが、DKKでは生憎の向かい風になる。とは云え、一旦点いた火は消せず、16:20頃、自宅を出発。

17:00頃、現地に到着し岸壁に向かった所、既に到着していたKMIさんは、珍しく入り口に釣り座を構えている。どうしたのだろう?と思ったが、中央付近から奥に掛けて長いロッドを振っている4~5人のアングラーを避けたとのことで、小生は隣りに釣り座を構え、準備に入った。

この日、持ち込んだロッドは、アジング用のEmeraldas改Soare改刀狩り用のSephia S809M/Fの3本。
この日、タチウオのみにターゲットを絞っているKMIさんに倣って、刀狩りでスタートしようと思った。しかし、アジは間詰めに回って来ることが多く、タチウオは夜になってもテンヤの引き釣りであれば釣果は出る。と云うことで、いつもの様にEmeraldas改ベイト・アジングでこの日の釣りを始めることにした。しかし、向かい風がかなり強く吹いているため、ベイト・リールではトラブルの元。考え直して、今回はスピニング・ロッドSoare改でスタートすることにした。

17:25頃、1.0gのJHを結んでキャスティングを開始。
そして2~3投目で、早くもアジからの反応が返って来て、この日の皮切りの本命をゲット。
間詰めに回って来るとの読み通りの結果だったが、サイズが問題で、手にした獲物は10cmにも満たない極小豆アジ
この娘にはお父さんやお母さんを呼んで来る様に云い聞かせて、海に帰って貰ったが、直後の17:32に来たのも同サイズの豆。

これには堪らず刀狩りに移行。
しかし、タチウオからのコンタクトもない。
堪らずアジングに戻ったが、17:50頃に来た本命も、申し合せた様なサイズの豆アジ

18:00頃、遅れていたHRDさんが登場。HRDさんは最々奥でアジングをするとのことで、奥に向かって行った。

小生は、刀狩りをしたりアジングをしたりと、何とも落ち着かない。
コンタクトがある時は良いのだが、今回の様にどちらからも音沙汰がない時は問題。刀狩りをしているとアジの様子が気になり、アジングをしているとタチウオの様子が気になって仕方がない。正に二兎を追う者は一兎も得ず状態。

19:30頃のことだったと思う。突然、隣りのKMIさんがロッドを満月に曲げてやり取りを始めた。その前後に、小生にもタチウオからのコンタクトがあったが、掛けるまでに至らず、相変わらず刀狩りアジングを行ったり来たり。

アジングでは豆アジばかりの状況が好転することもなく、20:00頃までにツ抜け一歩手前の9匹をゲットしたが、ばかり。

20:00を回った頃、HRDさんが、そして20:30頃、KMIさん明日の仕事に差し支えるからと云って引き揚げて行き、小生は居残りをすることにして、独りキャスティングを繰り返していると、奥に入っていたアングラーも帰って行って、岸壁は小生の貸し切りに。

このまゝ入口付近で続けようかと思ったが、StopFishing予定の22:00までは、1時間以上も残っており、豆も交じるが20cm超も出たとのHRDさんの情報もあったので、失地回復、思い切って最奥に移動することにした。

誰も居ない岸壁を何往復かして、釣座を移動し、20cm超のアジを求めてキャスティングを再開したが、10匹目も豆アジ

これで、ようやく踏ん切りが付いて、アジに見切りを付けてタチウオに専念する気になった。

岸壁には小生しか居ないので、誰に遠慮する必要もない。
扇状に順番に探っていると、一箇所、潮が重たく感じるポイントを見付けた。そこで、そのポイントを重点的に流していると、コン。
久し振りのタチウオからのコンタクトに合わせも決まったが、ロッドがガツンと止まってビクともしない。暫くの間、力比べをしてから、何とか寄せに入ったが、その間の抵抗もこれまでになく力が強く、大物であることを確信。ラインは0.6号のPEなので、先ず切れることはないだろうが、途中に疵でも入っていれば一溜まりもない。しかし、手元に玉網もなく岸壁には一人切りなので、抜き上げるしかない。
ライン・ブレイクを覚悟して、思い切って抜き上げたタチウオは、指4.5本の良型で、これまでの指4本の記録を抜いて自己最高。
時刻を確認すると、丁度、21:00。

