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2018年釣行記(57) – AJ&TC

2018年 Ajing Touching 釣行記

日 時:9月17(月)~18(火) 17:00~5:00
潮回り:小潮(↑↓)

場 所:孤島
釣 果:アジ × 2、タチウオ × 1
同行者:YGW、INUE、NGHM各氏

この歳になって誠に有難いことだが、AKTさんYGWさんのお二人から、それぞれ16日の日曜日と17日の月曜日に孤島アジングのお誘いを頂いた。小生が若くて体力が有り余っている状態であれば、16日の夜から17日にかけてはAKTさんと、そして17日の夜から18日にかけてはYGWさんとご一緒させて頂く所だが、生憎、高齢の身とあってはこれは出来ない相談で、二者択一の選択をしなければならない。

丁度、この時期は15日の土曜日から17日月曜日の敬老の日に掛けて、世間様では3連休。となると、16日はその連休のど真ん中に当たり、年に数える程しかない連休を楽しみにやって来る現役の方々で釣り場は混むだろう。小生も現役時代には連休が待ち遠しくて仕方がなかったが、これは今も昔も変わらないだろう。そう考えると、365連休の立場にあって、何時でも好きな時に出撃出来る身分の小生としては、ここは現役の皆さんに譲って楽しんで貰うべきだろう。
対して17日は連休の最終日であり、その夜まで頑張る現役組は少ないのではないだろうか。
と云う訳で、今回はYGWさんにお付き合いさせて頂くことにした。

所が、生憎なことに、天気予報では17日の夕方は傘マークが付いているので、場合によっては17日の孤島はパスすることになるかも知れない。その場合はUMKZ-Pで18日の朝間詰めにタチウオを狙おうと考えていた。
そして16日に再度予報をチェックすると、傘マークが付いている時間帯が延びて夜21:00までズラリと並んでいる、こうなっては孤島アジングは、雨が人一倍苦手な小生には無理なので、気持ちは完全にUMKZ-Pでのタチウオに向いていた。
所が、所がである。
17日の昼頃に見た予報では、傘マークが全く消えてしまっていた。
こうなるとアジタチウオも狙える孤島を外す訳には行かない。急遽YGWさん孤島アジングに参加する旨の連絡を入れて慌てて釣り支度をし直した。

孤島には、一足早く着いていたYGWさんINUEさんNGHMさんに迎えられて16:00頃、到着。
予想した通り先行者の数はそれ程多くなく、アジンガーは小生達の外に2~3名。小生はNGHMさんの隣りの航路側に入れて頂いて、航路側から小生、NGHMさんINUEさんそしてYGWさんの順。

今回持ち込んだロッドは、タチウオ用Sephia S809M/FZENAQ ASSAUT Shore S96の2本。アジング用Tenryu改8320#1Bの2本の都合4本で、小生としては多過ぎる位だがタチウオもターゲットに入れているので止むを得ない所。

予報では、風は南東からだがもっと穏やかに吹いている筈だったが、現場ではかなり強目。しかも南東とあっては、斜め右前方からの風になるので非常にやり難い。そこでジグ単は諦めて、最初からTenryu改でキャロシステムで16:30頃StartFishing
最初はシンカーを1.8gをセットして見たが、強い風にラインが吹かれて仕掛けが沈んで行かない。そこでシンカーを2.6gに替えて何とか沈められる様になったが、やり難いことには変わりがない。

そこで航路に向いてキャスティングをしていると、YGWさんが隣りに来て、20カウント位してから、サビク様に。サビいていても仕掛けは徐々に沈んで行くから、結果的にアジの泳層を通すことが出来るとのこと。いつもいつもこうして目を掛けて、助言をくれるのは有難いことで、釣りを通しての付き合いしかないためそれ以外のことについては判らないが、YGWさんの釣りに関する知識の広さや深さには只々感心するばかり。

この時も云われた通りにしてみると、意外にもかなり近い所でコン。
小生でも見逃しようもない程ハッキリと手許に感じるアタリで、この日の口開けの1匹をゲット。17:30頃のことで、曇り空で薄暗いとは云え日没時刻前のことなので、出足は良い。

