2025年釣行記(36) – MB

2025年 Mebaring 釣行記

日 時:06月16日(月) 19:00~22:30
潮回り:中潮
(↑↓) 130→157→150cm
場 所:MHR-KGN
海水温 : n.a.
釣 果:メバル x 15、カサゴ x 4、トビウオ x 1
同行者:単独、(ISBSさん)

先週、梅雨入りをしたと思ったらもう中休み。雨の中の釣りを最も苦手にしている小生にとっては有り難いが、いきなりの30°超えは身体に堪える。とは云え、それは昼間のことで夜になれば若干でも気温は下がる筈。であれば暑さに慣れていない身体であってもそれ程負担にはならないだろう。しかも風はフォローになる南風が3m/sと弱く、潮回りは21:14が満潮となる中潮で、潮位は120cm以上と高い時間帯での釣りになるので、MHR-KGNでの梅雨メバル狙いには云うことなし。
と云う訳で、願ってもない条件に胸踊らせて自宅を出た。

現地到着は18:50頃。
早速、岸壁に出てみると予想外に風が強く吹いている。背後からの風なので釣りには大きな影響はなく、寧ろ蒸し暑さが和らぐため、これ以上強くなったり向きが変わることのない様に願ってメバリングを始めることにした。

今回使用するロッドはSoare30 XTUNE S803ULT30
磯メバル用に持っていたこのロッドは、最近は磯に乗ることもすっかりなくなったため出番がなくなっていたものだが、YTさんから型の良いメバルが多かったとの情報があったので、久し振りに引っ張り出して来たもの。今シーズンは、MHR-KGNでの良型メバル狙いではエギング・ロッドのSephia S806ML-S飛ばし浮きを使ったワーミング・システムで臨んでいたが、今回はジグ単で狙いたかったので、1.0~10.0gのルアーが扱えるSoare30を選択したと云うのがその理由。

MHR-KGNでのメバリングでは0.3~0.8gのJHを使うことが常だったので、出来ればSoare30でも0.8gのJHが使えればと考えて、先ずは飛距離を確認するために、19:00頃、7番スポット付近からキャスティングを開始した。
しかし、どんなに目を凝らしても着水点が見えない。ハンドルの巻数で飛距離の目安を付けようとしたが、巻数が多かったり少なかったりで安定しない。そこで1.0gのJHに替えて試してみたが、これももう一つ。と云う訳で、最終的に手持ちの中では最も重たい1.2gのJHにしてみた。
潮位が高いためテトラ帯の殆どが海中に没していてその位置が判らないので、JHを重くすれば重くする程テトラ帯の餌食になる惧れが強くなる。しかし、1.2gのJHを常用しているYTさんはそれ程頻繁に根掛りさせている様には見えない。そこで駄目で元々と敢えて1.2gのJHにしてみたのだが、思いの外根掛かることがない。

周囲の暗さが徐々に増して来たが、可愛娘ちゃんからのラブ・コールがないので、1投毎に2歩3歩進んで足早に立ち位置を替えて居場所を探していると、12番スポット付近でモワーとした違和感が伝わって来た。
アレーッ、もう来たの~?
半信半疑で合わせを入れて抜き上げて見ると、細長く白い魚体がバタバタと暴れている。何だ、ボラか・・・・?と思いつゝよくよく見るとその正体は大きな胸鰭を広げている30cm程のトビウオでビックリ。

外道でこの日の幕開けは出来たが、本命からの反応はサッパリ返って来ない。
そこで、YTさんからは59番スポット付近が良かったとの情報に従ってへの字カーブの手前の探索は軽く済ませて、57番スポット付近から先をジックリとチェックすることにした。

そして、20:1058番スポット付近で待望の可愛娘ちゃんをゲット。しかし、サイズは15cm程しかなくSoare30には似合わないロリ・メバルでガッカリ。
それでも漸く魚が動き出した。この1匹を皮切りに・・・・・と期待を込めてキャストすると、直後の20:11に同じポイントで18cmクラスの2匹目をゲット。
18cmでもYTさん情報よりは小さいが、引きもソコソコ楽しめる。この調子で行けばと思ったが少し間を置いた20:193匹目。しかし、又もや15cm程のロリ・メバル
58番スポット付近では、この3匹を獲った所で反応も消えてしまったので、蟹の横這い釣法可愛娘ちゃんの居場所を探して63番スポット付近に移動し、20:314匹目を確保。しかし、サイズは17cm程で良型狙いで来ただけに、もう一つ納得感に乏しくしかも単発で後が続かない。
この日の5匹目を獲ったのは少し先の68番スポット付近、20:39のことでサイズは21cm程。そして20:436匹目となる20cmクラスを追加。メバルも20cmを堺にして引きの強さが全く違い、Soare30にして正解だったとほくそ笑んだが20:4869番スポット付近で来たのは、またもや17cm。
17cmと云えば、MHR-KGNでのアベレージなので文句は云えないし、自然を相手にしているだけに遊んでくれるだけ良しとしなければならないのは重々承知してはいるが・・・。

