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2016年釣行記(67) – MK

2016年 Ajing SaltLure 釣行記

潮回り:中潮(↑↓)
場 所:YNGSM
釣 果:メッキ x 2、ダツ x 3
同行者:単独

定例になっている火・水の孤島釣行を強風のため中止した代わりに金・土に行く積りにして、準備も整えていた。所が、予報を見ると、土曜日の朝から傘マークが付いていて、丁度釣り終わる頃に降られる可能性が高くなっている。
降り方さえ激しいものでなければ、引き揚げる時に一時的に降られることになるだけなので、それ程気にすることもないのかも知れないが、濡れることが人一倍嫌いな小生は、その予報を見た途端、行く気がヘナヘナと萎えてしまって、行くべきか行かざるべきか散々悩んだ挙句、結局、中止・・・・。

孤島行きは諦めたが、釣りは諦めたくない。
予報では、土曜は朝から雨だが、金曜の朝は北東の風が2~3m。であれば、一昨日に行ったYNGSMメッキならば絶好の条件。
と云うことで、急遽YNGSMに出撃することにした。

5:00過ぎに自宅を出発、現地到着は日の出時刻の6:10頃。
今回は、井桁突堤サーフ導流堤を中心に狙い、石積み突堤までは足を伸ばさない予定で、ロッドは短めのSoare Xtune S610LS30をチョイス。

6:30頃、井桁突堤に乗り、D-Contactを結んでキャスティングを開始。
風は予報よりも弱い位だが、満潮間近で潮位が高い上に波っ気があるので最下段は波を被っていて、下りることが出来ない。
どうも、昨年の台風の影響で井桁突堤の北側に砂が堆積して水深が浅くなってしまい、波頭が崩れる位置が井桁突堤の直ぐ近くになったのが原因の様で、突堤にまともに当たった波がシブキを上げながらドーッと流れ込んで来て、ウッカリすると足を掬われそうになる。
そこで、流れ込んで来る水の影響が少ない突堤の北側に釣り座を決め、キャスティングをしていたが、寄せて来る波の大きさに常に気を配っていなければならず、何とも落ち着かない。

それでも、30分程、キャスティングをしていたが、どうしても釣りに集中出来ない。
時間を置いて、潮が下がるのを待ってから入り直す方が良かろうサーフを打ち導流堤をチェックすることにして、移動開始。

サーフに入り5m程移動してはキャスティング、キャスティングしては5m程移動・・・を繰り返したが、全く音沙汰がない。
そうこうする内、導流堤に着いてしまった。
導流堤では南端まで進んで、昨年良い釣りをしたことを思い出しながら、表層から底、D-Contactは勿論メタルジグまで引っ張り出して反応を探ったが、メッキは見付けられず仕舞い。

6:30頃に実釣を開始して約1時間程で、この日のボーズを覚悟した程、この日は跳ね回るボラの姿も見えず、目の前の広い海には生命感が全く感じられない。

丁度その頃から、冷たい北風が強くなって来たので、サーフを打ちながら戻り、最後に井桁突堤を再度やって、それでも駄目なら今日の所は引き引き揚げようと再度サーフに入ってキャスティング&移動・・・・。

サーフに入っても相変わらず何のコンタクトも感じられないまゝ。
井桁突堤の近くまで戻って来た所で、波の様子を見ていると、朝方と変わらず波は最下段を洗っていて、降りるのはまだ無理な様子。

戻って来るのが早過ぎた。と思っても後の祭り。
このまま引き揚げるか、もう少し粘って見るか・・・。

mk-2016-007決心が付かないまゝキャスティングをしていると、何かがルアーに触れた様な違和感が伝わって来た。

何か居る!!

