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2025/11/14
2025年 Ajing Eging 釣行記
日 時:11月14日(金) 17:00~21:00
潮回り:長潮(↓↑) 125→108→120cm
場 所:WND-A
海水温 : n.a.
釣 果:アジ x 21、ヒイカ x 0
同行者:単独、(KMI、ICNH、SMT各氏)
一昨日の12日(水)にMHR-KGNで緑のアイシャドウの可愛娘ちゃんに一瞥もされずスゴスゴと引き揚げて来てから中1日。通常なら疲れが残っていて身体の芯に怠さを感じている筈なのに、何故か疲労感がない。となると頭に浮かんで来るのは釣りのことで、念の為、天気予報をチェックすると北東の風とのことだが、風速は2~3m/sと弱い。
風向きはもう一つだが、KMI’sかWNDであれば、何とかなりそうだと出掛けることにした。
16:20頃、WNDに到着。
岸壁には5~6人のアングラーの姿があって、KMIさんに教えて貰ったポイントには入れそうにもない。そこでKMI’sに場所を替えることにしたが、その前に様子を訊いておこうと、先行者に近付いてみるとその内の2人は顔見知りの御仁。
その二人と色々と話をしている内に、その一人があの連中は直ぐに引き揚げるから、その後に入ったら良いよとボラード付近を指差して勧めて呉れたので、KMI’sに行くことは止めてWNDで竿を出すことにして、先行者が引き揚げるのを待つことにした。
17:00頃、アジングを開始。
今回のタックルは、XSC-59ST-ProのロッドにAldebaran BFS XGのリール、1.0gのJHを組み合わせ。
場所が空くのを待っている際、先行者が次々にアジを掛けていたのを見ていたので、直ぐにでも反応があるだろうと期待をしていたが、早くも何処かに去って行ってしまったのか、何も音沙汰がない。
前回のKMI’sでも夕間詰めにパタパタと来ただけで18:30を回った頃には、反応はなくなってしまった。早くも冬パターンに入ったのかも知れないが、先行者が連続して釣り上げていた時間帯が時合いだったとすると、この日のアジングは終わったのかも知れない。そんなこともあるだろうとライト・エギングでヒイカを狙う準備もして来ているので、アジが駄目ならヒイカに狙いを切り替えようと思いながらキャスティングを続けたが、反応は返って来ない。
そうこうする内、先行者は皆引き揚げて行ってしまい岸壁は小生だけの貸し切り。反応がある時ならば独りになっても問題はなく、寧ろ、内心ではそんな状況を望んでいる面もある。しかし、身勝手なもので、反応がない時は気分を変えるための話し相手が欲しい。
正にない物ねだりだが、これで、アジが回って来れば独り占め出来ると思い直してキャスティングを繰り返した。
17:20頃、1台の車が岸壁に入って来た。
暗くて車のシルエットしか判らないが、どうやらKMIさんらしい。これで話し相手が出来たと喜んだが、その車は進行方向をクルリと変えて去って行ってしまった。そこでKMIさんに連絡を入れてみると、やはりKMIさんでWND-Aの先行者が小生だとは判らなかったのでWND-Bに入ったとのこと。
KMIさんとは暫し情報交換をした後アジングに戻って第一投。
JHが馴染み切っても反応がないので、リールのクラッチを切ってより深い泳層を探っていると、モゾ。
時刻は17:30のことで、あたかもKMIさんが連れて来た様なタイミングだったが、抜き上げたアジのサイズは15cmしかない。WNDのアジはKMI’sよりも一回り二回り大きいと聞いていたので、ガッカリしたが取り敢えずボーズは回避出来た。
そして、17:33、17:40、17:44と反応が続いたが、どれも20cm以下で物足りないサイズ。
そこで、ボトム狙いに切り替えた所、これがBINGO!!