こうなると欲が出て来るのはアングラーの性。まだ時間があるとキャスティングを繰り返していると、明らかに状況が変わっていて、タチウオテンヤを突付く回数が増えて来た様子で、22:00までに指4本指3.5本の2匹を追加。
更に、もう1匹追加したいと、予定を延ばして延長戦に入ったが、お触りは何度かあったが、決め手がなく腰の疲れがピークに達していたので、後ろ髪を引かれながら、22:20頃、StopFishingとした。

2022年釣行記(54) – TC

2022年 Touching 釣行記

日 時:10月11日(火) 17:00~21:00
潮回り:大潮(↓)
場 所:UMB-FP
釣 果:タチウオ x 2
同行者:単独

予報によると、DKKでのアジングでもUMB-FPでの刀狩りでも、どちらでも良さそうな風向き&強さ。となると、どちらにするか大いに迷う所だが、前回の刀狩りでは良い結果を出せなかったことを考えて、UMB-FPに行くことにした。

15:40頃、自宅を出発し、16:30頃、現地に到着。
3連休明けの火曜日のことなので、少しは空いているのではないかと期待をしていたが、駐車場には沢山の車が止まっており、キャリヤーを引き摺って出た岸壁にも大勢のアングラーが長いロッドを振っていて、相変わらずの人気振り。
この釣り場の良い所は、ポイントに贅沢を云わなければ、どんなに混んでいても、一人なら何とか釣座を確保出来る点なので、入れそうな場所を探そうと歩き始めた途端、前回と同じ場所に空きを見付けた。しかし、前回の刀狩りで良い思いをしていないポイントだけに、若干、引っ掛かる点はあったが、この混み具合だけに、例え奥に行っても空振りに終わるだろう。と云う訳で、前回と同じ第一スロープの降り口付近に道具を置いて釣り座を構えることにした。

この時期の日没時刻は17:10頃だが、まだまだ明るい上にこの釣り場のタチウオの出足は遅い傾向にあるので、ゆっくりと支度を整えて、17:00少し前にキャスティングを開始した。
今回もシステムはSephia S809M/Fのロッドに、快適波止タチウオテンヤSSTG2Sを組み合わせたもの。

日没時刻を過ぎ周囲がすっかり夜になった頃、隣りのアングラーの電気ウキの灯りが引き込まれて行く所を目撃。
あ、来ているな・・・・と思いながら様子を見ていると、更にズブズブと沈んで行った所で、大きな合わせが入りやり取りを始めた。
オオ~!こんなに早い時間からアタッて来るとは・・・。
今日はタチウオの活性が高そうだ。

次は来るか、次は来るかと期待で胸を一杯に膨らましながら、キャスティングを繰り返したが、一向にコンタクトして来る気配はない。

波間に漂っている沢山の赤、青、緑の電気ウキの灯りもユラユラとしているだけで、海中に引っ張り込まれて行く様子もなさそうで、何となくのんびりとした雰囲気が漂っている。

今回も、前回と同じ様に20:00までは駄目かも知れないと思いつゝ、キャスティングを続けたが、丸で音沙汰がない。だからと云って、キャスティングを休んでいると、いつ来るか判らない千載一遇のチャンスを逃す結果に繋がるため、休む訳にも行かない。

この日、最初にコンタクトがあったのは19:15頃。
コツコツとテンヤを突く様な前アタリの直後コツンがあってガツン。

抜き上げたタチウオは尻尾が切られて体長こそなかったが、太さは指4本の良型。

これに気を良くして後続を狙ってキャスティングを繰り返したが、折悪しく、丁度その頃から、この釣り場では左から右への横風になる北風が強く吹き出して来た。
それでも暫くの間は、2Sのテンヤを使い続けたが、風に吹かれたラインに引かれてしまって、操作感が全く伝わって来ない。そこで、物は試しとばかりに2Sより一段重たい1Sを引っ張り出してみた。すると、4g程重量が増えた効果があって、操作感も戻ってきた所で、気分を新たにキャスティングを続けたが、やはり音沙汰が無いまゝ。

