※ カテゴリー別アーカイブ:Touching ※
2022/09/01
2022年 Touching 釣行記
日 時:09月01日(木) 18:00~21:30
潮回り:中潮(↑↓)
場 所:MHR-KGN
釣 果:タチウオ x 1
同行者:ISBSさん
南寄りの風が4~5m程との予報を前提に考えると、先ずDKKのアジングは無理。となるとUMB-FPかMHR-KGNか、どちらかでの刀狩りとなる訳だが、UMB-FPでは強目の横風になってやり難い。しかし、混み具合次第で何とかなる・・・にしても、これは行ってみなければ何とも云えない。MHR-KGNであれば釣座に困ることはないが、厳しい刀狩りになりそう。
と、どちらにしても帯に短し襷に長しと云えそうだが・・・・、結局、今回もまたまた安直な所でUMB-FPで刀狩りをすることにした。
16:50頃、自宅を出発し、17:40頃に現地に到着。
直ぐに道具をキャリヤーに積んで岸壁に出てみると、風向きこそ南寄りだが、予報程の強さではなく拍子抜け。しかも、時折無風状態になる時もあり、そうなるとベトーッとした蒸し暑さが纏わり付いて来て息苦しささえ感じる程。
こんなに風がないなら、UMB-FPに行けば良かったと思ったが、蒸し暑い中場所替えをするのも億劫なので、そのまゝ準備に入り、18:00頃、キャスティングを開始した。
この日のロッドは、SaltyStyleのSSQC-742LT-BF-KR。刀狩りに使うには少々パワー不足だと思ったが、ルアーのウェイトは1.5~18gとなっているので、何とかなるだろう。
テンヤは、いつもの通り快適波止タチウオテンヤSSだが軽目のSSSタイプをチョイス。と云うのは、今回はベイト・タックルでの釣りなので、テンヤは重目の方が扱い易いが、根掛かりリスクの高さを考えて8gのSSSタイプにしたもの。根掛かりリスクのないUMB-FPであれば、そんな心配も要らないのだが、仕方がない。
釣り座は24番スポット付近。この日も、入釣時刻の潮位は約160cmと高くてテトラ帯は海中に沈んでいるので、勝手知った22番スポット付近に釣り座を構えようと思ったが、生憎、そこには先行者の姿がある。そこで、その先の24番スポット付近に入った。しかし、このポイントは、前回来た時に、テトラ帯とテトラ帯の切れ目の正面に位置していることを確認しており、テンヤを沈めさえしなければ、根掛かりの心配はなく、その点は安心してロッドを振ることが出来る。
日没時刻の18:09を過ぎ、周囲の暗さが徐々に増して来て、雰囲気は良くなって来たが、不快な蒸し暑さは変わらず身体中に纏わり付いていて、汗が胸や背中を伝って落ちて行くのが分かる。
タチウオがコンタクトして来てくれれば、そんな暑さは吹き飛んでしまうが、そんなに都合良く事が運ぶ筈もなく、前回と同様全くその気配さえない。
18:40頃、ISBSさんが登場して来て、先行者が引き揚げて行った後の22番スポット付近に入って、キャスティングを始めた。22番と24番なので、若干距離があるものゝ、仲間が近くに居るだけで、磯場と違って人の行き来がある釣りであっても、気分的に楽になる若しくは安心感が出て来る。
暫く、並んでキャスティングを続けたが、タチウオの回遊はなく一向に音沙汰がない。
前回、初めてコンタクトがあった19:40を回っても何も変化がなく、前回以上に厳しくなりそうな予感が徐々に強くなり、
ひょっとすると、今回は・・・・。
そんなことを考えながらキャスティングを続けていると、突然、何の前触れもなく北風が吹き出して来た。予報には北風の一文字もなかったので、これにはビックリしたが、汗ばんだ身体には寧ろ心地良い位。しかし、過ぎたるは及ばざるが如し。徐々に強さが増して来て、釣りには厳しい状況に変わってしまった。
時間は早いが引き揚げるか・・・と考え始めたが、踏ん切りが付かずにキャスティングを繰り返していると、嘘の様に何事もなく収まってしまった。
この日の最初のコンタクトがあったのは20:15頃。
いつもの様に表層付近をフワフワと漂わせるイメージでテンヤを泳がせていると、ジワーとした重さが伝わって来た。
しかし、不覚にも、当初はそれがタチウオのアタリとは判らず、こんな所にゴミが流れていたのか・・?と思い、そのゴミを回収する積りでラインにテンションを掛けた所、微かに生命体の動きが伝わって来た。そこで慌てて追い合わせを入れて寄せて来たのだが、海面付近でバシャバシャと激しく暴れるのを見て、これはタチウオじゃないな・・・・。