17:47に掛けた23cmを筆頭に17:50、17:56と立て続けに20cm超の良型が来てくれ、その後も順調に反応が続き18:02には早くもツ抜けを達成。所が18:04に11匹目を掛けた頃から、徐々に反応が遠くなり20:00頃にはピッタリと反応が消えてしまった。
そこで、予定通りヒイカに狙いを替えたが何も反応はない。足許にはヒイカにとっては天敵とも云えるセイゴの群れがウロウロと泳ぎ回っており、その様な状況ではヒイカはボトムでジッとしている筈だと、ボトム狙いに徹することにした。
するとそれが良かったのか悪かったのか判らないが、外道のシリヤケイカを2杯、内1杯は抜き上げに失敗してバラしてしまったが、掛けることが出来た。しかし、本命のヒイカからは何も便りは貰えず仕舞い。
小一時間程でヒイカを諦めて、狙いをアジに変更。
するとポツリポツリと反応は返って来る。しかし、腰が痛くて仕方がない。そこで、21:00までと決めてキャスティングを続け、20:59に21匹目を掛けた所でこの日はStopFishingとした。
その後、KMIさんの入ったWND-Bの様子を見に行ってみると、この日のアジの動きは小生が入ったWND-Aとほゞ同じで、間詰勝負だった由。
尚、WND-BにはICNHさん、KMI’sから移動して来たSMTさんの姿もあった。二人共、WND-Aの先行者が小生だとは判らず、WND-BやKMI’sに入ったりしたとのことだったが、久し振りに逢う仲間との四方山話が楽しく、結局、岸壁を後にしたのは22:00頃だった。
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| 17:30 |
1匹目 |
15cm |
18:04 |
11匹目 |
18cm |
| 17:33 |
2 |
15 |
18:13 |
12 |
20 |
| 17:40 |
3 |
16 |
18:25 |
13 |
21 |
| 17:44 |
4 |
18 |
19:27 |
14 |
18 |
| 17:47 |
5 |
23 |
19:39 |
15 |
17 |
| 17:50 |
6 |
21 |
19:53 |
16 |
21 |
| 17:56 |
7 |
20 |
20:44 |
17 |
15 |
| 17:58 |
8 |
16 |
20:46 |
18 |
17 |
| 18:01 |
9 |
21 |
20:50 |
19 |
21 |
| 18:02 |
10 |
21 |
20:52 |
20 |
18 |
|
|
|
20:59 |
21 |
21 |
2025/11/12
2025年 Eging 釣行記
日 時:11月12日(水) 16:50~21:20
潮回り:小潮(↑↓) 130→138→135cm
場 所:MHR-KGN
海水温 : n.a.
釣 果:アオリイカ x 0
同行者:YTさん、SHGさん
季節柄どうしようもないことだが、北寄りの風が吹く毎日。しかも強めなので、向かい風になる我がホームでの釣りはMHR-KGNにしろKMI’sにしろやり難くなる。更に、初冬のこの時期の夜間の釣りになると、北風に吹かれた身体は芯から冷えて正に修行になってしまい、後期高齢者でなくても辛いものになる。
と云う訳で、道楽部屋でグズグズと過ごしていたのだが、ようやく南寄りの風が吹くと云う予報が出たので、喜び勇んで釣行することにした。
今回のターゲットはMHR-KGNの緑のアイシャドウの可愛娘ちゃん。
前回はパーフェクトに抑え込まれたのだが、お気に入りの90番スポット付近には入れず、しかも、大潮の下げ潮のタイミングでの釣りだったため、20:00頃までの短時間釣行となり、何となく納得感がないまゝ引き揚げて来た。
今回は、そのリベンジと云う訳ではないが、兎に角、90番スポット付近でジックリと粘る算段を立てたのだが・・・・・・。
今回は90番スポット付近を確保するため少し早めに到着する積りで道楽部屋を出たのだが、現地到着は、日没時刻の16:37ギリギリの16:20頃。
いつもの場所にはYTさんの車は見当たらないが、今回はYTさんを待つことなく岸壁に出た。すると、風は殆ど吹いておらず、久し振りの釣り日和になったためか、アングラーの姿が多い。こんなに多いんじゃ、90番スポットには先行者が居るかも知れないと心配になり、途中の実績ポイントに寄ることもせずに90番スポットに急行して、16:40頃に到着。
すると、幸いなことに90番スポット付近には先行者の姿はない。ここに釣り座を確保することがこの日のエギングの大前提だったので、これで関門の一つを突破出来た。後は可愛娘ちゃんを釣るだけ。しかし、長い道のりを急ぎ足でやって来たため、到着した時には息はゼイゼイと上がっており、道具を肩から下ろして暫しの休憩を余儀なくされた程だった。
16:50頃、ようやく息も落ち着いて来たので、キャスティングを開始。