2匹目をゲットしたのは20:00少し前のこと。
操作感が戻ったとは云え、強い横風に嫌気がして来た頃、いきなりロッドを引っ手繰る様な強烈なアタリがあり、合わせを入れる必要もない向こう合わせで来たのは、指3本。こちらから合わせに行って掛けたものではないので、面白みには欠けるが結果オーライと云った所。

これで、この日の釣果は2匹となるが、冷凍庫に眠っている前回の釣果1匹と合わせて都合3匹。となると、これでは老夫婦の食卓に乗せるには中途半端。せめてもう1匹追加して偶数にしたいと粘ったが、21:00を回った頃には気持ちも切れてしまい、少し早めだがStopFishingとした。

と云う訳で、今回の刀狩りももう一つ納得出来ない結果で終わってしまったが、前回、そして今回の状況から、シーズンの終わりに近付いて来ている様な印象がある。しかし、昨年は11月中旬でもツ抜けの釣果を出しているので、たまたま調子が悪かったと解すべきかも知れない。それを確かめるためにも、次回は釣り座を奥に構えて試してみようと思う。

2022年釣行記(52) – TC

2022年 Touching 釣行記

日 時:10月03日(月) 17:40~23:15
潮回り:小潮(↑↓)
場 所:UMB-FP
釣 果:タチウオ x 1
同行者:ISBSさん

この所、ベイト・アジングにドップリと嵌まっていたお陰で、向かい風でない限り0.8g~1.0gのJHでもキャスト出来る様になった。しかし、釣果が伴わずフラストレーションが溜まっていたので、江戸の仇を長崎でではないが久し振りにタチウオの強い引きで解消しようと、ISBSさんに声を掛けてUMB-FPに出張って来た。

16:00過ぎに自宅を出発し、17:00頃に現地到着。
直ぐに道具をキャリヤーに乗せて岸壁に出てみたが、月曜日にも拘らず、相変わらず大勢のアングラーで賑わっている。ここでは、いつもそうなのだが、一人であればあぶれる心配はないが、二人並んでとなると、かなり厳しい相談。それでも、ひょっとすると・・・と思いつゝ空きを探して歩き始めて直ぐ、第一スロープの降り際に若干広めに空いている場所を見付けた。しかし、二人並んで釣りをするには狭い。奥の方には空きはないかと目を凝らしてみたが、良く判らない。仕方がないので、此処に釣り座を構えることにして準備に取り掛かった。

今回、持ち込んだロッドはSephia S809M/Fの一本だけ。
前回や前々回の刀狩りではベイト・ロッドを使ったが、折角、軽い1.0gのJHをキャストできる様になったのに、ここで重たい11gのテンヤを使うと元の木阿弥。次のアジングで軽いJHをキャストする感覚を思い出すのに時間が掛かることになるため、今回はスピニング・ロッドで通すことにした。
組み合わせるテンヤは快適波止タチウオテンヤSS3S。本当なら2Sを使いたいのだが、かなり以前にam○zonに注文した2Sが品切れのためか(?)、まだ届かないので、風も殆どないこともあって、2Sよりも一段軽い3Sを選んだ。

陽はまだ高く周囲は明るいが、ISBSさんの到着を待ちながら、17:15頃、キャスティングを開始。
この日の潮回りは小潮で、干満差がないと云うこともあって潮の流れはなく、海はノッペリとしたベタ凪状態。

18:00頃、ISBSさんが登場。
ISBSさんは、小生の隣りで2~3投して、直ぐに奥に移動して行った。
UMB-FPは綺麗な釣り場なので、気持ちが良いのだが、唯一の欠点が、二人で来ても並んで竿を出せないこと。並んで釣りをするには、朝から来る必要があるが、夜釣りには出来ない相談。

時間が経ち、周囲の暗さが増して来たが、タチウオからの気配は全くなく、波にユラユラと漂っている赤や青、緑の電気ウキの灯りが、海中に沈んで行く様子もない。

18:30頃、奥に移動して行ったISBSさんから、アタリが2~3回あっただけで、周囲も釣れていないとの電話連絡が入ったので、全体的にまだタチウオの回遊がない様子。

前回このUMB-FPに来たのは、ほゞ1ヶ月前の9月6日なので、最近の様子が皆目判らず根拠もないが、20:00頃までは回って来ることはないだろうと云う気がしてならなかった。そこで、19:00頃、体力の温存と腹拵えのためにISBSさんを誘って休憩に入り、19:30頃、刀狩りを再開した。