程なくして、同じ様なアタリで1匹を追加出来、風は強いがこの分で行けばソコソコ釣れそうと思ったのも束の間、群れが遠のいたと見えて全体にアタリが途絶えた。

丁度、その頃、川崎方面では雨が降っている様子で、黒い雲から地表に向けて濃いグレーのレースのカーテンが垂れ下がっている。予報では傘マークがとれて一晩中曇るとなっていたが、何となく不安を掻き立てる雰囲気が漂っている。

アジのアタリがなくなった所で、サンマの切り身を餌にした浮子釣りで、雨にならないことを祈りつゝ、もう一つのターゲットを狙うことに。
その2投目のこと。
赤い電気浮子の灯りが徐々に左から右に流れて丁度45度付近に来た時、ジワリジワリと浮子が水中に沈んで行き、赤い光が滲んで見えて来た。
タチウオが来ているのは間違いない
本や動画などでは、浮子の灯りが走り出すまで待て等々、兎に角、餌を喰い込むまでジックリと待つのが肝の様だが、2度目の餌釣りとあっては、どの程度待てば良いのか全く見当が付かない。
滲んだ灯りを見ながら、頭の中では合わせのタイミングを待つ積りになっているのに、結局、手の方が動いてしまった。
この時は、ラッキーにも針を飲み込んでいたのでバラスことなく無事タチオウの捕獲に成功。しかも指4本の良型。

丁度、19:00頃のことだったが、この頃から雲行きがイヨイヨ妖しくなって来て、空には稲光の白い閃光が走り出す始末。
皆さんは、早くもレインウェアを着て雨支度を始めたが、小生は降らないことを祈りつゝ雨支度もせずタチウオを狙っていると、19:30頃になりポツイポツリと雨粒が落ちて来た。念のために持って来ていたレインウェアを慌てて引っ張り出して、着込み終わった頃には雨粒は一段と大きくなってザーッ。

建物の陰に避難して凌いだが、と云っても屋根がある訳でもないので、真上から落ちて来る雨だれは防ぎ様もない。地面には薄っすらと水が溜まり出しているので座ることも出来ず、南極のペンギンの様に立ったまゝ。

20:30頃、3人が引き揚げて行った。降りが余りにも酷く止む気配もないので、3人と一緒に勇気ある撤退を図ろうかと、正直考えた。
しかし、この雨の中、びしょ濡れになって道具を片付け車に積み込むのも、自宅に戻って濡れた道具を運び込むのも難儀この上ない。どうせここまで濡れたのなら、慌てて引き揚げても一緒。頑張って残っていれば、朝方には雨が上がっているかも知れないし、そうなれば道具を片付けるにしろ、自宅に運び入れるにしろ、遥かに楽になる

小生以外のアジンガーがどう考えたのか定かではないが、結局、6人が豪雨の中覚悟を決めて居残ることに。

雨は小降りになる気配も見せず降り続いていたが、22:00頃に予報をチェックすると24:00頃から晴れになるとの予想になっていた。
あと2時間程、我慢をすれば雨が上がる。皆、この予想に元気付けられたのは間違えのない所だと思う。

事実、24:00少し前から雲が切れ雨が上がって来た。
皆、釣り座に戻ってキャスティングを始めたが、アジからのコンタクトがない。これまでの傾向からすれば、24:00を回った頃からアタリが出だすのだが、大雨注意報が出される程の雨が降った影響なのだろうか。
それでも、豪雨の中、あるかないか判らないアタリを待つよりは、雨がないだけでも遥かに状況が良い。
所が、雨が降らなかったのは1時間程の間で、25:00頃から、またまたポツリポツリと降り出して来て、結局、明け方の4:00頃まで、降雨状態が続きバッグの中までびしょ濡れになる程。

