2017年釣行記(47) – AJ
2017/07/21
日 時:7月21日(金)~22日(土)
潮回り:中潮(↓↑↓)
場 所:孤島’
釣 果:アジ x 38、カサゴ x 1
同行者:FKGW、SGMR、KKC、(KI、YSKW、KRHR)各氏
週の前半の孤島’釣行は雷雨のため、已む無く中止にしたので、濱アジングにすっかりのめり込んでいるFKGW女史は逸る気持ちを抑え切れずに16:00頃に行くとのこと。しかし、学校が夏休みに入ったこの時期は、夕方の16:00とは云え、まだまだ暑い日差しが残っているので、小生は少しでも体力の消費を抑えるため、1時間遅れの17:00頃を予定。
釣り場近くの駐車場で道具を車から降ろしている所にKKCさんが到着。そしてその後間もなくSGMRさん、KIさんが現れ、更に、両手に道具をぶら下げてKRHRさんも登場。姿は見えないが駐車場にはYSKWさんの車があるので、今晩は先週の金曜日と同じ様に7~8名のアジンガーで混み合いそう。
17:00少し前、既にアジ様を2匹ゲットしてニコニコ顔のFKGW女史の出迎えを受けて釣り場の岸壁に到着。
彼女は第一Vゾーンを挟んで奥に釣り座を構えていたので、小生はその向かい側、SGMRさんとKKCさんは第二Vゾーンに釣り座を決め、期せずして先週と同じ配列。そして、KHRHさんは第三出っ張り、KIさんは一人離れて第四Vゾーンに夫々釣り座を決めて、金曜の夜を徹しての濱アジングを開始することになった。
17:00とは云え、夕日がジリジリと暑いので、小生は物陰で殊更にゆっくりと支度をして時間を潰して、17:30頃からキャスティングを開始。
今回も持ち込んだロッドは8320#1BとSoare改の2本。
8320#1Bには1g、Soare改には0.8gのJHを組み合わせる積りだったが、岸壁の縁に立つと右から左の横風になる南東の風が結構強めに吹いているので、JHを少し重めの1.3gに変更。しかし、ラインが大きく吹けてJHが沈んで行かない。しかも潮の流れも右から左で、カウントし終わる頃には斜め左にまで流されてしまう状況。出来ればもう少し右に向かってキャスティングをしたいが、そうするとFKGW女史とお祭りになるので、それも無理。そこでJHを更に重い1.5gにする等したが、中々思い通りにJHの操作が出来ない。
その間にも、FKGW女史はポツリポツリとアジ様を掛け、隣りのSGMRさんやKKCさんも白く輝く魚体を抜き揚げているのに、小生独り蚊帳の外に置いて行かれた状況。
釣りは始まったばかりで、時間はタップリあると自らに云い聞かせ冷静を装ったが、内心では何とかしなくては、何とかしなくては・・・・と気持ちばかり焦ってしまい、その内、何をやっているのか判らなくなってしまう始末。
小生に最初に来たのは、時刻も定かではなく、どの様な状況であったかも思い出せないが、まだ明るい頃。20cmにも足りないサイズにガッカリした記憶がある。
そして、次から次にアジ様を掛けているFKGW女史の甲高いドラグ音に尻を引っ叩かれてもアタリを出せないまゝ時間が過ぎ、陽がすっかり落ちて暗くなっても、全くノーカンジ。
明るい内の1匹目以来アタリがない時間が続いていたので、気持ちはプツンと切れる寸前だったが、何とかもたせて、やっとの思いで掛けた1匹は20cm。
年寄り二人が食すには数は要らない。サイズが欲しいと今回は23cm以上をお持ち帰りサイズと決めていたので、そのまゝFKGW女史のバケツに投入。
この1匹で遅ればせながら濱アジング戦線参戦と気持ちを込めてキャスティングを続け、21:00を回った頃にツ抜け達成。20匹を超えたのは23:30頃と自分としては悪くないペースだと思ったが、FKGW女史は小生の1匹に対して2~3匹も釣り上げる程のハイペースを持続。
そんなFKGW女史にあやかりたいと、JHの重さやキャストする方向、棚の深さを替えて探ったが、小生にはアタリがあっても単発ばかりで、連続がない。
結局、この夜は日付が変わってから、一時、中弛みがあり、また夥しい数の水クラゲに邪魔をされた時間帯もあったが、一晩を通してポツリポツリと退屈しない程度にアタリが続き、終わって見れば前回とほぼ同じ38匹の釣果。
これはこれで、満足すべき結果だが、以前の様に豆はいなくなったとは云え、釣れて来るのは何れも20cm内外ばかりでサイズがもう一つ足りない。
更に、SGMRさんやKIさんは別格としても、KKCさんの76匹、FKGW女史の70匹近い数に比べると、数の面でも大いに見劣りがする結果で不満の残る所。
しかし、古希も過ぎて残り少ない釣り人生故、若い皆さんと張り合おうとはせず、自分のペースで釣りを楽しめば良い。
いつもそう思って釣り場に向かうのだが、直ぐ隣りで好調にロッドを曲げられると、気が付けばいつの間にか何とか追い付きたい。追い越したいとなってしまう。そうなると全てのアクションの一つ一つが早くなり、ジックリとした釣りが出来ずにいつの間にか自分のペースを失って・・・の悪循環に陥ってしまうのが常。
年齢相応に余裕のある釣りをしなければ・・・・と自戒しながら帰路に着いたが、果たして次回は達観した釣りが出来るだろうか?
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