それから暫くして、潮がトロトロと左から右に動き始め、イヨイヨ時合いの到来か・・・・
すると、19:40頃、モゾモゾとした違和感に続いてコツとこの日初めてのコンタクトがあり、合わせも決まってガツンとロッドが止まった所で来たぞ!
喜び勇んでリーリングを始めた次の瞬間、フッとロッドが軽くなって無念のバラシ。そして、それから2~3投した所でコツン。これは合わせるまでには行かなかったが、兎に角、予想通りにタチウオが回遊して来た様子で、期待一杯。

その後、暫くの間は音沙汰がなかったが、丁度20:00頃、コツとアタリがあってガツン、ギューンと待望のタチウオとのやり取りがあって、指3.5本とまあまあサイズの獲物をゲット。
キャスティングを開始して2時間半強の間、首を長くして待っていた場面で、釣りの楽しさ面白さが凝縮された瞬間。この瞬間があるからこそ、2時間も3時間も待つことが出来ると云うもの。

タチウオは群れで回遊している筈なので、これを皮切りに・・・と、2匹目、3匹目と後続を狙ってキャスティングを繰り返したが、音沙汰がない。周囲からもバチバチとタチウオが岸壁を叩く音も聞こえて来ることもなく、引き揚げていくアングラーも多くなって来た。
そこで、メバリングでは良くする蟹の横這い釣法で少しづつ移動しながら、タチウオの溜まり場を探してみたが、これも空振り。

21:00近くになってISBSさんが戻って来て、餌釣りは釣れているよとのこと。
餌釣りに来ているのであれば、テンヤにもアタリがあっても良さそうなのに・・・・。アタリがあっても釣れないのは肩から先(腕)の問題だが、アタリがなければ針掛かりさせようもない。

結局、21:30まで粘ったが、無念のバラシが都合3回あっただけで、当初の目論見は見事に外れて、返り討ちに近い結果でStoFishingとした。

2022年釣行記(45) – TC

2022年 Touching 釣行記

日 時:09月06日(火) 18:10~21:15
潮回り:若潮(↓↑)
場 所:UMB-FP
釣 果:タチウオ x 3
同行者:単独

台風11号の影響で今週も南寄りの風が4~5m程との予報。と云う訳でDKKアジングを諦めて、今回も刀狩りに行くことにした。
場所は、MHR-KGNにするかUMB-FPにするか?
南寄りの風が4~5mとやや強目なので、MHR-KGNであれば追い風になるので、誠に都合が良いが、この所、パッとしない。対してUMB-FPであればMHR-KGNよりも釣果は期待出来るだろうが、横から風を受ける上、流し釣りの餌釣り師が多いので余計にやり難いだろう。
結局、貧果続きだったこともあって、釣果を求めて久し振りにUMB-FPに行くことにした。

16:40頃、自宅を出て、17:50頃、現地に到着。
直ぐにキャリヤーに道具を積み込んで、岸壁に出て見ると、相変わらずの混雑振りで、大勢のアングラーが長いロッドを振っている。

入れそうな場所を探しながら岸壁をトロトロと歩いて、第一ボラードの少し先に広めの空きを見付け、両隣りの先行者に挨拶をして、釣座を構えた。

18:10頃、キャスティングを開始。
この日持ち込んだロッドは、新調したNeostage AY 90MLB-S-4。このロッドは、ティップが柔らかいソリッドの鮎ルアーロッドで、勿論、をルアーで釣ることに興味があったので手に入れたものだが、寧ろ、長尺のベイト・ロッドが欲しかったと云う方が決め手。しかし、結局、では出番がありそうにもないので、この日、試しに持ち出してみたもの。

テンヤはいつもの快適波止タチウオテンヤSSで、最初は8gのSSSタイプをチョイスしたが、右から左への横風が強いので直ぐに11gのSSタイプに変更。それでも、正面にキャストしたテンヤが着水する頃にはかなり左に流される程で、二人置いた右手の餌師の電気ウキが小生の正面にまで流されてくることもシバシバ。
強い横風に加えて、帯状になって流れている切れ藻が、キャストの度に針に掛かって来て煩くて仕方がない。
こんなことならMHR-KGNにすれば良かった・・・?