結局、豪雨の中、年甲斐もなく頑張ったにも拘わらず、釣果は雨が降り出す前に獲ったアジが2匹とタチウオの1匹だけ。19:00以降はひたすら強い風と豪雨に耐え忍ぶ修行の時間となり、4:00過ぎには他のアジンガーとは一足早くStopFishingとして片付けに入っていた。

所で、天気予報に裏切られたことは、これまでに何度も経験して来たので、学習効果がないと云われればそれまでだが、この日ばかりは、同じ日に2度。
1度目は、昼過ぎに見たその日の夜の予報。そして、2度目は夜に見た日付が変わってからの予報。何れも、予報とは真逆の結果。
1週間も10日も前に出された予報が外れたのであれば、それは仕方がないことだと思える。しかし、今回は、ほんの半日前に出した予報が見事に外れた訳で、これには開いた口が塞がらない。こんな体たらくにも拘わらず、ピン・ポイント予報を自慢気に出していることに、気象庁は何の疑問も持たないのだろうか。

2018年釣行記(54) – AJ

2018年 Ajing 釣行記

日 時:9月2(日)~3(月) 17:30~5:00
潮回り:小潮(↑↓)

場 所:孤島
釣 果:カサゴ × 2
同行者:AKT、INUE両氏、(SK、IKD、HGE、TD、SKUC)各氏他

8月19日以来、久し振りの孤島アジング

この所、孤島の調子は今一つの感が強い。
今シーズンは、開幕当初から、腕の悪い小生でも20匹を超える良型を獲れる程の好調な状態が続いていた。が、その反動なのか、それとも季節的な要因なのか、猛暑続きで海水温が上がり過ぎたことが理由なのか素人の小生には全く定かではないが、兎に角、最近は厳しい状況が続いており、夕方から夜中までは余り出ず、日付が変わってからポツリポツリと出だす傾向が強い印象がある。
それでも、前回から2週間も間が空いているので、ひょっとすると状況が変わっているかも知れない

根拠はまるでないが、少しでも好転していることを願いながら、修理が終わって帰って来たばかりのリムジンに道具を積み込み、自宅を出発し、いつもの駐車場に到着したのは16:20頃。

一足先に釣り場に入っているAKTさんに連絡を取ると、岸壁にはHGEさんIKDさん他2名のアジンガーが入っており、更に、INUEさんTDさんも遅れて来ることになっているとのこと。
となると、駐車場で会ったSKさんも加えて、今晩の孤島は10人程のアジンガーで混み合いそう。これでは釣り座を確保するのにも難儀しそうだし、空にはどんよりとした黒い雲が広がっており、何時雨が降り出してもおかしくはなさそう。しかも、AKTさんの口から出るのは手練れの名前ばかりと来ては、益々、気後れするばかり。
もう一つ気乗りがしないまゝ、SKさんに促される様にして孤島の岸壁に到着。すると予想していた通り街灯直下のベスポジには、椅子やバケツ、クーラーがズラリと並んでいて、とても入る隙間はない。已む無く足場の細くなった所に釣り座を構えた。この場所は好んで入るベテランもいる位で、決して悪い場所ではなく、爆発することもあるのだが、釣り上げたアジの確保に失敗すると1.5m程下にまで取りに行行かねばならないのが、最大の難点。出来れば避けたいが、なければ仕方がない。

今回持ち込んだロッドは、タチウオ用のSephia S809M/F、アジング用の8326#1B8320#1Bの3本。
夫々のロッドにリールをセットしラインを通しなどして準備をしている最中に、街灯直下の中央に陣取っていたHGEさんアジを抜き揚げたのを目撃。黒い雲が空を覆っていて薄暗くなっているとは云え、日没時刻前からアジの動きがあるのが分かり、ひょっとしたら状況が好転したのかも知れないと期待してしまった。