一旦ルアーを回収して、同じコースを通すと、今度はガツン。
針に掛かって来たのはギリギリ20cmのメッキ

釣り始めてから何時間も経っていると思ったが、時計を見ると8:01。実際にはまだ1時間半程しか経っていないことになるが、それにしても、長~く長~く感じる時間だった。

そして、その直後、キャストしてトィッチしながらリーリングしていると、直ぐ目の前のブレイクでガツンと、立て続けに2匹目をゲット。

しかし、この日、メッキからのコンタクトは、これが最後。

サーフを打ち終わり井桁突堤に戻って粘ったが、掛かって来るのはダツばかりで、10:30頃、精根尽き果てゝStopFishingとした。

2016年釣行記(61) – SL

2016年 SaltLure 釣行記

潮回り:中潮(↓)
場 所:孤島
釣 果:タチウオ x 4
同行者:単独さん(KHNさん)

今回は、20:00過ぎまでの短時間勝負なので、アジタチウオもと二兎を追う訳には行かない。
と云う訳で、タチウオ一本勝負でいつもの孤島に出撃することにした。

15:00前、駐車場に着いて支度をしている時に、気が付いた。
自宅を出る時から、何か足りないなぁと思っていた。しかし、どれが何かは分からず、道具を車から降ろしている時になって、初めてバッカン、トング、ハサミの締め道具一式がないことに気が付いた次第。
バッカンはシューズ入れにしていたものを使えば良いし、エラはプライヤーでむしり取ればハサミはなくても何とかなる。しかし、問題はトングで、オオカミの牙の様に鋭い歯を持つタチウオを扱うのにトングがないのは、少々危険。現場で知り合いに会えれば借りることも出来るが、いない場合は・・・・。
自宅に取りに戻ることも考えたが、只でさえ時間の余裕がないので往復の時間が勿体無い。

何とかなるだろうと現場に向かった所で、ラッキーなことにKHNさんに遭遇。地獄に仏とはこのことで、直ぐにKHNさんに事情を説明して、ハサミやトングをお借り出来ることになって、一件落着。

孤島には15:00過ぎに到着。先行者は、ここで何度か会ったことのある老齢者アジンガーがベストポジションの中央に、航路側の角に餌釣り師、その他黒鯛師が4人と、前回の20人超とは比べ物にならない程空いている。

風は南西からの横風が右から左に強目に吹いており、アジングであれば気になる強さ。しかし、10~20gのジグを使うワインディングでは、それ程気になることもない。

まだ陽も高い時間は、タチウオは遠くの深場にいるとのことなので、今回はエギングで使っていたZENAQASSAUT Shore S96に20gのメタルジグで、15:30頃、キャスティングを開始。

明るい時間帯は、これまでの例に倣ってイシモチが来るかも知れないと思ったが、今回は期待外れの空振り。

17:00の日没時刻を過ぎ光量が減り、夕焼け空に富士山がシルエットになって浮かんで来て、イヨイヨ期待のゴールデン・タイムの到来。そこで、ロッドをSAMURAI BLADE改に持ち替えて、ワインディングを始めることに。
と云っても、前回タチウオを最初に掛けた時刻は、19:00を廻った頃なので、未だ寄って来てはいないだろう。探査をする積りで裏の航路側でキャストしてワインディングをして、3投、4投・・・・。

sl-2016-002そして、17:45頃、足許でいきなりガツンと大きなショックがあって、その直後にドラグをジリーと一気に引き出す強い締め込み。

バタバタと暴れながら上がって来たのは、指4本体長92cmの良型タチウオ

タチウオは群れている筈なので、2本目、3本目を期待したが、その後のコンタクトはなし。そこで、あちらこちら場所を替えながらワインディングを繰り返して、掛けたのが6本。内、取込みに失敗したのが2本、ゲットしたのが4本の釣果で、日没時刻からの3時間程の短時間でこの釣果は、満足すべき結果だろう。

今回、タチウオのみに専念した訳だが、明るい所よりも暗い所の第一投目でアタッて来ることが確率的に高く、繰り返してアタッて来ることは殆どない様に感じた。恐らく、群れが小さいので、針掛かりしたタチウオの異常な動きに直ぐに散ってしまうのが理由ではないだろうか?

