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2015年釣行記(13)-MB

2015年 Mebaring 釣行記

潮回り:中潮 場所:TKBI 釣果:メバル x 2 同行者:TKUCさん

この所、良い思いをしていないが懲りずに又々TKBIに行く予定だった所に、11:00頃、TKUCさんから出撃する旨のメールが着信。
月曜日なので、当然、小生の様な年金生活者は別として、皆さんは仕事に出ておられる筈。従って、単独釣行には些か不安もあったが仕方がないと覚悟していたが、同行者が出来たことは大いに心強い限り。

16:00過ぎ、TKUCさんと途中のSAで落ち合った後、16:20頃、現場の駐車場に到着。

潮の高い時間帯のため、入釣路が水没していることも有り得るので、その対策にヒップウェーダーを着用して海岸に出てみると、海は前回とは違って穏やかで、心配していた風も気になる程は吹いておらず、メバリングには好条件で、二人してやる気充分。

前回乗った大岩までは距離があるので、小生はその中程にある前回AKWさんが乗った岩で、TKUCさんは前回と同じ大岩まで進んで、別々に釣り座を構えることにした。

日没時刻前の明るい時間帯だったので、TKUCさんお薦めの月下美人 澪示威を結んで色々と方向を変えて周囲の様子を探ることに。そして、右手の少し浅い方向を探ろうとした所根掛かり。ラインを手で引っ張ってもガッチリと引っ掛かっていてびくともしない。そこで、已むを得ず切れることを覚悟でグイと力を入れると、案の定プチッと高切れ

風もなく未だ明るさが残っている時間だったのが、不幸中の幸いで、これが光量が落ち始めた時間帯だと、折角のチャンスタイムを逃してしまうことになり、泣くに泣けない事態に陥ってしまう。

MB-2015-008時間稼ぎも兼ねて丁寧にラインシステムを組み直し、同時にルアーもShallowMagic50に交換。これは、軽いルアーでシモリの上をゆっくりと通して見ようと思ってのことで、これがビンゴ

日没時刻を僅かに過ぎた18:15頃、ひたすらゆっくりとリーリングをしているとコンと軽いアタリ。TKUCさんからは、ここのメバルはメッキの様に強くガツンと来ると聞いていたので、若干オヤッと思ったものゝ、手の方が勝手に動きロッドを軽く煽って合わせを入れていた。
すると、ロッドをグングンと絞り込む強い引きが伝わって来て、一度は根に巻かれたが、何とか引きずり出したのが写真のメバル。写真ではリア・フックがエラ蓋に掛かっているが、抜きあげた時はベリー・フックが口に掛かっていたので、惧らく下からルアーを喰ったのだろう。
型は27cm程度。この近辺ではアベレージ・サイズだが、充分に良型と云って良いだろうし、25cmを超えるメバルの強い引きは何度味わっても良いものだ。

そして、その後程なくして同じ様なアタリで、一回り小振りの26cm。
今回は爆釣だと思ったが、そんなことが浮かんで来ると結果は逆になる道理で、今回もやはりその後はアタリが続かない。
ルアーを替えワームに替えても、一度アタリらしきものがあっただけで、音沙汰が無い。

19:00を回った頃になり、それまで気にする程のこともなかった風が強く吹き出し、しかも北になったかと思うと東や西に目まぐるしく向きが変わってやり難くなって来た。と同時に、それまで穏やかだった海が波立って来て、ザワザワと落ち着かなくなり、時には飛沫が足元にまで上って来る様になって来てしまった。

こうなっては、気持ちが切れるのも時間の問題で、20:00過ぎに引き上げてきたTKUCさんと、この所恒例になっているカップ・ラーメンで夕食を取りStopFishingとして、21:30頃引き上げた。

それにしても、夕方の地合いの短いこと。今回も光量が落ち始めた瞬間にしか来ず、それ以降は梨の礫。
何か理由があるのだろうか?