17:00頃、8320#1B1gのJHを組み合わせてキャスティングを開始。しかし、アジからのコンタクトは感じられない。

18:00頃になり、INUEさんTDさんSKUCさん他が登場。

総勢10~12人のアジンガーが、ズラリと砲列を敷いてそれぞれアジからのコンタクト感じようとキャスティングを繰り返したが、ドラグ音を響かせる者は誰一人としていない。誰かが根掛かりでドラグを鳴らすと、一斉にその主に注目を浴びせてしまう程、皆ドラグ音に飢えてしまっている状況。

アジが寄って来ていないのか、
それとも活性が低くて口を使わないのか・・・・。

アジの活性が低いのが理由であるとすれば、これだけの人数を掛けてキャストしているので、頻繁にとは云わないまでも、誰かにアタリがあっても良い筈。アタリが極々小さくて判り難いのかも知れないが、手練れが揃っているので、微かな違和感を見逃しているとも考え難い。交通事故の様に単発的に掛けているアジンガーもいない。

等々考えると、アジが寄っていると考えられる要素は、皆消えて行き・・・。

退屈凌ぎにタチウオを狙って見ても、ベイトとなるアジがいないのにタチウオが寄って来ている筈もなく、これも空振り。

アジも駄目、タチウオも駄目となっては、時間ばかりが空しく過ぎて行き、流石の手練れ連中もなす術がなく、車座になって釣り談義で時間を潰す以外にない状態。

これまでの傾向からすれば、日付が変わってからに期待が持てるのだが、この日ばかりは、この期待も見事に裏切られる始末。であれば、朝間詰めに期待するしかないが、これも見事に不発に終わってしまい、アジを手に出来たアジンガーは半分以下。
勿論、小生もアジからのコンタクトを一度も感じられないまゝ夜明けを迎える仕舞。ただ、それどころかAKTさんアジを獲れずに四苦八苦しているのを初めて目にする貴重な経験をさせて貰ったのが、唯一の収穫。

と云う訳で、この夜は、竿頭でも4~5匹の大貧果で、孤島の状況は好転するどころか益々悪い方向に進んでいる様な印象を強く持って、肩を落として引き揚げて来た次第。

2018年釣行記(53) – TC&AJ

2018年 Ajing Touching 釣行記

日 時:8月28(火) 17:30~24:00
潮回り:中潮(↓)

場 所:UMB-FP、MHR-CH
釣 果:アジ × 2、キジハタ × 1
同行者:YGWさん

9日の自爆事故以来、興味が釣りよりも買い替える車の選定に向いていて、もう一つ釣りに出掛ける気分が盛り上がって来ず、これまで週二のペースだった釣行回数はガクンと落ちて、週一。今回もYGWさんの声掛けがなければ、おそらくPCに向かって車の情報を集めることで一日を終えていただろう。

当初、この日はDKKアジを狙う予定だったが、UMB-FP方面でタチウオが出ている情報を得たYGWさんの発案で、予定を変更してUMB-FPタチウオを狙うことに。

16:00過ぎに拙宅に到着したYGWさんの道具を代車のアクアに積み替えて出発。昨年の10月以来のUMB-FPに到着したのは、ほゞ満潮の潮止まり時刻の18:00頃。

早速、道具を手に岸壁を奥に向かい、岸壁の中央付近に広めに空いたスペースを見付けてこの日の釣り座として、StartFishing

風は追い風になる南寄りであることに加えて、長いロッドのSephia S809M/Fにアジングより遥かに重たい14gのJHなので、軽くキャストするだけでも気持ち良く飛んで行く。
時刻は日没時刻を過ぎたばかりで、昨年ここで出会ったRED君によれば、このUMB-FPでもタチウオの時合は夕間詰めの1時間程とのことなので、絶好のタイミング。しかも、タチウオ好調の情報があるだけに、直ぐにでもガツンとアタリが来るかと思ったが、これは期待外れ。もう来る頃、もう来る頃とキャスティングを続けている内に、周囲はすっかり暗くなり、背後の街灯の灯りが効き出したが、YGWさんには2度程コンタクトがあっただけで、小生には一向に音沙汰がない。

