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2017年釣行記(74) – AJ

2017年 Ajing 釣行記

日 時:11月17(金)
潮回り:大潮(↓↑)

場 所:FRY
釣 果:ロリメバル x 1
同行者:Dr.TJさん、ISBSさん

メッキ仲間のDr.TJさんと友人のISBSさんアジングをしたいとのご希望に応えて、お二人をお連れすることにしたが、場所を何処にするか・・。
先ず第一に、お二人には何としてもアジの引きを楽しんで貰いたい
そのためには数もサイズも期待出来る孤島付近が良いだろう。しかし、秋口の気候の良い時ならいざ知らず、師走を目前にした寒い時期に孤島で徹夜をして貰うのも、些かハードルが高いだろうし、それによってアジングに興味をなくされてしまうのも不本意。
他に、陸っパリでアジが釣れる場所は・・・?
気軽に入れて実績のある場所として候補をUMB-FPHGS-OGSMFRYに絞り、最終的には、天候によって決めることに。

前日の16日(木)に天気予報をチェックすると、東or南東の風が1~2mとなっている。この条件を3候補に当てはめてみると、UMB-FPでは右からの横風、FRYでは向かい風若しくは左からの横風、HGS-OGSMではフォローになる。と云う訳で、3候補の中ではHGS-OGSMが最も釣り易い。
しかし、HGS-OGSMは意外と人気場所なので、週末はかなり混むため3人が並んで入れる場所は、人気のない場所に限られてしまうだろう。これに比してFRYは、余り知名度が高くないので、人出もそれ程ないだろう。風が向かい風になると云っても1~2mと弱いので、向かい風を釣れとの格言に合っており、寧ろ条件としては良いかも知れない。
色々と考えた末、FRYに行って釣り難ければHGS-OGSMに転戦することにした。

現地に向かう途中、渋滞に掛かって遅刻するかと思ったが、何とか間に合って約束の15:30丁度に到着。週末とは云えまだ仕事が終わる時刻ではないので、アングラーはそれ程いない筈と読んでいたのだが、着いて見ると、思いの外駐車している車が多く、最も遠い場所にしか空きがない。

ISBSさんより一足早くDr.TJさんと並んで、釣り場の岸壁に向かったが、案の定、沢山のアングラーが一定の間隔を置いてロッドを振っており、3人が並んでは入れそうな空きがない。
そのまゝ歩を進め、第一曲がり角を過ぎた所に広く空いた所を見付けて、今晩の釣り座を確保。

今回は、ジグ・サビキ用のSoare30 XTUNE S803ULT30、ワインド用のEarly+81Mにアジング用のSoare改の3本を持ち込み、ラインを通しなど支度をしていると、遅れていたISBSさんが到着し、16:00頃、3人並んでキャスティングを開始。
風は予報通りの東寄りで向かい風だが、それ程強くないため何とか釣りは出来そうなので、先発は1gのJHをチョイス。

これまでと同じ様に、キャスト後30カウントして底付近にまで沈めた所、ジワーッとJHに重さが感じられる。
良い具合に、潮の動きがある。
これは、行けそう!!
期待を胸一杯にキャスティングを繰り返したが、音沙汰がない。アジは浮いているのかも・・・。
カウントを徐々に少なくして。中層から上層を試してみたが、これにも無反応。そこで、今度はカウントを40、50と増やしたが、ジワーッとした重さだけが伝わって来る。
隣りのDr.TJさんは根掛かりを頻発させているのに、果たして、底が取れているのか・・・・?