しかし、抜き上げてみると尻尾付近が無くなっているものゝ、指4本サイズの立派なタチウオ。このタチウオはテンヤを丸呑みしており、トレーラー・フックが喉の奥のエラにまで達していて、針を外すのに難儀したが、所謂、居喰いをしていたのだろう。
と云う訳で、釣った感に乏しい結果だったが、兎にも角にもボーズは逃れられて一安心と云った所。
それを見たISBSさんが直ぐにファローのキャストを入れた所、反応があっが、これは空振りしたか、バラしたかで物には出来なかった様子。
近くに回って来ていることは確実・・・・。
しかし、足早に去って行ったと見えて、コンタクトは続かず、強くなったり弱くなったりする風に邪魔をされながら、後続のコンタクトを待った。が、期待は見事に外れてその後は何の変化もないまゝ時間だけが過ぎ、21:30頃、この日初めてのバック・ラッシュをしたのを機にStopFishingとすることにした。
そして、片付けに入ったのだが、それと同時にパラパラと雨が降り出し、アッと云う間に本降りになってしまった。5分、10分早く終わっていればと思ったが、これは後の祭り。所が、不思議なことに車に辿り着いた頃には上がっており、ものの10分もない間の出来事で、突然の北風と云い何とも落ち着きのない刀狩りだった。
この日のISBSさんと云えば、余りにもコンタクトがないのに堪らず、小生を越してプチ移動した所で、この日の最初の1匹を掛け、更に移動した所で追加していた。
MHR-KGNでは、回遊してきたタチウオが足を止める要素が見当たらない。そのために、回遊して来たとしても、一瞬で通り過ぎ去ってしまうので、一箇所で粘るよりも、付き場を探して移動する方が良いのかも知れない。
そう考えると、この日のISBSさんの様に場所を変えながらタチウオの居場所を探す釣り方の方が、より適した釣り方と云えるだろう。この釣り方は、この場所でのメバリングでは常用しているのだが、道具立てが全く違うので、その点をどの様に解決するか・・・・。
2022/08/26
2022年 Touching 釣行記
日 時:08月26日(金) 18:30~21:40
潮回り:大潮(↓)
場 所:MHR-KGN
釣 果:タチウオ x 3
同行者:単独
予報によると、南寄りの風が2m程とのことだったので、前回のリベンジのためにDKKアジングを第一候補に考えた。しかし、近くの釣り公園での海水温をチェックすると27℃超とかなり高くなっている。となると、湾奥どん詰りのDKKではそれ以上に上がっている筈で、アジも少しでも海水温が低い深場に落ちていて、岸近くまでには寄って来ることは殆どないのかも知れない。とすると、今回出張ったとしても、返り討ちになる惧れが強い。
と云うことで、安直だが、今回もMHR-KGNで刀狩りをすることにした。
17:10頃に自宅を出発し、現地到着は18:15頃。
早速、道具を持って岸壁に出て見ると、大潮の満潮時刻を過ぎたばかりで、潮位が190cm超と極めて高くて、テトラ帯は全く見えず海が広く見える。
これでは、テトラ帯の位置が全く分からないので、様子の分かっている22番スポット付近に入ろうと思ったが、生憎、アングラーの姿が見える。と云うか、この日はどう云う理由だろうか、22番スポット付近からへの字カーブにかけた一帯にアングラーが集中して入っている。
仕方がないので、19番スポット付近に道具を置いて、釣座にすることにしたが、テトラ帯の正面になっているか、それともテトラ帯とテトラ帯に切れ目に面しているかは、運次第。
運悪くテトラ帯の正面に位置している場合のことを考え、少しでも根掛かりリスクを軽減させるために、今回のテンヤは快適波止タチウオテンヤSSのいつもより1段軽めのSSSをチョイスして、18:20頃、キャスティングを開始。
キャスティングを繰り返して暫くした所で、22番スポット付近の先行者が引き揚げて行ったので、直ぐに場所を移動。
やはり、勝手が判っているだけに、安心して釣りに集中出来る。
時間的には日没時刻を過ぎたばかりで、正に絶好のタイミングでの入釣に、自然に期待が膨らんで来る。風は南寄りだが予報程も強くなくて程良い感じだが、時折、無風状態になる。そうなると、蒸し暑さがベットリと纏わり付いて、汗が吹き出して来る。
時間の経過と共に周囲の暗さが増して来て、益々、良い雰囲気になって来るが、タチウオの反応は全くない。
19:00を回り、19:30を回っても、一向に音沙汰がなく、前回の二の舞いになるのではないかと不安になり始めた19:40頃、いきなりゴツンと手許にまで強く感じるアタリで、この日最初のタチウオがロッドを曲げてくれた。