20:00少し前になり、タチウオを諦めてアジに狙いを替えて、先行者が引き揚げて行った2番街灯の直下に移動して、Tenryu改のロッドに1.8gの中通し錘を使ったライト・キャロで出直しのキャスティングを開始。

YGWさんは間もなく人影がなくなった最奥の一番街灯付近に移動して行き、小生独り居残ってキャスティングを続けていると、コンとハッキリとしたアタリがあって、この日初めて手にする獲物。

サイズは20cm程で物足りないが、YGWさんに先駆けて獲ったアジで、嬉しさもひとしお。

その後、アタリがない状態が続いた所で、根掛かりで高切れ。再度FGノットでリーダーを結束しキャロシステムを組み直すのも面倒。YGWさんの助言もあってジグ単にシステムを替えてアジングを続行して、17cm程の豆アジを追加。

21:00頃、ソロソロ回収しようとリールを巻き始めた所、何の前触れもなくジワーッと重たくなってしまった。海中を漂っていたビニール袋を掛けた様な感触に舌打ちをしながらリーリングを続けていると、グイグイと明らかに魚が着いている様子が伝わって来た。しかも、結構力強く、カサゴなら良型に間違いない。しかし、残念ながら二人共玉網を持って来ていない。幸いラインは0.25号とは云えPEなので、思い切って抜き揚げた。
すると、小生はカサゴだとばかり思っていたが、YGWさんからハタだとの指摘。そこで、ライトを照らして良くよく見ると、立派なキジハタで、小生に取っては初めて目にする魚。

このキジハタを最後にUMB-FPからMHR-CHに場所を移動。MHR-CHは足場が高いのでこれまで小生は入ることはなかったが、YGWさんは何度か良い釣りをしたとのこと。
しかし、残念ながら、ここではYGWさん豆アジを獲っただけで、24:00頃StopFishingとした。

結局、この日は本命のタチウオには会えず仕舞い。
例年ならばタチウオが出るのはもう少し季節が進んでからになる筈だが、今年は7月頃からポツポツと出ている情報があった。今シーズンは、アジも早くから良型が数釣れたが、やはりこれも温暖化の影響なのだろうか?
海の中の季節感も狂って来ている様に思えて仕方がない。

2018年釣行記(52) – AJ

2018年 Ajing 釣行記

日 時:8月19(日)~20(月) 17:30~5:00
潮回り:小潮(↑↓)

場 所:孤島
釣 果:アジ × 10、カサゴ × 7
同行者:YGWさん、AKTさん、INUEさん

前回から10日振りの釣行。記憶の限りでは、毎日が日曜日の生活になって以来、お袋が亡くなった時を除いては、10日もの間釣りを休んだことはなく、正に青天の霹靂
と云うのは、自爆事故の影響で気分的にももう一つ釣りをする気にもなれなかったことに加えて、風が強い日が続いたことも理由なのだろうが、新しく買い替える車の選定に気持ちが向いていた方が、理由としては大きかった様な・・・。
結局、前回の釣行から10日も空けての釣行と云う訳だが、19日の孤島アジングの予定そのものは、9日のDKKアジングを終えAKTさんに結果報告をした段階で、ほゞ決まっていた。

そして予定日の前日の18日に、盆休み明けのディーラー巡りをした。実はこの日は3軒のディーラーに行く予定をしていたのだが、2軒目を終えた頃から下半身が怠くなって来たので、途中で切り上げた経緯がある。
この怠さは、一晩も寝れば回復するだろうと高を括っていたのだが、19日の朝になっても、釣りが出来ない程でもないが、ズシーンと残っていた。しかし、敢えて行って、何かあれば皆に迷惑を掛けてしまうし、何があってもおかしくはない年齢なので、ここは潔く自重すべきか・・・
どうすべきか迷いながら、買い替え候補の車両の比較検討をしながら過ごして午後になった所で、怠さが少し取れて来た。しかも、週末は台風19号20号の影響で釣りに行けなくなる公算が高い。となると19日の釣行をパスすれば、この週も釣行なしとなってしまう。

