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2013年釣行記(44)-SL

2013年 SaltLure 釣行記

中潮 場所:TKIS 釣果:ナシ 同行者:単独

大カマスのシーズンはソロソロ終わりに近付いていることは確実だが、今シーズンは通算で3匹しか釣果が上がっていないので、このまま閉幕にしてしまうのは何とも侘しい
しかし、カマスを止めても、暫くは釣り物がないし・・・・・。
渓流のヤマメは、雨不足で水量が減っているため不調とのことだし・・・・・。

カマスをやるかヤマメをやるか迷っていた。
と云うか、6分4分でヤマメに行く積りになっていた。

しかし、前々日から身体を動かす度に左腰にピリッと痛みが走る様になっていた。激痛ではないので、身体を動かすことは何とか出来ても、その度にウッとなる。膏薬を貼り一晩寝れば治るだろうと安直に考えていたが、一向に良くならない。

実は、北海道に居た時のこと。ニジマス狙いで入渓して間もなくして、腰が猛烈に痛くなって二進も三進も行かなくなったことがあった。
その時は這う様にして下って来て、何とか車に辿り着くことが出来たのだが、今回も、こんな調子なのに無理をして渓流に入って途中で動けなくなったら・・・と考え、最後のカマス狙いをすることにした。

1:00過ぎに自宅を出発。現地駐車場には2:00過ぎに到着したが、今回も駐車場には先行車がなく、はやりカマスは釣れていない様子。

予報によれば南風2mとのことだったが、磯に立ってみれば無風状態。
空には薄雲が広がっていて、頭上の月の輪郭はボーッとしており、どんよりとした重苦しい蒸し暑さが身体に纏わり着いて来る。この所、風があっても北風だったりして夏場には珍しく快適な夜が続いていたので、この久し振りの蒸し暑さは堪えた。

いつもの磯に釣り座を構えたのは2:30頃。クーラーに海水を汲み入れるなどして準備をしながら、海の様子を観察したが、やはり今回もベイトの群れが見えない
風がなくて蒸し暑いことを除けば、海も穏やかで条件としては悪くはないと思うのだが、ベイトの姿が見えないのでは、今回も期待薄か・・・・。

3:30頃になって、白いヘッドランプの光が近付いて来たのが見えて、漸く2人目のアングラーの登場。この光の主は、地元のカマス狙いのIDさんと仰る小生と同じ高齢者ルアーマンで、昨年も今年も何度か顔を合わせていて、色々と情報を聞かせて貰っている。
そのアングラーの話では、一昨日の水曜日はかなり出たとのことで、その知らせを聞いて昨日入ったが釣果はなかった由で、回遊に当たるか当たらないかはタイミング次第とのこと。

3:40頃から漁船の漁火が徐々に増えて来たので、沖目にはカマスの回遊はあるのだろう。
問題は岸寄りに寄って来るかどうかだが・・・・?

しかし、期待に反してルアーが届く範囲には回遊はなかった様でアタリらしいアタリもなく夜明けを迎え、日の出時刻を過ぎ、結局、カマスらしいアタリは1度あったのみで、外道のワカシが1匹だけで、6:00前には粘る気力も失せてしまってStopFishingとした。

これからも続けて通えば回遊に遭遇する可能性はあるだろうが、これで、カマスは一旦終わりにして、10月に入るとまたカマスの寄りがあるとのことなので、それまでは渓流か・・・・?

2013年釣行記(43)-SL

2013年 SaltLure 釣行記

大潮 場所:TKIS 釣果:ナシ 同行者:単独

ショアからは釣果が得られていないが、漁船は相変わらず3:00頃から集まって来ているので、シーズンが完全に終わった訳ではなさそう。
と云っても、過去2回連続で釣れていないのも事実で、その理由は・・・・。
肩から先が問題、つまり腕が悪いのもその一端であろうが、自然条件としては潮位の違いがあるのではないか?

と云うことで、これまでの2回とは違って、大潮の満潮時が時合と重なって潮位が166cmと非常に高い月曜にのこの日に出撃した。

現地到着は1:15頃。駐車場には、今回も先行車はなく、やはり出ていないことが伺えるが、兎に角やって見るしかない。

風は斜め左前方からの南東で、多少強めと云った所で、海はこれまでになく穏やかで条件としては良いと思ったのだが・・・・。

誰も居ない磯に立って釣り座を何処にするか・・・。
最初は、昨年11匹も出した左角に近い所でやろうとクーラーに海水を汲み入れて何投かした所で、ここは出始めも早いがカマスの群れが通り過ぎるのも早いので時合は短いと云われていることを思い出し、これまでと同じ磯に移動。
しかし、クーラーには海水を入れてしまっているので、ロッドとバッグ、そしてクーラーの2回に分けての引っ越し。