アタリそのものは向こう合わせ的なもので、掛けた感に乏しいものだったが、兎にも角にもボーズを逃れて、ヤレヤレと云った所。
直ぐにでも後続があるかと思ったが、それっきり梨の礫で、正に交通事故。近くに寄って来ていれば、何かしらの雰囲気は伝わって来るのだが、それもない。
この日、やっとの思いで2匹目を掛けたのは、丁度、20:00。この時は、コツとした小さなアタリをタイミング良く取ったもので、この釣り方が続くと面白いのだが・・・・・。
しかし、アタリが続かない。
前回も19:30頃から20:00頃までの短い間だけしか反応がなかったので、粘っても無駄な努力に終わってしまうかも知れないと引き揚げるタイミングを考え出した21:00過ぎ、いきなりコツンと反応が返って来た。久し振りのアタリだったが、集中力も切れ掛かっていたこともあって、合わせが遅れて空振り。
あれーっ、寄って来た?
気持ちを新たにしてキャスティングを繰り返したが、反応がない。そこで先行者が引き揚げて行って空いた24番スポット付近に、プチ移動してみると、こちらでもコン。残念ながら、これも空振りだったが、21:20頃にあった反応には合わせも決まって、この日の3匹目をゲット。
その後も粘ることも考えたが、この頃には足腰に疲れが出ていたので、21:40頃に諦めて片付けに入った。
今シーズンに入ってからMHR-KGNでの刀狩りを始めたのだが、これまで通っていたUMB-FPに比べて、魚影がもう一つ薄い様な気がする。薄いと云うよりも、回遊して来るタチウオがウロウロと徘徊したくなる様な環境ではないため、アングラーからすれば通りすがりを狙う釣りになっている。
対してUMB-FPは、地形がL字になっており、しかも街灯の数が多いため、ベイトが溜まり易く付近に留まっているタチウオが多いのではないだろうか?
そんな印象を持っている。
2022/08/19
2022年 Touching 釣行記
日 時:08月19日(金) 19:00~22:00
潮回り:小潮(↑↓)
場 所:MHR-KGN
釣 果:ナシ
同行者:単独
この所刀狩りが続いているので、目先を変えてアジングを考えていたのだが、予報では南寄りの風が5mとかなり強目。となると、DKKでは横風になるのでアジングには厳しい。と云うことで、代わり映えがしないが、今回もMHR-KGNでの刀狩りをすることにした。
17:40頃、自宅を出発。現地到着は18:40頃。
日没時刻を過ぎているので、急いで道具をキャリヤーに積み岸壁に出てみると、思いの外潮位が高くて、海面から頭を出しているテトラ帯は、1~2箇所しか見えない。もう少し早く来るんだったと後悔しても、仕方がない。波の様子でテトラ帯の位置を探ろうとしたがなかなか掴めず、結局、22番スポット付近に来てしまった。他の場所も試したかったが、この付近では根掛かりし難いことが分っているので、敢えてリスクを踏むこともないだろうと、この日の釣座を構えることにした。
この日の先発ロッドは、気分を変えるために、いつものSephia S809M/Fではなくベイト・ロッドのKRFC-704M-MBをチョイスし、これまでと同じ様に快適波止タチウオテンヤSS SSにドジョウを括り付けたテンヤを組み合わせて、19:00頃キャスティングを開始。
風は、やゝ斜め右後ろからの南寄りで予報程強くはなく、穏やかな海が広がっており、この分だとアジングが出来たかも知れないと未練心が湧いて来る程。
19:30頃、ゴソゴソと感じるこの日最初のコンタクトがあった。残念ながら合わせられなかったが、銀色の輝く魚体を手にするのも、時間の問題。
キャスティングを初めて時間も経っていないので、体力も気力も充分あって、余裕を持っていたのだが・・・・・。
その後、2度、3度とコツンと感じるコンタクトはあったが、何れも空振り。小生は、スピニング・ロッドは利き腕の右手で扱うが、ベイト・ロッドは左手で扱っているのだが、どうやら、右手に比べて感度が悪い様に思える。
右手にロッドを持っている時は、コツとコンタクトを感じた瞬間、殆ど反射的に右手が反応しているのだが、今日の様に左手でロッドを持っている場合は、一旦コンタクトを頭で判断してから手が動いている様で、合わせが一拍遅れている様な印象。
しかし、場数を踏めば、左手の感度も上がって来る筈。次は絶対ものにするゾと集中力を高めて、キャスティングを繰り返したが、どうしたことかコンタクトがなくなってしまった。