風が殆ど吹いていないのはエギングにとっては好都合だが、潮の流れがないのは気掛かり。可愛娘ちゃんの活性が高ければ、余り気にすることもないが、猛暑の夏から秋を飛ばして一気に初冬に入ったため、海水温が急に下がった筈で、この影響で活性が落ちていることが考えられる。そうなると、厳しいエギングになるので、少しでも動いて欲しい所。
キャスティングを繰り返したが可愛娘ちゃんからの返事は貰えず、潮が動き出す気配もない。隣に入ったタチウオ狙いの餌師の電気ウキも、流れて行くこともなく同じ場所で赤く光って波間に漂っているだけで、タチウオが喰い付いた様子も見えない。
1時間程、キャスティングを続けていたが何も反応はなく、潮の動きもないので、早くも嫌気が差して来た。しかし、いつ何時気まぐれな可愛娘ちゃんが反応して来るかも知れず、そのチャンスを逃さないためにもキャスティングを止める訳にも行かない。若い頃は2時間でも3時間でも平気で粘れたのに・・・と自分自身を奮い立たせてキャスティングを繰り返した。
しかし、2時間程経過しても相変わらず音沙汰はなく、潮もまったりと動かないまゝ。それでもキャスティングを繰り返したが、丁度その頃から風が吹いて来始めた。冷たい北風ではなく南寄りの弱い風だったが、徐々に寒さを感じる様になって来て、心が折れるのも時間の問題。
20:00頃になってYTさんがやって来て合流。SHGさんは、小生は気が付かなかったが背後を通って更に先に進んで行ったとのことだが、これで何とか一息付けた格好。
その後も、暫く90番スポット付近で可愛娘ちゃんが来るのを待ってキャスティングを続けたが完全に待ち惚け。
21:00前には90番スポット付近を諦めて折り返しに入り、目ぼしいポイントや実績ポイントをチェックしながら戻ったが、事件は何も起きず、21:20頃、遂に諦めてStopFishingとした。
このMHR-KGNでのエギングは昨年から始めたばかりで、寒くなった冬場の状況は全く判らないが、前回に続いて2回連続してパーフェクト・ゲームを喰らったことから見て、新仔の季節限定の釣り場なのだろう。
しかし、後期高齢者に優しいこの釣り場だけに、真冬でも可愛娘ちゃんが来てくれれば願ったり叶ったりなのだが、これは無理は相談なのかも・・・。
2025/11/04
2025年 Eging 釣行記
日 時:11月04日(火) 17:30~20:10
潮回り:大潮(↓) 135→50cm
場 所:MHR-KGN
海水温 : n.a.
釣 果:アオリイカ x 0
同行者:単独
この日の夜は東or北東からの風が3m/sのことで、MHR-KGNで釣りをするには、条件がもう一つ良くない。更に潮位は少なくとも1mは欲しい所だが、この日の釣りは大潮の下げの時間帯に当たっており、20:00頃には70cm程にまで潮位が下がってしまう。
と云う訳で、条件が余り良くないので今週前半の釣行は諦めようと思った。しかし、後半も用事が入っているので、場合によっては今週は釣行のない週になりかねない。八十路を目前にした後期高齢者なので釣りに行けなくなるのは時間の問題で、やがて嫌でも蟄居を強いられる時が来るのは必至なので、行ける時は行っておこうと兎に角行くことにした。
17:10頃、現地に到着。
日没時刻を過ぎており、既にゴールデン・タイムに入っているので急いで岸壁に出てみると、タチウオ狙いの赤い電気ウキの灯りがポツポツと浮かんでいるのが見え、ようやく復調して来た様子。
風は予報通り右手から稍強めに吹いており、満潮時刻を過ぎたばかりの海は潮位が高いため殆どのテトラ帯は海の中に沈んでいて、その配置場所が良く判らないがこれは覚悟の上。兎にも角にも20:00頃までの短時間勝負なので、四の五の云っている暇はない。急いでSephia XTUNE S806ML-Sのロッドに3.0号のエギを組み合わせて、17:30頃、49番スポット付近からキャスティングを開始した。
この日は過去の実績場所を順番にチェックした上、90番スポット付近でジックリと粘ることにしていたので、49番スポット付近をスタート・ポイントとしたのだが、全く気配がない。54番スポット付近、59番スポット付近、70番スポット付近と足早にチェックをしたが、何処もお留守。
そこで予定通り90番スポット付近に移動したのだが、残念ながら釣り支度を始めたばかりと見えるタチウオ狙いのアングラーの姿があって、入れず仕舞い。タッチの差で先に入られた様で、途中、寄り道をせず真っ直ぐに来ていたら・・・と思ったが、こればっかりはどうしようもない。
ガックリと来たが、折角なので凸部とその先をチェックすることにして、キャスティングを繰り返したが、コツリともない。
その内、テトラ帯が大きく海面から姿を出して来る程の潮位となっては、釣れる気もしなくなり、20:10頃、StopFishingとした。
所で、この日のタチウオだが、どうやら余り良くなかった様子で、中の一人に様子を尋ねた所、全く魚信がないとのこと。やはり大潮の下げ潮は釣りには余り良くないのかも知れない。
2025/10/27
2025年 Eging 釣行記
日 時:10月27日(木) 17:15~22:00
潮回り:小潮(↑↓) 150→162→110cm
場 所:MHR-KGN
海水温 : n.a.