69番スポット付近での反応がなくなったので、更に先に進んで74番スポット付近をチェックすることにした。この付近は、前回、Dr.TJさんISBSさんが楽しいメバリングをしたと云っていたポイントなので、期待をしたのだが反応は間遠く掛かって来るのは17cmクラスばかり。

21:00頃、丁度、74番スポット付近で8匹目メバルを取り込んでいる所に、ISBSさんが登場。暫くの間、二人並んで付近の探索をしたが、反応が鈍い。そこで、さらにジックリと75~7番スポット付近をチェックすると云うISBSさんと別れて小生は折り返しに入った。

復路に入ってからは、連続して反応がある訳ではないが、ポイントを替える度に1匹拾うメバリング。サイズも大きかったり小さかったりだが、21:32~22:11の約40分間で10匹の釣果はまぁまぁだろう。

結局、この日はYTさん情報と違って爆釣とまでは云えないが、それでもダブル・ツ抜けの結果で、22:30頃、StopFishingとした。

この日、初めて釣ったトビウオだが・・・・。
ISBSさんによると地元のアングラーの中には、この時期になるとライトで海面を照らしてトビウオを誘き寄せて網で掬っている輩も見掛けることがあるらしい。どうやら産卵のために寄って来ているらしく、ISBSさんが海面をヘッドライトで照らしてみると、足元にはゆらゆらと泳いでいるトビウオの姿が見えた。
塩焼きにすれば美味い魚だが、この日は釣果のお持ち帰りの予定はなかったので、海にお帰り願ったが、それにしても珍しい魚が釣れたものだ。

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20:10 1匹目 15cm 58番 21:32 11匹目 17cm 68番
20:11 2 18 21:38 12 17 67
20:19 3 15 58.5 21:41 13 22 66
20:31 4 17 63 21:46 14 21 65
20:39 5 21 68 21:49 15 17 64
20:43 6 20 21:53 16 15 63
20:48 7 17 69 22:02 17 22 60
20:58 8 17 74 22:04 18 16
21:09 9 17 75 22:10 19 15 59
21:10 10 17 22:11 20 20

2025年釣行記(35) – MB

2025年 Mebaring 釣行記

日 時:06月12日(木) 19:15~22:45
潮回り:大潮
(↓) 167→120cm
場 所:MHR-KGN
海水温 : n.a.
釣 果:メバル x 15、カサゴ x 5
同行者:Dr.TJさん、(ISBSさん)

いよいよ関東地方も梅雨に入り雨模様の毎日のため、今週の前半は釣行出来ず仕舞い。水曜日になってやっと雨の心配がない予報が出たので、喜び勇んで可愛娘ちゃんに会いに行くことにした。

18:15頃、先着していたDr.TJさんに迎えられて、現地に到着。
早速、SoareXR改々を手にDr.TJさんと連れ立って岸壁に出てみると、丁度大潮の満潮時刻に当たっているため、潮位は最高の167cmもあってテトラ帯は全然見えず、波の谷間で何とかその所在が判る位。予報では2~3m/sある筈の南東の風もそれ程強くもなく、Tシャツにウィンド・ブレイカーを羽織っているだけにも拘らず、蒸し暑い。