前回も20:00頃を過ぎる頃から反応が消えてしまったので、この日も同じパターンかも知れない。とは云え回遊の時間がズレた可能性もある上、それでも前回は、忘れた頃に単発的にコンタクトがあったことを考えると、このまゝ尻尾を巻いて引き揚げる訳には行かない。
兎に角、ベイト・ロッドの操作に慣れるためにも続ける必要があるとキャスティングを続けたが、単発的な交通事故もない。
そして、コンタクトがないまゝ時間が過ぎて21:00頃、恐れていた根掛かりしてしまった。
どうやら、キャストした後、緩んでスプールに巻き付いたラインのテンションを張ろうとゴソゴソしている内に、テンヤが着底したと見える。飛距離が出ないベイト・ロッドとは云え、それでもテトラ帯の先10~15m程には着水しているので、テトラ帯に根掛ったとは思えないのだが、岩礁か何かあったのだろうか。ロッドを煽って外そうとしてみたが、テンヤの構造上一旦根掛かりしたら、容易には外せないので、ラインを手に巻いてグイッと引っ張ると、軽いショックと共にラインがプツン。
コンタクトがない状態が1時間半程も続いていて、気持ちも切れ掛かっていたので、このまゝ引き上げようかと思ったが、下げ潮に変わったばかりなので、潮が効き始めると状況が変わるかも知れない・・・・。
根拠もない期待に掛けることにして、22:00までの1時間延長を決定し、改めてスピニング・ロッドのSephia S809M/Fに替えてキャスティングを続行。
しかし、その甲斐もなく全く音沙汰がないまゝ1時間を経過し、22:00頃、スゴスゴと引き揚げて来た。
2022/08/15
2022年 Touching 釣行記
日 時:08月15日(月) 18:30~21:20
潮回り:中潮(↑↓)
場 所:MHR-KGN
釣 果:タチウオ x 5
同行者:ISBSさん
先々週の後半から先週に掛けては、連日強い南寄りの風が吹き、加えて週末には台風8号まで襲来して来る始末で、結局、二週間近くも自宅に蟄居せざるを得なかった。
その台風が過ぎ去って、漸く、釣行出来ることになったが、時期的には丁度お盆の期間。お盆のこの時期に、殺生をするなんてとお叱りを受けることにもなりかねないが、お墓に入っている住人の一人は、小生に釣りの手解きをしてくれた親父。そんな親父のことだから、小生がこの年になっても元気に釣りを楽しんでいることが分かって、親父も安心してくれるだろうと誠に都合良く考えて、墓参りをした帰りに釣りをすることにした。
16:15頃、自宅を出発し、現地に到着したのは17:50頃。
直ぐにキャリヤーに道具を積んで岸壁に出て海の様子を見ると、岸壁に沿って配置されているテトラ帯は海面下に沈んでいて、海が広く見えて非常に気持ちが良い。しかし、MHR-KGNでの刀狩りは、テトラ帯を越えた沖目での釣りになるので、テトラ帯の位置や長さが掴めないのは、如何にも具合が悪い。下手をすると根掛かりのオンパレードになってしまうが、墓参りを前提にしている以上、釣り場の選択肢は限られているので、ある意味でこれは覚悟の上。
とは云え、出来ればテトラ帯とテトラ帯の切れ目の正面に釣り座を構えたい。と云う訳で、以前、刀狩りをした22番スポット付近に入ることにした。しかし、幾ら、通い慣れたMHR-KGNと云っても、テトラ帯やテトラ帯とテトラ帯の切れ目の位置を正確に覚えている訳ではなく、実績のある22番スポット付近であっても、1mも横にズレればテトラ帯の真正面に位置することもあり得る。
そこで、刀狩りを始めるには、まだまだ明るい時間帯でもあったので、先ずは20gのメタルジグをキャストして様子をチェックすることにした。するといつも通りの方法で刀狩りをする限りでは、テトラ帯に邪魔をされないことが判った。
と云う訳で、これまで通りSephia S809M/Fに快適波止タチウオテンヤSS SSを組み合わせて、18:30頃、ドジョウテンヤでの刀狩りを開始した。
しかし、日没時刻前のまだまだ明るい時間帯なので、セオリーで行けばテンヤを沈めて底取りをするべきなのだろうが、やはりテトラ帯に引っ掛けるのが怖い。可能性は低いが、いつも通り表層付近を通しながら、チャンスが来るのを待つことにした。
この日最初にコンタクトして来てくれたのは、18:50頃に登場して来たISBSさん。
挨拶を終えて直ぐにISBSさんは小生から6~7m程離れた場所に釣り座を構えてキャスティングを始めた。と思ったら、2~3投しただけで、更に離れた場所に移っていた。このフットワークの軽さは、小生とは真逆。
