2023年釣行記(31) – MB

2023年 Mebaring 釣行記

日 時:06月07日(水) 18:50~23:00
潮回り:中潮
(↑↓)
場 所:MHR-KGN
釣 果:メバル x 8
同行者:単独、(ISBSさん、Dr.TJさん)

実は先週の金曜日の夜のことだが、夕食後、懐かしいタイ産のマンゴーを楽しんでTVを観ようとした所、何故か、突然、ゾクゾクとした寒さを感じる様になった。理由が解らないまゝ重ね着をして寒さを凌ごうとしたが、悪寒はなくならない。そこで体温を測ってみると、37.6度。体温として驚く程高くはないが、体調を崩して発熱することは、10年に一度あるかないかの小生にとっては、かなり応えた。そして、カミさんには鬼の霍乱だと笑われながら、その夜は、直ぐに床に入って養生することにした。

早めに休んだこともあって、熱は翌日の土曜日の昼頃には下がったが、しかし、身体が妙に怠い。しかも、ズボンを履くために片足立ちになった際、ピリッと走った腰の痛みが徐々に強くなり、夜になると寝返りを打つのも辛い状況になってしまった。

と云う訳で、土曜日、日曜日共に道楽部屋で臥せってゴロゴロとしていた。

そして、月曜日の朝。食欲は余りなかったが、何とか朝食を済ませたものの、気怠くて全く動く気がせず、MLBの中継放送を観るともなくボーッと観ていた。その時、頭にあったのは、身体の怠さの原因は、コロナの後遺症かも知れないと云うことだった。しかし、身体の怠さがコロナ起因であろうと、なかろうと、ボーッとしているばかりでは、体力が落ちて、それこそ寝たきりに繋がってしまうと考え直し、努めて身体を動かす様にした。

一方、腰の方は相変わらずで、寝床から起き上がるにしても、身体の向きを変えるにしてもその度にピリッと痛みが走る。元来小生は腰痛持ちで、寝ていても腰が痛くなることがある。しかし、起きて活動している内に、いつの間にか治まっていたので、それ程気にもしていなかったが、今回の腰痛は、それまでとは様子が全く違っている様な・・・。

こうして体調がもう一つの状況では、到底釣りは無理だと無意識の内に思っているのか、不思議に釣りのことは考えることもなく、日課としていた天気予報潮回りのチェックをすることさえしなかった。
所が、腰の痛さがズシーンとした重さに変わって来て、無理をしなければ身体を動かすことが出来るようになって来た火曜日になると、釣りの二文字が頭をグルグルと駆け巡るようになって・・・・。

そして、天気予報潮汐表をチェックすると、水曜の夜は弱い南風、しかも潮位が高い潮回りに当たっているので、MHR-KGNに行くには絶好の条件になっている。と云う訳で、腰の状況が良くなっていればとの条件付きだが、その気になっていた。
その翌日の水曜日の朝、目覚めて腰に意識を向けると、はやり重さは残っているものゝ、前日の火曜日よりは軽くなっている(様に感じられる)ので、無理をしなければ何とかなるだろう!

前置きが大変長くなってしまったが、ここからがこの日のMHR-KGNの様子。

17:40頃、自宅を出発し、現地には1時間後の18:40頃に到着。
早速SoareXR S76ULTを手に岸壁に出て、海の様子を見てビックリ。テトラ帯と岸壁の間に、びっしりと、まるで絨毯の様に広がっていた海藻が見えず、以前の様に綺麗な海に戻っている。海藻の帯やゴミに悩まされ続けていたので、こんなになっているとは露程も考えていなかったので、まるで狐に摘まれた気分。
現場で出会った顔見知りのオッチャンの曰く、先週の台風2号の風の影響だとのことで、どうやら台風が掃除をしてくれた様子。