2015年釣行記(12)-MB

2015年 Mebaring 釣行記

潮回り:大潮 場所:TKBI 釣果:ナシ 同行者:AKWさん、TKUCさん

先週は来る日も来る日も強い風が吹いていて釣行が叶わず、10日以上も間を空けての釣行。場所は前回と同じTKBI

14:00頃自宅を出発。16:00頃、AKWさんをピックアップして集合場所には予定より少し早い16:20頃到着。
小生達より僅かに早く到着していたTKUCさんと三人揃って海岸に出たが、ウネリが思いの外大きく、波しぶきが高く上がっている。

ゴロタ浜を少し進んだ所で、果たして釣りは可能か?と暫し歩みを止めて相談したものの、ここまで来て引き返すことなど出来る三人である筈もなく、兎に角釣り座となる場所まで行くだけ行って見よう!となったが、ここまでほんの10mか20m歩いただけなのに、汗びっしょり。

そんな小生を見かねてAKWさんは、小生の道具を担ぎ普通の道路の様にスタスタと歩いて行き、アッと云う間に姿が小さくなってしまう。
遅れまいと焦ると、浮き石に足を取られて転倒することになるし、悪くすると捻挫や骨折してしまうことになりかねない。ゆっくり自分のペースを守って一つ一つ大きな岩を越えていると、TKUCさんは、小生を見守る様にゆっくりと寄り添って歩いてくれる。
若い二人に迷惑を掛けているので非常に心苦しいが、それよりも彼らが気を使ってくれていることが心から嬉しかった。

そんなこんなで時間が掛かったが、17:00を回った頃、AKWさんは少し手前、TKUCさんと小生は奥の大岩に釣り座を構えた。

日没時刻の17:58までには時間があるので、ゆっくりと支度を整え、キャスティングを始めたのは17:30頃。ルアーは、この日のために新調したばかりの月下美人 澪示威蛍霧羅クリア。

風は右から左に弱く吹いている。風に吹かれたラインが左手にある岩に引っ掛らない様に注意すれば、問題はない。しかし、時折、大きなウネリが来るので油断ならない状況。

メバルからのコンタクがあるとすれば、もう少し時間が経ち光量が落ちてからになる筈と、ウォーミングアップで時間を潰し、18:00頃から集中力を高めたが・・・・・。

アタリらしいアタリは一度もなく、大潮に変わる前日の中潮の下げで潮位はドンドンと下がって行き、アチラコチラに根が海面から出して来て、益々状況が悪くなって来る。それでも、一縷の望みを持ってキャスティングを続けたが、19:00頃にはついに気持ちも切れて・・・・。

その頃、独り離れて釣りをしていたAKWさんが合流して来たのを期に、三人で車座になってカップラーメンで夕食を取り、食後のコヒーやTKUCさんの差し入れであるシュークリームをデザートに頂き、19:30過ぎ、ウネリが更に大きくなって来たのを見て、StopFishingとした。

2015年釣行記(11)-MB

2015年 Mebaring 釣行記

潮回り:大潮 場所:TKBI 釣果:メバル x 1 同行者:TKUCさん

2月のMebaringでは、最初の1回を除いて良い思いをしていない。特に後半の2回は、連続してアタリさえもない完全試合を喰らってしまい、3月に入ったのでその轍は踏むまいと・・・・・・。
そんな気持ちも強くあったが、一方で、新しい場所を開拓しておいた方が後々も良いだろうとの思いもあって、今回はTKUCさんを誘っての新場所の調査を主眼にすることにした。

新場所なので、陽が落ちる前に余裕を持って到着して周囲の様子も探っておきたい。と云うことで、いつもよりも早い14:30頃に自宅を出発。
16:00頃、待ち合わせ場所で落ち合ったTKUCさんを先導してHCKNYMSTに向かい、程なくして釣り場近くの駐車スペースに到着。
入釣地点までは、車が激しく行き来する道路端を歩いて5~7分程度で、直ぐ脇を駆け抜けて行く車に恐怖を感じるが、その点を除けば小生の様な高齢者にとっても取っ付き易い釣り場だと感じた。
感じたと書いたのは、ウネリが思っていた以上に高くて実釣出来なかったからで、この日は道路の上から様子を見るだけに終わった。しかし、一度試してみる価値はありそうだというのが二人の共通した感想だった。

と云う訳で新場所の調査は出来なかったが、海を目前にしてウネリがあるからと云って黙って引き下がれる訳もなく、来る途中で見掛けた比較的穏やかなTKBI方面でやることに即決して移動した。