これまでになく色々と考え、試してみたが答は得られず、実釣開始後2時間も経たない18:00頃にも拘わらず、既に時刻は20:00、21:00になっている様に錯覚してしまう程。
周囲のエサ師がロッドを曲げている様子もなく、岸壁全体に沈滞ムードが漂っている。しかも、時折、強さを増して吹き付けて来る向かい風に、身体もすっかり冷えて来て、益々、気持ちを切らさずに続けることが難しい状況になり、小生は早くも惰性のキャスティングを繰り返しているだけになってしまった。

時刻は定かではないが21:00頃だったと思う。ISBSさんにアタリがあって、この日初のアジをゲット。サイズは小さくてもう一つだが、これに触発されて、Dr.TJさんと並んで気を入れたキャスティングを始めた所、今度はDr.TJさんに同サイズ。
やっと回って来た!!
小生も肖りたいと集中してコンタクトを待っていると、チクッと待望のアタリ。所がアタリの主は可愛いロリ・メバル。いつもなら写真を撮る所だが、やっと来たアタリが外道のメバルで、意気消沈。何もせずにそのまゝお帰り願った。
その後、ISBSさんアジを追加した所で、この日のアジングは事実上終わった様なもの。

23:00頃、ISBSさんが一足早く引き揚げて行き、Dr.TJさんと小生は居残ったものゝ、奇跡が起きることもなく、24:00頃StopFishingとした。

それにしても、日並みが悪かったと云えばそれまでだが、この日は生命感のない一晩で、潮が上げに変わっても魚の活性は上がらず仕舞い。そんな中でも、Dr.TJさんとISBSさんには、小なりと云えども、アジの釣果があったことだけは救いで、それもなければと考えると・・・。

2017年釣行記(73) – TC&AJ

2017年 Ajing Touching 釣行記

日 時:11月12(日)~13日(月)
潮回り:小潮(↓↑↓)

場 所:孤島
釣 果:アジ x 19
同行者:単独

今シーズンは、刀狩りに失敗続きで未だ捕獲出来ていないので、今回は何としてもゲットしたい。と云うことで孤島’よりは可能性が高い孤島に行くことにした。

孤島の岸壁到着は16:00少し前。
岸壁にはアジンガーは一人だけで、その他は女児を連れた一行で珍しいことに黒鯛師の姿がない。そして、小生に少し遅れて3人の若者アジンガーが加わり、少し賑やかになったものゝ、17:00を回った頃には、家族連れも引き揚げ、岸壁はアジンガーが5人だけ。
先行者のアジンガーはベスポジの中央付近でロッドを振っていたので、小生は彼の右側、さらに小生の右側に3人が釣り座を構えて、アジングをすることに。

岸壁では、1~2mと弱いと予報が出されていた東寄りの風が、かなり強目に正面から吹き付けて来ていてやり難そうだが、来てしまった以上我慢をする以外ない。

今回、持ち込んだのはEarly+81MSoare改8320#1Bの3本。その中から、最近めっきり出番がなくなってしまったSoare改を先発に選んで1gのJHを組み合わせて、16:30頃、キャスティングを開始。
最近の孤島付近は、暗くなってからよりも夕間詰めの方がアジの活性が高い様な印象があり、丁度、時間的にも日没時刻の直前なので、直ぐにでもコンタクトがあってもおかしくはない時間帯に入っている。にも拘わらず、5人の誰にもアタリがない。
ひょっとすると、アジは浮き気味かも知れないと考え、底から少し上を狙って見ると直ぐに結果が出てコツンとアタリ。
ヨシ!!
合わせも決まって、Soare改を大きく曲げて海面まで浮かせ抜き揚げようとした途端、ラインブレイクでそのまま海に帰って行ってしまった。
ラインブレイクは残念だが、アジが居ることは判ったと安心した。
しかし、続いてある筈のコンタクトはそれっ切り。

おかしい!!
変だ!!
5人揃って首を傾げていたが、その内、右隣の若者がポツリと掛け始め、やっと回って来たと期待したが後が続かない。
アジは居ても群れが小さいのか、それとも喰い気がないのか・・・・
前回、孤島’で最初のアジを掛けた18:00を過ぎても、音沙汰がない。
向かい風が強くて釣り難い上、全くアタリもないので、徹夜は止めようかと考えた程状況は良くない。