いつもならへの字カーブの先からキャスティングを始めるのだが、状況が大きく変わっているので、様子をチェックするために岸壁に降りた所で、キャスティングを始めることにした。
今回は、出来ればプラッギングで通したかったので、先発のルアーはシングル・フックに換装したShallowMagic60海面の海藻は台風に吹き飛ばされたかも知れないが、海中にはまだ残っている筈だと思ったが、海藻が掛かって来ることは余りなく、無駄な心配だった様子。こうして海藻の心配がなくなると、次に欲しくなるのは可愛娘ちゃんからのご挨拶だが、こちらの方もない。
時間的には日没前の期待しても良い時間帯なのだが、こちらにも台風や大雨の影響が残っているのかも知れない。ルアーをS.P.M55など表層近くを主として流したが、台風に伴う大雨の影響で、表層近くは塩分濃度が下がっているため、可愛娘ちゃん達は塩分濃度の高いボトム付近に居るのかも知れない。そこで唯一カバンの中に入れて来たシンキング・ミノーTOTO42Sに替えて中層を狙ってみた。
すると、直ぐに答えが出て、可愛娘ちゃんからの反応が帰って来た。しかし、残念ながら、これは海中に漂っている海藻に絡まれて、敢え無くフック・アウト。それでも、これでこの日の答えが見つかったと余裕を持っていたが、その後はコンタクトがない。
そして蟹の横這い釣法で居場所を探したが、無視されるばかり。結局、69番スポット付近にまで来たが、その間の反応は海藻に絡まれてバラシた時の1度だけ。

釣りにボーズは付き物だが、釣りに来たからにはやはり獲物の顔を見たい。そこで、当初の方針を転換。20:00頃、プラッギングを諦めることにして、飛ばしウキを使ったワーミングに切り替えることにした。

しかし、直ぐにはコンタクトはなく、少し移動した73番スポット付近で、ようやく反応があって、この日の口開けの1匹をゲット。時刻は、実釣開始後90分後の20:26頃のことだった。

何とかボーズ逃れの1匹を手にした所で、後続を期待したが、活性が余り高くないと見えて、反応の出方がもう一つ良くない。
それでも
20:36 2匹目 74番スポット付近
20:40 3匹目 75番スポット付近
と本調子には程遠いとは云え、ポツリポツリと出始めた。
しかし、やっと、魚が動き出したと思ったのも束の間のことで、またもやダンマリ状態に戻ってしまった。
この様な状況でも、いつもなら、可愛娘ちゃんを求めてこの先に歩を進める所だが、病み上がりのため体力に自信がないので、20:50頃、76番スポット付近から折り返しに入った。

そして、
21:05 4匹目 73番スポット付近
21:12 5匹目 71番スポットと72番スポットの中間付近
と何とか追加出来たものゝ、またもや反応がなくなり、6匹目を手にしたのは21:50頃で、70番スポット付近でのこと。

この直後にDr.TJさんに声を掛けられ、少し遅れてISBSさんも姿を表しビックリ。お二人はアジングでNGS-WNに行ったが不調だったので、癒やしを求めて転戦して来たとのこと。
体調に自信があればお二人に付き合う所だが、この日は勘弁して頂いて小生はそのまゝ戻ることにした。

と云っても、何もせずに戻るのも芸がないので、気が向いたポイントではキャスティングをしながらと云うことになるのだが、69番スポット付近(?)で、何と5回連続のバラシを記録。
この時は、全て針掛かりさせてリーリングを開始すると同時に、フッと軽くなるものばかり。合わせ切れずに空振りをするのであればまだしも、可愛娘ちゃんの強い引きを感じて、良し!!と思った瞬間のバラシなので悔しいことこの上ない。

その後も、ポイント・ポイントを打ちながら戻り、32番スポット付近で
22:46、22:28と続けて2匹を拾った所で、体力に自信がないと云いながら、いつもより遅い23:00頃、StopFishingとして帰路に付いた。