と云う訳で、久し振りに休みが取れたYGWさんAKTさんINUEさん孤島アジングをすることにした。

17:00頃、先着していたYGWさんAKTさんに迎えられて孤島の岸壁に到着。岸壁には、最も航路寄りにINUEさん、その右隣りにYGWさん、そして若者アジンガー2人をおいてAKTさん、そして若者アジンガー、壮年アジンガーと主だったポイントには空きがない。そこで、久し振りに足場の細くなった所でこの夜を過ごすことにして、準備に入った。

今回は、タチウオ用にSephia S809M/F、アジング用にSoare改8320#1Bの3本建て。
東寄りの風がかなり強く吹いているので、先ずは8320#1B1.5gのJHを組み合わせて、17:30頃、キャスティングを開始。所が、強い向かい風に煽られてしまってどうしようもない。そこで、手持ちの中では最も重い3.0gに替えたが、今度はロッドが負けてしまって、どうにもならない。こんなことであれば、Soare改ではなく8326#1Bを持って来るんだったと思ったが、これは後の祭り

風を背後から受けられる裏側に移動したり、AKTさんと釣り談義をしたりして、風が少しでも弱くなるのを待ったが、全く弱くなる気配もない。
予報ではこれ程強い風が吹くとはなっていなかったので、又々予報に裏切られた格好だが、夜遅くになると弱くなる筈なので、そこに期待するしかないだろうと半ば諦めの境地。

陽が暮れて周囲が暗くなった頃、釣り座に戻って、向かい風をおしてキャスティングを始めたが、風に吹き寄せられた灰汁がラインにべっとりと貼り付いて仕方がない。その都度、指でその灰汁を取ろうとするのだが、ベタベタと気持ちが悪い。
これには堪らず、2段低くなった裏側に移動。するとあれ程強く吹き付けていた風が、ここでは嘘の様に弱く、潮も左から右にトロトロと流れて絶好の条件。これでアジが回ってくれば、云うことなし
期待に胸脹らませてキャスティングを始めたが、ロッドを曲げてくれるのは、トボケタ顔のカサゴで、それもお土産サイズには一回り足りない中途半端なものばかり。その内アジが回って来るだろうと暫く粘ったが、上げ潮なので、潮位が上がるにつれて潮に洗われるリスクも大きくなってくる。アジが回って来るなら、少々潮に濡れても構わないが、アジの気配がないのに濡れるのは願い下げだと、表側に戻ったが、相変わらずの強い向かい風。

この日の最初の獲物をゲットしたのは20:00少し前。

孤島では、日付が変わった頃から調子が出ると云うのが最近の傾向。とすれば早過ぎる口開けだが、AKTさんINUEさんが日没時刻前後に良型をモノにしていることからすれば、はやりいつも通りの遅いスタート。

この夜の孤島は、24:00を回っても調子が出ず、YGWさんAKTさん程の手練れと云えどもポツリポツリの状況。そんな状況の中では、小生がアタリを出せずに苦戦するのは当然のことで、この夜も忘れた頃に来るアタリを何とか獲るのに背一杯。

そんな中でも最も航路寄りに釣り座を構えたINUEさんは、好調にドラグ音を響かせている。小生の隣りでキャスティングをしていたAKTさんが、半ば呆れる程の好調振り。
そう云うAKTさんもペースは余り良くなくポツリポツリではあるが、着実に釣果を伸ばしており、今回も小生は置いてけぼり。

ここ2~3か月の間、YGWさんからは色々とアジングの技法をレクチャーして頂いて来た。
この夜も、苦労している小生を見かねて、わざわざ隣りに移動して来てまで、それこそ手取り足取りで、何とか小生に釣らせようと自身のアジングはそっち退け。しかし、そんなYGWさんに応えられているのだろうかと云えば、完全に裏切っているとしか云えない。