2016年釣行記(45) – SL

2016年 SaltLure 釣行記

潮回り:大潮(↑↓)
場 所:孤島’
釣 果:カサゴ x 2、アジ x 3
同行者:OHTさん

昨日の8月2日は横浜の花火大会のため港周辺は交通規制が布かれ渋滞となる上、ごった返すので定例になっている週初めの釣行は中止。代わりに水曜日の3日にOHTさんと出撃することにした。
と云っても、いつも通りの夜通しの釣りは出来ず、20:00過ぎまでの短時間勝負となるので、狙いもアジではなくマゴチを主体にすることに。

実釣時間が少ない上、マゴチは明るい内から釣れるとのことなので、いつもよりずっと早い15:00過ぎに、先着していたOHTさんの出迎えを受け到着。
風は東寄りで少々強目だが、波もなく釣り日和。

早速タックルをセット。この日のロッドはSoare X-Tune S709ULT、ルアーは何年も前に買ったものの出番がなかった炎月投式7g、ラインは0.3か0.4号のPEに2.5号のリーダーの組み合わせ。

久し振りに明るい時間帯にアジング・ロッドよりかなり長いロッドを振って遠投するするのは、爽快感があってこれはこれで楽しい。

マゴチがどの様なアタリを出すのか、期待をしながら遠投。20~25カウント程で着底するのを待って、ネットで得た俄か知識を頼りに、軽くリフト&フォールを繰り返しながらリーリングを繰り返したが、それらしいコンタクトはない。
初めて狙う相手が、初手から遊んでくれる程甘いものではないことは重々承知しているが、岸壁を往復して戻って来た頃には、少々嫌気が差して、アジのことが気になり出していた。しかし、マゴチの他にタコも狙っているOHTさんは、小生が到着した時には既に1匹捕獲していたが、更に追加すべく突堤方面に遠征中なので、場所移動が出来ない。

SL-2016-001そこで、16:30頃、3gのJHにワームの組み合わせに替えて、底付近をコツコツと探っていると、いきなりググンとアタリ。
マゴチか・・・と期待をしたが、上がって来たのは残念ながらカサゴ
どーも、この釣り場は、カサゴを釣らなければ幕が開かないものと見える。

しかし、幕開けを告げるカサゴを釣ったからには、本命のマゴチも間もなく来てくれる・・・・・。

しかし、17:30を廻ってもコンタクトはない。そこで、マゴチを諦めてアジング・ポイントに移動してアジを狙うことに。

アジを狙うと云っても、今回は、JH単体のオーソドックスなアジングではなく、スプーンを使ったアジスプを試して見ようと云うもの。

アジスプは、3~4年前にMHR-KGN豆アジを2匹掛けたことがあるが、その後は全く実績がないため、それ以降はお蔵入りにしていた。今回は、アジスプであればマゴチを狙うロッドでも使えるだろうと考えて、引っ張り出したもの。
しかし、全く音沙汰がない。アジが居ないのか居ても口を使わないのか?

そこで、ロッドは7フィート以上の長尺だし、リーダーも2.5号とアジングにしては太過ぎるが、無精をして3gのJHを1.5gに替えただけのJH単体のシステムでやって見ることに・・・・。
すると、遠投して30カウント程してアクションを加えると、コツとしたアタリがある。アジスプでは何も感じられなかったので、油断していた訳ではないが、合わせてもタイミングが合わず針掛かりしない。その後もキャストする度にコンタクトが感じられる。
どうも濱アジは横の動きよりも縦の動きの方がお好みの様だ
濱アジのお好みは理解出来たが、どうしても針掛かりさせられない。イライラするが、どの様にすれば針掛かりさせられるか、頭を捻るのも釣りの面白さ。

暫くして、漸くタイミングが決まりロッドに小気味良い引きを感じながら抜き揚げると、24cm程の良型アジ
この後、2匹の同サイズを追加した所で、アタリが遠くなったので、元々の場所に引き返し、名残のマゴチ狙いに変更。しかし、マゴチの代わりにカサゴがロッドを曲げてくれたのがこの日最後のアタリで、20:15頃、StopFishingとした。

2015年釣行記(7)-KS

2015年 SaltLure 釣行記

潮回り:大潮 場所:MHR-KGN 釣果:カサゴ x 3、メバル x 6、 同行者:単独

北東の風2mの予報に、行くべきか行かざるべきか迷ったが、翌日の木曜日は降雪予報なので、兎に角行くだけ行ってみよう・・・・・

現地到着は17:20頃。
予報と違って現地は殆んど無風状態。

今回はメバルではなくてカサゴを狙うので、根掛かり対策で8’6″の長竿にライン・システムはエギングで使用していたPE0.6号、1.7号のフロロ・リーダーとMHR-KGNでの釣りにしてはかなりの重装備で岸壁に立ってみれば、予報と違って殆んど無風状態。
であれば、根掛かり対策としてもJHは軽い方が良いと、JHは2gにしてキャスティングを始めた。満潮時刻を過ぎたばかりなので、潮位が高く岸壁に平行して入っているテトラ帯の殆んどが水没しており、海が広い。