この日、最初のコンタクトがあったのは、18:30頃。
横風をいなしながら、軽いリフト&フォールを繰り返していると、ジワーとした重さが伝わって来た。
ヤレヤレ、海藻が掛かってしまったか・・・と思いながら回収に掛かると、微かに生命体の反応があったので、タチウオであることを確信した次第。
鱗のないタチウオで云うのもおかしなことだが、これで無事Neostage AY 90MLB-S-4鱗付けが出来たと云うもの。

イヨイヨ、回って来た!!
後続を狙ってキャスティングを繰り返したが、全くコンタクトがなく、2匹目を釣ったのは20分後の18:50頃。
アタリとアタリの間隔は長いが、それでもこのペースであれば退屈することはなく刀狩りを楽しめるのだが、その後はピタリと気配がなくなってしまった。隣りの若者は大遠投をして沖目を狙っているが、全く反応がないとのこと。

この日の3匹目を獲ったのは、1時間以上も経った20:00を少し回った頃。
その間、一度コツンと反応があったものゝ、手が出ずにアッと思っただけ。やはり、左手の感度は良くないと見える。

その後は、またダンマリ状態に戻ってしまった所で、21:00頃、ウンと思う違和感があり、合わせも決まったが、やり取りを始めた瞬間にフッと軽くなって無念のバラシ。そして、これがこの日の最後のコンタクト。

結局、釣果を求める当初の思惑も虚しくMHR-KGNと変わらぬ結果に気持ちも切れてしまい、21:15頃、StopFishingとして、帰路に着いた。

2022年釣行記(44) – TC

2022年 Touching 釣行記

日 時:09月01日(木) 18:00~21:30
潮回り:中潮(↑↓)
場 所:MHR-KGN
釣 果:タチウオ x 1
同行者:ISBSさん

南寄りの風が4~5m程との予報を前提に考えると、先ずDKKアジングは無理。となるとUMB-FPMHR-KGNか、どちらかでの刀狩りとなる訳だが、UMB-FPでは強目の横風になってやり難い。しかし、混み具合次第で何とかなる・・・にしても、これは行ってみなければ何とも云えない。MHR-KGNであれば釣座に困ることはないが、厳しい刀狩りになりそう。
と、どちらにしても帯に短し襷に長しと云えそうだが・・・・、結局、今回もまたまた安直な所でUMB-FP刀狩りをすることにした。

16:50頃、自宅を出発し、17:40頃に現地に到着。
直ぐに道具をキャリヤーに積んで岸壁に出てみると、風向きこそ南寄りだが、予報程の強さではなく拍子抜け。しかも、時折無風状態になる時もあり、そうなるとベトーッとした蒸し暑さが纏わり付いて来て息苦しささえ感じる程。
こんなに風がないなら、UMB-FPに行けば良かったと思ったが、蒸し暑い中場所替えをするのも億劫なので、そのまゝ準備に入り、18:00頃、キャスティングを開始した。

この日のロッドは、SaltyStyleSSQC-742LT-BF-KR刀狩りに使うには少々パワー不足だと思ったが、ルアーのウェイトは1.5~18gとなっているので、何とかなるだろう。
テンヤは、いつもの通り快適波止タチウオテンヤSSだが軽目のSSSタイプをチョイス。と云うのは、今回はベイト・タックルでの釣りなので、テンヤは重目の方が扱い易いが、根掛かりリスクの高さを考えて8gのSSSタイプにしたもの。根掛かりリスクのないUMB-FPであれば、そんな心配も要らないのだが、仕方がない。

釣り座は24番スポット付近。この日も、入釣時刻の潮位は約160cmと高くてテトラ帯は海中に沈んでいるので、勝手知った22番スポット付近に釣り座を構えようと思ったが、生憎、そこには先行者の姿がある。そこで、その先の24番スポット付近に入った。しかし、このポイントは、前回来た時に、テトラ帯とテトラ帯の切れ目の正面に位置していることを確認しており、テンヤを沈めさえしなければ、根掛かりの心配はなく、その点は安心してロッドを振ることが出来る。