釣 果:アオリイカ x 1
同行者:単独
10月も下旬に入っているので北風が吹く日が多いが、この日の風は東風で風速は2m/s。季節柄、南風は望むべくもないが、東の2m/sならば問題はない。しかし、潮回りは潮の流れが余り期待の出来ない小潮で、この点は気掛かり。とは云え、潮位は18:35の満潮時で162cmもある潮位の高い時間帯での釣りになるので、邪魔なテトラ帯を余り気にする必要がないと、結局、潮の面では一長一短。
と云う訳で、やっと緑のアイシャドウの可愛娘ちゃんに会いに行くチャンスが来た。
17:00頃、現地に到着。
岸壁を俯瞰すると、電気ウキの赤い灯りがポツンポツンと波間に漂っていて、前回よりもタチウオ狙いのアングラーが多くなっている印象で、何となく気分がウキウキとして来る。
そのまゝ岸壁に降りて7番スポット付近で支度を始めたが、風は殆んど吹いておらず波もなく穏やかな海で、正にエギング日和。
今回は、7番スポット付近からスタートして蟹の横這い釣法で可愛娘ちゃんの居場所を探し、最終的には凸部までは脚を伸ばす予定で、Sephia XTUNE S806ML-Sのロッドに3.0号のエギを組み合わせて、17:15頃、キャスティングを開始。
その2投目か3投目のこと。キャストした後何もアクションを加えずただ巻きをしていると、リールのハンドルを回している手にジワーッと重たい感触が伝わって来た。
ただ巻きをしているとこの様な反応が出ることが多く、実際、前回の2杯共そんな反応だったので、この時もテッキリ可愛娘ちゃんの仕業だと喜んで回収に掛かった。
所が、その獲物はただ重たいだけでジェット噴射の感触が全くない。
あれ、何だ・・・? 可怪しいぞ!と思いつゝ抜き上げてみると、その正体はボロボロになったビニールの切れっ端。
何だ、ゴミか・・・・。
ガッカリしながらエギに纏わり付いたビニールを取り除いてキャストすると、又々、ビニールが引っ掛かって来る。そんなことが続いたので、海を覗き込んで様子を確認してみると、岸壁とテトラ帯の中間付近にゴミが帯状になって漂っているのが見えた。
ゴミでも海藻の切れ端であれば、自然の物なのでまだ許せる。しかし、人口物でしかも長い期間海を漂っていたと見えて薄茶色に変色していて気色が悪く、何よりも、そんなものに釣りの邪魔をされるのは許し難い。
可愛娘ちゃんの反応は皆無にも拘らず、キャストの度に邪魔をして来るゴミに少し苛立ちながらキャスティングを繰り返したが音沙汰はなく、実釣を開始して約1時間15分後の18:30頃にはへの字カーブに到達していた。
このへの字カーブ付近から54番スポット付近に掛けては実績ポイントなので、丁寧に探ったが掛かって来るのはビニールばかり。少し足を伸ばした先の前回の実績ポイントである59番スポット付近も空振り。
そこで蟹の横這い釣法のテンポを少し上げて更に先に進んで可愛娘ちゃんを探したが見付からず、20:00頃に凸部に到達。凸部にもタチウオ狙いの赤いウキの灯りが見えたが、幸い実績ポイントの90番スポット付近は空いていたので、先ずここから調査を開始することにした。
そして、テトラ帯の端を狙ってキャストしていると、この日初めて魚かイカか正体は不明ながら反応が返って来た。これまでずっとゴミが掛かって来る反応ばかりで集中力も切れ掛かっていたが、これで勇気百倍。どんな小さな違和感も見逃すまいと集中したが、その後は元の木阿弥。
そこで更に先に向かって蟹の横這い釣法で一通りチェックしたが、何の反応も得られず、結局、21:00頃、諦めて113番スポット付近から折り返しに入った。しかし、復路に入っても何も反応がないまゝ、この日唯一の反応があった90番スポットに戻って来た。可能性があるとしたら、この90番スポット付近だろうと駄目元で再度念入りにチェックすることにした。しかし、願いも虚しくやはり反応は返って来ない。
そこで、ロッドを少し大きめにシャクってエギにアクションを加えてみた。
実は、今シーズンのエギングはただ巻きを中心にしており、アクションを入れる際も小さく入れるだけにしていた。しかし、余りにも反応がなくボーズが確実になった所で、気分転換のために少し違ったアクションを付けてみることにした。
そして、キャスト後パンパンとロッドを小さく・強くシャクった後ラインを張ったまゝテンションを掛けてフォールさせ、少しサビキ始めた所、ムズと重くなる反応が返って来た。
オッ、やっと来たか・・・!