この日の口開けは、ISBSさんが移動して行って間もなくの19:00頃に来た指3本。
キャスティングを始めてから全く違和感もなかった所に、何の前触れもなく突然感じたコツッだったが、上手く反応出来たもので、取り敢えずボーズを逃れられて一安心。
漸く群れが寄って来たと後続を期待したが、群れが小さいのか、それとも偵察だったのか、コンタクトが続かず、
19:17 2匹目
19:35 3匹目
19:48 4匹目
19:53 5匹目
とポツリポツリと云った所で、調子はもう一つ上がって来ない。
結局、満潮時刻に5匹目をゲットした後は、忘れた頃に3度コンタクトがあっただけ。その頃には、腰に痛みが出て来たこともあって休み休みのキャスティングで、集中力も切れ掛かっており、合わせも遅れがちだったため、ものに出来ず仕舞い。結果として、21:20頃にStopFishingとするまでの1時間強の間が、この日の最も辛い時間帯だった。
と云う訳で、この日で3度目となるMHR-KGNでの刀狩りだったが、UMB-FPと比べて、回遊性向が強い様な印象を持っている。元々タチウオは回遊魚なので、回遊性向が強い云々は当たらないのだが、前回もそうだった様に、この日も1時間程の間はコンタクトがあっても、その時間を過ぎるとピタリと反応がなくなってしまった。これに対してUMB-FPは、21:30頃には強制退去となってしまうので、断定はし難いが、群れが居なくなっても居残り組も居て、ダラダラとコンタクトがある様な・・・・。
街灯の有無が関係しているのだろうか?
2022/07/28
2022年 Touching 釣行記
日 時:07月28日(木) 19:00~21:20
潮回り:大潮(↓)
場 所:UMB-FP
釣 果:タチウオ x 2
同行者:ISBSさん
DKKのアジングを目論んでいるのだが、この日も、生憎、南寄りの風が4~5mの予報。こうなると現在の小生には刀狩りしか選択肢がないので、例によってUMB-FPか、MHR-KGNに行くことにした。しかし、いつもとは違って、今回はドジョウのテンヤ釣りに興味を持って頂いているISBSさんをお誘いしてのコラボ。
17:25頃、自宅を出発し、現地駐車場に車を入れたのは18:20過ぎ。駐車場は満車ではないが、それでもいつもよりは多めの車が止まっているので、果たして釣座を構えられるかどうか、些か心配になって来る。
待つ程のこともなく到着したISBSさんと短い挨拶を交わして、釣り場の岸壁に出て、手前から奥に向かって見通したが、心配した通り大勢のアングラーが長いロッドを振っていて、入れるかどうか・・・・。兎にも角にも、釣座を確保することが先決と、空いた場所を探しながら奥に向かったが、一人なら何とか入れても、二人となるとかなり厳しい状況。仕方がないので分かれて入ろうかとも思ったが、今回は、ISBSさんにドジョウのテンヤ釣りを体験して貰うことが主眼なので、何とか並んで竿を出せる空きはないものかと無い物ねだりをしていると、中央トイレ付近に、少し広めの空きを見付けた。と云っても、二人並んで入るには少し狭い。更に、奥に向かうことも考えたが、この状況では無駄に終わりそう。と云う訳で、交代でキャストすることも考えて、取り敢えず、その場に入ることにした。
先ずISBSさんに、用意して来たドジョウを括り付けた快適波止タチウオテンヤSS SSを手渡して、テンヤ・タックルを組んでキャスティングを始めて貰った。
記憶は定かではないが、19:00前後の正にゴールデン・タイムに入ったばかりの頃だったと思う。タチウオの活性が高ければ、直ぐにでも答えが返って来る筈だが、反応はない模様。
そんな様子を見ながら、小生もいつものタックルで準備を整え、キャスティングを開始した。しかし、やはり二人並んでキャストするには少々狭過ぎてやり難い。
所が、右側の餌釣り師は、2本の長いロッドを手摺りに立て掛けて後続のアングラーをブロックしており、混み合っている釣り場にも拘わらず、一人で二人分以上の広いスペース専有してしまっている。広い場所を流すタチウオの餌釣りの性格上、直ぐ隣りに他人が入るのを嫌うのは、充分解る。釣りは先行者優先であり、後から来たアングラーが兎や角云うべきではないが、混み合った釣り場であれば、お互い様の気持ちで譲り合って欲しいものだと、心底思う。こんな身勝手なアングラーが居ることが、アチラコチラで釣りが締め出されることに繋がっているのではないだろうか?