最寄りの駐車場には、この所すっかりご無沙汰しているメッキ仲間の一人であるDr.TJさんの姿が・・・。
こんな所で会うとは思いもしなかったので、些か驚いたが、3人で釣り場に向かった。10分か15分か定かではないが、一抱えもある大きな岩がゴロゴロとしている浜をヨタヨタと歩き、やっとの思いでTKBIに辿り着いた頃には汗びっしょりになり、額から雫になってポタポタと垂れ落ちて来る始末。

TKUCさんと小生は大きな岩に乗り、Dr.TJさんは少し先の岩に一人乗ってキャスティングを開始。

ウネリはHCKNYMST程ではないにしても、時折大きくうねって来て高く飛沫を上げるので油断が出来ない。風は左から右に強めに吹いていて、汗びっしょりの身体がドンドンと冷えて来る。

TKUCさんはその風を正面から受ける岩の左手、小生は斜め左後ろから受ける右手に釣り座を構えた。これは高齢者の小生に対する配慮で、その好意に応えるためにも何とか1匹をゲットしなければと集中したが・・・・。

キャスティングを開始して間もなく、TKUCさんが20cm程をゲット。
これに触発されて一段と集中力を傾けてキャスティングを続けたが、メバルからのコンタクトはなく、またもや完全試合か?
そうこうする内、大物をばらしたTKUCさんの悔しそうな叫び声。

メバルが居ることは分かったので、何とかしなければとルアーを取っ替え引っ替えしたが、それでも反応はない。最後の手段とばかりにRealMethodSmallBait50を結んでの一投目。大きく海面から顔を出している左手の岩ギリギリを通す積りで、その岩を狙ってキャストし、風で大きく膨らんだラインを回収してリーリングを始めようとすると根掛かりした様な重さが伝わって来た。
風は左から右に吹いているので、風に流されて調度良いコースを通せる筈と計算して少し左目を狙ったのが悪かったのか?

MB-2015-007何とか外せないかと思いロッドを立てラインを張ると、アオリイカを掛けた時の様にロッドがお辞儀を繰り返している。何かが掛かったことは確かだが、その正体は?

どうもルアーが着水すると同時か、糸フケをとっている間に喰っていた模様で、アタリを感じることは全くなくて、釣ったと云うよりも釣れちゃったと云った方が正しいだろう。
釣るには釣れたが、満足感の薄い1匹
TKUCさんに玉網で取って貰ったその1匹は体長こそ28cmの良型だが、産卵後の状態なのだろうか?痩せぎすで頭の大きさが目立ち、この点でももう一つ。
とは云え、1匹は1匹で、何とかTKUCさんの好意には応えることが出来た。

その後はTKUCさんにもアタリがなくなったので、場を休めるためと気分を変えるためにカップラーメンの夕食を取ることにしたが、JetBoilで湯を沸かし始めた頃から、ポツリポツリと雨が降り出して来た。

風もウネリも収まらず雨模様とあっては、気持ちが切れるのも自明の理で、カップラーメンを食し終わった19:30頃StopFishingとした。

2015年釣行記(10)-MB

2015年 Mebaring 釣行記

潮回り:中潮 場所:HYKW、TKBI 釣果:ナシ 同行者:AKWさん

前回のHYKWでは、アタリがあったのは夕間詰めの極短時間だけだったので、今回はその夕間詰めを中心にして、状況によってはその先のTKBIにまで足を伸ばす予定で、前回に続いてAKWさんとのコラボ釣行。

16:00頃自宅を出発。途中の渋滞で遅れるかと思ったが、17:00の約束時刻の少し前にAKWさんをピックアップすることが出来、現地には丁度日没時刻に当たる17:30頃到着。

突堤に出てみると、今回は予報通り風もなく釣りはし易そう! 前回見られなかったアングラーの姿もアチラコチラに見えて、何となく安心感がある。

小生は、新品のユニチカナイトゲームTHEメバルPEの0.3号に、これまた新品の月下美人・澪示威で、前回の敵討とばかりに期待を込めてキャスティングを開始した。
そして周囲の暗さが増して来て、イヨイヨこれからと云う段になって、澪示威を根掛かりでロスト(涙)

ラインシステムを組み直して、今度は購入したばかりの月下美人・武蔵で再開したが、魚からの信号はない。AKWさんにもアタリがなく、二人揃ってこんな筈では・・・・と首を傾げるばかり。