この時期の日没時刻は、18:56なので、周囲は未だまだ明るく、本格的にメバリングを開始するには少々早過ぎる。そこで、0.8gのJHを使ったジグ単での飛距離を確信することにした。
そして、7番スポット付近に立って、第一投。
前回、このロッドでキャストした際に、ティップがブルブルと揺れる現象があったので少々心配だったが、この症状も出ずラインはスムーズに放出されている。しかし、着水点はテトラ帯の手前で、思った程距離が出ていない。そこで、前回のYTさんに倣って1.2gのJHに替えてみた。そして、キャスト。すると見事に海中に没しているテトラ帯に摑まってJHをロスト。1.2gのJHでは、潮位が下がってテトラ帯の位置が判るまでは根掛かりリスクが高い。隣りでロリ・カサゴを掛けたDr.TJさんに確認をすると、0.9gのJHを使っているとのこと。そこで、1.0gのJHに変更したが、飛距離はソコソコ出ておりタイミングが合えばやはりテトラ帯に届いてしまう。
このまゝSoareXR改々で続けようとも考えたが、もう一つピンと来ない。そこで、予備に持って来ていたTenryu改にロッドを替えることにした。

19:15頃、Tenryu改0.8gのJHジグ単で、7番スポット付近に戻って来て改めてキャスティングを開始。
日没時刻を過ぎ周囲の光量は徐々に減って来ているので見難いが、目を凝らして着水点を確認するとテトラ帯の手前まで届いている様子だったので、テトラ帯と岸壁の間にもメバルは入って来ているとのISBSさん情報を頼りに、この日はこのロッドで通すことにした。

この日最初の獲物は、モソとした違和感でロッドを曲げてくれた大きなフグ。のっけから外道とは先行きが不安になるが、これも自然が相手のこと故贅沢は云えない。そして、フグに続いて来たのは、カサゴ
しかし、肝心の円らな瞳の可愛娘ちゃんからの反応は皆無。
カサゴを調子良く掛けていたDr.TJさんにも反応はなくなったとのこと。

この日最初にロッドを曲げてくれた本命の可愛娘ちゃんは、15cm程の幼い顔付きをしたロリ。ポイントは21番スポット付近で、時刻は19:45のことだった。
実釣開始30分後のことなので、良い出足とは云えないがそれ程悪かった訳ではない。しかし、現場ではこの30分が極めて長く感じられてロリとは云え本命の可愛娘ちゃんの顔を拝めてヤレヤレと云った所。

兎にも角にも、メバルが動き出したと後続を期待したが、反応はこれっきり。少しづつ立ち位置を替えて可愛娘ちゃんの居場所を探ったが、何処に行ったやらサッパリ見当が付かない。
そこで、20番代のスポットを諦めて30番代に的を絞ろうと考え、プチ移動することにした。

そして30番スポット付近から居場所探索を開始して、35番スポット付近に来て漸くこの日の2匹目をゲット。時刻は20:05のことだったが、この獲物も15cmのロリ。こんなロリ・メバルばかりが続くとシーズンも終わりに近付いている様に思ってしまうが、時期的には梅雨メバルの真っ最中。
こんな筈では・・・と思いつゝキャスティングを続け、3匹目20:13にゲット。ポイントは37番スポット付近で、サイズは一回り大きな17cm。そして、同じポイントで4匹目となる20cmをゲット。時刻はく20:19
漸く梅雨メバルらしくなって来たと期待をしたが、それきり反応はなくなってしまった。

そこで、又々、少しづつ立ち位置を替えながら探って40番スポット付近に到達し、キャスティングを繰り返していると隣りの42番スポット付近からビュッ・ビュッとキャストする際に鳴るロッドの風切り音が聞こえて来る。姿は全く見えないが、同好の士が居るんだなぁと思いつゝ近付いてみると、その音の主はDr.TJさん
Dr.TJさん潮位が高い内に凸部方面をチェックして来ると云って、19:30頃(?)、独り先にワープして行ったのでこんな所で引っ掛かって居るとは思いもしていなかったのでビックリ。小生が追い付くと同時にDr.TJさん凸部方面に向かって行ったので、入れ替わって42番スポット付近でキャスティングを繰り返して、20:345匹目をゲット。サイズは20cm。
この後の10分程の短い時間がこの日のハイライトで、
20:345匹目に続いて
20:37 6匹目 22cm
20:41 7匹目 25cm
をゲット。特に7匹目の25cmは抜き上げるのも大変で、危なく失敗する所だった。

7匹目を獲ってから間もなくISBSさんが登場して来て、直ぐにDr.TJさんを追い掛けて凸部方面に去って行き、小生は残ってキャスティングを続けた。
しかし、直前の10分間が嘘だった様に反応がピタリとなくなってしまった。