2:30を回った頃、アングラーのヘッド・ランプの光が近づいて来るのが目に入って来た。
おそらく、釣れ出したと云うニュースを聞いて来た訳ではないだろう。月曜日を休業日としている業種はサービス業等結構あって、そのせいか月曜日のアングラーの数は思いの外多い。この日もその影響だろう。
しかし、真っ暗闇の中独りでロッドを振っているのは寂しく不気味でもあるので、こうして他のアングラーが姿を見せるのは、正直に云って何処かしらホッとするものがある。とは云っても、アングラーの数が多過ぎるのもウザッタイものがあるので、得手勝手と云えば得手勝手なのだが・・・・。

結局、この日のカマス狙いのアングラー数は、最近では多い方に属する7名で、内2名は灯台下の湾向き、5名が外海向きだったので、磯の規模に対して丁度だと云えるだろう。

この日の漁船の出足は、これまでと違ってかなり遅くなっている。しかも、遠くに見える漁火がなかなか岸に寄って来ることはなく、更に、数も一時期程ではなくなっている。
その漁船の群れが寄って来たのは、周囲がすっかり明るくなった4:00頃のことで、やはり、シーズンの末期であることは確かなようだ。

結局、6:00頃まで粘ってみたものの、20cm程のカマスを1匹釣っただけで、今回も大カマスの力強い引きを楽しむことは出来ずに終わってしまった

所で、この日は、道具を片付けてから磯をグルーッと歩いて様子を見た。そこで、岸近くにベイトが余り見えないことに気が付いた。

フィッシュ・イーターであるカマスを狙って来ているのに、ベイトの寄りをチェックしていないと云うことは、どう云うことか・・・・。
カマスの回遊コースに当たっているので、その内回って来る筈と安心していたのか?
何とも情けない話である(汗)

 

 

2013年釣行記(42)-SL

2013年 SaltLure 釣行記

中潮 場所:TKIS 釣果:ナシ 同行者:単独

前回の結果だけで今シーズンのカマスは終わったと判断するのは、ちょっと早計過ぎる様に思うので、その確認釣行。

前回より若干遅い1:20頃、現地駐車場に到着。
丁度1台の先行車からアングラーが磯に向かって歩き出した直後で、磯道を沖に向かって移動している青白い光が見えた。いつもなら、先を越されたと思ってしまうのだが、今回は何故かしらそんな思いは全くしなかった。

直ぐに支度を整えて、彼を追い掛ける様に磯に向かうと、前方に青白い光がチラチラと見える。方向からして、小生の入りたかった磯ではなさそうなので、ホッとしたのも束の間で、小生の進行につれて次第に小生に近付いて来て、小生の乗りたかった磯の入り口付近では、小生の3m程前。これじゃ乗る磯がかぶってしまうのではと心配したが、彼はその先に進み磯の角に入って行った。

小生は、これまでと全く同じ磯で釣りをすることに。これで3回連続。

地合いが出るまでまだ随分と時間があるのは解っていたが、前回と同じ11フィートのロッドに20gのメタルジグのタックルで、取り敢えず、キャスティングを開始。

風は北寄りでかなり強め。背中側に受けることになるのだが、東風が入っているので風の強さによっては少々やり難い。ウネリは前回と同じ位だろうか、時々高く波しぶきが上がっている。先行者の彼が入った角は、こちらから見ている限りかなり波しぶきが掛かっている様で、早々に彼は場所を替えていた。

2:00を廻り3:00を廻っても、一向にアングラーの姿が見えず、やはりシーズンは終わったのだろうか? 気のせいか漁船の出足も遅い様に感じるし、なかなか釣りに集中することが出来ず、後ろが気になって仕方がなかった。
3:30頃になって、昨年この磯でカマスのルアーフィッシングのコツを教えて呉れた御仁が姿を現し、漸く気持ちが落ち着いた次第。

この頃になって、漁船の数もいつもの様に増えて来たが、ワンドを挟んだ隣りの灯台下方面に集中している。昨年は、こんなことはなかったので、今年はカマスの回遊経路が変わったのかも知れない

周囲が明るくなって期待が出来る時間帯に入り、漁船の群も徐々に小生の左側から正面に移動して来た。

次は来るか? 次は来るか?