これまでも、小生は、人並み以上に楽しみ、人並みの釣果は出して来た。
しかし、YGWさんAKTさんINUEさんと孤島で出会い、いつも小生の倍の釣果を揚げている彼らを見て、小生との技量の違いを見せ付けられて、何とか同じ程度まで、それが叶わずとも、一歩でも近付きたいと思っていた。そして、そんな小生を見てYGWさんは自身が獲得した肝を出し惜しみすることなく噛んで含む様にして説明してくれた。しかし、それにも拘らず、小生にはYGWさんの説明を理解し実行出来るだけの才能が欠けていることがハッキリとした。YGWさんが何も意識することなく当たり前の様にしていることでも、小生が実行するのは極めて難しいことが良く解った。
これを世間的には所謂センスと云うのだろう。
要するに、小生にはセンスがなかったと云うことだ。

上を見ることは決して悪いことではない。上を望まなければ上達することも叶わない。しかし、自分の技量の限界を知っていることも重要で、その限界を超えた先のことを望むのは、高望みと云うべきだろう。

これからは、これまで以上にアジングを楽しむことに軸足を移すことにしようと思う。だからと云って、上達することを諦めた訳ではない。高望みをすることなく、YGWさんに教えて貰ったことを思い出しながら、自分のペースで少しづつ実現させる努力はして行こうと思う。

タチウオについてだが、YGWさんと二人で、合間合間を見てやって見たが、YGWさんがラインを切られたり、掛け損なったりしたことはあったが、小生には全く音沙汰なしの結果だった。
UMKZ-P方面ではライズまであるとの情報で、例年よりも早い出足に期待をしたが、孤島までは本格的に回って来ていない様子。とは云え、YGWさんにはアタリがあったので、タチウオ用のタックルを持ち込んでいても良いのではないかと思う次第。

2018年釣行記(51) – AJ

2018年 Ajing 釣行記

日 時:8月9(木) 18:00~23:30
潮回り:中潮(↓↑)

場 所:DKK
釣 果:アジ × 1、カサゴ × 1
同行者:単独(IKD、MR、YMK各氏)

台風12号と同じ様に台風13号の直撃は免れたが、風は南南西で5~6mとまだ強く吹く予報になっている。これだけ風が強いと孤島でのアジングはまず出来そうにもないが、DKKなら何とかなる。しかも、台風12号が去った直後には爆釣したとの情報もある。

そこで、12号の後が良ければ13号の後も良いだろうと助平心は見え見えながら、AKTさんにはアジングの勉強だと断ってDKKアジングをすることにした。

17:10頃、自宅を出発し、最近すっかり通い慣れた道路を走って、現地には17:40頃到着。

早速、道具を担いで岸壁に出た所、海は多少波立ってはいるが、風はそれ程でもなく、寧ろ蚊の猛攻を心配しなければならない位。先行者は最奥に家族連れ、その手前に地元のオッチャンの餌釣り師、その手前にルアーマンと入っているので、今回初めて岸壁の入り口でやることに。

今回のロッドは8320#1Bの1本だけ。
18:00少し前、先ず1.0gのJHでキャスティングを開始。すると暫くして、海面がピチャピチャと賑やかになって来た。ライズの主は何だろう、惧らくセイゴだろうと思いつゝ表層をリトリーブするとコン、コツンと頻繁にアタリがある。しかし、合わせるタイミングが難しく、中々針掛かりさせられないが、何とか掛けた獲物は、間違えなく10cm程のセイゴの赤ちゃん。
正体が判る前は何とか獲ろうとそれなりに熱くなるが、判ってしまうと、セイゴも好きでアタッて来ている訳ではないのに、な~んだ、セイゴか・・・。

18:00を回った頃、最奥の家族連れが引き揚げて行ったので、迷わずその後に移動。その途中で、地元のオッチャンに挨拶がてら様子を訊ねると、今日は駄目だ~とのこと。
今日はアジングの勉強だから、駄目でも良いやと自分に云い聞かせてキャスティングを続けていると、IKDさんが登場。台風12号の直後に爆釣したその張本人で、2匹目のドジョウを狙ってやって来たとのこと。それから暫くして、MRさん