日没時刻の18:09を過ぎ、周囲の暗さが徐々に増して来て、雰囲気は良くなって来たが、不快な蒸し暑さは変わらず身体中に纏わり付いていて、汗が胸や背中を伝って落ちて行くのが分かる。
タチウオがコンタクトして来てくれれば、そんな暑さは吹き飛んでしまうが、そんなに都合良く事が運ぶ筈もなく、前回と同様全くその気配さえない。

18:40頃、ISBSさんが登場して来て、先行者が引き揚げて行った後の22番スポット付近に入って、キャスティングを始めた。22番24番なので、若干距離があるものゝ、仲間が近くに居るだけで、磯場と違って人の行き来がある釣りであっても、気分的に楽になる若しくは安心感が出て来る。

暫く、並んでキャスティングを続けたが、タチウオの回遊はなく一向に音沙汰がない。
前回、初めてコンタクトがあった19:40を回っても何も変化がなく、前回以上に厳しくなりそうな予感が徐々に強くなり、
ひょっとすると、今回は・・・・。

そんなことを考えながらキャスティングを続けていると、突然、何の前触れもなく北風が吹き出して来た。予報には北風の一文字もなかったので、これにはビックリしたが、汗ばんだ身体には寧ろ心地良い位。しかし、過ぎたるは及ばざるが如し。徐々に強さが増して来て、釣りには厳しい状況に変わってしまった。
時間は早いが引き揚げるか・・・と考え始めたが、踏ん切りが付かずにキャスティングを繰り返していると、嘘の様に何事もなく収まってしまった。

この日の最初のコンタクトがあったのは20:15頃。
いつもの様に表層付近をフワフワと漂わせるイメージでテンヤを泳がせていると、ジワーとした重さが伝わって来た。
しかし、不覚にも、当初はそれがタチウオのアタリとは判らず、こんな所にゴミが流れていたのか・・?と思い、そのゴミを回収する積りでラインにテンションを掛けた所、微かに生命体の動きが伝わって来た。そこで慌てて追い合わせを入れて寄せて来たのだが、海面付近でバシャバシャと激しく暴れるのを見て、これはタチウオじゃないな・・・・
しかし、抜き上げてみると尻尾付近が無くなっているものゝ、指4本サイズの立派なタチウオ。このタチウオはテンヤを丸呑みしており、トレーラー・フックが喉の奥のエラにまで達していて、針を外すのに難儀したが、所謂、居喰いをしていたのだろう。
と云う訳で、釣った感に乏しい結果だったが、兎にも角にもボーズは逃れられて一安心と云った所。

それを見たISBSさんが直ぐにファローのキャストを入れた所、反応があっが、これは空振りしたか、バラしたかで物には出来なかった様子。
近くに回って来ていることは確実・・・・
しかし、足早に去って行ったと見えて、コンタクトは続かず、強くなったり弱くなったりする風に邪魔をされながら、後続のコンタクトを待った。が、期待は見事に外れてその後は何の変化もないまゝ時間だけが過ぎ、21:30頃、この日初めてのバック・ラッシュをしたのを機にStopFishingとすることにした。
そして、片付けに入ったのだが、それと同時にパラパラと雨が降り出し、アッと云う間に本降りになってしまった。5分、10分早く終わっていればと思ったが、これは後の祭り。所が、不思議なことに車に辿り着いた頃には上がっており、ものの10分もない間の出来事で、突然の北風と云い何とも落ち着きのない刀狩りだった。

この日のISBSさんと云えば、余りにもコンタクトがないのに堪らず、小生を越してプチ移動した所で、この日の最初の1匹を掛け、更に移動した所で追加していた。
MHR-KGNでは、回遊してきたタチウオが足を止める要素が見当たらない。そのために、回遊して来たとしても、一瞬で通り過ぎ去ってしまうので、一箇所で粘るよりも、付き場を探して移動する方が良いのかも知れない。
そう考えると、この日のISBSさんの様に場所を変えながらタチウオの居場所を探す釣り方の方が、より適した釣り方と云えるだろう。この釣り方は、この場所でのメバリングでは常用しているのだが、道具立てが全く違うので、その点をどの様に解決するか・・・・。

« 古い記事 新しい記事 »