それ程強くはないが、アオリイカのグイーングイーンの引きを楽しんで何とか可愛娘ちゃんをゲット。サイズは300gに少し足りない位だが、嬉しい嬉しい1杯だった。時刻は21:16。実釣を開始して丁度4時間後のことだった。
この頃にはかなり疲れも出て腰の痛みも強くなりかかっていたが、可愛娘ちゃんの顔を見た途端に何処かに吹き飛んで雲散霧消。この1杯に気を良くして、2杯目を狙ってキャストしていると突然ロッドを引っ手繰る様な強い反応があった。しかし、オ、オーッとビックリ合わせを入れたが、これは文字通りの空振り。しまった!!と思いつゝキャストし直すと又もやゴツン。だが、これも掛けることが出来ずに空振り。
次こそはと三度目の正直を目論んだが、残念ながら三度目はなく終わってしまった。
90番スポット付近はこの日唯一反応があったポイントなので後ろ髪を引かれる思いだったが、北風の吹き出しと共に身体が冷えて来たので、目ぼしいポイントをチェックしつゝ戻り、22:00頃、StopFishingとした。
それにしても、この日のゴミは凄かった。キャストの度にエギにヒラヒラと引っ掛かって来るのには閉口した。
風や潮の流れでこの様に吹き寄せられるのだろうが、このゴミの帯は凸部付近手前まで続いていた。しかし、凸部付近では比較的少なくなっており、海藻が繁茂する時期でもこの付近には余り海藻が生えていないことを考えると、この付近はやはり潮の動きがあるのかも知れない。
2025/10/10
2025年 Eging 釣行記
日 時:10月10日(金) 17:40~21:30
潮回り:中潮(↑↓) 180→188→110cm
場 所:MHR-KGN
海水温 : n.a.
釣 果:アオリイカ x 2
同行者:単独、(KRKZさん)
湾奥で新仔とは云えアオリイカが出るならMHR-KGNでも出る筈だと考えて、今から丁度1年前の10月11日に初めてMHR-KGNでのエギングを試してみた。すると、驚くことに9杯もの釣果を上げることが出来、以来、引き出しの一つにして来た。とは云え、満足な釣果があったのはその最初の時だけで、以降は前回の09月17日に2杯ゲットするまではボーズ続き。しかし、アオリイカの釣り場としてのMHR-KGNを諦めたくない。と云う訳で、夢よ、もう一度と今週の週末はMHR-KGNに行くことにしていた。
しかし、生憎の台風22号のため大荒れの天候の影響が残るとのことだったので、泣く泣く諦めていた。所が、八丈島や青ヶ島には甚大な被害をもたらせたものゝ、足早に通り過ぎて行ったので、週末の釣行はどうやら出来そうになった。そこで気になる風向きをチェックしてみると、南南東or南東の風で2m/sとのこと。横風となる東が入ってはいるが弱い風なので、何とかなるだろう。
17:30頃、現地に到着。
早速、道具を手に岸壁に出てみると、沢山のゴミが打ち上げられており、足許の海にもゴミの帯が出来ている。心配していた風は殆ど吹いておらず、満潮間際の海は、潮位が高くてテトラ帯の殆どが見えず、台風の影響が残っているのか少し波立っている様に見える。
そんな様子を見ながら、最近になく大勢入っているアングラーの背後を通って22番スポット付近に到達し、この日のエギング開始点として準備に取り掛かった。
この日のタックルはSephia XTUNE S806ML-Sのロッドに2.5号のエギの組み合わせで、17:40頃、キャスティングを開始。
そして、2投、3投していると、一人のアングラーに声を掛けられた。誰だろうと思いながら、残照の中に立っているその顔をよくよく見るとその声の主はKRKZさん。仕事の関係で金曜日の釣行はないと思っていたので、びっくりしたが訊いてみると遅い夏休みだとのこと。
時間的にはゴールデン・タイムに入ろうかと云う頃だったので、KRKZさんを促して24番スポット付近で準備に取り掛かって貰った。