小生に最初のアジが来たのは、実釣開始後2時間以上も経った18:45頃。しかし、後続もなく、正に交通事故

20:30頃、先行者と3人の内の1人が引き揚げて行き、岸壁に残ったのは、若者二人と小生の3人だけ。

広い岸壁を自由に使える様になったので、若者達は風を避けるため裏側に移動し、小生は、岸壁の足場が狭くなった所に移動。この場所は、足場が狭いためアジの取り込みがし難いので、滅多に入ることがなかった。しかし、この夜は誰に迷惑を掛ける心配もないので、敢えて釣り座を構えて見たが、これが大正解。

キャストしてカウントを数え、チョンチョンとアクションを加えコンタクトを待っていると、何故かアタッて来る様な予感があり、その直後にチクッ。
風が強くて中々思い通りには行かず、リズム良くポンポンと釣れる訳ではないものゝ、上手く行った場合には、確実にアタリが出る様になって来た。

これに気を良くしていると、正に好事魔多し
24:00を過ぎた頃から、北寄りに向きが変わった風が、時折身体をグラリと揺らす程の強さになって吹き付けて来る様になってしまった。孤島では、北寄りの風はフォローになるので、多少、強く吹いても問題はない。しかし、ここまで強いとなると、ロッドが風に叩かれて微妙な感触が全く分からなくなってしまう。ロッドを短めの8320#1B1.3gのJHに替えても、効果はなく、6:00少し前に、若者2人より一足早くStopFishingとした。

今回のアジングでは、釣果も19匹と爆釣には程遠い結果だったが、前回の釣れちゃった感満載の結果とは違って、遥かに満足度の高い結果だった。と云うのは、アタリ・パターンを見付けられた結果、微かな違和感を積極的にものに出来たのが理由。
これが毎回実現出来れば、釣果はグンと伸びることは確実だが、生憎、小生の場合、来る度にあーでもない・こーでもないと迷ってばかり。その結果、答えを得る前に時間切れとなる場合が殆どで、今回の様なことは滅多にあることではない。しかし、この快感が忘れられずに、夢よもう一度と、ご老体をおして、又々、孤島に来てしまうことになるのだろう

もう一つの目標である刀狩りは、アジのアタリがない時や、風が強くてどうしようもない時を選んでとは云え、岸壁の端から端まで立ち位置を替えてやって見た。しかし、一度ガツンとアタリがあっただけで、今回も不発に終わってしまった。
昨年や一昨年の今頃の時期では、タチウオのライズを目撃することも何度かあったが、この夜はギラリと光る姿を一度も見ることがなかった。孤島付近の釣行が減ったので、そんな光景を目撃する機会が減ったのかも知れないが、何とか捕獲したいものだ。

2017年釣行記(71) – AJ

2017年 Ajing 釣行記

日 時:11月6日(月)~7日(火)
潮回り:中潮(↑↓↑)

場 所:孤島’
釣 果:アジ x 14、カサゴ x 7
同行者:単独

エイジ・シュート達成!!!!

お陰様で、今年も釣行回数71回を数え、年齢の数だけ釣行するエイジ・シュートを達成することが出来ました。色々とお付き合い下さった釣り仲間の方々に、この場を借りてお礼を申し上げたいと思います。
これまでの最多釣行回数は2015年の78回、次点は2016年の77回ですが、今年は2015年や2016年よりもペースが早いので、この分で行けば大台の80回を超えることになるのでは・・・・と思います。

さて、エイジ・シュートとなる71回目の釣行は・・・・・・。

台風21号22号が2週続けて週の始めに襲来して来たこともあって、中々チャンスがなくて、ほゞ一ヶ月振りに孤島方面に行くことにしたが、予報では南寄りの風が4m程吹くとのこと。であれば孤島では少々厳しいので、南風に強い孤島’に行くことに。