と期待を込めてキャスティングを繰り返したが、アタリは一向にない。漁船が直前にまで近付いて来たので、やっと岸寄りに寄って来て呉れた・・・。しかし、小生のルアーには反応はない。
目の前でウロウロとしている漁船は、気のせいか、去年よりもばらけている様に思える。とすれば、去年よりもカマスの群れが小さいのかも知れない

この日のカマス・アングラーは小生を含めて4人入っていたが、結局全員にアタリはなかった様に思う。少なくとも、大カマスを釣り上げたアングラーはいなかったと思う。

SL-2013-002Rただ、前回とは違って20cm位のムツを2匹、同じく20cm前後のカマスを6匹釣ったので、完全試合を喰らった訳ではないのが慰めだが、本命が・・・・・。

大カマスを狙うのも良いが、メバル用のライト・タックルで20cm前後のカマスを専門に狙っても楽しい釣りが出来るのではないかと思った次第。

考えてみれば、釣果のあった8日は、上げ潮で潮位は130~150cmと高かったのに対して、釣果のなかった前回の16日は下げ潮で潮位は70cm前後、そして今回は下げ潮の100~70cm。
下げ潮で潮位が低かったことが、釣果のなかったことの要因の一つかも知れない。

来週の前半は上げ潮のピークがカマスの地合いが出る時間帯に当たり、少なくとも潮位が160~170cmと非常に高いので、もう一度調査(?)をしてシーズンが終わったかどうかを判断したいと思う。ただ、心配は潮位が高いので一寸した南風で釣り場が波を被ることで、南風が吹かないことを今から祈っておこう。

2013年釣行記(41)-SL

2013年 SaltLure 釣行記

大潮 場所:TKIS 釣果:ナシ 同行者:単独

先週の月曜から一週間振り。
実は木曜日の11日とその翌日の金曜日にもカマス狙いTKISに出撃したのだが、木曜日は身体を揺らす程強い風、金曜日は台風7号の余波なのだろうか、ウネリが非常に大きく立ち位置にまで波が這い上がって来る始末。
と云う訳で、行くには行ったがロッドを振ることも出来ず、結果として一週間も間が空いてしまったと云う次第。

邪魔な台風7号は台湾経由中国大陸に上陸して行きその影響もなくなった所で、連休明けの0:00頃自宅を出発。現地に到着したのは丁度1時間後。

カマスの釣りそのものは、夜明け前の3:00頃から日の出時刻を回った5:00頃までの短時間勝負なので、こんなにも早く来る必要はないのだが、釣れる場所も限られているこのTKISでは、余りゆっくりすると入る場所がなくなってしまう
そこで場所取りのために早く出て来たのだが、その甲斐があって一番乗り!!
しかし、少なくても2~3台の車が止まっているのに、1台もないと云うことは・・・・・。
素直に喜んで良いのだろうか?

前回と同じ磯に立って海の様子を見ると、先週の金曜日程ではないが、ウネリが入っていて時折波シブキが高く舞い上がっている。
風は、背後からの北風でヒンヤリとしていて快適至極。

釣れ出すまで時間はたっぷりあるので、釣ったカマスを氷締めするために海水をクーラーに汲み入れたりして、いつもより丁寧に準備を整え11フィートのロッドに20gのメタルジグを結んでキャスティングを開始したのが、1:40頃。

2:30頃、ポツリポツリと思いもしなかった雨。
本降りにならないことを祈りつゝキャスティングを繰り返していたが、期待に反してザーッと大粒の雨になって、アッと云う間にずぶ濡れ
こうなっては車に乗る訳にも行かないので、兎に角服が乾くまではやるしかない!!
すると幸いなことに、雨は直ぐに上がって空には星が見える様になったが、3:00間近になってもアングラーがやって来る気配がない。
いつもなら、アングラーが砲列を敷いている時間帯なのに、一体これはどうしたことか?
気のせいか、漁船の漁火の数も少ない様に思えてしまう。

早くも今シーズンは終わったのだろうか?

最初のアングラーの白いヘッドランプの光が近付いて来るのが目に入ったのは3:00を回った頃で、その時ホッとしたと云うのが正直な所。

日の出時刻の4:30を過ぎてこの磯でロッドを振っているアングラーは、小生を入れて4名。その内1人はエサ釣りなので、カマス狙いのルアーマンはたったの3人だけ。

5:00を回った頃、小生のキャストしたラインを横切る様に漁船が近付いて来たのに気が付き、慌ててルアーを回収しようと高速でリトリーブしていると、いきなりブルブル本日最初のアタリ
これは、足許まで寄せて来た所で無念のフックアウト
待ちに待った地合いの到来かと高速リトリーブを繰り返した所で、2度3度とアタリがあったが、何れもフックアウトで喰いが浅そう

