2018年釣行記(52) – AJ

2018年 Ajing 釣行記

日 時:8月19(日)~20(月) 17:30~5:00
潮回り:小潮(↑↓)

場 所:孤島
釣 果:アジ × 10、カサゴ × 7
同行者:YGWさん、AKTさん、INUEさん

前回から10日振りの釣行。記憶の限りでは、毎日が日曜日の生活になって以来、お袋が亡くなった時を除いては、10日もの間釣りを休んだことはなく、正に青天の霹靂
と云うのは、自爆事故の影響で気分的にももう一つ釣りをする気にもなれなかったことに加えて、風が強い日が続いたことも理由なのだろうが、新しく買い替える車の選定に気持ちが向いていた方が、理由としては大きかった様な・・・。
結局、前回の釣行から10日も空けての釣行と云う訳だが、19日の孤島アジングの予定そのものは、9日のDKKアジングを終えAKTさんに結果報告をした段階で、ほゞ決まっていた。

そして予定日の前日の18日に、盆休み明けのディーラー巡りをした。実はこの日は3軒のディーラーに行く予定をしていたのだが、2軒目を終えた頃から下半身が怠くなって来たので、途中で切り上げた経緯がある。
この怠さは、一晩も寝れば回復するだろうと高を括っていたのだが、19日の朝になっても、釣りが出来ない程でもないが、ズシーンと残っていた。しかし、敢えて行って、何かあれば皆に迷惑を掛けてしまうし、何があってもおかしくはない年齢なので、ここは潔く自重すべきか・・・
どうすべきか迷いながら、買い替え候補の車両の比較検討をしながら過ごして午後になった所で、怠さが少し取れて来た。しかも、週末は台風19号20号の影響で釣りに行けなくなる公算が高い。となると19日の釣行をパスすれば、この週も釣行なしとなってしまう。

と云う訳で、久し振りに休みが取れたYGWさんAKTさんINUEさん孤島アジングをすることにした。

17:00頃、先着していたYGWさんAKTさんに迎えられて孤島の岸壁に到着。岸壁には、最も航路寄りにINUEさん、その右隣りにYGWさん、そして若者アジンガー2人をおいてAKTさん、そして若者アジンガー、壮年アジンガーと主だったポイントには空きがない。そこで、久し振りに足場の細くなった所でこの夜を過ごすことにして、準備に入った。

今回は、タチウオ用にSephia S809M/F、アジング用にSoare改8320#1Bの3本建て。
東寄りの風がかなり強く吹いているので、先ずは8320#1B1.5gのJHを組み合わせて、17:30頃、キャスティングを開始。所が、強い向かい風に煽られてしまってどうしようもない。そこで、手持ちの中では最も重い3.0gに替えたが、今度はロッドが負けてしまって、どうにもならない。こんなことであれば、Soare改ではなく8326#1Bを持って来るんだったと思ったが、これは後の祭り

風を背後から受けられる裏側に移動したり、AKTさんと釣り談義をしたりして、風が少しでも弱くなるのを待ったが、全く弱くなる気配もない。
予報ではこれ程強い風が吹くとはなっていなかったので、又々予報に裏切られた格好だが、夜遅くになると弱くなる筈なので、そこに期待するしかないだろうと半ば諦めの境地。

陽が暮れて周囲が暗くなった頃、釣り座に戻って、向かい風をおしてキャスティングを始めたが、風に吹き寄せられた灰汁がラインにべっとりと貼り付いて仕方がない。その都度、指でその灰汁を取ろうとするのだが、ベタベタと気持ちが悪い。
これには堪らず、2段低くなった裏側に移動。するとあれ程強く吹き付けていた風が、ここでは嘘の様に弱く、潮も左から右にトロトロと流れて絶好の条件。これでアジが回ってくれば、云うことなし
期待に胸脹らませてキャスティングを始めたが、ロッドを曲げてくれるのは、トボケタ顔のカサゴで、それもお土産サイズには一回り足りない中途半端なものばかり。その内アジが回って来るだろうと暫く粘ったが、上げ潮なので、潮位が上がるにつれて潮に洗われるリスクも大きくなってくる。アジが回って来るなら、少々潮に濡れても構わないが、アジの気配がないのに濡れるのは願い下げだと、表側に戻ったが、相変わらずの強い向かい風。

この日の最初の獲物をゲットしたのは20:00少し前。

孤島では、日付が変わった頃から調子が出ると云うのが最近の傾向。とすれば早過ぎる口開けだが、AKTさんINUEさんが日没時刻前後に良型をモノにしていることからすれば、はやりいつも通りの遅いスタート。

この夜の孤島は、24:00を回っても調子が出ず、YGWさんAKTさん程の手練れと云えどもポツリポツリの状況。そんな状況の中では、小生がアタリを出せずに苦戦するのは当然のことで、この夜も忘れた頃に来るアタリを何とか獲るのに背一杯。

そんな中でも最も航路寄りに釣り座を構えたINUEさんは、好調にドラグ音を響かせている。小生の隣りでキャスティングをしていたAKTさんが、半ば呆れる程の好調振り。
そう云うAKTさんもペースは余り良くなくポツリポツリではあるが、着実に釣果を伸ばしており、今回も小生は置いてけぼり。

ここ2~3か月の間、YGWさんからは色々とアジングの技法をレクチャーして頂いて来た。
この夜も、苦労している小生を見かねて、わざわざ隣りに移動して来てまで、それこそ手取り足取りで、何とか小生に釣らせようと自身のアジングはそっち退け。しかし、そんなYGWさんに応えられているのだろうかと云えば、完全に裏切っているとしか云えない。

これまでも、小生は、人並み以上に楽しみ、人並みの釣果は出して来た。
しかし、YGWさんAKTさんINUEさんと孤島で出会い、いつも小生の倍の釣果を揚げている彼らを見て、小生との技量の違いを見せ付けられて、何とか同じ程度まで、それが叶わずとも、一歩でも近付きたいと思っていた。そして、そんな小生を見てYGWさんは自身が獲得した肝を出し惜しみすることなく噛んで含む様にして説明してくれた。しかし、それにも拘らず、小生にはYGWさんの説明を理解し実行出来るだけの才能が欠けていることがハッキリとした。YGWさんが何も意識することなく当たり前の様にしていることでも、小生が実行するのは極めて難しいことが良く解った。
これを世間的には所謂センスと云うのだろう。
要するに、小生にはセンスがなかったと云うことだ。

上を見ることは決して悪いことではない。上を望まなければ上達することも叶わない。しかし、自分の技量の限界を知っていることも重要で、その限界を超えた先のことを望むのは、高望みと云うべきだろう。

これからは、これまで以上にアジングを楽しむことに軸足を移すことにしようと思う。だからと云って、上達することを諦めた訳ではない。高望みをすることなく、YGWさんに教えて貰ったことを思い出しながら、自分のペースで少しづつ実現させる努力はして行こうと思う。

タチウオについてだが、YGWさんと二人で、合間合間を見てやって見たが、YGWさんがラインを切られたり、掛け損なったりしたことはあったが、小生には全く音沙汰なしの結果だった。
UMKZ-P方面ではライズまであるとの情報で、例年よりも早い出足に期待をしたが、孤島までは本格的に回って来ていない様子。とは云え、YGWさんにはアタリがあったので、タチウオ用のタックルを持ち込んでいても良いのではないかと思う次第。

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