現地到着は、16:00少し前。釣り場の岸壁には先行者はなく、釣り座は選り取り見取りで、今回は第一出っ張りを選択。
今回も持ち込んだロッドは、ワインド用のEarly+81M、アジング用の8326#1B8320#1Bの3本。

ゆっくりと支度をして先発に8320#1B1.0gのJHを組み合わせてキャスティングを始めたのは、16:30頃。
予報と違って風は右から左の横風になる東寄りでやり難いが、周囲の迷惑を考えないで済むので、全く問題はない。それよりも気になったのが、水が非常に綺麗に澄んでいることで、海中に伸びている岸壁の壁がハッキリと見える程。所謂、澄み潮で濁り過ぎも問題だが、ここまで澄み切ってしまうと・・・。

こんな心配は的中するもので、海には生命感が全くない状況で、やたらとジャンプを繰り返すボラの姿も全然見えない。

単独釣行では、アジの活性が高い場合は独り占めが楽しめるし、今回もそんな状況を夢見て来た筈。しかし、日没時刻の16:42に近い夕間詰めの時間帯なので、何らかのコンタクトがあってもおかしくはないにも拘わらず、何の違和感もない。
澄み潮の影響でアジの活性が低くなっているのかも知れず、こんな場合は何人かで居場所を探す方が効率的。例え餌釣り師であっても誰かが釣り上げた場面を見ると、少なくともアジが居ることが判り安心感につながり、こちらも力が入ろうと云うものだが、単独釣行なのでこれはない物ねだり・・・・。
そこで、誰もいないことを幸いに、アジの居場所を探してあちらこちらをウロウロとチェックしたが、見付けられず、結局、元の場所に戻って回遊を待つことにした。

この日最初のコンタクトがあったのは、実釣開始1時間半後の18:00少し前のことで、アタリはムズとしたもの。
無事抜き揚げたのは、22cm程の本命で、何とかボーズ逃れが出来て一安心。

やっと寄って来てくれたと後続を狙ったが、その後はダンマリ。

たまに来るアタリの後、方向やレンジ、アクションも再現して2匹目を狙った積りだったが、続けてアタッて来ることもなく、悉く単発。
前回、KKCさんが云っていた無理やり口を使わせたとの言葉を思い出し、彼が云っていた様に少し大きくアクションを付けたりもしたが、効果は1度だけで後が続かず2度目は駄目。

SGMRさんFKGW女史ならば、何とか打開策を見つけ出して釣果を出している所だろうが、生憎、小生にはそんなスキルの持ち合わせはない。

それでも、何とか、ツ抜けだけは達成して、5:00頃StopFishingとして記念すべきエイジ・シュートの71回目の釣行を貧果で終えることにした。

この日は、一晩を通して、連続してアタリがあったのは1度だけ。それも3連続とまでは行かず、2連続止まり。しかも、所謂アジらしいアタリは殆どなく、キャスト後のフォール中にいつの間にか喰っていたり、ジワーッと重くなる様な居喰いだったりと、所謂釣れちゃった感満載で、もう一つ面白みに欠けるものが殆ど。

もう一つの狙いのタチウオも、アジングの合間に潮目が近付いて来るなどの変化を見付けてはチェック試して見たが、全くアタリもなく、今回も空振りに終わってしまった。

2017年釣行記(69) – AJ

2017年 Ajing 釣行記

日 時:10月31日(火)
潮回り:中潮(↓↑)

場 所:FRY
釣 果:アジ x 3、セイゴ x 1、カサゴ x 2、メバル x 1
同行者:単独

先週、初めて行ったFRYでマァマァの結果が出たので、再度出撃することにして、15:10頃、自宅を出発。現地の駐車スペースには、予定通り15:40頃に到着したが、ビッシリと車が並んでいる。その車列の横を2度程往復して、何とかスペースを見付け止めることは出来たが、平日なのにこれはどうしたことか・・・。