MB-2015-00530分程、キャスティングを続けたが信号がない。
釣りに来て魚とのやりとりが全くないのも寂しい物がある。時間的にはメバルの活性が高い時間帯なので、少しの間、メバルと遊ぼうとJHを1gに軽くしてみると、直ぐに答えが出て15cm程の可愛い娘ちゃんが顔を見せてくれた。

その1匹に続いてポンポンと4匹を追加することが出来たが、その後は3連続のバラシ。何れも、合わせた瞬間にはブルブルと生命体の反応を感じたが、リーリングを始めて直ぐにフッとロッドが軽くなってしまうことの繰り返し。惧らく、その頃から吹き出してきた横風となる北東の風に軽いPEラインが膨らんでしまい、アタリが手元に伝わって来るタイミングが遅れてしまったのが原因だろう
そこで、JHを2gに重くしてみたが、そうるすとアタリがない・・・・。

と云う訳で、ターゲットを本来のカソゴに変更し、強くなって来た風に合わせてJHも3gに重くして再開。

何かの本で、カサゴは回遊する魚ではないので、同じ場所で粘るよりは足で探す方が結果が伴うと読んだ記憶があったので、テトラ帯とテトラ帯の切れ目をへの字の曲がりまで探ったが、その間、一度もアタリがない。

KS-2015-00220:30も回っていたので、同じ様にテトラ帯の切れ目を探りつゝ引き返し、前々回と同じ場所付近まで来た時のこと、漸く本命の位のカサゴが来てくれた。サイズはまぁまぁの22cm位。

カサゴなのでボトム・バンピングを繰り返しているため、JHが底の岩等にコツンコツンと当たる感触がビンビンに伝わって来る。この感触が、底をきちっと取る釣りの経験が余りない小生には、魚のアタリと紛らわしく、底釣りを苦手にしている理由なのだが、この時は何か違うものを感じたのだろうと思う。軽くコツンと来た感触に反射的に反応して合わせを入れていた。

その後、同じ様なアタリでロリ・カサゴを2匹追加して、21:30頃StopFishingとした。

2014年釣行記(43)-SF・AJ

2014年 Ajing SaltLure 釣行記

潮回り:中潮 場所:MHRC-GNPK,UMB-FP 釣果:アジ x 1 同行者:単独

およそ一週間振りの更新となるが、実は9日の火曜日にも釣行はしていた。場所は横須賀のうみかぜ公園でこれまでも何度か調査したことはあるポイント。残念ながらアジの釣果は一度もなかったので、アジングのポイントとしては小生の頭からは消してしまっていた。
所が、この日は南風が5mと強く吹く予報だったので、南風に強い釣り場としてのうみかぜ公園を考え、アジが駄目でもタチウオなら可能性がある筈と狙いの比重をタチウオにおいて、敢えて行くことにした。勿論、タチウオの地合いを過ぎた夜になってからはアジをとの助平な魂胆を持っていた。
そして、結果はタチウオアジも出せず、肩を落としてスゴスゴと引き揚げたのだが、ボーズよりも更に面白くないことがあった。
面白くないことなので、こと細かく書く積りはないが・・・・。

思い出すだけでも腹が立って来るが、小生より後に入って来た地元の常連釣り師のまるで自分の釣り場であるがの如く思い違いしている様な振舞・・・・。同じ様なことは熱海の網代漁港でも経験し、以来網代に行くことはなくなったが、このうみかぜ公園も今後は行くことはないだろう。
小生が行かなくなればそれだけ地元以外から来る釣り師の数が減る訳で、そうすることは地元の常連釣り師の思う壺かも知れないが、楽しみを求めて行っても不愉快な思いを持ち帰ることになってしまうのは本末転倒だし・・・・。

と云う訳で、今回は夕間詰めにMHRC-GNPKタチウオを狙って夜になってから会場をUMB-FPに移してアジングに切り替える予定で15:00過ぎに自宅を出発。
第一会場のMHRC-GNPKには17:00頃到着。