2023年釣行記(30) – AJ

2023年 Ajing 釣行記

日 時:06月01日(木) 18:40~21:00
潮回り:中潮
(↓)
場 所:KMI’s
釣 果:アジ x 32
同行者:単独、(KMIさん、SMTさん)

スパー台風と云われている台風2号の影響によるのか、金曜日と土曜日は雨模様との予報が出ているので、前倒ししてKMI’sに行くことにした。
KMI’sは、一昨日、自己記録とも云える31匹の釣果を出したポイントで、内、20匹を持ち帰って12匹をご近所に配った。しかし、それでも、老夫婦のための在庫は充分に残っているため、今回はお持ち帰りの予定はなく、クーラーも持たずに至って気楽なもので、純粋に釣りを楽しむだけ。

18:00過ぎに、現地到着。
直ぐに岸壁に出てみると、先行者の数は少なくて、入口付近に若者、最奥にSMTさん、その隣りにKMIさん、そして帰り支度をしているAIYMさんの4人だけ。

釣り座を何処に構えようかと迷ったので、時間が掛かったが、結局、AIYMさんが引き揚げて行った後に釣り座を構えて、18:40頃、Emeraldas改を手にキャスティングを開始。

風は、右から左への南風で、やゝ強め。海は、前回よりも濁りが取れている印象で、アジのライズは前回程多くはないが、それでもそこここに見えるので、期待が出来る。

最初に本命をゲットしたのはSMTさん。そして、SMTさんに遅れてKMIさん順番から行けば、次は小生だと思ったが、反応がない。そんな小生を横目に置いて二人はポツポツと掛け始めた。隣りのKMIさんからはレンジは浅いよと情報が寄せられるが、小生のポイントでは全くコンタクトがない。
それでも、その内、回って来るだろうといつもになく気持ちに余裕があったのは、前回の爆釣の故だろう。

小生がこの日の最初の1匹を手にしたのは、19:10頃。
やっと、回って来たと胸を撫で下ろして、次の1匹を狙ったが、反応が返って来ない。
たまたま、やって来た逸れアジだったのか・・・・

そして、2匹目を掛けたのは、15分後の19:25頃で、3匹目は更に20分後の19:45頃。
今日は、こんな調子でポツリポツリとした釣りになるのだろうと思ったが、直後に追加出来て4匹目をゲット。そして、10分程間を置いた20:00頃の5匹目を皮切りに爆釣モードに突入し、20:10頃にはつ抜けを達成。

この日の皮切りの1匹目を抜き上げてから1時間程で10匹の釣果。つまり、6分に1匹の割りなので、決して悪いペースではないだろう。
しかし、その内の6匹を掛けたのは、20:00頃からの約10分間での出来事なので、2分足らずで1匹をものにするハイ・ペース。このペースは、更に上がって20:15に11匹目を掛けて、20匹目を手にするまでに要した時間は、僅か12分で、正に入れ掛かり状態。この状態は、ほゞそのまゝ続いて、30匹目をゲットしたのは、約20分後の20:45頃。
そして、自己記録を更新する32匹目を21:00少し前に手にしたのを機に、StopFishingとした。

と云う訳で、当初の目標通り純粋にアジングを楽しむことが出来た。
しかし、前回、自己記録となる31匹の釣果を得て感激し、意気揚々と帰って来たのだが、その記憶がまだ生々しく残っている内に、あっさりと記録を更新してしまうとは・・・・。
毎回、つ抜け出来るかどうかで終わっている小生にとっては、望外の喜びで、出来過ぎとしか云いようがない。

毎回毎回、この様な調子で釣れ続くと、飽きて来て喜びも半減する結果になるだろう。と云っても、前回や今回の様に極めて条件が揃って良い日は、そうそうないだろうし、心配する必要はないとも云えるが、逆に反応が全く返って来ないのも願い下げにしたい。
いつも、退屈しない程度のペースでコンタクトして来て欲しいと云うのは贅沢な願いだろうか?