そこで、先に進みつゝ可愛娘ちゃんを探したが、反応は正に単発。
結局、50番スポット付近まで足を伸ばして折り返しに入ったが、復路でもポツリポツリと忘れた頃に返って来る反応を何とか拾うだけ。岸壁の際を通すと比較的反応は多くなるが、釣れて来るのはロリ・メバルばかりで、中々思ったメバリングが出来ない。

それでもキャスティングを続けていて、ふと気が付くと時計の針は22:00を回っていて、エッ、もうこんな時間・・・!!
最近は日没時刻が19:00頃なので、22:00と云っても釣りをしている時間は3時間程しかないため、体力的にはまだ若干余裕がある。とは云え、年齢を考えれば無理は禁物。
しかし、凸部方面に転進して行ったDr.TJさんISBSさんは戻って来る気配がない。そこで、二人を置いて一足早く引き揚げる前提で戻りながら目ぼしいポイントを探って、22:2614匹目22:2815匹目を拾い、入り口の7番スポット付近で可愛娘ちゃんが居ないことを確かめて、22:45頃、StopFishnigとした。

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1匹目 19:45 21番 15cm 11匹目 21:46 47番 15cm
2 20:05 35 15 12 21:51 45 15
3 20:13 37 17 13 22:05 42 13
4 20:19 37 20 14 22:26 33 20
5 20:34 42.5 20 15 22:28 32 13
6 20:37 43 22
7 20:41 43 25
8 21:13 48 13
9 21:20 49 17
10 21:44 48 17

2025年釣行記(34) – MB

2025年 Mebaring 釣行記

日 時:06月05日(木) 18:50~21:30
潮回り:長潮
(↑) 90→115cm
場 所:MHR-KGN
海水温 : n.a.
釣 果:メバル x 3
同行者:YTさん、(ISBSさん)

前回のMHR-KGNでのメバリングツ抜けを達成したものゝ、もう一つ納得感に乏しいものだったので、潮位が余り高くはない時間帯の釣りになるが、連続して行くことにした。

18:40頃、到着。
先着していたYTさんは既に準備を終えていたので、急いで準備を整えて二人並んで岸壁に降り立った。
この日の潮回りは18:29に干潮となる長潮で、潮位は潮汐表によると僅か90cm程。最近は潮位の高い時ばかりを狙って来ていたので、テトラ帯が点々と帯をなしている光景は何処か新鮮に見える。
風は予報通り背後からの南風だが、それ程強く吹いておらず、寧ろ心地良く感じる位で、湾奥のKMI’sとは違って水も透き通っていて雰囲気は抜群に良い。

今回のタックルは、SoareXR改々0.8gのJHを組み合わせたジグ単
これは繁茂していた海藻が消えてなくなっていたので、海藻に巻かれる心配もなくなったこと、また、可愛娘ちゃん達はテトラ帯と岸壁の間に居るとのISBS情報だったので、従来のタックルに戻したもの。

18:50頃、15番スポット付近からこの日のメバリングを開始。
日没時刻を過ぎたばかりのまだまだ明るい時間帯のため、先ずは0.8gのJHの飛距離を確認。と云っても小生には着水点が見えないので、隣りのYTさんに見て貰った所、テトラ帯までは届いているとのこと。出来ればもう少し距離が欲しいが、取り敢えずこのまま続けることにした。

そして、キャスティングを何度か続けている内に、ロッドを振り切った際にブルブルとした嫌な感触が伝わって来る様になって来た。アレッ、どうしたと思いつゝ何度かキャストしてみたが症状は治まらない。これまでに経験したことがなかったが、ひょっとしたらガイドが壊れたのかも知れないと思いつゝ、ガイドをチェックしラインの通り具合を確認したが、特に問題はない。あるいは、ラインとリーダーの結束部分がガイドに干渉しているのかと、リーダーを短くして結束部分がガイドを通らない様にもしたが、ブルブルは止まらない。
この日は予備のロッドも持って来ていないので、困ったことになったと思ったがどうしようもない。そこで、試しにプラグをキャストしてみることにした。プラグであればジグ単よりも重さがあるので、ひょっとしたら・・・と藁にも縋るき持ちだったが、キャストしてみるとアラ、不思議!! ブルブルもなくスルスルとラインが抜けて行く。
さっきのブルブルは何だったんだろうとは思ったが、ここでジグ単に戻して同じ症状が出るのも嫌だったので、そのまゝプラグで通すことにした。