タチウオ用の大きくて重いクーラーを肩に岸壁に来てみると、タチウオが出ている情報があるせいか平日にも拘らずほゞ等間隔でアングラーが入っている。少しでも空いている場所はないかと岸壁沿いを歩き、二つ目の駐禁の看板の少し手前に何とか割り込ませて貰ってサーベル・フィッシング(SF)を開始。

SFは今回で2度目で、ロッドはこの所出番がなかったエギング・ロッドを流用した。
しかし、アオリイカを追い掛けている頃には、平気で振っていたエギング・ロッドがズシリと重たく感じられて仕方がない。これまでアジング用の極めて軽いロッドばかりを振っていたので、殊更に重たく感じるのだろうと思うが、歳のせいかも?

時間的にはタチウオの活性が上がる夕暮れ時なので、期待を胸にキャスティングを続けたが、この日は群れの寄りが悪かったのか1度もアタリがなく、目撃出来たのは岸壁全体で1本だけ。
18:30頃には、タチウオを諦めて第二会場のUMB-FPに移動することにした。

UMB-FPでは連休前の金曜日の夜と云うこともあってか、沢山の電気浮子の赤や緑の光が等間隔に波間にユラユラと揺れていて、果たして入れる場所はあるのか・・・・
岸壁を進み、第一街灯まで来て何とか少し空いている場所を見付け、先行者に断わって釣り座としたが、この先行者はどうぞ!良いですヨ!と云いながら釣り座をずらして間隔を少し拡げてくれた。うみかぜ公園の常連とは正反対の何とも気持ちの良い対応

この先行者は、夕間詰めにタチウオを1本だが釣り上げた由で、アタリがなくなったのでアジに切り替えた所だとのこと。

早速、軽いTenryu改Pinky0.2号1gのJHでキャスティングを開始した。
早くもその第一投目でクンとしたアタリがあり、運よく合わせも決まったのだが、これは抜き揚げる際にポチャンと海に帰って行ってしまった。
良し、行ける!と思ったがその後はアタリがない。

棚を替え、ルアーのアクションを替えして、何とかアジの関心を引こうとあれこれしている内に、小生の左側に移動した先行者が、ポツリポツリとアジを拾い始めた。
見ていると、仕掛けを投入してからアタリがあるまでジーッと待っており、赤いLEDの光が海中に引き込まれて行ってから一呼吸置いて合わせると、アジが掛かって来ていると云った具合。仕掛けはウキフカセ。アタリがあるポイントも岸壁から5m程の極近場で、コマセは全く使わずエサはアオイソメとのこと。

いつもはアタリがないとアジが寄って来ていないと思っていたが、隣りでコンスタントにアジを釣り上げている以上直ぐ近くにアジが来ていることだけは確実で、これならアジングでも何とかなる筈・・・・・
しかし、ルアーには一向にアタリが出ず、先行者の好調な釣りを指を咥えて見ているだけ。

釣果の1匹は、その先行者が釣ったアジをクーラーに入れ、餌を交換するために釣り座をはずしている隙に、彼のポイントにルアーを通して掛けたもの。それ以外にはアタリらしいアタリが1度だけあったのみで、結局、口を使わせることが出来ないまゝ21:30を廻ってしまった。

意気消沈しながら帰り支度を始めた小生に向かって、有難うございましたと先行者は一足早く帰って行った。
タチウオも釣れず隣りでアジを好調に釣り上げられて、面白くない釣行であったが、気持ちの良い先行者のお蔭で、何かしらスッキリとした気分でStopFishingとすることが出来た。

さて、今こうして、釣り場での様子を思い起してこのブログを書いている訳だが、ふと気が付いたことがある・・・・。
現場でアジに口を使わせるべく色々と工夫した筈だが、JHの重さを軽くしてルアーをフワフワと漂わせる様な釣り方をしていなかったことに気が付いた。
先行者のエサは浮子に吊り下げられて海中をフワフワと漂っていた筈で、この日のアジはこの様な動きにしか反応しなかったのかも知れない。にも拘わらず、小生はその点に全く思い至らずJHは1gのまゝ変わらずズーット通していた。
果たして、これが正解かどうかは分からないが、試してみる価値は充分ある訳で、今となっては遅すぎた感はあるが、現場ではもう少し冷静になる必要があると感じた次第。

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