直ぐに買ったばかりのキャリヤーにクーラー、バッカンを積んで岸壁に向かった。このFRYHGS-OGSMUMB-FP等では釣り場まで結構な距離を歩く必要があるが、これまでは重たい道具を両手に下げてエッチラオッチラするのが常だった。所が、現場で見る常連さん達はキャリヤーでスイスイと涼しい顔で歩いておられる。ならばと、その常連さん達を見倣って、キャリヤーを導入して見たが、流石に効果は絶大。
こんなことなら、もっと早く買うんだった・・・・。

前回は、第一曲がり角の少し手前に釣り座を構えたので、今回は、近道の出口付近に釣り座を構える積りだったが、駐車スペースを見付けるのに苦労する程だったので、流石にそれは叶わず、止むを得ず第一曲がり角の15m程先に釣り座を構えた。

今回、持ち込んだロッドは、ジグ・サビキ用にSoare30 XTUNE S803ULT30にアジング用の8326#1B8320#1Bの3本。
XTUNEは前回来た時に、ジグ・サビキで沖目に着いていたアジ様をテンポ良く掛けていたのを見たので、アジ様が近くに寄って来るまでの時間帯はジグ・サビキで狙おうと云う魂胆で、敢えて持ち込んだもの。

3本のロッドにラインを通し等々釣り支度をしながら、状況を見ていると、小生よりも更に10m程先に進んだ釣り座で投げサビキをしている年寄りが、アジ様を掛けているのを目撃。連れとの会話の内容から、漸くアジ様が寄って来た様子。と云っても、アジング・ロッドで届く距離ではないので、先発にXTUNEをチョイスして、16:00頃、ジグ・サビキを開始。
生憎、小生はジグ・サビキの釣りの経験がなく、アクションの付け方も全く分からないが、アジ様が居れば、何らかのコンタクトは感じるだろう
一旦、ボトムを取ってから適当にリフト&フォールを繰り返したが、何もコンタクトは感じない。

30分程、慣れないジグ・サビキをやって見たが、アタリがないまゝ日没時刻の16:47を過ぎたので、ロッドを8326#1Bに持ち替えてアジングをスタート。風は弱い向かい風なので1.0gのJHでも良かったが、ロッドとの相性を考えて1.2gを組み合わせた。

開始して数投目のこと。足許付近には根がある様子なので、1.0gのJHに替えようかと考えていると、モゾモゾとした違和感が伝わって来て、この日のファースト・フィッシュ。
時刻は未だ明るさが少し残っている17:10頃。

写真を撮ったり絞めたりしていると第一曲がり角に陣取っていたアングラーが帰り支度を始めたのが、目に入って来た。
変化に乏しい岸壁では、曲がり角付近は一級ポイントになるので、これを見逃す手はない。
直ぐに場所移動を決行し、8320#1B1.0gのJHに替えてキャスティングを続けたが・・・・。。

その頃から、すっかり潮の動きがなくなってしまい、気が付けばいつの間にか潮位が下がっていると云った具合。魚と云えば、移動直後に来たカサゴが最後で生命感は全く感じられない。
アタリが遠い時は、小生の癖だと思うが、ジックリと狙おうとしてアクションがスローになってついついJHが沈みがちになってしまうが、この時もやはりこの癖が出ていたのだと思う。魚からのコンタクトの少なさに反比例して、根掛かりが連発。
JHが少し寄って来ると、ジワーッと重たくなる場所があって、最初の内は潮の流れかと勘違いしてアジ様が来る筈と期待していたが、それが根掛かりだったと云う訳で、何度も騙されてしまった。

