2022年釣行記(67) – AJ&TC

2022年 Ajing Touching 釣行記

日 時:11月25日(金) 16:30~21:30
潮回り:大潮(↑↓)
場 所:DKK
釣 果:アジ x 4、タチウオ x 2、カサゴ x 2
同行者:KMIさん、ICNHさん

前回もメイン・ターゲットにしたアジ豆アジを含めて泣きの3匹だけ。サブ・メインのタチウオに至ってはボーズに終わる惨敗。と云う訳で、何とかこの借りは返したいと、またまた、DKKに行くことにした。

15:45頃、現地に到着して、岸壁に出てみると、意外なことに先行者は2人だけ。しかし、最奥には、その内の一人が、青物を狙って長いルアー・ロッドを振っている。仕方がないので、入り口に釣り座を構えようかとも思ったが、出来れば最奥に入りたい。そこで、そのルアーマンに予定を訊ねると、中央付近に移動しようと思っていたので、どうぞ、入って下さいとのこと。

有り難く最奥に入らせて貰って、準備に取り掛かった。

今回の目標は、我が食卓用に20cm以上のアジを1匹、そして、出来ればご近所用のタチウオを2匹。と云う訳で、今回はアジング用にEmeraldas改と予備のSoare改タチウオ用にSephia S809M/Fの3本を持ち込んだ。

自宅を出る際に見た予報では、東南東の風が3m程とのこと。この風向きでは、向かい風若しくは横風になるのでアジングには少々厳しいだろうと思っていた。しかし、岸壁に立ってみると、幸いなことに殆んど無風。寧ろ、11月も下旬だと云うのに、薄っすらと汗ばむ位の暖かさで、風の心配をすることなくベイト・アジングが出来そう。そこで、Emeraldas改を手に、16:15頃、肩慣らしのキャスティングを開始。

暫く、ウォーミング・アップをして刀狩りに変更。
と云うのは、前回、まだ明るい時間帯だったにも拘わらず、何度もコツコツと反応があった。しかし、どうしても合わせを入れるタイミングが掴めず、結局、獲ることが出来なかった。タチウオのアタリだと信じてはいるが、正体を見た訳ではないので、今回はそれを見極めたいと思ったのが、その理由。
そして快適波止タチウオテンヤSS1S(15g)をキャストしてみると、前回と同じで、コツコツとした反応が帰って来るが、どうしても合わせられない。
何度かキャストを繰り返し、何度も空振りをしている内に、テンヤの着水点付近の海面が、何やらザワツイているのに気が付いた。そればかりでなく、アクションを付ける際のラインの動きに驚いて海面を割って飛び出す魚体も目に入って来た。
と云う訳で、前回と今回、明るい時間帯にコツコツとアタッて来るのはコノシロイナッコの群れだと判った所で、この日の本命のアジングに戻ることにした。

所が、その頃から横風が強くなって来てベイト・タックルでは、とてもアジングを続けることが出来なくなって来た。予報の3mよりもかなり強く感じる風に堪らず、スピニング・ロッドに切り替えてアジングを続けた。が、夕マヅメのゴールデン・タイムにも拘わらず、豆アジからも反応がない。
陽が沈む前は汗ばむ程だったのに、絶え間なく冷たい風に吹かれ、急激に寒くなって来ると同時に、早くも気持も急降下。そこで、気分を変えるためにターゲットをタチウオに変更。
しかし、シーズンの終盤戦で降った昨日の冷たい雨の影響が出たのだろうか、全くコンタクトがない。それでも、アジよりは可能性があると考えて、キャストを繰り返していると、いきなりコツ。
合わせも決まり、タチウオの強い引きを楽しみながら抜き上げたのは、最近のアベレージの指4本サイズ。
時刻は17:10頃のことで、日没後1時間も経っておらず、出足としては可もなく不可もなくと云った所だが、体感的には、3時間も4時間も経って苦労の末に何とかゲットした様な感覚だった。

取り敢えず、これでボーズではなくなったが、この日は、先ず20cmクラスのアジを獲って第一目標をクリアしてから、タチウオを狙う積りだったので、それとは逆。しかも、タチウオが1本だけではご近所向けのお土産に出来ず、もう1本追加しなければならない羽目になってしまい、自らハードルを上げる結果になってしまったが、この強い風では仕方がない。
兎に角、タチウオを追加しなければと、風下となる斜め左方向に向かってキャスティングをしていると、1本目を獲ってから10分後の17:20頃、今度はムズーッと重たくなるアタリで、2本目をゲット。

これで、兎にも角にも、この日の目標の半分は達成出来たので、今度はアジングに集中することにした。

しかし、相変わらず、強い横風が吹き止むこともなく、寧ろ強くなって来てJHが全く沈んで行かない。
隣りのICNHさんは、アジは表層に居ますヨと云い、ポツリポツリと豆アジながら掛けているが、小生は上手く表層を流せない。風の力を利用しようと、軽い0.4gのJHにしたり、逆に重たい1.5gにしたりしてみたが、これでも上手く行かない。

半ば諦め気味に0.8gのJHを流している時、風に膨らんだラインがスッと動く瞬間があり、反射的に腕を伸ばすと、思い掛けず生命体の反応が帰って来て、来たー!
時刻は、既に19:40頃になって、漸く、この日の初めてのアジをゲット。しかし、サイズは目標に遠く及ばない

漸く、この日のパターンを掴んだと思い後続を狙ったが、元の木阿弥で再現性が全くない。

20:30頃、KMIさんが引き揚げて行った所で、小生も倣って引き揚げようかと一旦は思ったが、何としてでも20cmをものにしてやると思い直して、ICNHさんと並んでアジングを続けることにした。

しかし、こんな老いの一徹が叶うこともなく、豆アジを3匹追加しただけで、結局、この日の第一目標達成はならず、22:00頃、引き揚げることにして片付けに入った。
所が、皮肉なことに、この頃になってあれ程強く吹いていた風がピタリと止んでしまった。若くて体力がある頃ならいざ知らず、この歳になると、一旦切れてしまった気持を繋ぎ直して・・・と云うことも出来ず、結局、ICNHさんと連れ立ってStopFishingとして帰路に着いた。

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