2018年釣行記(88) – AJ
2018/12/29
日 時:12月29日(土)~30日(日) 14:00~04:30
潮回り:小潮(↑↓↑)
場 所:孤島
釣 果:アジ x 2、カサゴ x 3
同行者:YGW、AKT、INUE各氏
かなり前から2018年の納めの釣りを29日の土曜日に孤島で行うことになっていた。
所が、予報をチェックする度に、北寄りの風が4m、5m、6mと強く吹く予想に変わっており、参加するのは少し躊躇われるのもがあった。
どうしようか?
迷っていたが、当日の朝起きて外の様子を窺って見た所、北風は殆ど吹いておらず穏やかな師走の状況になっている。予報でも風が強くなるのは夕方からなので、午前中の時間帯は風がなくても不思議ではない。しかし、空は綺麗に晴れ渡っており、惚れた欲目かも知れないが、風が強くなる様子は感じられない。
もし、強風を理由に参加を見送ったのに、小生の感が当たって、風が強くならなければ、それこそしまったと云うことになってしまう。
これまでも予報に裏切られて臍を噛んだことが何度もあったではないか。
と云う訳で、釣り納めの会に参加することにして、14:00頃、YGWさんと連れ立って岸壁に到着。
岸壁では、東寄りの風が少し吹いているだけで、釣りには支障はない。先行者も黒鯛師の3~4人と少なく、アジンガーはYGWさんと小生の二人だけ。予報が予報だけに、皆さん敬遠しているのかも知れないが、寧ろ我々にとってはラッキーと云うべきだろう。
冬至が過ぎ、少し遅くなって来たとは云え、この時期の日没時刻は16:30頃で、まだまだ明るいため、アジングを始めるのは少々早い。
小生の予想に反して風が強くなった場合の対策としてTenryu改にはキャロ・システム、ジグ単用の8320#1Bには1gのJHをセットする等ゆっくりと支度を始めたが、気が付くとYGWさんは既にキャスティングを始めており、これには、思わず失笑。
この日、最初にロッドを曲げて呉れたのは、ロリ・カサゴ。
時刻は確認しなかったので定かではないが、まだまだ明るい時間帯で、裏側で何気なくキャストしたキャロ・システムにコンと反応があったもの。
ひょっとするとアジかも・・・と期待はしたが、残念ながら愛嬌たっぷりの顔をしたカサゴだった。
その後、アジからもカサゴからも音信はないまゝ時間が過ぎ、16:00頃、AKTさんが若者アジンガー3人と共に登場。そして、その1時間後の17:00頃になって、真打登場とばかりにINUEさんが姿を現し、岸壁には7人のアジンガーが並んで夜を徹してアジングをすることになった。
風は、予報通り16:00を過ぎた頃から、徐々に強くなり17:00頃にはキャロのウェイトを3.5gにしても、上手くコントロール出来ない程になって、先行き不安を思わせる状況になって来た。
そんな状況にも拘わらず、最も航路に近い場所に入ったINUEさんはキャスティングを初めて程なくして、サイズは今一つながらも本命のアジをゲット。最後に登場し、最初にゲットするのはINUEさんならではの芸当。しかも、強い横風の中、小生などはJHの重さが1.5gでも儘ならないのに、何と0.8gだとのこと。こんなことをあっさりとやってしまうINUEさんには、只々脱帽。
INUEさんが本命をゲットしたのと前後して、いつの間にか航路に向かてワインディングをしていたYGWさんが、タチウオをゲット。年も明けようかと云う時期なので、シーズンは終わったと思ってタチウオ用のタックルを持って来ていなかった小生と違って、少しの可能性であっても諦めずに力を出し惜しみしないのが、YGWさんのYGWさんたる所。
18:00を過ぎ、19:00を過ぎ・・・。
予報では6mの北風が、吹きっ晒しの岸壁では10mを超えているのではないかと思える程強くなり、釣りをする状況から程遠いものになって行く。そんな中でもAKTさんは、静かにキャスティングを続けていつの間にかアジを手にしている。
INUEさん、YGWさん、AKTさん夫々個性を発揮して悪条件の中でもきちんと結果を出している所は、流石としか云い様がない。対して小生は既に半分以上は諦めてボーズ已む無しの心境。これからの10時間を如何に過ごすかを考え始めていた。
20:00、21:00と時間の経過とともに強さを増して来た風を避けるために、建物の陰に入っても、右から左から風が回り込んで来るので、念のために持ち込んだベンチ・コートを着込んでも徐々に寒さが浸み込んで来る。少しでも風当たりを避けられそうな場所を求めて行ったり来たりで、とても釣りをする気持ちが湧いてこない。
それでも建物の陰はまだ良い方で、オープンで風が吹き抜けて行く場所では、グッと腰を落とさなければ身体が持って行かれそうになる位の強さ。
この頃になると、7人の全員がキャスティングをしている時間よりも、風当たりの弱い所で時間潰しの釣り談義をしている方が長くなってしまう状況。
小生がこの日初めてのアジの顔を拝めたのは、日付が変わった直後の24:15頃。
風が強いからと云って釣りをしないのも面白くない。と云って、釣ろうと集中しても、釣れる筈もない。
ただ、何となくキャスティングをして、ロッドを上下させていると、風とは違った違和感を感じたので、煽ってみたら釣れたと云う訳で、釣れちゃった感満載。
予報では、日付が変われば、風の強さは徐々に弱くなるとのことだったが、現場ではそれとは逆にビュービューと電線を鳴らす程益々強くなって、弱まる気配は一向に見せない。
4:30頃になって漸く収まり始めて来たが、時すでに遅しで、小生は諦めて早々に片付けに入っており、改めて釣りの準備をする気にもならず、強い北風に散々苛められて2018年最後の釣りを終わった。
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今年も、釣り仲間の皆さんには、色々とお世話になりました。
お陰様で、2018年の釣行回数は88回と、エイジ・シュートは云うに及ばず自己記録を更新する結果で終わりました。釣果の方は回数とは違って、相も変わらず取るに足りないものですが、釣りの楽しさを思う存分満喫することが出来ました。
これも皆さんのお陰だと心から感謝申し上げたいと思います。
本当に有難うございました。
それでは、良い新年をお迎え下さい。
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