プラグにしたことによりキャスト時のトラブルはなくなったが、反応が感じられない。日没時刻を過ぎて周囲の暗さが増して来て、直ぐに反応が返って来ても良い雰囲気になって来たが、ウンともスンとも応えがない。ジグ単メバリングをしている隣りのYTさんはロリ・サイズながらも本命を抜き上げているので、可愛娘ちゃんは居るのは確かだが、どうやらプラグには関心がないと見える。とは云え、軽いジグ単に戻すのは不安がある。

1時間近くの間、我慢をしてプラグをキャストし続けたが、チクリとも反応がない。一度でも反応が返って来れば、気持ちの持ち様も変わって来るのだが、これでは仕方がない。
我慢が出来ずとうとうジグ単に替えることにした。
そして、キャストしてみると、アレ~ッ!!何も問題がない。
狐につままれた気分だったが、ここで原因を究明するよりは可愛娘ちゃんの顔を見る方が先決だとキャスティングを続けた。

にも拘らず、何も反応は返って来ない。
途中でYTさんに様子を訊ねると釣れてるよ!との返事。ここまでの間で、小生には一度も反応が感じられず、些か焦る気持ちはあったが、努めて平静な気持ちを保ってキャスティングを繰り返した。

そして 実釣を開始して1時間以上も経過した20:08に、この日初めて感じる反応が返って来て、漸く、口開けのメバルをゲット。しかし、サイズは最近殆んど目にすることのなかった15cm位のロリで、これにはビックリ。
ロリでもメバルはメバルだが、これでは余りにも手応えがない。お父さんかお母さんを呼んで来る様にと優しく云い聞かせて海に帰って貰った。

兎にも角にも、これでボーズ逃れが出来たと一安心して、次の獲物を狙ったが、又々、音無しの時間に突入。海藻がなくなって極々小さな違和感であっても感じ取れる状況になっているにも拘らず、何も変化がない。
そこで、先に進んで行ったYTさんを追い掛けて行き、59番スポット付近で合流。すると小生の到着に合わせる様にしてロッド曲げて沖に居るよ!!とニコニコ。
そこで、沖目を狙うために1.0gの錘0.5gのJHを組み合わせたスプリット・ショットに替えてキャストすると、見事に的中し、20:45に20cmの可愛娘ちゃんをものにすることが出来た。
所が、その後はこのスプリット・ショットで沖目を狙っても、梨の礫しか返って来ない。蟹の横這い釣法可愛娘ちゃんを探し回ったが、小生には見付け出すことが出来ず、結局、かつてはお気に入りポイントだった71番スポット付近まで足を伸ばして折り返しに入った。

その頃には、余りにも反応がないことに嫌気も差していたが、ここで切り上げる訳にも行かず惰性のキャスティングを繰り返して、21:17にこの日3匹目をゲット。
しかし、サイズは15cm内外のロリ。時間が掛かっても良型が穫れるならまだ我慢も出来るが、これでは労多くして効少し。今風に云うならタイパが極めて悪くガックリすると同時に気持ちも切れて、21:30頃には事実上のStopFishingとし、その後はYTさんの釣りを見学する側に回った。

所で、YTさんによれば、この日はただ巻きが良くて、動かすのは良くなかったとのこと。
しかし、小生はただ巻きの釣りが極めて苦手で、ただ巻きをしていても気が付くといつの間にかロッドを持つ手が軽く動いて小さくリフト&フォールを繰り返していつのが常。
この日も老いの一徹と云うか馬鹿の一つ覚えで小さなリフト&フォールばかりを繰り返していて、ただ巻きをすることなど露程にも考えていなかった。湘南の達人と異名を取るYTさんとの腕の差は大きいので、ただ巻きをしたからと云ってこの日のYTさん程の釣果が出せるとは云えないが、少なくとも3匹と云う貧果では終わらなかったかも知れない。

次回は、ただ巻きをテーマにしてMHR-KGNメバリングに挑んでみようと思う。

2025年釣行記(33) – MB

2025年 Mebaring 釣行記

日 時:06月02日(月) 19:00~23:00
潮回り:小潮
(↑↓) 95→141→135cm
場 所:MHR-KGN
海水温 : n.a.
釣 果:メバル x 10、カサゴ x 5
同行者:YTさん、(ISBSさん)