アタリがないまゝ時間ばかりが過ぎて行き、18:30頃から、アジ様の溜まり場を探して、周囲の探査を始めたが、アジ様は何処に行ってしまったのか、これも空振り。あちらこちらに立っているアングラーに様子を訊ねても、アタリがないとの返事ばかり。
前回も、潮の動きがなくなった途端にアタリがなくなったので、今回も潮が動くまでは期待薄だろう。しかし、下げ潮で全く動かないこの状況からすると、期待出来るとすれば上げ潮になってから。所が、干潮時刻は2時間後の21:20。とすると、上げ潮が効き始める時間まで3時間近くも、待つ必要がある。これまでであれば、3時間も待つことなど考えられず、引き揚げに掛かっていただろうが、この日は何とかアジ様をゲットしたくて・・・・。

お湯を沸かしてコーヒーを飲んだり、遠くには居るかも知れないと淡い期待を持ってジグ・サビキをしたり、無駄を覚悟でアジングをしたりして時間を潰して、21:30頃。
潮は上げに変わった筈なのに、動きはこれまでと同じ様に感じられず、また、根掛かりも激しいのでJHを更に軽い0.8gに替えてキャスティングをしていると、時折、アタリではないけれどもこれまでとは違う感覚が伝わって来ることがあった。
そして、22:00頃、遂に待ちに待っていたチクッ。その直後には、フォールさせたJHを吸い込む様なアタリが来て、イヨイヨ地合いの到来か・・・

所が、その後は、又々ダンマリ状態に戻ってしまい、逆に根掛かりが頻発する様になってしまって、遂に気持ちも切れて23:00頃StopFishingとして、引き揚げて来た。

2017年釣行記(67) – AJ

2017年 Ajing 釣行記

日 時:10月24日(火)
潮回り:中潮(↑↓)

場 所:FRY
釣 果:アジ x 10、セイゴ x 1、カマス x 2
同行者:単独

定例釣行日の日曜日、月曜日は台風21号の影響で雨風が酷くてとても出掛ける訳には行かず、火曜日のこの日は久し振りに孤島方面に行く積りになっていた。所が、もう一つスッキリとした天候ではなさそう。孤島方面では、どうしても徹夜にならざるを得ず、雨に打たれ風に吹かれて寒い夜を過ごすのは、真夏ならいざ知らず、この季節になっては如何にも辛過ぎる。

孤島方面でなければ、何処にするか?
色々と考えていて、ふとFRYを思い出した。ここは、自宅から12km程の近さにある釣り場で、何年か前にメバルが釣れるとの情報があった際、一度だけ様子を見に行ったことがある。その時は竿も出さずに場所の確認や駐車場の状況をチェックしただけで、その後は、どう云う訳か、気が向くこともなく行くこともなかった。
しかし、徹夜が前提となる孤島方面の代わりにアジングが出来る釣り場を探していたこともあって、駄目元でFRYに行ってみることにした。

初めて竿を出す釣り場なので、改めて様子もチェックする必要がある。そこで、少し早目の15:00頃に自宅を出発。FRYの駐車場には、15:30頃到着。
車から道具を出して釣り場の岸壁に行く準備をしている所に、丁度、釣り道具を手に釣り場に向かうアングラーが通り掛かったので、そのアングラーの後を追う様にして歩き始めた。
所が、そのアングラーは右に曲がるべき所を突っ切って真っ直ぐに歩いて行くではないか。
アレッと思ったが、彼の出で立ちや向かっている方向からみても、釣り場に行くことは間違えない筈
そのまゝ後を付いて行くと、BINGO!!
そのルートは岸壁への近道で、しかもネット情報によると人気の第一曲がり角の直ぐ近くに出ることが解ってラッキー!!
図らずも小生を先導することになったそのアングラーは、近道ルートの出口付近に釣り座を構える様子。小生は、彼を横目に第一曲がり角から先に行ってみようとその角を曲がったが、その途端、思いの外強い風が正面から吹いて来ていてビックリ。この風は、ロッドを出す方向からすると真横からになるので軽いJHではどうしようもない。