19:00を回った頃、グルリと回って対岸の岸壁に移動してみたが、カスリもせず、堪らず20:30頃TKBIに移動することに。

TKBI付近の駐車場近くの道路から見る海は、思いがけず波が高く、夜目にも飛沫が高く上っているのが分かる。
さて、どうするか?
暗い夜の海なので躊躇したが、兎に角行って見ようと云うことになり、ヘッドライトの細い明かりを頼りに釣り場に向かった。流石にAKWさんは仕事柄バランス感覚も優れているので、スタスタと歩を進めているが、高齢者の身の小生はそうも出来ず、玉網の柄を杖代わりにして一歩一歩慎重に踏みしめる様にして何とか釣り場に辿り着くことが出来た。
しかし、その時には汗をびっしょりかき、息もゼイゼイ・・・・・。

一足先に到着したAKWさんは既にキャスティングを始めていた。
小生も続いてキャスティングを開始しようとしたが、時折足元を濡らす程の波が来るので油断が出来ない。しかも足元から先10m程は、水深が極々浅い上に大きな岩がゴロゴロしており、根掛かりの心配もさることながら、波の影響で水の動きが激し過ぎてルアーがまともに泳いでいるかどうか心許ない。

そんな状況でもAKWさんは28cm程の良型をものにしたが、流石としか云うしかない。
訊けば2gのJHにしたとのことだったので、小生も倣ってJHに替えたが、波の激しさに気持ちも切れ掛かっている所に、根掛かりで高切れしてしまっては集中力も泡と消えてしまい、結局、一度も魚の気配を感じることなく22:00過ぎにStopFishingとした。

 

2015年釣行記(9)-MB

2015年 Mebaring 釣行記

潮回り:小潮 場所:HYKW 釣果:ナシ 同行者:AKWさん

昼過ぎにAKWさんから電話が入り、珍しく今日は仕事に出ていないとの由。
元々、この日は釣りに出掛ける予定にしていたこともあって、即決でコラボ釣行することになったのは、当然の結果で、HYKW夢の尺メバルを狙うことに。
自宅を出たのは16:00頃。途中でAKWさんをピックアップして、日没時刻の17:30頃、現地に到着。

予報では北寄りの風が1mだった上、途中で見た道路脇の吹き流しもダラリとしていたので、安心していたのだが、突堤に出てみると意外に北風が強く吹いている。幸い釣り場は南に向いており、風は背中から吹いて来ることになるので、釣りに支障はないが、この季節柄、寒さが背中からズーンと伝わって来る。

準備宜しく突堤の先端に立ちキャスティングを始めたAKWさんを横目に、小生はシステム作り。ラインは風の影響を考慮して下ろしたてのPinkyの0.6号、ルアーはノーブランドのシンペンの組み合わせで様子を探ることにした。

AKWさんの横に立ちキャスティングを開始して周囲の様子を眺めてみると、この釣り場にしては珍しく他にアングラーの姿が見えない。
余り調子が良くないのか?
と感じた不安を払拭する様に、AKWさんがロッドを大きく曲げて魚とやりとりをしている。小生ならアタリを取った嬉しさに、来た!!と声を上げている所だが、彼は、静かに黙ったまゝ、一旦は根に潜られたのを何とかかわして、半ば強引に抜きあげたのは、尺には僅かに足りないが体高のある良型メバル。
小生も後に続けとルアーを海爆のシャッドに替えた直後、ゆっくりとリーリングしているとコツンと小さいがはっきりとした待望のアタリ。反射的にスウィープする様に合わせを入れ、グングンと竿を絞り込む強い引きを楽しみながらリーリングしていると、左から右に流れる潮に逆らう様に魚が左に向かって泳ぎ出した瞬間、フッとロッドが軽くなって、泣くに泣けない程悔しい悔しいバラシ

魚がいることは分かった。次が来るのは時間の問題かと思ったが、その後はさっぱり音沙汰がなくなり、20:40頃(?)にAKWさんがラインンブレイクでバラしたのがこの日の最後の魚の気配。

メバルからの信号もなく、絶え間なく吹き付けて来る冷たい風でジンジンと痛む指先に気持ちも切れて、時間的にも体力的にも余裕を残したまゝ21:00頃StopFishingとした。

 

 

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