南風が3m/sで雨の心配もないと云うことなしの条件なので、アジングでもメバリングでも問題なく楽しめそう。となると、かえってどちらにするか大いに迷う所。
今週は潮位が余り高くない潮回りの週なのでMHR-KGNでのメバリングには少々厳しいため、KMI’sでのアジングの方が良いが、仲間からの情報によると最近は絶不調とのこと。
と云う訳で、雨のため1時間足らずの実釣時間で切り上げなければならなかった先週の木曜日の続きをしようと、海藻の繁茂状況を確認することを兼ねてMHR-KGNに行くことにした。

現地には18:35頃、到着。
既に到着して準備の真っ最中だったYTさんに挨拶をして、急いで準備を整えて二人揃って岸壁に出た。
岸壁に立ってみると、車を停めている所では少し吹いていた風は殆んど吹いておらず、海は穏やかで一見した所海藻も心配した程漂っていない様子でメバリングには申し分ない。問題は可愛娘ちゃん達のご機嫌だが、最近の好調振りを考えると、この点も心配することはなく、今夜は楽しめそう!!

今回使用するロッドはBlueCurrentⅢ 82/B
前回は上手くキャスティングが出来ず、その原因が特定出来ないまゝ予備のSephia S806ML-Sを引っ張り出してメバリングを続け、帰宅後にタックルをジックリと点検してみた。しかし、何処にも不具合が見付からない。
自身のキャスティング技量が低いことを棚に上げて云うのも何だが、BlueCurrentⅢ 82/BのロッドとDAIWASilverWolf SV TW PE SPECIAL月下美人AIR TW PE SPECIALのリールとの組み合わせでは問題が出た記憶はないので、AbuGarciaRevo ALC-BF7との相性が悪いのかも知れない。

と云う訳で、念の為にラインを巻き直して再度Revo ALC-BF7を組み合わせて使うことにした。
そして、飛ばし浮きを使ったワーミング・システムを組んで、軽く肩慣らしのキャスティングをしてみた。すると、前回と全く同じ症状で途中でヘナヘナと落ちてしまう。YTさんからはリールに巻いているラインが喰い込んでいるのではないかとの指摘があったが、注意をして巻き直して来ているので、それはない。しかし、実際問題として全く飛距離が出ていない。
ここで前回の様にスピニング・タックルに替えることも頭を過ったが、それでは進歩がない。何とか使いこなそうと色々と試すことにした。その結果、何とか飛距離が出せるキャスト方法を見付けた。つまり、キャストしようと振り被った際、一拍おいて力を全く入れずにフォワード・キャストに移れば、ラインがスムーズに出て行くことが分かった。このキャスト方法ではロッドの曲がりが殆んど使えないので、飛距離はそれ程出せる訳ではない。それでも、飛ばし浮きを使っているためこのMHR-KGNでのメバリングには充分の距離が出ているので、これで通すことにした。

と、釣りをする以前の問題で時間を喰ってしまい、落ち着いて可愛娘ちゃんからの反応を待てる様になったのは、19:00頃。とは云え、この頃には10投に2投位の割合でヘナヘナ状態が発生していたので、やはりキャスティングにはいつも以上に気を使わざるを得なかった。
そんなことがあったためか、前回雨の中良かった9~10番スポット付近でも反応が感じられず、心配していた海藻も、何処に行ったのか全く邪魔をして来ることもない。

丁度その頃登場して来たISBSさんは足早にへの字カーブを越えてその先に足早に消えて行ってしまった。
小生も追い掛ける様にしてへの字カーブ付近に移動。この付近は小生の好きなポイントだったが、生憎の海藻の絨毯のため敬遠していた。しかし、海藻が消えてしまっているので久し振りに竿を出してみることにした。だが、ウンともスンとも反応がない。海藻と共に肝心要の可愛娘ちゃんも何処かに行ってしまったと見える。

それでも、時間が経てば活性が上がって来るだろうと夢を追い掛けていると、43番スポット付近で、モソ。
やっと来た・・・!!と寄せに入ったが、引きにもう一つ力強さが感じられず、アッサリと揚がって来た獲物は15cm位のロリ・メバル。時刻は19:35のことだったが、今シーズンのMHR-KGNでは20cm以上が殆どだったので殊更に小さく感じてしまい、嬉しさは半分と云った所。

とは云え、これを皮切りに楽しいメバリングが出来る筈!!と期待を込めて後続を狙ったが、続かない。この点も最近のMHR-KGNとは様子が違って、何年か前の昔に戻った様で、これも自然のなせる技なので仕方がない。