そこで、即座にその方向は諦めて、少し広めに空いていた第一曲がり角の手前に釣り座を構えることにした。ここであればフォローの風になる筈だが、残念ながら、風は斜め左後ろから吹き付けて来ている。これは、曲がり角の角度が90度でなくて110度位と浅かったことがその原因で、もう少し近道ルートの出口付近に寄った所であれば、風は背後の樹木に遮られることになるので、釣りはし易くなる筈。
とは云え、始めて来る釣り場だけに、ポイントと云われている第一曲がり角付近を外したくはないと、そのまま両隣の先行者に挨拶をして釣りを始めることに。

すると、その直後。右隣りのお年寄りのロッドがグングンと曲がって、サビキには21~22cm位のアジ様が2匹付いていて、やっと来たヨとニコニコ。そして、それから間もなく、今度は左隣の若者のサビキにもアジ様が掛かっているのを目撃。
今回も場合によってはタチウオを狙おうとEarly+81Mも持ち込んだが、左右の先行者が竿下でアジ様をゲットしている現場を見てしまったからには、先ずはアジング・ファーストと8320#1B1.2gのJHでキャスティングを開始。
しかし、左後ろからの風と右に流れる潮で、アッと云う間に流されてしまって、どうしようもない。1.5g1.8gとJHを重くしても状況は変わらず、着底も覚束ない。

16:30頃、左側の若者とお祭りになることを覚悟に、ほゞ真横に近い方向にキャスト。風と潮に流されて正面にまでJHが来た時、モゾモゾとした違和感を感じたので、魚からのコンタクトとは確信のないまゝ聞き合わせを入れた所、グングンとロッドを引き込む生命体の動きがあって、海面に姿を見せたのは紛れもないアジ様
初めての場所で初めてのアジ様をゲット!と喜んだ途端、ポロリ。

結果は残念だが、アジングでも何とかなりそうなことが解って一安心。
しかし、強い風と早い潮の流れに翻弄されて、二進も三進も行かない。そんな状況でも、右隣りのお年寄りは、正に入れ喰い状態で、1本のロッドに掛かったアジ様を針から外している間に、もう1本のロッドがお辞儀をしている始末。

アジ様が近くに寄っていることは確かなので、風が強いからと云って、ここで諦める訳には行かない。
これまでは、流されたJHが右隣りのお年寄りとお祭りをしない様に、少し早目に回収していたが、ギリギリまで流すと、チクッと待望のアタリがあって、この日の最初のアジ様をゲット。
18:30頃のことで、サイズは22cmと陸っパリでは良型と云っても良いだろう。

この1匹を皮切りにポツポツとアタリが出せる様になって、20:00頃にはツ抜け達成。
しかし、下げ潮が利き始めた20:30頃になると、潮の流れがピタリとなくなり、それと共にアジ様からのコンタクトも皆無状態に陥ってしまった。
それでも、潮が動き始めればアジ様も回って来る筈と期待して、キャスティングを継続。
すると22:00頃、コンとハッキリとしたアタリ。それまで全く音沙汰のない静かな状態が続いていたので、突然のことにビックリしたが、右手が勝手に動いて反射的な合わせが決まった。すると次の瞬間には、ジーッジーッとドラグを鳴らして走る強い引き。引き具合から、てっきりシーバスだと思ったが、何度かのやり取りの後海面に姿を現したのはカマス。これは流石に抜き揚げることは出来ないので、近くのアングラーに玉網を借りて掬い獲った所、体長が40cmもある丸々と太った良型。

その後はセイゴが1匹来ただけで、音沙汰なしの状態が続いた上に立ちっ放しの釣りで疲れも溜まって来ていたので、引き揚げる準備に掛かりながら、未練のキャスティングを続けていると、又々、コンと同サイズのカマス
このカマスも玉網を借りて掬い獲って、23:30頃StopFishingとした。

FRYは近くにありながら、これまで1度も竿を出したことがなかったのは、正に食わず嫌いの結果だったことを反省。これからはもっと頻繁に通って見ようと思った次第。

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