 

19:07 1匹目    20:15 11匹目    20:28 21匹目
19:24 2      20:16 12      20:31 22
19:45 3      20:17 13      20:32 23
19:46 4      20:18 14      20:33 24
19:57 5      20:20 15      20:36 25
20:01 6      20:21 16      20:37 26
20:06 7      20:22 17      20:38 27
20:07 8      20:23 18      20:40 28
20:08 9      20:25 19      20:45 29
20:11 10      20:27 20      20:46 30
‘                      20:47 31
‘                      20:57 32

2023年釣行記(29) – AJ

2023年 Ajing 釣行記

日 時:05月30日(火) 18:20~21:30
潮回り:若潮
(↓↑)
場 所:KMI’s
釣 果:アジ x 31
同行者:単独

先週の天気予報では、今週に入ってからは連日、雨が降るとのことで、例年より早いが、いよいよ梅雨の季節が到来。と云う訳で、今週の釣行は半ば諦めていた。所が、日が経つに連れて予報は良い方向に変わって、月曜日こそ雨だったが、火曜日の傘マークはなくなったので、喜び勇んでKMI’sに行くことにした。

18:00過ぎ、現地に到着。
早速、岸壁に出てみると、意外にもアングラーの姿は全く見えず、ガラーンとしている。釣れていないからなのか、偶々なのか?若干、不安な気持ちになるが、答えは1時間も経てば分かる筈とお気に入りの最奥に釣り座を構えた。

この日持ち込んだロッドは、SoareXR S76ULTEmeraldas改Soareの3本。
その内、SoareXREmeraldas改の2本にラインを通すなどして準備をしていると、ピチャピチャとライズ音が聞こえて来た。

実は、今回、SoareXRを持ち込んだのは・・・・・・。
前回、日没直前になって、あちらこちらでピチャピチャとライズを繰り返す魚がいたが、ワームには全く反応がなく、その正体が判らなかった。そこで、小生はアジだろうと思っているのだが、その正体を見極めるべく飛ばしウキソルト・フライを組み合わせて、海面直下を流してみようと考えて、アジングでは使うことのなかったSoareXRを敢えて持ち込んだ次第。

と云う訳で、18:20頃、SoareXRを先発に選んで、キャスティングを開始したが、フライにも反応しない。そこで、0.2gのJHにワームの組み合わせに変えてみたが、やはり、これも無視。
やがてライズはなくなり、結局、今回も正体不明のまゝで探査は終了し、Emeraldas改に持ち替えて、18:40頃、ベイト・アジングを始めた。

そして、2投目か3投目のこと。
手元には何も感じることはなかったが、何やらラインの動きがおかしい。
ウン? 何だろう?と思いつゝ軽く左腕を伸ばす様にして聞き合せを入れると、思い掛けなく生命体の動きが伝わって来て、この日の口開けの1匹をゲット。
上を見たら切りがないが、20cm程のまぁまぁサイズで、時刻は日没時刻前の18:45頃のこと。

こんなにも早い時間から本命を手に出来るとは思いもしなかったので、びっくり。そして、後続を狙ってキャスティングを繰り返したが、コンタクトがない。
何だ、交通事故か・・・・とガッカリしつゝ、キャスティングを繰り返していると、10分程置いた18:54に2匹目をゲット。そして、その後はこれまでになく良い調子でコンタクトが続き、実釣を開始して1時間足らずの19:40頃には、早くもつ抜けを達成。

ソロソロ群れが去って行ってしまうかもと思ったが、コンタクトは途切れることもなく、寧ろペースは良くなって、その40分後の20:20頃には、更に10匹を追加し都合20匹に到達。

そして、そして・・・・・。
好調振りは更に続き、21:10頃には30匹まで数を伸ばすことが出来たが、この頃になって、アタリが間遠くなって、ようやく晩飯のパンを手にすることが出来た。