そうこうする内にアタリがなくなって短い地合いもアッサリと終わって、睡眠不足の上にずぶ濡れになり、更にはルアーを3個奉納(内ラインの高切れ2回)してまで頑張った甲斐もなく6:00頃StopFishingとした。

帰り際に他のカマス狙いのルアーマンに状況を訊ねた所、アタリもなかった由。
漁船の出方は前回よりも若干遅くなった様な気がするが、まだまだ数も出ているので、シーズンが終わったとするには早計だろう。

それにしても他のアングラーは何処から情報を得ているのだろうか?
釣れている時にはそれこそ入る隙間もない程に押し掛けて来るのに、釣れなくなるとピタリと姿を現さなくなってしまう。

2013年釣行記(40)-SL

2013年 SaltLure 釣行記

大潮 場所:TKIS 釣果:カマス x 3 同行者:単独

先週の水曜日から南寄りの強い風が続いていて釣行出来ず、週が替わった所で漸く収まったので丁度一週間振りに出撃出来ることに・・・。

0:30頃自宅を出発。現地には2:00頃の到着を予定していたが、深夜割引の高速道路を使ったので20分も早く到着。
駐車場には先着車が2台。去年の経験から云うと、カマスの盛期には5~6台も止まっているので、まだ走りなのだろうか?

重いクーラーを肩に磯道を進んで行くと、ザワザワとした雰囲気が漂っている。
何だろうと訝しく思いながら、釣り座を構える積りの磯に立ってみると、ウネリが次から次に押し寄せて来ている。確かにここ数日続いた強い南寄りの風で波浪注意報が出されていた位なので、海は荒れていたのは知っていた。しかし、風が弱くなって1日近く経とうとしているので、収まっているものとばかり思っていたのに、これはどうしたことか?

道具を降ろして、新月で暗い海を見渡すと、辺り一面真っ白いサラシが広がっていて、シーバス狙いでは好条件だが、果たしてカマスではどうだろうか?
風は殆どないので、ウネリも収まる筈で時間の問題だが、今日の所は引き揚げて出直そうか・・・・、等々。
そんなことを考えていると、押し寄せて来た一際大きなウネリが小生の立っている磯を這い上がり足許をサーッと洗って行く。
やはり出直した方が良さそうと考えつつ諦め切れずに海を眺めていると、一つ二つと青白い光が陸伝いに近付いて来るのが目に入った。その次の瞬間には、出直そうと云う考えは何処かに飛んでしまい、そこで漸くロッドにリールをセットしラインをガイドに通し・・・・。

3:00頃になると、一段と高くなってウネリを避けられる岩にはアングラーの影が点々と見え、満員状態。
3:30頃、隣りの若者に最初の1匹。と同時に、小生の方は根掛かりで敢え無く高切れ
ライン・システムを組み直してフト顔を上げると、正面には、漁船群の漁火がズラリと並んでいる。去年、初めてこの光景を見た時、音もなく増えて行く漁火の列に不気味さを感じた記憶があるが、この漁火はカマスの群れを追い掛けているので、群れの回遊が近付いて来ている証拠。

イヨイヨ地合いの到来か?

胸を時めかしてキャスティングを繰り返したがアタリがない。
漁船群は左手側少し沖目で行ったり来たりを繰り返していて、一向に小生の釣り座近くには寄って来ない。と云うことは、カマスの群れも近寄って来ていないことの証で、アタリがないのは道理。

4:00を廻って、周囲が明るくなりかけた頃になって、少しづつ漁船が近付いて来たと思ったら、先ず隣りの若者のロッドが曲がり・・・・。
所が、小生の方には音沙汰がない。

SL-2013-001R

最大の40cm(中央)

そこでメタル・ジグを止めてミノーに替えてジャークさせるとビンゴ。ロッドにグ~ンと重さが加わって丸々と太ったカマスが掛かって来た。

3匹をこのパターンで釣り上げた所で、どうしたことかアタリが遠くなってしまった。そこで、隣りの若者を見習って今度はミノーからメタル・ジグに替えて遠投。
すると、アタリが出る様にはなったが、リーリングして寄せて来ている最中にフッと軽くなって痛恨のフック・アウトの連続。そんなことを3~4回繰り返した所で、左後方の山影から太陽が顔を出し左の頬をジリジリと照らし始めた途端、アタリがぴったりとなくなってしまった。

隣りの若者などは地合いが去ったと思われる5:00頃には、あっさりと引き揚げて行った。
一方、小生は、漁船の群れは目の前を行ったり来たりしているので、カマスはいる筈だと未練のキャスティングを繰り返したが完全に無駄な作業で、暑くなり始めた5:30頃、遂に諦めてStopFishingとした。

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