やっとの思いで2匹目を獲ったのは19:4847番スポット付近でのことだったが、やはりサイズは16cm前後のどちらかと云えばロリ。
その後も反応が続くことはなかったので、久し振りに蟹の横這い釣法可愛娘ちゃんの居場所を求めてラン・ガンしたが、忘れた頃にポツリポツリと来るだけで中々釣果が伸ばせず、ツ抜け直前にまで漕ぎ着けたのはいつもなら引き揚げる時刻の22:00頃。

アジングにしろメバリングにしろツ抜けを最低限の目標にしているので、この頃になると腰の痛みも強くなって来ており時間的にも一杯一杯だったが、何とか区切りをつけたいと老骨に鞭打って粘ることにした。
その時は、YTさんISBSさんは好調にロッドを曲げているので、それ程時間を掛けずに目標を達成することが出来るだろうと安易に考えていた。所が小生には何も反応が感じられない。

それでも、何としてでも老いの一徹で粘りに粘って、この日最後の1匹をゲット。時計を見れば、いつもの就寝時刻の23:00直前の22:53。獲物はMHR-KGNでは良型の部類に属する20cmサイズだったので、未練はあったがStopFishingとした。

それにしても、あの海藻は何処に行ってしまったのだろう?
つい先週の月曜日には繁茂している海藻を避けてキャストしていたことが嘘の様に、消えてなくなっていた。この点は、海藻に悩まされることなく釣りに集中出来る状況になったので大歓迎だが、肝心要の可愛娘ちゃんの居場所まで変わってしまった様子で、これにはガッカリさせられた。
小生のこの日のタックルは、テトラ帯より沖目を狙い、掛けたメバルに海藻に巻かれたり敷石に貼り付かれたりするのを避けるために、MHR-KGNでのメバリングには少々オーバー・スペックなものにしたのだが、これが裏目に出た様に思う。
ISBSさんによれば、この日はテトラ帯と岸壁の間が良かったとのこと。であれば、これまでの様にジグ単で臨むべきだったと思うが、1週間にしてこれ程大きく状況が変わるとは思いもしなかった。
次回は、ジグ単で借りを返そうと思う。

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1匹目 19:35 43番スポット付近
2 19:48 47
3 20:06 49
4 20:39 51
5 20:40
6 20:53 54
7 21:18 63
8 21:29 71
9 22:01 61
10 22:53 10

2025年釣行記(32) – MB

2025年 Mebaring 釣行記

日 時:05月29日(木) 19:20~20:30
潮回り:中潮
(↓) 167→160cm
場 所:MHR-KGN
海水温 : n.a.
釣 果:メバル x 6
同行者:単独

小生は、月曜・木曜、火曜・金曜の組み合わせで週2回の釣行をしていることが多い。このパターンで行けば、今週は月曜日に釣行したので、後半戦は木曜日。
と云う訳で、パターン通り木曜日にMHR-KGNメバリングをすることにしていた。しかし、前日の水曜日にチェックした天気予報では、残念ながら19:00以降の時間帯には傘マークが並んでいた。となると、小生は水濡れに弱い体質なので気持ちがヘナヘナと萎えてしまい、木曜の釣行は中止にすることにした。また、翌金曜日は終日雨模様。となると、後半の釣行は諦めてスキップすることになるが、これも巡り合わせなので仕方がないと思っていた。
所が、当日の木曜日の朝の予報では、雨の降り出しが遅くなって22:00以降にずれ込んでいる。であれば、釣りをする時間は充分にあると喜んだ。しかし、風は生憎の東風。東風は右から左の横風になるためやり難いことは前回の釣行で身を以て知ったのだが、風速は2m/sと弱め。であれば、何とかなるだろう。駄目だったら、土曜日に出直そう!!とすっかりその積りになっていた。
しかし、午後になって見た予報では、19:00に傘マークがついている。一瞬我が目を疑ったが、20:00以降22:00までの間は傘マークがないので一時的なものだろう。とは云え、ゴールデン・タイムの最も良い時間帯に雨が降るのは願い下げにしたい最悪のケース。しかも止むことなく降り続くこともあり得ることを考えれば、40kmの道のりを高速道路代を払って行くのは躊躇われる。
しかし、一旦火が着いた気持ちを消すことが出来ず、雨が降り出すまで・・・と釣行することにした。