そして、少し間を置いた21:25頃に31匹目を手にした所で、大満足のベイト・アジングを終えてStopFishingとした。

今回も、日没間際のライズの主の正体は見極められなかったが、九分九厘アジだろう。おそらくライズは、アジの群れが寄って来ている証となるもので、前回に続いて今回も良い釣りが出来た所以だろう。とは云え、科学的根拠がないので、前回や今回の結果は、単なる偶然の産物で、ライズと好釣果には相関がないとも云える。
何れにしても、これ程調子良く釣れ続くことは2度とないことは、ほゞ確かなことだろう。

所で、今回の釣行で、特記すべきことが2点ある。
先ず、この日のベイト・アジングでは、JHの重さやワームを替えることは皆無であったこと。釣れ続いていたので、アジの目先を変える必要がなかったのが理由だが、最初に付けた1.0gのJHと使いさしのMOZOセラビート(ケイムラ)を最後まで使い通したこと。
そして、この日は、ラインの動きでアタリを取ったのが殆どだったことが2点目。おそらく、この日の釣果の半数はラインの動きを合わせたものだろう。この日は、風は微風で波もなく穏やかだったので、ラインの動きが良く判ったこともあるが、積極的におかしな動きを取りに行き、それが奏功したこと。これで引き出しが一つ増えたのではないかと思う。

18:45 1匹目    19:47 11匹目    20:21 21匹目
18:54 2      19:51 12      20:24 22
19:05 3      19:53 13      20:40 23
19:26 4      19:57 14      20:41 24
19:28 5      20:02 15      20:42 25
19:32 6      20:05 16      20:51 26
19:34 7      20:09 17      20:57 27
19:36 8      20:13 18      20:59 28
19:38 9      20:15 19      21:05 29
19:41 10     20:18 20      21:09 30
’                      21:25 31

2023年釣行記(28) – AJ

2023年 Ajing 釣行記

日 時:05月25日(木) 18:30~22:00
潮回り:中潮
(↑)
場 所:KMI’s
釣 果:アジ x 19
同行者:単独

25日(木曜日)の夕方から夜半に掛けて、風は南寄りで弱く、しかも、潮位が高い潮回りになるので、MHR-KGNでのメバリングには願ってもない条件だが、KMI’sアジングにとっても申し分のない所。
と云う訳で、どちらを選択しようかと大いに迷っている所に、久し振りにアジの刺身を食したいので、持ち帰る様にとのご下命があった。しかし、幾ら天からのご下命とは云え、持って帰れるかどうかは獲物のご機嫌次第で保証限りではなく、この点は運次第と云うことになる。だが、命を受けた身としては、少なくともアジが釣れるポイントに行かざるを得ないので、KMI’sに行くことにした。

現地には、18:00頃に到着。
岸壁には、中程に長いロッドを4本も出している地元のおっちゃんが1人。そして、最奥にNKYMさんとその友人の都合3人の姿があるだけ。NKYMさんは、丁度、帰り支度を終わった所だったので、その後に釣り座を構えることにして、準備に取り掛かりながら、状況を訊ねると。
全然、駄目!と、余り聞きたくないことを仰る。
昼間は駄目でも、夜は良いかも知れないと自身に云い聞かせつゝ、二人を見送って準備を完了。

今回、持ち込んだロッドは、ジグ・サビキ用のSephia S806ML-Sアジング用のSoare改Emeraldas改の3本。
明るい時間帯はジグ・サビキで沖目を狙い、暗くなってからは本来のアジングに戻る予定で、Sephiaを先発に選んで、18:30頃、キャスティングを開始した。

予報では弱い南風とあったが、岸壁に立ってみると、結構強い。20gのジグを結んでいるのだが、ラインが大きく膨らんで、やり難くて仕方がない。
初めてのジグ・サビキなので要領が分からないまゝ、動画を思い浮かべて見様見真似でキャスティングを繰り返したが、反応はない。
沖目を狙っていた先行者のYMNKさん達も、駄目だ!!と云っていたので、追認する格好になったが、その内、5~10m程の所で、魚のライズが出始めた。魚の姿が視認出来ないので正体は判らないが、ヒョットすると、アジかも知れないと急いでSoare改を手に表層を狙ってみたが、ピクリとも反応がない。やがて、その群れは去って行って、静かな海に戻ってしまった。