最奥に小生、小生の右にIKDさんMRさんと3人並んでアジングを開始。
するとIKDさんは、1投目で良型のアジを確保。
水が澄んでいることを盛んに気にしていたIKDさんだが、杞憂に終わった様で、これを機に集中してキャスティングを繰り返したが、アタッて来るのはセイゴばかリ。

日没時刻の18:40を過ぎてすっかり陽が落ち周囲が暗くなった頃、YMKさんが登場。

陽が暮れてもアジからのコンタクトはないまゝで、時間ばかりが過ぎて行き、小生がセイゴ以外の魚をゲットしたのは、20:30頃のカサゴで、本命のアジからは全くの音沙汰なしの状態。

切れ掛かった気持ちを何とかなだめすかしてキャスティングを続けて21:20頃、やっと最初のアジを手にすることが出来たが、後続はない。
IKDさんセイゴを掛けては、悔しそうに声を出しているので、小生の腕の問題ではなく、状況が台風12号の直後とは正反対であることは確かだろう。

22:45頃、MRさんYMKさんの二人が引き揚げて行き、IKDさんと二人でキャスティングを続けたが、IKDさんがまぁまぁサイズのアジを1匹追加出来ただけで、小生は空振りばかり。

結局、23:30頃、翌日の墓参りがあるので、一足先に小生が引き揚げ、IKDさんは居残ることに・・・・・・。

そして、釣り場からの帰り道のこと・・・・・。

釣り終わったのが23:30頃なので、24:00頃だったと思う。
何時もの様に何時もの交差点を左折れしようとした時のこと、この日に限って左折れ専用レーンが工事で使えなくなっていた。こんな時はそのまゝ直進して左折すれば良いものを、何を勘違いをしたのか、工事区間が終わった所で左折れレーンに入ろうとした。
すると、突然、ガガガーッと大きな音と共に衝撃が・・・・・・。
左折に入る直前に道路状況を見て、何もないことを確認した筈なのに、何事か? 一瞬、何が起きたのか判らなかったが、縁石にぶつかったらしい。
反射的にブレーキを踏み車を止めると、車は斜め左前に傾いているので、左前輪のタイヤがパンクしたことは直ぐに判った。そこでタイヤ交換をするために、交通量の少ない場所にソロリソロリと車を移動させた。ゴリゴリ・ガリガリと厭な音がするが、タイヤがパンクしているので仕方がない。そして、安全な所で状況を確認すると、タイヤはバースト状態で、ホイールから外れかけている。これは車を移動させる際に、交差点を左折れするのに、ハンドルを切った影響もあると思うが、想像していたよりも酷い状態。

幸い、釣り用のヘッドランプがあったので、タイヤの交換は、暗い中でもそれ程苦労することなく終えることが出来た。
パンクしたタイヤを助手席の後ろに収納して、自宅に帰る積りでゆっくりと発車させた所、左前方の車輪付近からギュルギュルと厭な音が伝わって来る。慌てて車を止めて様子を確認すると、縁石にぶつかった衝撃でアライメントが狂ってしまった様で、真っ直ぐ向いているべきタイヤが、内側を向いてしまっている。自宅まで10km程なので、無理をすれば何とか辿り着くことは出来るかも知れないが、交通量の多い国道1号線を走らなければならない上、場合によっては損傷がもっと酷くなることも考えられる。

そこで、保険会社に電話を掛け、レッカーを出して貰い・・・・・・。

結局、家に帰り付いたのは2:30頃。

18歳で運転免許を取って以来50年余り。違反で切符を切られたことは何度かあるが、事故はない。生涯で初めての事故だが、その原因が他人に起因する追突事故でもなければ、貰い事故でもない、完全に自分が原因の事故。
世の中、高齢者の運転が危険視されており、小生はそんな風潮を腹立たしく思っていたが、普通では考えられない状況での今回の自爆事故。
イヨイヨ小生も焼きが回って来たか・・・・・・。
事故のショックも大きいが、それよりも自身の衰えかも知れない点の方が遥かに衝撃的。

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