現地到着は18:20頃。
早速、BlueCurrentⅢ 82/Bを手に岸壁に出てみると、風は無風に近く、満潮時刻間際のため潮位は高いためテトラ帯は海中に没していて穏やかな海が広がっている。前回目にしたテトラ帯と岸壁の中間付近に漂っていた海藻やゴミの長い帯もなくメバリングにはまたとない状況。

これまでと同じ様に飛ばし浮きを使ったワーミング・システムを組みキャスティングを開始。
とは云え、今回はベイト・ロッドなので、最初の数投は肩慣らしを兼ねてリールのブレーキを調整することにしているため、軽くキャストすると。コンと軽いショックを残して飛ばし浮きがヘナヘナと着水してしまう。
アレ!どうした・・・・?
キャストする際の力の入れ具合を替えて色々と試してみたが、若干飛距離は伸びたものゝ、状況は変わらず飛ばし浮きはヘナヘナ。ラインとリーダーの結束部分がガイドに干渉しているのかも知れないと、リーダーを短くしてシステムを組み直しても見たが状況は変わらないまゝ。

そうこうしている内に日没時刻を回り、周囲の光量が徐々に減って来てゴールデン・タイムの幕開け間近。しかも、予報通りであれば雨も降り出して来る惧れもあるので、余り悠長に構えている訳にも行かない。
結局、ベイト・タックルを諦めてスピニング・タックルに替えることにした。そして車に戻ってSephia S806ML-Sを引っ張り出して、7番スポット付近で改めてシステムを組み直し始めた。すると、時折、首筋に落ちて来る冷たいものに気が付いた。
ありゃー、もう降って来た!!
と思ったが、ここで諦める訳にも行かない。
結局、キャスティングを開始したのは、到着後1時間も経った19:20頃。

雨は直ぐに酷くなる様子はなくてこの点は助かったが、悪いことに殆んど吹いていなかった風が右手から吹き始めて来て、しかも、徐々に強くなって来て前回の再現。
正面に向かってキャストした筈なのに、風ばかりではなく潮の流れもある様子で、仕掛けが返って来るのは斜め左45°。しかも、操作感は全くなく何処に仕掛けがあるかも判らない状況。

これじゃ、釣りにならないと諦め掛けた。しかし、風下になる左側には誰も居ないので、少しでも風を背に受けようと考えて、駄目元で斜め左に向かってキャストしてみた。すると僅かではあるが操作感がある。
そこで、暫くこれで行こうと思いつゝ軽くリフト&フォールを繰り返しているとモソとした反応が返って来て、この日最初の獲物をゲット。時刻は19:25、サイズは20cm程の良型だった。
ポイントは7番スポット付近で、バイトがあったのはテトラ帯と岸壁の中間付近。この所テトラ帯の沖目ばかりで反応があったので、少々驚いたが、潮位が高い時間帯は岸壁近くにまで寄って来ているらしい。

これに気を良くしたが、東風は右手から益々強く吹いて来る様になって来たので、9番スポット付近に移動して斜め左45~60°の角度で、波の底でチラリと見えるテトラ帯の黒い頂上を狙ってキャストするようにした。すると、これが大正解!!
良い調子で良型の可愛娘ちゃんをものにすることが出来る様になり、徐々に落ちて来る間隔が短くなって来ている雨にもメゲルことなく19:40から20:00までの僅か20分の間に5匹もゲット。この他にも、根に貼り付かれて獲れなかったのが3匹もあったことを考慮すると、殆んど入れ掛かり状態だった様な・・・。

しかし、6匹目を手にした頃には本降りの様相になっていたため、雲行きを見ても上がりそうには思えなかったが、家を出る直前に見た一時雨の予報を信じて、車で時間潰しの小休止を取ることにした。

車に避難をして雨が上がるのを待ってまで釣りを続けることなど、全く考えられないことを、敢えてやってみたにも拘らず雨は止まず、結局、20:30頃釣り場を後にして帰路に着いた。

所で、海藻の状況だが・・・。
この日は海藻に邪魔をされることは殆んどなかった。7番スポット付近は元々他に比べて海藻が少ない場所だった上、この日釣りをしていたのは、潮位が160cm程と極めて高い時間帯だったので、海藻が海面に届いていなかったのかも知れない。また、他の場所には回れなかったので、果たして海藻がなくなったのかどうか、判断は出来ない。
時期的には、徐々に減って来る筈だが・・・・。

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1匹目 19:25 7番スポット付近
2 19:40 9
3 19:43
4 19:46
5 19:50
6 20:01

 

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