風は相変わらず強めなので、IKOKさんを見習って、アンダー・ハンダ・キャストで風上方向にキャストし、ロッドを動かしたくなる気持ちを抑えてジーッとしていると、モゾモゾとした違和感が伝わって来た。
ウン?
軽くロッドを煽って合わせを入れると、生命体の感触が伝わって来て、見事に口開けの1匹をゲット。時刻は19:20頃のことで、予想に反して早い時間からコンタクトがあったことに、嬉しいやら驚くやら。

この日は、活性の高いアジが岸に寄って来ていたと見えて、キャストの度に反応が帰って来て、
19:24 2匹目
19:26 3匹目
19:29 4匹目
19:31 5匹目
19:36 6匹目
19:38 7匹目
19:44 8匹目
19:55 9匹目
19:58 10匹目
と、最初の獲物を手にしてから40分程の間でつ抜けを達成。
しかし、20:01に11匹目をゲットした所で、コンタクトがなくなってしまった。
短かったけれど、これで時合は終わりかな・・・・・?
久し振りに充実した時間を過ごせて満足した所で、Emeraldas改を持ち出してベイト・アジングにすることにした。

その後暫くの間アタリがなかったが、観光船が目の前を通り過ぎた頃に、また、群れが戻って来て、
20:34 12匹目
20:41 13匹目
20:48 14匹目
20:54 15匹目
20:59 16匹目
21:02 17匹目
と、程良いペースでコンタクトが続いた所で、反応がまた遠退いてしまった。

時刻は21:00を回った頃なので、引き揚げても良い時刻。
引き揚げようかとも考えたが、現金なもので、いつもと違って好調に釣れてたため疲れもない。しかも、後3匹で区切りの良い20匹になる
と云う訳で、22:00まで粘ることにしたが、そう云う時に限ってコンタクトがなく、40分程の間はアタリがなかった。
そして、
21:44 18匹目
21:57 19匹目
を獲った所で、タイム・アップ。

結局、20匹には届かなかったが、IKOK釣法で、これまでになく楽しいアジングが出来た。しかも、12匹目からは全てベイト・ロッドEmeraldas改での釣果で、大満足の1日だった。

2023年釣行記(27) – MB

2023年 Mebaring 釣行記

日 時:05月21日(日) 21:40~03:20
潮回り:大潮
(↓↑)
場 所:MHR-KGN
釣 果:メバル x 7
同行者:tommyさん

予報を見ると、月曜の夕方から雨。そして、その翌日の火曜日は一日中雨。
となると、水曜日まで、釣りはお預けになってしまうので、平日釣行派であることには目を瞑って、tommyさんと日曜日の夜の釣行を敢行することにした。

tommyさんとは、21:30頃、現地で落ち合う約束だったので、20:40頃に自宅を出発し、現地には21:25頃に到着。直ぐにtommyさんに連絡を入れると、少し遅れるとのこと。
そこで、釣りをしながらtommyさんを待つことにして、岸壁に出てみた所、風は若干あるが、海は波もなく穏やか。潮位は、大潮の下げ6分だが、まだまだ高いため、テトラ帯の殆どが海中に没しており、繁茂している筈の海藻が少なくなっている様に見える。とは云え、海中には夥しく漂っている筈であり、木材の切れっ端は相変わらず数多く浮かんでいるので、油断は出来ない。

今回、持ち込んだロッドは、Soare30 S803ULT30
このロッドはバット部分がしっかりとしているので、専ら磯メバル用に愛用していた。しかし、歳と共に磯に出ることがメッキリとなくなり、最近は陸っぱりハギングに使っていたもの。そのロッドを選択したのは、前回のメバリングで、折角掛けたメバルに根に潜られてしまい、獲れなかったことが何度かあって悔しい思いをしたため、その対策としたもの。