そんなお隣りさんに嫌気が差したと見えて、ISBSさんは空いた場所を探して来ると云って居なくなり、小生は居残ってキャスティングを続けたが、音沙汰がない。
群れが回遊して来れば反応が返って来る筈とキャスティングを繰り返していると、いきなりゴンと手元にまで伝わって来る程の大きなアタリ。反射的に合わせを入れたが、タイミングが合わずこれは空振りだったが、近くに寄って来ていることが判り、獲物を手にするのは時間の問題と一安心。
しかし、後続のコンタクトがない。
可怪しいな! どうしたんだろう?
そんな事を考えながらキャスティンを続けていると、着水後2~3度小さくアクションを加えた所で、モゾモゾとした違和感が伝わって来た。確証はなかったが、念のために軽くロッドを煽ってみると、明らかな生命体の反応があったのでタチウオであることを確信。慌てて、追い合わせ入れて抜き上げたタチウオはギリギリ指3本。
時計を見ると19:35頃のことだったので、キャスティングを初めて30分も経っておらず、出足としては悪くはないが、いつも以上に時間が掛かってしまった様な印象で、殊更以上に長く感じた時間帯だった。
やっと時合が巡って来た。
しかし、反応があったのはこの1回だけ。
暗い海面に浮かんでいる赤、青、緑の電気ウキの灯りが、海中に引き込まれている様子も見えず、寄りが悪いのか活性が低いのか・・・・。
余りにも反応がないので、ISBSさんを探して移動。
すると、その直後の19:50頃にコツとアタリがあって、この日の2匹目をゲット。
これまでも何回か、20:00頃になって初めてアタリが出始めて、面白い刀狩りになった経験があったので、時合到来を期待したが、この日は、まるで交通事故だったと見えてその後はさっぱり音沙汰がない。
その内、来るだろう!
もう来るだろう!
願いを込めてキャスティングを続けたが、何も違和感を感じることのない時間だけが過ぎ、結局、21:20頃、諦めてStopFishingとしたが、この日は最近になく厳しい状況だった。
ISBSさんは、小さな移動を繰り返して、拾う様にして3~4匹をものにした様だが、アタリの出方は手許にまで来る大きなものだった由。
実は、小生がこの日の2匹目を掛けた時は、キャストしたテンヤに潮の重みを感じながら小さくリフト&フォールを繰り返してコンタクトを待っていると、コツと来たもので、狙い通りの結果に大満足。小生がドジョウのテンヤ釣りに嵌った切っ掛けとなったもので、ISBSさんにも味わって貰いたいと思って声を掛けたのだが、どうやらそれは叶わなかったらしい。
兎に角、この日はコンタクトの回数が極めて少なく、小生が感じたアタリらしい反応は3~4回のみ。これまでの様にアタリがもっと多い状態であれば、小さなアタリを積極的に取りに行く釣り方も楽しんで貰えた筈だが、自然相手の遊びでは仕方がない。
ISBSさんの興味が薄れていなければ、次回こそはドジョウのテンヤ釣りを心から楽しんで貰いたいと思う次第。
« 古い記事
新しい記事 »