2019年釣行記(35) – MB
2019/05/30
日 時:05月30日(木) 18:30~22:40
潮回り:若潮(↓↑)
場 所:MHR-KGN
釣 果:メバル x 2、カサゴ x 1
同行者:単独
前回、前々回と緑のアイシャドウの可愛娘ちゃんに遊んで貰えず寂しい思いをさせられたので、今回は円らな瞳の可愛娘ちゃんに慰めて貰おうとMHR-KGNに行くことにした。しかし、最近はプラグに対する反応が余り良くない上、この日は20:30頃の干潮に向けて潮が下げており、ただでさえ水深がないMHR-KGNでのプラッギングは根掛かりリスクが高い。そこで前回のMHR-KGNでは、フック・サイズが小さ過ぎて出来なかったイモグラブ40を試すことにした。
17:30頃に自宅を出発し、現地到着は18:20頃。
予報では南風4mとのことだったが、岸壁ではそれ程強くもなく、寧ろ心地良い程。潮位はかなり低くなっており、海面から大きく姿を出したテトラ帯が点々と続いている。そのテトラ帯とテトラ帯の切れ目やテトラ帯より沖側には、海藻が夥しく海面を漂っている。プラッギングやジグ単では邪魔になって仕方がない海藻だが、今回は根掛かりリスクの低いイモグラブ40を中心にして海藻に絡んでいる可愛娘ちゃんを引っ張り出す積りなので、寧ろ大歓迎。
今回はへの字カーブの先からスタートすることにして、NSL-S702UL/BFにラインを通して18:30頃、キャスティングを開始。
しかし、どう云う訳か、ルアーが全く飛ばず目の前にポチャン。ラインとリーダーの結び目がガイドに当たって失速したのかと思い、キャストし直したが同じタイミングでポチャン。これは変だと原因を探ると、スプールから出ているラインの出所がおかしく、直そうとしたがとても無理そうな具合。
そこで予備のスプールに替えて、キャスティングを再開したその一投目のこと。コンと軽いショックを残してライン・ブレイク。バック・ラッシュを起こした訳でもなく、理由は判らないが、ラインに疵があったのかも知れない。どちらにしてもこのまゝ引き揚げる訳にも行かないので、システムを組み直して、キャスティングを続けた。
今回は、これまでとは違って、海面に浮かんでいる海藻の塊りを狙ったり、テトラ帯のギリギリを狙ったりしたが、反応がない。こうなって来ると、どうしてもプラグが気になり出し、海藻が余り浮いていないポイントでは、プラグに替えたりもしたが、全く気配がない。
60番スポット付近にまで来た時のこと。又々、軽いショックを残して、おろしたばかりのROBIN-45Sが、未だ明るさが残っている海に飛んで行ってしまった。ROBIN-45Sは量販店のポ〇ントに行った際に購入した600円の安いプラグなので、それ程惜しいとは思わなかったが、間を余り置かない内に2度もライン・ブレイクさせてしまったことの方がショック。システムを組み直すのも面倒臭い上、釣れそうな気配もないので、釣りを止めて帰ろうかと思ったが、気を取り直して、この日2度目のシステム組み直しを行った。
プラグを止めてイモグラブ40に替え、蟹の横這い釣法で可愛娘ちゃん達の居場所を探してキャスティングを続けていると、ポイントによってはコンとアタリが出て来る様になって来た。
漸く可愛娘ちゃんに動きが出て来た様だが、針掛かりさせられない。イモグラブ40の大きさはプラグと余り変わらず寧ろ小さ目なので、この点は問題ない筈。しかし、フック・サイズが・・・・・。今回は、昔、嵌っていたバス・フィッシング用のフックを持ち出したもので、番手は不明だが、動画を参考にイモグラブ40の大きさに合わせたのだが、これが可愛娘ちゃんの口には大き過ぎる様な印象。
プラグを丸呑みする程高活性ならば針掛かりさせられるだろうが、プラグの尻を突く程度のショート・バイトの場合は、針先が口に中には入らず、針掛かりには至らないことは、充分予想が出来ることで、この日は恐らくこの様な状況だったのだろう。
と云って、プラグには見向きもしない。ジグ単にすれば答えが出るかも知れないが、生憎、この日はジグ単の用意をして来ていない。
兎に角、コンタクトがなければ、何も始まらないので、イモグラブ40を投げ続けることにした。
これまでも何度もあったコンとハッキリと感じるアタリに、これまでと同じ様に反射的に合わせを入れた。これまでは空振りだったり、ブルブルと生命体の動きを感じても、直ぐに軽くなったりで獲る所まで行くことはなかった。しかし、この時はロッドを絞り込む生命体の反応が伝わって来て、漸くゲット出来た次第。
サイズは、アベレージの18cm位だが、初めてイモグラブ40で獲った嬉しい獲物。
写真を見ると、大きなフックの針先が上顎に掛かっているので、イモグラブ40を後ろから大きく吸い込んだのだろう。この点、ベリーにもフックのあるプラグと違って、針掛かりさせられる方向が一方向しかないので、針掛かりさせ難いのは道理。
それでも、アタリがあれば、掛けるチャンスはあるので、凸部の角からその先も含めて、アングラーの姿が見えない岸壁を動き回った。しかし、メバル、カサゴを各1匹追加した所で、気が付けば22:00を回っていた。
そこで、戻りながら探すことにして、70番スポット付近でイモグラブ40を泳がせているとコン。
珍しく合わせが決まって、やり取りを始めた所、根に潜られてしまって二進も三進も行かなくなってしまった。こんな時は、ラインを張らず緩めずの状態にして、魚が動き出すのを待つのが鉄則で、この時もそうしたのだが、案に相違して魚は張りついたまゝ。仕方がないので、少し強くラインを引っ張った所、パチンとライン・ブレイク。
流石に3度もシステムを組み直す気力は残っておらず、22:40頃、StopFishingとした。
所で、イモグラブ40を使ったメバリングだが、動画の管理人の方が云っている通り根掛かりの心配はなく、その点では何の心配もなくストレス・フリーだった。しかし、アタリがあっても針掛かりまで持ち込むことが難しく、この点が逆にストレスに感じ、結局プラス・マイナス・ゼロと云った所。
但し、活性が高い時に根掛かり対策として使う分には、根掛かりリスクがなくなる点から、充分に使える方法で、引き出しの一つにしようと思った。
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