21:40頃24番スポット付近に立って、キャスティングを開始。
tommyさんが到着するまでの間はプラグで通すことにして、先ず、先発にS.P.M55を選んで、可愛娘ちゃんの様子よりも寧ろ、海藻の状態を探ることに重点を置いた。すると、着水と同時にゴソゴソとした感触が伝わって来るポイントが多いが、場所によっては、それ程海藻が掛かって来ないポイントがあることが分かった。
そこで、海藻が少ないポイントを見付けたら、ジックリとルアーを通し、次のポイントを探して・・・を繰り返し、プラグを色々と替えてみたが、コンタクトはない。

22:30頃にtommyさんが遅れてやって来た。それまでの間、当初の予定通りプラグで通したが、コンタクトは2度だけ。実釣を開始して1時間近くの間で、2度しか反応がのは、やはり少ないと云うべきだろう。
と云う訳で、tommyさんの登場と共に、飛ばし浮きを使ったワーム・システムに変更して、メバリングを再開。しかし、ワームにも見向きもしない。
前回、tommyさんが居残って良い釣りをしたと云う27番スポット付近や33~35番スポット付近でも、梨の礫
どうやら、この夜の可愛娘ちゃんのご機嫌は、頗る悪そう!!

この日は、出来れば遠くまで足を伸ばしたくはなかったが、こんなにも反応がないのであれば、積極的に場所を移動して、可愛娘ちゃんの居場所を探すしかない。
と云う訳で、凸部に向かって移動しながらポイント・ポイントを打って行くことにした。

この日、やっとの思いで口開けの1匹を獲ったのは、67番スポット付近で、実釣開始後約2時間も経った23:30頃のこと。
実はこの直前に、根に潜られてしまって、無念のバラシがあったので、このポイントでは2匹目となるが、その後は頼むから、ウンとかスンとか云ってくれと叫びたくなる程の状況

この日の2匹を獲ったのは、70番スポット付近で、23:40頃。
ここでも、根に逃げ込まれて獲れなかったのが、1匹あったのが残念無念。

この後は、凸部を含めて撃てるポイントはチェックしたが、まるで前回の再来。ピクリとも来ないまゝ時間ばかり経ち、集中力がなくなり、惰性でキャスティングを繰り返しているだけ。そんな時に限って、滅多にないアタリがあるものだが、集中力が切れているのでビックリ合わせも決まらず、無念の空振り。

24:00頃の干潮時刻を挟んで、潮が動き出す25:00頃までは望み薄だと考え、休憩しながらのメバリングを続行。そして、読み通りの24:50頃、91番スポット付近で、ようやくこの日の3匹目をゲット。
やっと、活性が上がって来たかと思ったが、残念ながら、後が続かない。

余りにもコンタクトがないまゝの状況に疲れも出て来たので、前回tommyさんが良い釣りをしたと云う33番スポット方向に戻りながら、メバリングをすることにした。

そして、25:10頃、4匹目を71番スポット付近で、25:45頃、5匹目を70番スポット付近でゲットしたが、好調と言うには程遠い状況で、結局、34番スポット付近で、26:28の6匹目、26:30の7匹目を掛けたのが、この日唯一の連チャン

その後も、老骨に鞭打ってキャスティングを続けたが、追加も出来ずに27:20(03:20)頃、ヘトヘトに疲れてStopFishingとした。

この日の釣果としては7匹だったが、根に潜られて獲れなかったのが、少なくとも5匹はあった。
対策として、ロッドは長くてバット部分が強いSoare30 S803ULT30を選択し、ドラグもガチガチに締めて臨んだのだが、結果として余り奏効しなかったと云うべきだろう。水深が浅い上に敷石が敷き詰められてる釣り場で、ボトム付近で掛ければ、敷石の隙間に逃げ込まれることが多くなるのは仕方のないことだが。

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