小生は、26番スポット付近にタチウオ狙いの餌師が入っていたので、その先の30番スポット付近から緑のアイシャドウの可愛娘ちゃんを探すことにした。
秋イカは脚で探せと動画にあったので、今回は特にテンポの良い蟹の横這い釣法を心掛けたが、反応のないまゝへの字カーブ付近に到達。この付近は昨年の実績ポイントなので、ジックリと探ったが梨の礫。
アオリイカなので一回の釣行で1~2杯釣れれば御の字と云えるが、秋イカは数釣りが出来るチャンス。とは云え、秋イカを1杯釣るのに四苦八苦している動画もあるので、数釣りが出来るとは一概には云えないのだろう。しかし、反応が全くない時間帯が長く続くと、果たして、MHR-KGNをエギングの新しい釣り場であるとするのは間違えだったのではないかと、ついつい思ってしまう。そんな時は、真冬の極寒の中一睡もせずにアオリイカを追い掛けても釣果がなかったことがザラにあった昔を思い出す様にしているのだが、それでも何も反応が返って来ないのは辛い。
そうこうする内、東風が少し強くなって来たので、斜め左に向かってキャストしたり、エギを3.0号に替えたりと色々と試してみたが、一向に興味を示してくれない。
そこで、夕食のパンを齧りながら考えた。
これまでは根掛かりが怖いので、テトラ帯を避けながらやって来たが、敢えてテトラが入っている場所を選んでやってみよう。
正に虎穴に入らずんば虎子を得ず。
と云う訳で、かつてはメバリングで好んで入った59番スポット付近から63番スポット付近までを重点的にチェックすることにした。この付近は、沖のテトラ帯と岸壁の中間にもテトラが配置されていて、掛けたメバルに逃げ込まれて苦労した記憶がある。幸い、エギは半傘にしているので、テトラ帯を超えて沖にキャストしても、エギを沈めない限りはテトラ帯の餌食になることもないだろう。
しかし、エギがテトラにコツコツと当たる感触はあるが、肝心要の可愛娘ちゃんのお触りはないまゝ63番スポット付近にまで来た時、一時的に弱くなっていた風が右から左に吹き出して来た。そこで、59番スポット付近に向かって斜め左にキャストし、ただ巻きをしていると何やらジワーッと重たさが伝わって来た。あれ、ゴミでも掛かったかと思ったが、微かにエギを引っ張る様な感触がある。
抜き上げた獲物は、コロッケ・サイズのアオリイカの新仔。新仔と云えども本命のアオリイカなので、嬉しいことは嬉しいが、何とも微妙な所。この娘は余りにも可愛かったので、そのまゝノータッチで海に帰って貰った。
そして、同じ様に斜め左にキャストして、ただ巻きをしていると、又もやジワーッと重たくなった。
今度はアオリイカの反応であることを確信して、軽く合わせを入れてリールのハンドルを回すと、先程とは比べ物にならない位の強い引きがあり、ロッドが2度3度とお辞儀をする程。
そして、久し振りにアオリイカの独特な引きを楽しんで抜き上げたのは胴長17cmのこの時期としては良型と云っても良いサイズ。時刻は19:40頃で、実釣を開始して2時間も経過していた。
やっと可愛娘ちゃんの活性が上がって来た?と期待をして後続を狙ったが、可愛娘ちゃんの反応は後にも先にもこれっきり。
それでも何とか追加を目論んで粘ったが、腰の痛みも強くなって来たので、21:40頃、指4本サイズを含めて4~5匹の本命のタチウオをゲットしたKRKZさんと連れ立ってStopFishingとした。
今回は、63番スポット付近以遠までは足を伸ばさなかったが、昨年はこの先の凸部付近で2杯ゲットしている。今回何故足を伸ばさなかったのか、今となっては後悔する所だが、次回はもう少し歯切れのよい蟹の横這い釣法で凸部付近でもやって見ようと思う。
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